2017/04/09 - 2017/04/12
1456位(同エリア1938件中)
爺一人旅さん
クイニョンから路線バスで5時間、いよいよ古都ホイアンの駐車場に着く。路線バスの駐車場は、ホテルから3kmくらい離れていたが、道は単純なので歩くことにしました。たどり着いたホテルの住所に別の名前?、訊いてみたら同じホテルでした。低価格なのに欧米人から抜群の評価を得ている訳は?、綺麗で清潔な部屋と毎午後頂けられる山盛りのフルーツ。感激でした。ホテルでミーソン遺跡群のローカルツアーに申し込んで、先ずは旧市街に出発です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルには、古いホイアンの写真が飾ってあった。時代を訊いてもわからなかったが、突き当りに来遠橋が見える。中心側から眺めているのだろう。
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川を挟んだ両岸が、観光コースになっているが、名の有る建物は、川の北側に集中していて、特別な旧家などの中を観る時だけ入場券が必要になる。しかし、旧市街に入るあらゆる通りでは見張りがいて、入場券を持っていないと通してもらえない。白人の観光客が、通りだけなら只のはずだと反論していたが、結局買わされてしまった。持っていればよいので、私は前日買った期限切れの券を、ひらひらさせて難なく通過。旧家などでは、入場券をまとめて清算する為か、日付はどうでもいい様でした。
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有名な日本橋(来遠橋)は、天井のランタンに、「ホイアン」とカタカナで書いてあった。人気がある場所なので、狭い通路に観光客が押し寄せて、身動きが取れなくなります。
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中央に在る、「来遠橋」の祠? 何か置いてあったはずですが、忘れました。
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通りに面した家は、100%「物売り」「飲食店」「入場料の必要な文化財」で、無駄な?家は有りません。古い建物で商売をする、そんな世界遺産です。
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古い街並みに並行して、古く見せた土産物通りもあります。あらゆる通りを歩いても、2時間も有れば見られます。疲れたら、アジアンテイストのレストランやCafeが山ほど在ります。
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暑いので、力車も一休みです。川沿いの道では、十数人の白人グループが、一斉に力車で観光していました。需要は、あるんですね。
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歩き疲れたので、珈琲休憩にしました。アイスコーヒーを頼んだら、氷が無くて買いに行ってくれました。100円くらいの価格ですが、美味しいですよ。暇をしていたウェイトレスに、写真を撮る?と訊いたら、嫌だと言って中に入ってしまった。でも、ちょこちょこ出てきては、愛想を振りまいていました。
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今度は、入場券の必要な場所、中華会館です。会館と言っても、お線香を焚くお寺でした。人気が無いのか、閑散としています。
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「進記」という旧家に入って見学です。
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通り沿いは狭買ったのですが、ウナギの寝床さながら奥に長く続いています。ハノイでも、街中のホテルも奥に長い造りが沢山見られました。可能な限り、表店を並べたい思惑なのでしょうか。
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豪華な焼き物の絵画です。
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ちょっと広めのリビングで、正面のベッド上には歴代家主の写真が飾ってありました。
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ちょっと休んでお茶も飲めますが、費用が掛かりそうでした。
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屋敷の中心には、二階から見下ろせる、小さな中庭があります。朝鶏の鳴き声を聞きながら、テラスで家人の働きを見ているなど想像すると、中々住み易そうな家でした。
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看板には、17世紀後半に建てられた、中国人の商家とありました。中国との貿易で潤ったのは確かですが、立派な家は中国人の旧家ばかりとは何とも忍びない。客がいないせいか、店番が居眠りをしていました。家族の生活が、奥に垣間見えます。
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他にも見学できる旧家は多いのですが、そこは実際の生活の場でもあります。しかし、客から観られている、そんな感覚は無くなっているようでした。
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夕方が近づくと、地元の若者が、ボートで繰り出して来ます。客を乗せるのもありますが、観光地の盛り上げに一役買っているイベントです。陽が落ちるこれからが、ホイアンの賑やかさの増す時間です。私は、夕飯を食べて戻ります。
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朝バスが迎えに来て、ミーソン遺跡群に出発です。白人がほとんどでしたが、日本人もちらほらと混じっていました。途中からガイドが乗り込んできて、中々癖のある英語で説明してくれます。意味が良く分からないので、少し不安になりましたが、旗に付いていけば良いだけなので、隣の愛想の良いイギリス人と身振り手振りで話していたら、1時間くらいで着きました。もう暑いです。
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水が無い人は買って行けと、そう言いながらガイドは歩き始めました。
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そのまま歩いて行くのかと思ったら、電動のカートで移動します。入口から、結構な距離です。
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ようやく出てきました、チャム王朝最北端のミーソン遺跡群に到着です。
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ここの遺跡は、群集しているタイプで、人口も多かったのだろうと思いますが、全体が7-13世紀ころの物です。ベトナムに入って、これまで見てきた遺跡は単発品だったので、壮大と言う印象です。
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比較的大きい、右の拝殿に入ります。
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正面の壁は、オリジナルですが、左は修復したものです。修復品には、沢山のカビが生えてしまって、オリジナルの様な品質が保てなかったそうです。数100年前の技術の高さを見せつけられました。
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中は、乾燥サウナ状態です。飲んだところから、水分は抜けていきます。
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壁に刻まれた像ですが、本物かレプリカか判断できません。ガイド曰く、宝物は全部フランスに持ち去られた、多くの建物はベトナム戦争で破壊された。客の大半が欧州人で、フランス人以外はそうだそうだと相槌。
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見慣れた、藁ぶき屋根風の遺跡。好きな格好ですが、数棟在っただけでした。
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クイニョンの博物館で展示してあった、龍の面が有りました。実際の使われ方が、分かりました。
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女性像です。風化していて、判断付きにくい物も多くありました。
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遺跡内には、ほとんど日陰が無くて、40℃になろうかと言う焦熱地獄です。見学が終わると、戻りのボートで昼食が出たのですが、ぶっかけご飯を見て手を出さなかった白人は多くいました。慣れないのでしょう、私は普通に食べましたが、不味かったです。日本人専用ツアーの何分の一で済む現地ツアー、度胸を決めて参加するのも楽しいものです。この旅の後は、ダナンから帰国です。
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