冬の長浜　～長浜盆梅展・長浜城・今重屋敷・海洋堂ミュージアム～

2019/02/11 - 2019/02/11

１月１０日～３月１１日まで，滋賀県長浜市では日本最大の盆梅展「長浜盆梅展」が開かれています。これに併せて，長浜駅構内の長浜市観光案内所等で「盆梅パスポート」という１０００円のとんでもなくお得なチケット（盆梅展入場料＋市内の主な観光スポット１２か所から好きな４か所入場料＋黒壁スクエア近辺のショップ多数の優待券です！！！）が発売されているので，それを片手に長浜市内を満喫してきました！

エリア 長浜(滋賀)

長浜駅西口

長浜盆梅展へは西口から歩いて５分ないぐらいです。盆梅パスポートは駅構内の観光案内所や盆梅展券売所等で購入できます。

長浜鉄道スクエア

盆梅展の会場はこちらの鉄道スクエアの向かいです。ちなみにここも盆梅パスポートで入場できます。

慶雲館

こちらが盆梅展の会場です。明治天皇の宿泊所として開設された立派な和風建築の館です。

慶雲館

お庭も見事です。滋賀県は昔から石材が豊富で，こちらのお庭にもいたるところに巨石が配されています。

慶雲館

奥の玄関から盆梅展に入場します。もう，梅のよい香りがプンプンします！

盆梅展

盆梅展にはこんな立派な盆梅たちが所狭しと並べられています。

盆梅展

展示する梅だけでなく，掛け軸等の調度品にもこだわっています。

盆梅展

会期中は毎日のように盆梅を入れ替えて，その日その日で出来る限り見ごろの鉢を展示しています。

長浜城

中は歴史博物館になっています。いわゆる模擬天守です。この城がある豊公園は桜の名所なので春はきれいなんだろうなというところです。

長浜城

5Fの展望台です。この日はあいにくの天気です。普段であれば，竹生島の方まで見えるようです。ここも盆梅パスポートで入城できます。

今村屋敷　能舞館

能に関する展示をしています。盆梅パスポートで入場できます。

今村屋敷　能舞館

中は1Fと2Fのこじんまりした展示ですが，能舞台に上がれたり，能面をつけられたりと意外と楽しめます。ちなみに定期的に能が見られることもあるようですし，月２回開かれる能面作り教室などもあるそうです。機会があったら，またそういうのも体験してみたいです。

長浜御坊　大通寺　山門

こちらも盆梅パスポートで拝観できます。

この山門は京都東本願寺のものを写したものです。東本願寺の火災の後にはこちらの門を参考にして復興したそうです。

大通寺　山門

江戸時代らしく華麗な彫刻の数々に圧倒されます。

大通寺　台所門

いわゆる脇門なのですが，長浜城追手門を移築したものらしいです。他の寺院では表門としても十分使われるレベルのものです。

大通寺　台所門

宮大工の手による修復の跡や，本能寺の変の際に呼応して攻め立ててきた京極軍による銃痕なども見られます。

大通寺　本堂　重文

江戸時代の真宗建築の特徴が見て取れる大きな仏殿です。長浜といえば，黒壁スクエアが有名ですが，こんな素晴らしい寺院があるのも見逃せません！

大通寺　大広間及び書院　いずれも重文

大広間の表玄関です。この大広間は豊臣秀吉が贅の限りを尽くした伏見城からの移築と言われており，中に入ると豪華絢爛な襖絵の数々を目にすることができます。

大広間の奥にあるもう一棟は書院です。大広間と連結されており，大広間を抜けて拝観します。こちらにも狩野派の襖絵，円山応挙の襖絵などが所狭しと描かれています。

本当にすごいです。これほどのまでの文化財を有しているのですが，修理や保存が追い付かないようで…。たくさんの人に拝観してもらって，そういうことに手が少しでも回せるようになるといいなと思います。お気持ちはお賽銭箱に入れておきました。

正直，これほどまでとは思っていませんでした。国宝級の寺院です。

海洋堂ミュージアム

海洋堂ミュージアムにも盆梅パスポートで入れます。プレゼントのフィギュアはつきませんが。

海洋堂ミュージアムでは，フィギュアの着色体験等ができます。今回は戦車に着色してきました。最初は透明だったのですが，ここまですごい塗装ができます。完成したらジオラマで思うように写真も撮らせてもらえます！めっちゃ楽しい体験ができます。

海洋堂ミュージアム

ちゃんと海洋堂がほこるこんなフィギュアや，

こんなフィギュアに，

こんなフィギュアも展示されていますよ！

流石，海洋堂！どれもこれも精巧にできています。大人がいっても十分に楽しめる施設でした。

長浜駅東口

最後は長浜駅に戻ってきました。歩いて行ける範囲に今回行った施設は揃っているので，手軽に散策できて楽しかったです！そして，何より盆梅パスポートのコストパフォーマンスがとんでもない。１０００円で，こんだけ回れるのはすごいです。来年もこの時期は長浜で決まりだ！