2018/08/30 - 2018/08/30
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Chie Malagaさん
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南スペイン、コスタ・デル・ソルからの旅 車で向かったポルトガル、この日は陶器作家訪問を目的にバルセロスへ。
ポルトガル土産といえば、鶏の置物。「あー、あれね。」ってくらい知名度がありますねー。
ポルトから1時間ほど、バルセロスという町がこのガロ(雄鶏)のふるさとです。
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ポルトガル土産といえば、鶏の置物。「あー、あれね。」ってくらい知名度がありますねー。ポルトから1時間ほど、バルセロスという町がこのガロ(雄鶏)のふるさとです。
ポルトの街から車で約一時間、ちょうど大きな青空マーケットが開かれていました。あるある、何百、何千というガロも。
なぜガロがポルトガルのシンボルのようになったのでしょうか?
バルセロスの雄鶏伝説をご紹介して見ましょう。 -
スペインの聖地サンチャゴ・コンポステーラに向かっていた巡礼者が、バルセロスの宿場に泊まりました。その晩この宿の主人の銀貨が盗まれると言う事件が起こります。犯人はよそ者であるこの男に違いないと嫌疑かけられました。男は罪を着せられ逮捕されてしまいました。必死の無実の訴えも聞き届けられることはなく、男には縛り首の判決が下ります。刑の執行前、男は最後の嘆願に裁判官の家へ連れて行って欲しいと頼みました。食事中だった裁判官の家を訪れた男は、テーブルの上の鶏の丸焼きを指さして、「私が無実であると言う証拠に、聖母マリア様が奇跡を興し、刑が執行される時にその雄鶏が鳴くだろう」と言いました。そしてまさに刑が執行されようとした時、こんがりと焼けた裁判官の雄鶏は皿の上に立ち上がり、「コケコッコー」と高らかな雄叫びを上げたのです。驚いた裁判官は判決の誤りに気付き、急いで刑場に行きましたが、刑は既に執行されていました。ただ不思議な事に、絞首の縄が緩んで、男は奇跡的に一命を取り留め、その後無事に釈放されて巡礼の旅に戻ることができました。
男が再びこの町を訪れた時、巡礼の守護者である聖母マリアと聖ヤコブ(サンチャゴ)に感謝を捧げる石の十字架を建てたのでした。
ときの声を上げたこのローストチキン、焼き色が入ってるから黒いんだと思いますが、今もポルトガルの幸福、フェリシダージのシンボル、ガロとして人気のアイテムになっているわけです。 -
町のインフォメーションでコンセイサシオンさんの工房を教えてもらいナビをセット。田舎の住宅地の一角、結局ナビでは発見出来ず、かなりウロウロしたあげくに、その家は見つかりました。
工房を見せてもらいつつ、あるある、たくさんの作品が!
地元の漁師や農民をテーマにしたもの、聖母子、サンティアゴ、最後の晩餐、カトリックが強くバックグラウンドにあるんだなあ。
ちょっとコミカルな彼女の作品大好き。
じっくり見せてもらい、何点か欲しいものがあったのですが、工房ではクレジットカードが使えない(泣)。
当初の目的のガロくんだけ入手することができた。
また再訪しよう。 -
私のガロへの旅はここで終わらなかった。
スペインへ戻って、機会があって前からやってみたかった陶芸を始めました。そして最初に作ったのがガロ!
粘土を成形して、素焼きして、着色して最近ようやく完成した、My Galloくん。 -
旅は人生のインスピレーション。バルセロスへの旅からアートに導かれ、これもまた、フェリシダージ。
「暮らすように旅するスペイン」
(https://daisukispain.wordpress.com)
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伊藤 千恵
E-mail: bbnspain@gmail.com
Line ID: bbnspain
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