2015/12/29 - 2015/12/30
79位(同エリア115件中)
わになのかさん
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旅の締めくくりは、ハルツ山地に位置する世界遺産の街、ゴスラー。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハンブルクから南東へ車を走らせること2時間半。この旅最後の街、ゴスラーに到着。ハルツ山地の地下資源を元に発展した鉱山の街。お目当ては美しい木組みの街並みと、山奥ならではの素朴で趣きのあるクリスマスマーケットである。
魔女伝説で名高いブロッケン山にもほど近いということで、ものすごい山奥をむしろ期待していたが、予想に反して良く整備された幹線道路が森を抜けて通っていたのですんなりと到着した。 -
街は木組みの家々が入り組み、細い路地もたくさんあっておもしろい。以前に訪れたチェレやハーメルンの木組みの街並みも綺麗だったが、ゴスラーは区画整理されていない山村の感じがまた違う雰囲気を出していて良い。
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クリスマス時期には良くでてくる子供用のトレイン。
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子供用だとあなどるなかれ、なかなかのクオリティで、コースにはもみのきが置かれ、周囲を借景にしてかなり良い雰囲気が楽しめる(と思う。あと30年若ければ乗ったのに。)。娘はご満悦。
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マーケットには小さな動物園もあった。
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ちょっと腹ごしらえに屋台に立ち寄る。
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見よ、この厚みを。肉は柔らかくジューシー、かつ脂身が少ないのでペロっといけてしまう。そしてそれを挟むパンも異様に旨い。ドイツのステーキサンドはいつだって正義である。それを言ったら、マーケットでほおばるものは全部正義なのだけれど。
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イチオシ
だんだん暗くなるにつれて、マーケットに明かりが灯りだす。ここからがクリスマスマーケットの本番だ。
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シンプルなのに凝っていて、素朴なのに華やか。ドイツのクリスマスマーケットのこの雰囲気が大好きだ。特に都市部よりもこうした小さな街や村のものが、ぐっとくる。
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広場には大きなクリスマスツリー。カラフルな電飾などない、デコレーションもない、でも圧倒的な存在感で、かつ美しい。
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ゴスラー名物、樅ノ木の森のマーケット。街の一角に樅ノ木の林を作り、地面には木くずを敷いて、小さなバーテーブルを置いてある。屋台はグリューワインをメインとしていて、さながらクリスマスの森の中のバーだ。なかなかに魅力的だったけれど、家族で酒飲みは僕だけなので、見るだけ。ちなみに昼間は娘が森の中を走り回ってご満悦だった。
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夜も更けてきたのでホテルへと帰る。帰路に着く人がみな穏やかな表情でそぞろ歩いている。そんな暖かい雰囲気の良い街、良いクリスマスマーケットだった。
北ドイツの旅はこれにて終了。極寒をイメージしていたけれど、どの街も寒い冬を暖かい明かりで灯して、ゆったりと時間が流れていた。クリスマスは過ぎていたけれど、たくさんマーケットめぐりができて幸せな年末のひと時だった。
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