2019/02/19 - 2019/02/22
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TAKAさん
偏屈アラフォー独身男と70才のヨボヨボばあさん(オフクロ)とのミスマッチな沖縄旅行
二日目です。
シーズンオフのLCC+格安ホテル+格安レンタカー+ヤフオクで仕入れたJTBクーポン(笑)
の完全格安型個人旅行です。
3泊4日旅です。
ざっくりと2日目は沖縄本島中部、
3日目は沖縄本島南部
をレンタカーを借りてめぐる旅です。
正直、運転はあんまり自信が無いので、レンタカーをしかも見知らぬ土地で運転するというのは不安要素でありました。
レンタカーはトラベルコちゃんサイトで調べて、
免責補償が付いて一番安いところ。ABCレンタカーさんで借りました。。
2日丸々かりて、免責ついて2千9百円は本土基準で考えると安すぎです(@_@)
最初の口コミでは、借りるまで待たされるだとか、ボロイ車をよこされた。
だとか、典型的な安かろう悪かろうの書き込みが多かったですが、そんなことは全然ございませんでした!
おそらく、GWやお盆だったら、どこのレンタカー屋も混雑するでしょうし、
車も綺麗でピカピカのコンパクトカーノート、しかも僕が好きなブルーをこさえてもらって、
予想外の展開です。
さっそく乗車して運転席周りのスイッチを確認して、いざ発進
那覇市内という事でかなり緊張しました。最初はたどたどでしたが、
とはいえ、翌日の運転は随分順応してきて、逆に首都圏よりかなり走りやすい道が多くて、道幅広く満足でした。
運転していて思ったのは、沖縄県の人はスピードが非常にゆっくりだという事。
大体、制限速度~制限速度マイナス5kmくらいの速度で流れています。
首都圏だと制限速度+10km以上で走れという謎の暗黙のルールが存在していますが、
沖縄のこういうゆったりした生活風景に、マイペースな私はすっかり気に入ってしまいました。
以前、さんま御殿というTV番組で沖縄特集で、ガレッジのゴリが、道をオバアが横断しても悠長にドライバーは待ってあげると語っていましたが、こういう部分も沖縄の道路事情の緩やかさを感じます。
昨年は台湾旅行で台北滞在しましたが、この時も通勤時間にも関わらず人々の歩く速度がゆったりしていたのを覚えています。
首都圏の人は、みんなセカセカ生き急ぎすぎていると痛感します。
話は戻り
オフクロはヨボヨボなので、ホテルの部屋で待ってもらい、自分がとりあえずゆいレール使ってレンタカー屋まで借りに行って、その後、オフクロをピックアップするという流れです。
そこから、国道58号でひたすら那覇市から北上です。
お天気は残念なことに今日はほとんど曇りでしたが、午前は時折晴れ間もさしていました。
午後はスコールのような周期的な強雨に見舞われ、如何にも沖縄的天候でした。
この国道は中央分離帯に椰子の木が植えられ、如何にも南国的。
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こちらは渡具知ビーチと呼ばれる場所。
最初計画した時は、そのまま残波岬まで真っ直ぐ北上しようと考えていましたが。
地図で調べたら残波岬の南数キロほどのところにビーチがある事を知り。
沖縄と言えば、綺麗なビーチを見ずに帰る訳にはいかぬ。
という事で、ちょうど通過点ですし、途中下車することにしました。
駐車場はこのビーチから100m程奥にあるのですが、車を停めてその方向を見た時、水色、青色、濃青とグラデーションカラーの海が遠目から解り、これが沖縄の海なんだ!と胸が高鳴ってきました。
これに近い海はかつて、ネモフィラとコキアが有名な茨城県ひたちなか海浜公園の裏手の閑散とした小高い丘から眺めた海と、千葉県南房総勝浦の八幡岬公園から眼下に眺めた海も、かなり綺麗で感動しましたが、グラデーション指数でいればやはり沖縄のビーチは段違いです。
で、波打ちぎわに降り、浜を見ると、本土で見られるような砂浜じゃない事にまず驚きました。凝視すると、海岸に堆積しているものが、全て貝殻や珊瑚礁の「化石物」で埋め尽くされているじゃありませんか。
本土の「砂」が一切ない事に驚き、波打ちぎわを歩くと、化石物がこすれるジャリジャリ音がする。
自分はてっきり本土にある「砂浜」だと考えていたので、この事実にまず驚きました。
それで、気が付けばオフクロと共にしゃがみこんで、珊瑚礁の化石や貝殻探しに没頭。ただし、LCCで搭乗してきたので、大きい珊瑚礁だと重量がかさんで、割増料金取られるので、小さな珊瑚礁のかけらと貝殻を記念に持ち帰りました。
余談なのですが、
帰宅した後、沖縄の海はどうしてこんなに透明度が高く、グラデーション色なのか?と疑問を抱き、ネットで色々調べてみたのですが、どうやらこの「化石物」が鍵なのだそうで。。
本土の砂浜は黒系に対して、沖縄の化石堆積物は白色が中心なので、海底にある白い堆積物が相対的に海水の透明度を高く見せるカラクリがあるようで、私も実体験して「なるほどな!」と唸ってしまったわけなのです。
そして、本土は大河川があるので上流から堆積した砂が海岸に堆積するのに対し、沖縄は大河川がなく、標高が高い山がないので砂が押し流される事がなく、それを補う形で、海の沖から化石堆積物が流されて堆積するという事実も知りました。
確かに、今回沖縄をドライブして、高い山がないんだな。。というのが印象に残りました。
つまり、扇状地が形成されている本土の海岸線より、沖縄の海岸は長い年月をかけて形成されたのだ。と思い至り、今、辺野古問題で揺れていますが、複雑な心境にもなりました。最近ローラさんが沖縄の海について、言及して、芸能人が政治問題に顔を挟むな!と物議を醸しましたが、私も実際こうやって沖縄の海を眺め、沖縄の海岸は本土の海岸と形成過程も異なり、長い歳月を以て形成された背景を体感すると、政治的な部分は別として、彼女が沖縄の海の美しさについて、そしてそれを「護りたい」と言及するのは、軽率な部分もあったやもしれませんが、理解を示せるところもありました。これは、沖縄の生の海を実際に見てみると解ることです。
実際旅行すると、地質についても色々勉強になるところもあります。 -
渡具知ビーチ沖合では、このような珍しい形の巨岩を発見しました。
ハート型といえるでしょうか。
今回の沖縄旅行では知念岬など海岸の至る所で、このような不思議な形の岩を見つけられました。
私が住む関東ではこのような不思議な岩はほとんど見られません。
帰宅した後、この不思議な岩が気になり、ネットで色々調べましたが、どうやらこれは沖縄特有の石灰岩が波の浸食を受けてこのような形になったそうです。
上に記したように沖縄は大河川が少ないので、海の沖合から生物の化石が堆積されて形成されるので、そういう部分が点と線となって繋がるんでしょうね。不思議な現象も色々掘り起こしていくと腑に落ちて、興味深いです。翌日はおきなわパークの鍾乳洞を見ましたが、やはりこちらも石灰岩ですので。 -
このビートのすぐ近くには、少し小高い丘があって、適度に見晴らしがよく、おふくろの体力回復も兼ねて、30分ほどベンチで小休止。
次の場所で、あたりをつけていた、地元の人で有名なバイキングを食べるために空腹にさせる意図もありましたが
しかし、写真のようにお天気が今一つだったのが残念です。
それでも、このような曇天でも海のグラデーションを感じる事ができるのは、流石沖縄の海と感じました。 -
正直に言えば、
杉山清貴&オメガトライブのレコードジャケットのような海を期待しておりましたが(笑)
沖縄旅行する前は、チューブやオメガトライブの曲をネットで聴いて、テンションを高めていましたが、旅は中々理想通りにいかないもんです。
沖縄は特に天候で魅力が大きく左右されますから。 -
しかし、御覧のように天候が悪くても、海の透明度は流石ですね。
遠浅で水深が浅いからなおさら綺麗に澄んで見えます。
川の水では、
水清ければ魚棲まず
などというたとえもありますが、
海洋でも、黒潮などのどす黒い海水だとプランクトン豊富で良い漁場とよくいわれますが、沖縄の海も、貧栄養水っぽくもみえますが、珊瑚のおかげで、魚も多いのでしょうか
このあと、残波岬に行きました。
残波岬は沖縄の名所の一つだと思いますが、
個人的には渡具知ビーチの方が、隠れ家的なスポットで気に入りました。
意外と知名度が低い素朴な場所の方が気に行ったりするのも、旅行ではよくあることです。 -
残波岬がアジア系、特に韓国語や中国語(台湾語?)がよく聞こえてきました。
おそらくバスツアーかなんかのパックツアーでしょうね。
さすがに、外国でレンタカーは難易度高いですし、ここまで路線バスを使うのも外国人は骨折れるでしょう。
その後、少し南に車を走らせ、むら咲きむら。というテーマパーク隣接している
レストラン泰期
というバイキングレストランに行きました。
ここは、観光客というよりは、ほとんどが沖縄県民向けのバイキングらしいです。
実際、レジで次回使える時の割引券をもらいましたが、期限が3か月くらいで、2000kmくらい離れた自宅からやってきたのに、流石に使えないだろう( ;∀;)と思いましたが、こういう券を渡すのだから、やはり地元の方向けのバイキングなのでしょう。
実際、臨席している人達からは沖縄弁のイントネーションばかりが聞こえてきました。
値段は1050円とリーズナブル。割引券使えば800円くらいです。
内容は、テビチ、沖縄そば、天ぷらなど素朴な料理が沢山。タコライスは自分で盛り付けて食べるタイプ。個人的には、満足しました。残波岬ありまでドライブする方は、ここでお食事もありかと思います。
自分は、こういう隠れたコスパの良いスポットを探し出すのが、苦でないどころか、楽しめるタイプなので、同行したおふくろにも、喜ばれる事が多々あります。
そのあと、車で30kmくらい東に走り、海中道路に向かいました。
この写真は、海中道路にある道の駅から、海中道路を撮影した写真です。
やはり、雲がどんよりしていて残念な事に。。(ノД`)・゜・。 -
チューブのアルバムジャケットにあるような
こういう風景を期待していたんですけどね('ω')ノ -
これが、ベストな天候の時の海中道路写真です。(引用)
景色に落差ありすぎ&雨男にも程がある(ノД`)・゜・。 -
天候は残酷です。
が、これはこれで、幻想的に見えてありかも?
。。。。
と、昨年台湾旅行で淡水訪れた時もこんな感じで、慰めていたような((+_+)) -
ウムムム。。。
OKINAWAの魅力が半減(ノД`)・゜・。
その後は、せっかく海中道路まで来たのだから、ということで
更に10kmほど奥の島まで車を走らせ
塩の製造工場がある場所の近くにある
果報バンタ
と呼ばれる景勝地に行きました。
バンタとは、琉球語で「崖」を意味するらしいです。
そんなに有名なスポットではないらしいですが、ネットで事前に色々調べ上げて、
この場所に行く事にしました。
結果ですが、素晴らしい景色でした。
なぜか、この時は車にカメラを置いてきてしまったので、写真はありませんが、小一時間ボーっと眺めていられるほど素晴らしい絶景でした。
こちらは、一見の価値ありと思います。果報バンタ 自然・景勝地
-
その後は、帰路に着く途中の勝連グスク(城)に向かいました。
独特の石垣は、日本の城の石垣とは、一味もふた味も違います。
どことなく中世の西欧風な風景です。
宮崎駿の天空の城ラピュタ(映画館で見に行きました)を
想わせる風景です。 -
更にラピュタ感を決定的にさせたのは、
グスク手前に植えられていた、大きな大木(写真右側)
これは、正にラピュタで巨神兵が御供えをしていた大木と合致します。
ちなみに、左下にいるヨボヨボな老婆が、私のおふくろです( 一一) -
おふくろは、大木を前にして、やたら感慨深くなっているようです。。
歳重ねると、自然の偉大さに何か想いを馳せる事があるのでしょうね。。 -
自分の中で、
ラピュタ=勝連城
という、妄想から確信に変わってきました(謎) -
おふくろは、もはやヨボヨボなので、グスクを登る体力が無いので、下で待ってもうという非情の選択をしてもらった上で、
私だけ、ラピュタの妄想をしながら、ハイテンションで登らせてもらいました。 -
こちらが、勝連城からの風景。
帰路は、せっかくだからということで、
経験てことで、沖縄自動車道を使ってみましたが、
なんだか、とてつもない渋滞で裏目に、
途中でPAによって、ちんすこうアイスという100円のカップアイスを食べてみました。アイスにまんまちんすこうのかけらが混ざってました。
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