ベテルスまでの道のり

2019/02/25 - 2019/03/08

湯の町「別府」から大分空港へ・・・大分からベテルスに着くまでの飛行機の離着陸です。またベテルスの風景をご覧ください。またフェアバンクス⇔ベテルスの飛行機。オーロラの撮影方法など紹介させていただきます。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず大分から成田までのフライトです。
大分⇒成田⇒シアトル⇒フェアバンクス⇒ベテルス
途中ピンボケあり・・・
さて、フェアバンクスに行くには、いろいろなルートがありますが、ここでは成田からシアトルという設定でです。シアトルに着くとまず入国審査ですね・・・
今回結構いろいろ聞かれましたので紹介します。
1.アメリカに来た目的は?　　観光です。　　
2.どこに泊まりますか?　　　〇〇〇ホテル、市、州
3.滞在期間は?　　　　　　　〇〇日　もしくは　〇〇泊
4.あなたの職業は?　　　　　無職です。又は会社員です。
5.ツアーですか?　　　　　　私一人です。又はツアーです。
6.帰りのチケットは?　　　　Eチケットを見せます。
7.食べ物は持ってますか?　　珍しく入管で聞かれたので、キャンディーを持ってます。と答えたら、肉とか植物などなどだよって。もちろんNO!!
一人の若い日本人が滞在時間の質問に3泊5日と答えて、「4泊目はどこに泊まるのか?」って結構突っ込まれてましたので、簡潔に・・・
すんなりスタンプ貰って、次に税関です。今回は珍しく成田でシアトル⇒フェアバンクスのチケットを発券してくれたので(実はデルタ航空とアラスカ航空の提携がなくなりなかなか発券して貰えないのですが)　乗り継ぎの方に向かいベルトコンベアーがあるところに係員がいますので、タグを見せてフェアバンクスとハッキリ言えば、「ここだよ!!」って言われますので、ドロップします。
あとは、セキュリティーを通り入国です。ラウンジに行かれる方は時間までラウンジで過ごすと良いでしょう。
ただし、シアトルでは次の出発ゲートがころころ変わりますので、要注意・・・
掲示板で時々チェックして下さい。
時差もありますので、時計や携帯の時間調整を。
https://www.youtube.com/watch?v=fL_PpwmNrYI

2019年3月時点でフェアバンクス⇔ベテルス間は、ライトエアーとベテルス専用機しかありません。ライトエアーの場合は荷物40ポンドまで、それ以上は追加料金が発生します。ライトエアーのHP　http://www.wrightairservice.com/　に料金表とフライト時間が見れます。
ベテルス専用機は重量、気にしなくて良いです。

機中です。

帰りのベテルス専用機の機中です。

ベテルスの滑走路です。この滑走路はDC6でも離発着出来ますので結構長いです。

メインロッジ　このロッジは夏の間に使われますが、希望すればオーロラロッジに宿泊出来ます。
9月に行った時はいつものオーロラロッジの12号室を予約しました。ここメインロッジの前からでも撮影可能です。

冬のオーロラロッジ。

9月のオーロラロッジ。

冬のメインロッジからオーロラロッジへ行く裏通路。

9月のメインロッジからオーロラロッジに行く裏通路。

ベテルスの360度です。
ご覧のように、遮るものがないのでロッジから歩いて2分程の場所で、ゆっくり朝まで撮影が出来ます。また椅子もありますので楽です。(2019年3月現在)
https://www.youtube.com/watch?v=slHWMr7dBPs

カメラ2台にタイムラプスを任せて私寝てるんです。動画用24mmは首からさげて防寒具の中に入れてます。

カメラ撮影ですが、外は非常に気温が低いために、長時間外にいると　カメラ・三脚がご覧の通りにやや凍ってますので、無理に戻そうとせずにそのまま室内に入れて下さい。カメラは外でジップロックや衣類圧縮袋又はドライバックにいれて、室内に入って下さい。その日もう一度出すときは外であけて使用するようにして下さい。もちろんレリーズも伸ばそうとせずに固まったまま室内へ・・・
カメラはかなり冷たくなってますので、3,4時間程室内で温めてから出すようにして下さい。

カメラの設定ですが、カメラ・レンズともマニュアルに、フォーカスは星に合わせてピントリングをテープなどで固定して下さい。
なおピントは日本に居る時に合わせて下さい。星がキラキラしてない時に。現地ではテープが凍って外ではくっつきません。
左の設定は　レンズ14mm F2.8 ISO1600 SS 2秒です。満月で月の明かりが強いためです。
月夜のメリットは空がスカイブルーになり風景が昼間のように撮れるところ
デメリットは弱いオーロラだと消えてしまいます。余程レベルの高いオーロラが出ないと・・・
月がない場合のメリットはどんなに小さなオーロラでも見える。
デメリットはないと思います。

今年は月がないために、レンズ14mm F2.8 ISO4000 SS 2秒です。
私は　長時間露光のノイズ低減　OFF
高感度撮影時のノイズ低減　　　OFF にしてます。ONにすればシャッタースピード=ウェイティングタイム　となりここぞというオーロラがいきなり出た場合焦りますので。

ロッジの左側にあるサーチライトは気にしないで良いです。
この写真の設定は　レンズ14mm F3.5 ISO 2500 SS 6秒で撮りました。

この写真は　レンズ24mm F1.4をF2.8に ISO 2000 SS 4秒で撮りました。

この写真はオーロラがいきなり強くなってハレーションが出てます。ですので、設定はオーロラの光の強さによってころころ変わりますので、こまめな設定をして下さい。
問題はバッテリーです。私の知っているかぎりでは、短い人で30分しか持たなかったそうで、充電が忙しそうでした。ただし冷たくなったバッテリーは充電しませんので、ポケットにホッカイロを入れその中にバッテリーを入れとくと、いいでしょう。私の使っているバッテリーは　CanonのLP-E6なので、夜9時から朝の4時頃まで過酷な気温のなかでも十分持ちますが、残り40%くらいでポケットに入れてた温まったバッテリーと交換します。今まで一晩で2本まるまる使った事は一度もありません。

次の2枚の写真の場所もベストな撮影ポイントです。レベルが高い時、最初は北方向の(オーパル)低位置からだんだん真上そして南へと降りてきます。そして何本ものラインが出てカメラをどこに向けていいのやらと忙しくなります。そうなると寒さなど忘れて見入ってます。

ここはオーロラロッジからゆっくり歩いて5分程の場所です。ここは一番気に入っているポイントなんです。

オーロラロッジのすぐ前の道、ここも十分です。

この写真は午後8時から出たオーロラです。
15mmFI F2.8 SS 2秒
ベテルスでは早い時間から出ますので、早めの用意を・・・ここは8時頃天気が悪くても夜中に突然晴れてオーロラが踊り始めますので、十分期待が持てる場所です。
行かれる方は、昼夜逆転しますけど楽しい所です。
そのうちに家庭用ビデオカメラでも撮れる日が来ると思います。
「ベテルス　オーロラロッジ」そしてこのブログも20019年3月現在のもで、行かれる方は事前に確認を取って下さい。

ブレークアップの瞬間!!

ロッジのすぐ前で撮りました。

私の好きなポイントからの1ショット!!

空いっぱいに広がったオーロラ!!

この旅行記へのコメント （2）

• くっさんさん 2019/03/23 18:28:37

  素晴らしいのひとことです

  ジュンくんさんへ
  ・撮影されたオーロラに唸りました。綺麗ですね。こんなに綺麗に撮影される技術は相当なものだと思います。これだけ美しく撮影されたら寒さなんか気にならないでしょうね、素人の私には到底無理です。これからも撮り続けてください。くっさんさんより

  ジュンくんさん からの返信 2019/03/23 19:37:22

  Re: 素晴らしいのひとことです

  ありがとうございます。そしてフォトにも「いいね」頂き感謝してます。私も素人ですけど、8年間ベテルスに通って写真の撮り方、ISO SS レンズの設定などなどやっとわかりかけてきたところです。寒さはオーロラが出ている最中は完全に忘れてます。( ^)o(^ )　くっきいさんも素晴らしい写真ありがとうございます。私は設定だけであとはカメラ任せです(>_<)。