東の草津、西の草津

2019/02/07 - 2019/02/07

冬の関西ワンデイパスを使いたいなと思っていて、ちょうどいい機会だからと草津を旅して来ました。東海道で52番めの宿。なかなか面白かったです。マンホールカードもゲットだぜ！

関西ワンデイパスでは、ミシガンにも乗れるんだけど、冬季は土日祝運行でしかも、2月は定期検査中。またもう一度来いということですね。

エリア 草津（滋賀）(滋賀)

関西ワンデイパスの琵琶湖チケットにせっかく引き換えたし、石山線完乗してきました。鉄道むすめみつけるとちょっと嬉しくなってしまいます。

瀬田の唐橋。唐橋を制する者は天下を制する。

欄干の擬宝珠が特徴的。

絵になりますな。この橋が、江戸から京に入る最後の関門。あるのとないのとでは大違い。例えるなら地中海と紅海をつなぐスエズ運河のようなもの。

たんていぶ！瀬田川沿いに各大学の建物が並んでて、こっからカレッタに乗って琵琶湖に繰り出してました。シングルより四人乗りの方が青春て感じがしました。

近江牛ステーキ1800円。ミシガン乗れなかったぶん、プチ贅沢。そりゃ柔らかいですわな。

駅前にどどんと東海道五拾三次に描かれたっていう老舗の餅屋さんがありました。6粒300円。美味しかったです。

右は東海道、左は中山道。草津川が流れてて、ここを渡るときに通行料をとってたんだって。天井川で度々氾濫してたから、今は流れを変えて、跡地は飲食店とか交流スペースにしてました。飲食店は平日やのにめちゃ流行ってました。

道標のマンホール

草津宿のマンホール

分岐点マンホール

草津宿本陣跡。本陣ってのは、高貴な方々が宿泊した場所で、一般客は旅籠に泊まったそう。

外の札には誰がどういう形式で滞在してるのかを書いてます

本陣の前には関札が立てられて、誰がどういう形式で滞在してるか一目瞭然。宿、泊、休、小休の形式があったそう。宿は全持ち込み。食材はもちろん、鍋も持ち込みしたんだとか。完全予約制だったんだけど、どやって予約したんだろ。飛脚的なものを使ったんだろうか。

吉良上野助や近藤勇も滞在したらしい。

梁がしっかりして、この骨格がたまらない。

表玄関から、居室への通路。まっすぐ見通せて、一番奥の部屋は一段高くなってます

凝った欄間！

こちらの欄間もカッコいい。

本陣ってゆうからには大名行列の御一行も立ち寄るわけで、食事を作るためのかまどが10個！大きいのはどんだけの米が炊けるんだってぐらいの釜でした。

献立も展示してたけど、野菜中心の質素な食事でした。煮物やおひたしや漬物や鱠や味噌汁など。健康的だわ。

何合炊きですか。アホほど炊けると思う。蓋のとってのデザインも洒落てる。

五右衛門風呂的なもので早く、釜で沸かした湯を運んできて入るすたいる。明らかに寒い。ここで入浴したくはないなー。真ん中の隙間は排水溝だそうです。

見にくいけど、玄関には板の間があって、籠をそのまま横付けするからお大名様は地面を歩かなくていいんです。