台北のたび　2019年3月（３）猫空、指南宮、龍山寺、新純香、青葉

2019/02/19 - 2019/02/22

台北のたび　2019年3月（３）

３日目は、猫空ロープウエイで猫空まで登り、まったりと？お茶し、またカラフルな指南宮を見学します。
その後市内の龍山寺を見学、開運の旅を続けました。
久しぶりの新純香で、茶葉や茶菓を購入、久しぶりの青葉で、懐かしい台湾料理を食しました。
４日目は、帰国の途につきます。

台湾は、日本人に優しい観光地だと痛感。また来たいものです。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日は、松江南京駅から出発。

MRT移動が中心です。

南京復興駅でＭＲＴ文湖線に乗り換え、終点は動物園前。

猫空ロープウエイ。

動物園駅から、ゴンドラで登ります。

お目当てが、この赤いゴンドラ、クリスタル・カーです。

なにが特別かというと・・・

足元がクリスタル？で透けて見えます。

数台におきに来るため、クリスタル・カー用の列が別にありました。

終点の猫空駅まで、途中３駅と、方向転換のステーションを２か所経由で、約25分の空旅です。

ゴンドラが、途中から方向を変えるのには、ちょっとびっくり。

ゴンドラ猫空（まおこん）駅。

頂上に到着。

ここは、茶畑や眺めの良い茶藝館で有名です。
本日は、お茶を飲んで、まったり景色を眺める予定。
さてうまくいくかな？

このバスで巡回。

悠遊カードでゴンドラに乗ってくれば、無料になり、得した気分。

バスは出発。
でも降りる停留所がわからず。
・・・
色々あって、猫空駅の一つ手前の駅でおりました。

猫もまったり。

しばらくそぞろ歩きです。

小木屋茶坊。

あたりをつけてここに入りました。

さすが漢字の国。

なんとなくお茶の種類がわかります。
ちょっと高めなのは、観光値段か。

左から、金萱茶、普洱茶、烏龍茶。

なるほど、こんな入れ方もありだ、紅茶もお茶だよね。
ちょっと納得。

金萱茶の木。

確かに木です。

樟樹歩道。

土地勘の鋭いMさんについてゆきます。

日本統治時代から、輸出用の樟脳のために、楠（樟木）の植林が行われていたようです。

水牛の池。

水牛はどこに・・

池の彼方にいました。

昔は、畑仕事に使っていたのでしょう。

ススキと青葉が並存している、いかにも草深い田舎の風情。

まったりできました。

猫空駅から一つ降った、指南宮駅でおります。

これは、おみくじを枝にくくりつけたのと同じ様子。
台湾のおみくじおは、チェック欄にマークをつけます。

指南宮。

約120年の歴史のある台湾道教の総本山。

仏教、儒教も含めて、3つの宗教が1つの廟の中にあります。
このあたりの雑多さは、アジア特有。

正面は、残念ながら工事中でした。

この極彩色のカラフルさ。

三清。

道教の最高神格のこと。

「太元」を神格化した最高神元始天尊と、「道」を神格化した霊宝天尊（太上道君）、老子を神格化した道徳天尊（太上老君）の三柱。とはウイキペディアより。

確かに三清が鎮座しておりました。

指南宮の遠景。

工事中がおしい。

これは、2009年に訪れた指南宮の写真。

工事が終わると、こんな風に綺麗になるのでしょうね。

彼方に台北を望んで。

しばし景観を楽しみました。

同じお寺のようですが、もう下界に降りてきました。

龍山寺。

創建約270年の台北で最も歴史のあるお寺。

指南宮に続いて、お寺巡りの開運シリーズです。

ご本尊は、観世音菩薩。

もちろん、道教や儒教など様々な宗教と習合しています。

指南宮と同じく、その雑多さが売りです。

孔子や、関帝、媽祖さまなども祀られています。

中華街で必ずおめにかかりますね。

関帝とは、三国志でおなじみの関羽のこと。
彼は豪傑と知られていますが、そろばんが得意だったため、商売の神様でもあるそうです。

ちょっと意外。

春節でみるようなランタン。

夜は綺麗でしょうね。

新純香。

良質の茶葉や茶菓を扱います。
昔は日本の駐在員の御用達のお店でした。

店舗をリフォームしたよ、との葉書を受け取り、再訪します。

ほぼ10年ぶりでしょうか。

いく種類かのお茶を試飲させてもらいます。

茶菓もそのほとんどの種類を試食します。

息子の依頼の竹墨と、定番の鳳梨酥（パイナップルケーキ）を親戚や子供達分購入しました。

やっぱり美味しい。

途中で店のオーナーも出てきて、昔きたことあるよ、で盛り上がります。

よく見ると試飲させてくれた人も以前いた店員さん。

・・みなさんもう少し若かったけれど。
試飲のお茶をおまけにもらいました。

青葉。

台湾料理の老舗。

新純香のすぐ近くにあります。

台湾料理でおなじみの、切り干し大根入り卵焼き。

素朴で、懐かしい。

台湾風豚の角煮。

ほとんどが脂身で、とろっと溶けるよう。

干ホタテともやし炒め。

海鮮の旨味ともやしの淡白さがうまくマッチ。
初物だけどこれも美味しい。

昨日のダックのせいか、量は少なくても種類が多くどれも美味しくいただきました。

台湾料理は、日本人の口に合うようです。

この後、ホテルの戻り、明日の帰国準備をしました。

三人おじさんの旅はここでおしまい。

翌朝は帰国します。

台北駅までは全員で、その後東京組二人は、桃園国際空港第２ターミナルまで。

空港検査でトラブル続出の後、やっとエバー航空のラウンジでほっと一休み。

家内のオススメの、ツボに入った焼き芋。

朝食がわりに食します。

そのままでもねっとり甘く、蜂蜜をつけると、また乙な味でした。

その後
・・・成田への帰還です。

台北で役に立ったもの。その１。

悠遊カード。

Suicaと同じ機能です。MRTやバス、猫空ゴンドラにも使えました。
また電子マネー機能もあり、コンビニはもちろん、三越でも使用できました。

デポジットとして100元はかかりますが、切符代20％が割引なので、500元がめどです。

いちいちMRTの料金を調べる必要がなく、重宝しました。

台北で役に立ったもの。その２。

スマホのGooglemap。

街歩きや猫空のような山でも、自分の場所と行き先を確認できました。これは本当に便利。

もちろん、simを購入する等が必要です。

今回のおみやげ。

もう２軒ほどは発送したため、少なくなりましたが、実は大量買しました。

今回のおみやげ。その１。

李亭香の平安亀。
ピーナツとごまの味がシンプルだけれど美味しい。

新純香の鳳梨酥。
しっかりした味です。

新純香のお茶。

梨山高山茶。
その他、土産用に梨山金萱茶、阿里山金萱茶、凍頂烏龍茶など。

今は、ひさしぶりの中国茶を楽しんでおります。

今回のおみやげ。その３。

清畫院 畫十二月月令図十二月。

故宮博物院のショップで見つけて、思わず一目惚れ。

額付きのため、Hさんの助けで機内持ち込みに、また機内CAさんも気を使い、無事に日本に到着。

持ち帰った故宮の書画は、もうリビングに溶け込んでおります。

お疲れ様でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ciao66さん 2019/04/01 07:33:39

  猫もまったり、チェック欄にマークのおふだ、きっちり修復で感心

  　猫もまったり、人間もまったりの猫空でしたが、「小木屋茶坊」では景色を見ながら、お茶の飲み比べができたし、なかなか良い所でしたね。
  
  　次の指南宮で見た、チェック欄にマークの台湾のおみくじは、そのうち日本でも登場するかもしれませんね！今の若者にはこちらのほうがピッタリでは？
  
  　観光地で建物のはげた塗装などを見ると幻滅するのものですが、台北のお寺はきっちり修復されていて、台湾の現在の文化水準が高いことがよくわかりました。
  
  　食べ物もお陰様で美味しいものを味わえましたし、
  お茶もいいものを買えました。トムソーヤ様に感謝です。
  
  土地勘に鋭いといわれるが、時々は間違える、Mから・・・

  トムソーヤさん からの返信 2019/04/01 18:01:27

  Re: 猫もまったり、チェック欄にマークのおふだ、きっちり修復で感心

  猫空はもう一度行ってもいいかなと思います。ゆっくりと歩いて、茶館でまったりと景色を見ながらお茶するのもよいかも。
  指南宮の外見は残念でしたが、定期的に修理しているようで逆に好感が持てました。
  食事処やお茶屋は、自分の好みで選んだので、大丈夫かと思いましたが、喜んでいただけてよかったです。
  今度はご家族で台湾にお出かけください。