香港B級グルメC級ホテル

2019/03/15 - 2019/03/17

香港は尖沙咀の最低ランクの安宿に泊まり、B級グルメに走る。香港に来るとだいたいバックパッカー御用達のチョンキンマンションの安宿に泊まるのだが、今回は隣りのミラドーマンションの最低ランクの安宿を予約した。おそらくシングルルームとしては、香港でも屈指の狭さだろう。ホテルのフロントもない。しかし、それでもさすがに香港、いちおうシャワーのお湯は出るし、テレビとエアコンもある。料金はシングルで２０００円くらい。ドミトリーならもっと安いところはあるが、たぶんシングルとしては最安。旅のひとつの目的は、前回行きそこなった功夫點心に行くこと。

エリア 香港(香港)

今回宿泊したミラドーマンションの５Fにあるセンスインのシングル。広さはシャワールームを含めて畳２畳ほど。ごらんのようにベッドがきっちりと部屋にはめこまれていて余分な隙間はない。もちろん窓もない。

こちらがトイレとシャワールーム。ルームといえるだけのスペースはない。しかし、いちおうお湯は出る。ベッドとシャワールームのあいだには、半畳ほどのスペースがあるだけ。

センスインの通路。これも狭い。人が一人通れるくらい。

ホテルライセンスのカードが部屋のドアには掲示されている。さすがにこのカードの掲示のない宿に泊まることはお勧めしない。ちなみにセンスインのような宿にはフロントというものがないことが多い。今回EXPEDIAで予約したさい、指定されたホテルの場所はミラドー８FのA3となっていて、指定のフロアのドアには連絡先の電話番号が書いてあるので、ドアフォンでその番号にかけて「アイ、ライク、チェックイン」というようなことを伝えると、係りの人がやってきて、泊まるべき部屋へ案内する、というシステム。実際に泊まった部屋は５Fだった。

ミラドーマンションはチョンキンとちがって、中央部が吹き抜けになっている。宿の数はチョンキンにくらべると少ないが、そのぶん静かです。

ミラドーの２Fにあるインド系の女性向け洋品店。

なぜかミラドーの２Fに有名クッキー店があり、いつも女の子たちが列をなしている。なぜこんなところにこんな店があるのか、香港七不思議のひとつだ。

前回行き損ねた功夫點心。尖沙咀の中港城にある。支店も多い。

店内は意外に広々として高級感がある。

まずお茶を注文。いつものプーアル茶。

メニュー。分かるようで分からない。

エビ入りチョウフン。ぷりぷりおいしい。

メニューのトップを飾る海鮮餃子。文句なくおいしいです。もう一品中華煎餅みたいなものを注文したが、これはぱっとしなかった。しめて１００HKD。１２００円くらい。

有名なチョンキンマンション。

チョンキンのグランドフロアの奥のほうへ行くとインド料理ややイスラム料理屋が並んでいて、安上がりの食事ができる。写真はチキンブリヤニ（インド式チャーハン）４００円くらい。

朝食はだいたい尖沙咀のアイスクエアの裏手の路地にある阿四レストランでモーニングセットで麺を食べることが多い。なぜかパン付。

阿四レストランはいつも繁盛している。

阿四レストラン

同じ並びにあるマカオレストランはけっこう有名。

マカオレストランのいちばんのお勧めはエッグタルト。一個１０HKD。すばらしくおいしい。