2019/02/22 - 2019/02/22
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watersportscancunさん
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皆様こんにちは!ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。2月の連休は皆様どのように過ごされましたか?! カンクンやメキシコにいらした方は目いっぱい太陽の国満喫していただけましたか?! さて、メキシコシティの支店の方も少しずつですが、盛り上がって来ました。今は店長自ら盛り上げるために、頑張って出張っていますので、是非カンクンだけでなく、シティもご検討されていらっしゃる方には店長吉田までご相談頂きたいと思います(^^)
さて、そんなわけで、今回も店長日記いってみましょうか。
2月は毎年暇な冬場の中では忙しい月にあたっている。そんなわけで、ボクのツアーアテンドの数も必然的に多くなり、お客様に直接お会いする機会も増えるのだけれど、アテンドをしてつくづく感じるのは、ボクが年を取ったという事だ(苦笑)
考えたらもうメキシコに来て16年。年も取るはずだ(笑) ボクがこの仕事を始めたころは、お客様は皆同じ世代の方ばかりだった。ハネムーンのお客様がメインでもあったのは今と変わらないのだから、必然的に、ボクとの年齢格差というものは広がっている。
話題も当時と今では当然違うわけで、同世代の頃はあまり気にならなかったことも、今ではずいぶんと気を使うようにはなっている。けれど、面白い事に、既に16年もメキシコにいるもんだから、お客様との年齢が広がっても、お客様にとっては、メキシコに長く滞在している頼れるガイドさんという位置づけになっているのか、特に、メキシコシティのようにコワイイメージがある街だとずいぶんと安心してもらえたりする。
そもそも、日本からのお客様は、別に友人を作りに来ているわけでもない、ジャニーズの嵐が2020年に解散することについて情報を共有しに来ているわけではない(笑)
ここにメキシコならではの刺激と文化を体験しに来ているわけで、そうなると、果然ベテランガイドとしてのボクの存在というものはとても重要になってくるという事なのだろう。
そんなわけで、今回もテオティワカンや、グァダルーペ教会などをご案内して来た訳だけれど、メキシコの歴史という、、、言ってみればかなりマイナーな第三国の歴史など、ご存知の方はほとんどいないものだから、大変興味を持って話を聞いてもらえる。
今回のお客様も前日にチャプルテペック城にいかれたそうだが、あの膨大な歴史資料を前にして、しかも全部スペイン語だけで解説されている資料板にちんぷんかんぷんのまま、ただ、城を見るだけになってしまい、、、展示物についてのもやもやが残ったままになってしまったと、、、後悔をされていたけれど、言うとおり、せっかくこんなはるばる遠くメキシコまで来てストレスを溜めるのは情操上あまりヨロシクナイと思う(笑)
因みに、チャプルテペック城には、スペインの侵略に始まる植民地の時代から、その後のメキシコの独立戦争、イトゥルヒデの第一帝政、米墨戦争からべニートファレスのレフォルマ戦争にフランス介入戦争とマキシミリアンの第二帝政、その後のポルフィディオディアス独裁政権から、メキシコ革命に至る。。。膨大な歴史上の出来事に関する資料が展示してある。メキシコ革命の後の、クリステロ戦争やPRIの独裁にいたるまでのメキシコの現代にいたるまでの歴史も分かるようになっている。。。
チャプルテペック城を見学すれば、メキシコの歴史が全て分かるようになっているだけれど、これを体系的に解説出来るガイドというのは、ボクの知る限りメキシコ人にもなかなかいない。しかも、歴史にとって大切なのは、何故それは起こったのか?という真相にあるわけで、ただ単純に歴史の勉強よろしく丸暗記で時代ごとに起こった歴史的な出来事をデータとして羅列するだけでは意味がないわけで。。。実際、解説を聞いていて眠くなってしまうのは、それが学生時代の歴史の授業を想起させるからだろう(笑)
だから、そこにはガイドとして、如何にお客様を眠らせないか。。。というテクニックが必要になってくるわけだ(笑)
今回のテオティワカン遺跡の後の、グァダルーペ教会も、ローマ・カトリック教会に正式に認められている聖母出現の奇跡として記録された、世界有数の奇跡の場所だけれども、そこには教会の政治的な駆け引きがあったりする裏の歴史もあるわけで、当然だが、1979年にこの奇跡のマントをX線にて調べたところが、加筆や下絵が出て来たりと、人為的に書かれたものだと分かっているにも変わらず奇跡として認知されるのは、何故か?!というここに興味の種が存在していたりする。
この聖母グァダルーペが何故グァダルーペと呼ばれているのか?
何故、このテペルヤックの丘で奇跡が起きたのか?
何故、聖母が出現したのか???
そこには、単なる宗教的な信仰心とは別の政治的、歴史的な思惑と事実が存在しており、全て答えが存在している。
単に、488年間(2019年現在)色あせない奇跡のマント。。。というだけに他ならない、そこには人間模様と宗教という権威世界の威信が渦巻く黒い歴史があったりするのだ。
また、このグァダルーペの奇跡のマントにも沢山の秘密が隠されている。46個の星が示す1531年12月12日の謎。奇跡は12月9日に起こったと言われているのに、何故12月12日が奇跡の日に制定されているのか。。。といった、興味深い話もまだまだあったりする。
どうだろう? こういう話をすると、果然興味と言うものが沸いてこないだろうか? 知りたいと思わないかな?? きっと、眠たくはならないと思う(笑)
ボク自身、こうしてお客様をアテンドしながら、一緒になって、新たに沸き起こる疑問などをノートに貯めて、また資料にあたって、謎の解明を進めていったりもする。お客様からも質問が出るわけだけれど、全部に答えられるわけでもないから、そうした事も、調べて分かればまたお客様に後日ご案内をし、自分のガイディングにインプットをしていく。
こうした資料にどうやって当たるのか?? どうやって調べるのか?? もちろん、今は便利なインターネットというものがあるから、そこで原文にあたればいろいろ分かる事もあるけれど、それでも分からない場合は、もう図書館などに出掛けたりもする。
メキシコという国が、面白いのは、こうした図書館も味があるということだ。例えば、今回はVASCONCELO図書館に行って来たのだけれど、ここは、建設されたのは2006年とそこそこ古い建築物なのだけれど、行くと分かるが未来建築のような作りになっている。
最近ではインスタ人気もあって、図書館に写真撮影の目的で来る観光客が増えている事でも有名になっている。そのくらいどこを切り取っても絵になる図書館だ。
異彩をはなつメキシコの建築家アルベルト・カラチによるデザインは、とにかく、秀逸で、死ぬまでに一度は行きたい図書館にカウントされたりしている。もちろん、シティのインスタ人気も常に上位にあるから、図書館というと堅苦しいイメージがあるけれど、ここは建築見学という目的で行っても楽しめる場所だ。
さて、ボクはそんな図書館に調べ物ついでに出掛けたりもする。蔵書数34万冊というメガ図書館なので、ほとんどの資料はここで見つけることが出来る。
ただ、一つだけ問題がある。。。
恥ずかしい話だが、ボクは高い場所が得意ではない。。。いわゆる高所恐怖症である。
そんなんで、良くピラミッドなど登って案内出来るなと言われるが、ピラミッドの高さというのは山と一緒なので、あまり怖いという感じじゃない。。。ボクのコワイのは、例えば、観覧車とか吊り橋とかそういう類の乗り物だったり高い場所だったりする。気球もコワイ(汗)
そういう意味で、このバスコンセロ図書館は、恐怖以外の何物でもない。。。なにせ、ガラス張りの通路に、書棚が通路に張り出して設置してある。つまり、場所によっては、バンジージャンプよろしく、崖っぷちにせり出した書棚から書籍を取り出さないといけない(汗)
これが実にコワイ。下を見ると嫌な汗が滲む。。。足が震える。。。
そういう意味では、高所恐怖所の方にはおススメ出来ない図書館ではある(汗)
そうそう、こういう図書館の周りは各種教育機関があるのが普通で、学生も多い。学生街だからと言うのもあるけれど、食べ物も実に安い。タコス・デ・カナスタという小さなタコスなど6個で10ペソなんて激安で出ていたりする。
ボクも今回はチャレンジして来たので、また画像等見てください(笑)
今回は、新たに魔法石鹸の仕入れにも出かけて来た。魔術用品がひしめくソノラ市場だ。怪しさという点では満点の、呪術用品などが売っている。パーティグッズも売っている。いつもの親父の店に出掛けると、こんな怪しいものが今回はあるぜと紹介されたので、いろいろと仕入れて来た(笑)これもまた写真見て下さい(笑)
更に、金曜日にはルチャのアテンドもあったのだけれど、2019ユニバーサル・チャンピオンの決勝戦と言う事で、特別試合の為、チケットが例のごとく良い席がダフ屋からしか買えず、、、またまた赤字の催行になったので、赤字ついでにボクもチケットを手に入れてお客様と一緒になって観戦をしてきた(笑)
これが結構な乱戦になり、、、ニエブラ・ロッハVSエル・テリブレと、ベテランと若手イケメンルチャドールの対戦という事で、若い女性の観客が多く、いつもとかなり雰囲気が違っていた。
こういう状況だからと言う事もあるが、思うにブック的にはニエブラが戴帯する話になっていたように思うのだけれど、イケメン・ニエブラの技の切れがイマイチで、、、ベテラン、エル・テリブレが試合を作ることに困っている様子が手に取るようにわかった。。。
で、最後には業を煮やしたか、ベテラン・テリブレがニエブラのリングパンツを掴んで振り回すという強引ともいえる荒業に出たところが、なんと、パンツが脱げてしまい、テリブレの大事なものがモロ出しになるというアクシデントが発生した(汗)
女性ファンが大量に観戦に来ていたこともあり、会場は悲鳴の嵐になったのは言うまでもない(汗)
ってか、これ、、、もし、意図的にやったとしたら、ちょっとアウトだろ。。。ってか、メキシコならありなのか??? それにしても、ニエブラの大事な部分は思ったより小さかったな。。。とか思いながら、どう納めていくのかと思ったら。。。
マイクパフォーマンスで、カベジェラマッチ(髪の毛を賭けた試合)を申し入れるという流れで落ち着いた。考えたら、両選手ともにロン毛なので、元々、カベジェラマッチという話にはなっていのかもしれないが、今の技のレベルだと、ニエブラが返り討ちにあうようにしか思えないのだが。。。どうなるのか。。。
お客様も、こういうアドリブというか生試合ならではの、ハプニングなどにかなりの盛り上がりを楽しんで頂き、初めてのルチャ観戦だったそうだが、大喜びで試合会場を後にした。
さて、後日談だけれど、その2日後に、アレナ・コロセオで、このニエブラとテリブレがリングに上がるという事で、気になって仕方のないボクは個人的に試合を観戦しにいった。
あんな恥ずかしい目にあわされたニエブラが、少しは反撃をするのか、それとも、カベジェラマッチの宣伝に終始するのか。。。そのあたりを見極めたいという気持ちもあったからだけれど、試合開始前から場外乱闘になり、かなり激しい試合になった。
アレナ・コロセオは、メキシコシティ内にある二つの大きな会場の一つで、よりローカルでマニアが観戦しに来る場所として有名だ。豪華な会場であるアレナ・メヒコと違い、場外にマットも観客とを仕切る柵もない、椅子とリングが設置してあるだけの、地下ファイトクラブみたいな雰囲気の会場だ。
会場も小さいので、選手との距離もとても近くマニアがこっちを好む理由が良く分かったりする。
面白いのは、アレナメヒコと違い、ローカル色の強いマニア向けアレナ・コリセオでは、ルード(悪役)の方が人気が高い。この日もルードファンが陣線を二階席にはって、チャント戦を繰り広げたが、会場全体が熱気に沸くのが手に取るような一体感となって、ハートが熱くなった。
まぁ、考えたら、リンピオ(善玉)は、派手な空中戦が持ち味の選手が多いのだけれど、この会場で空中戦はあまりにリスクが高く、派手な技はなかなか出せないので、肉体爆弾攻撃を持ち味にしたり、凶器や反則技を繰り出して試合を引っ張るルードの方が人気になるのも当然なのかもしれない。
この日は、日本人ルチャドールで第二の内藤哲也を目指す?KAWATO選手が頑張っていたが、彼もルード側なので、歓声を受けていた。
そんな悪玉人気の会場なので、当然というか、イケメン・ニエブラとテリブレの試合は、またもテリブレが一方的に反撃をし、試合を取ったのだけれど、ここでも、カベジェラマッチの申し入れが行われたので、やはり、カベジェラマッチは前提の話だったのだと思う。
モロ出しアクシデントは、きっと女性ファンに対するサービスだったか、、、本当にアクシデントだったかは、結局のところ分からず仕舞いだったが(苦笑)
さて、この因縁の対決は、一体どうなるのか。。。エル・テリブレは、CMLLでは有名なエル・ゴブレナブレスというチームに2019年から加わり、活躍を期待されているけれど、これまでにも日本のマットに上がったりしているので、知っている人もいるかもしれない。
更に、エル・ゴブレナブレス・デ・ハポンという日本の独立チームが内藤哲也を代表に人気を博しているけれど、こうしたラインでも、内藤がまたCMLLのマットに上がってくれることがあるかもしれない。。。といろいろと期待をする一年になりそうだ。
さて、そんなこんなのメキシコシティだが、カンクンとは違った文化面では興味が尽きない街でもありますので、是非シティにいらっしゃる時には店長吉田まで、ご連絡いただければと思います。
皆様の素敵な一日を願って!
では、続きは写真の方でご覧くださいませ
店長吉田拝
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VASCONCELO図書館 2006年 アルベルト・カラチ設計
インスタ映えするという事で、最近問い合わせも増えているスポット。時代を先取りしたデザインで、どこを切りとっも絵になる図書館です。 -
未来的なデザインで素敵なのだけれど。。。
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素敵なのだけれど。。。(汗)
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足がすくむのです。。。こんなせり出した書棚から本を取り出すの、、、高所が苦手な店長吉田にはもうかなり無理です(涙)
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でも、その姿は、本当に美しい幾何学的な近未来デザインです。一度は行ってみるべきスポットだと思います。弊社でも、ご案内いたしますよ~。
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メキシコ人詩人カルロス・ロペスの詩。。。
Corteza De La Otra Orilla(対岸にあるもう一つの樹皮)
という詩集から。。。
図書館なので、こういうメキシコの詩に当たるのも面白いと思います。詩集なら、ちょっと翻訳アプリ片手にメキシコの文化に浸る事が可能です。
メキシコの詩は、店長も好きな詩人が多く。。。実に奥が深い味わいある詩に当たることが出来ます。。。
この詩の店長の訳をつけておきます
夜明け
くたびれた列車を聞く
雨の下(もと)
レールに耳をあてるも
心音すら聞こえない
。。。静寂
因みに、スペイン語の詩も57577という韻を踏むのが基本です。
これもっと、意訳をすると説明のし過ぎになるので、手を入れ過ぎないのがポイントかなぁと思うわけですが、内容としては、夜明けにくたびれた列車の音を耳にした自分が、雨の降りしきる中、疲れ切った列車を今の自分に重ねてレールに耳を置いて、その真意をはかろうとするも、、、心臓の音も聞こえずに、ただ、静寂が広がっている。。。という抒情詩になると思います。
その時の作者の気持ちと言うか心情が、雨や夜明けという時間帯と重なり、、、深い感情の淵に立たされる読み手の気持ちまでも揺さぶられる響きをもっています。
これは私の訳などではなく、そのまま原文を繰り返し読みながら、この単調な単語の羅列を口に出して読みながら味わってみてください。
因みに、これ雨が降るという一文と最後のCalloという、落ちるという意味ももつ単語とがつながって絡んでます。雨が落ちるのと自分の心が落ちることをかけている。。。私はそのままの単語の意味でもある静寂としましたが、もう少しこの言葉を作者が選んだことには意味があると理解して読むと奥が更に深くなります。
メキシコの詩にはこういう味わいのある、日本人好みの詩がとても多いです。。。決して、愛を語る情熱的なラテンのラブユーな詩ばかりではないのです(笑) -
図書館周辺には教育機関が多くありますので、学生相手のこんな激安フード屋台があったりしますね。このタコス・デ・カナスタなどは6個で10ペソ(60円)です(笑)
完全に駄菓子感覚ですね。。。 -
こちらはソノラ市場のメキシコ流立ち飲み屋!
ビールは、チラーダ(レモン果汁入りビール)ベース$30ペソ
市場の通りに面してご開帳しています。通常のジュースもあります。 -
路上で酒類を飲むことはメキシコの法律では禁止されているにも関わらず、こんな事もアリなのは、これがメキシコであるが所以です。というか、ソノラ市場というのが、それだけ無法地帯にあるという事なので、行かれる方はスリなどには十分注意していくようにしてくださいね。
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これがソノラ市場。無茶苦茶です(笑)
パチモノやパーティ用品などがごったに介する活気ある市場です。 -
テントの下はこんな感じ。
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今回も、仕入れて来ましたよ。怪しい魔法石鹸(笑)
使うだけで、モテモテになったり、マッチョになったり、大金持ちになるという、、、メキシコらしい面白い商品。弊社でも、販売しているので、HP見てくださいね~。メキシコのお土産コーナーに載せています。
ネタ的には最高ですが、実際効果絶大だったりする?!?!(笑) -
メキシコには、不思議なものが沢山あります。これはバッテリー会社というか、カー用品のお店の宣伝カーだと思いますが、これ日本だったら、道交法違反で速攻摘発されます(笑)
なんとも、シュールな芸術作品のようなビートル(笑) -
1513年12月9日に聖母グァダルーペの奇跡が起こって以来色あせる事のないマントは、グァダルーペ教会で見ることが出来ます。
このマントに関する疑問はいくつもあります
謎1:ここテペルヤックでファンディエゴが出会ったという奇跡は何故この場所で起こったのか。
謎2:何故、グァダルーペは褐色で、かつ、グァダルーペと呼ばれているのか?
謎3: カトリック教会による認定された奇跡の日は、実際に発生したと伝えられる奇跡の日ではなく12月12日なのはなぜなのか?
謎4:そもそもこのマントは本物なのか?!
謎5:このマントに隠された5つの謎のコードが示すものは?
と、このマント一枚で様々な疑問が沸き起こりますが、これら全てには答えが存在しています。こうした事を知る事で、何故グァダルーペがメキシコ人のアイデンティティーの元になっているのかが分かるのです。。 -
グァダルーペ教会エリアに建つ1548年に起こった湧き水の奇跡が起こった場所に建つウルトラバロック様式の教会。
もっともウルトラバロック的な建造物ですが、通常のバロック様式との違いを含めてご説明を差し上げています。また、奇跡の泉の井戸ももちろんご覧いただけますよ。 -
テペルヤックの丘の上に建つ元々奇跡のマントが掲げられていた教会。現在、内部の写真撮影は禁止されていますので、この内部はここに行ってみるしかない状況です。
ファンディエゴが出会った奇跡の軌跡が壁画として描かれています。 -
テオティワカン遺跡の月の神殿の前に設置されたテオティワカンクロス。
建築されたのは西暦150年と言われているのは、東西の位置がこの年の北回帰線に一致している為と言われています。
このテオティワカンクロスをモチーフにしたソーラーディスクがメキシコ国内の様々な文明跡から出土しています。 -
因みに、南北のラインは15度30分東へ傾いていますが、その延長線上には月の神殿の裏にそびえるセロゴルド山の頂がピッタリ一致しています。
さて、これが意味するものは何か?!
興味が尽きませんね(^^) -
チチェンイッツア遺跡から発掘されたソーラーディスク。上のテオティワカンクロスとそっくりなのが分かると思います。
ククルカンの神殿の中にあるジャガーの玉座の前、戦士の神殿、そしてねククルカンの神殿の北川正面階段の下からそれぞれ発掘されています。
これ以外にもトルテカのトゥーラから発掘されたソーラーディスクや、北境にある遺跡からも同じものが発掘されています。
テオティワカンが如何に広いエリアに影響を及ぼしていたのか、また、世界理念というものが古代の時代には概念として確立していた事を示す重要な証拠になっています。
人類学博物館で見ることが出来ます。 -
アレナメヒコの対極にあるアレナ・コリセオ。
この競技場は、セントロでも更に下町にあり、かなりのローカル向けの雰囲気に溢れています。チケットも安く、ローカルのメキシコ人とルチャドールとの距離が非常に近いことも特徴です。
この寂れた雰囲気がなんとも最高でしょ?!
あまり安全な地域にないので試合のある日以外は不用心に出かけるエリアではありません。特に夜は注意してください。 -
内部はこんな感じです。どうですか? 観客との間にある柵もなにもなく、また、リング外にはマットも引いていません。。。こんな場所で空中技を出すのは命がけです。。。
見ている方もハラハラしますが、マニアも非常に多く、、、ルチャ好きはアレナメヒコよりコリセオに出掛けます。 -
二階席のマニアな応援団。ルード(悪役)を応援するマニア達。
掛け声も気合が入っているが、モノを投げ込まないように金網が離れています。まぁ、行くと分かりますが、盛り上がると雰囲気が物々しくなってきます。金網がまたその雰囲気を盛り上げるのですが(笑) -
カワト選手も出場していましたが、ルードとして人気になっていましたよ。距離がとにかく近いので、迫力があります。
-
こんな感じで目の前で乱闘になります(笑)
掛け声も含めてとにかく、ルチャリブレ好きのマニアばかりなので、いろいろな意味で勉強にもなります(笑) -
是非、メキシコシティに行ったらアレナ・コリセオにも行こう!
待ってるぜ!
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