仕事のついでに大阪　淀屋橋界隈建築散歩

2018/11/09 - 2018/11/09

昨年秋、久しぶりに大阪に行きました。
仕事です。
プライベートでも仕事でも、不思議と大阪に行く機会がなく、街のことは全然知りません。

出張先は淀屋橋。
行ってみたら、なんと素敵な街でしょう。レトロな建築が素敵。
仕事の後、少し時間があったので、散策を楽しみました。

帰ってきて、サイトで調べてみたら、歴史的も貴重な建物が多いんですね。
他も回ってみたい。

来年まで大阪には、ほぼ毎月行くことになりそうです。
いつもいつもタイミング良く、寄り道ができるわけではないですが、出張ついでの旅「ブレジャー（Bleisure）」を楽しみたいと思います。

以降、乞うご期待！

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 私鉄 徒歩

淀屋橋界隈はレトロなビルが多いのですね。
小さな交差点で目を引いたのは、
赤レンガでインパクトが強い旧大阪教育生命保険ビル。
フレンチレストランになっています。

その隣には教会。日本基督教団浪花教会。
ヴォーリズの作品なんですね。

階段の丸みを帯びたフォルムは1930年ごろに流行ったアールデコ様式の影響かも。

礼拝堂の入り口。十字架を模した小さな窓が可愛いい。

礼拝堂。ゴシックの荘厳な外観からすると丸みを帯びた温かみのある空間だと思いました。

パイプオルガンもありました。

ステンドグラスの光が柔らかく、穏やか。

歩いていたらこんな町屋もありました。今は居酒屋さんですが、調べてみたら、江戸後期に緒方洪庵が開いた適塾という私塾の建物らしいです。

この界隈は、船場とも呼ばれる江戸に栄えた商業地区でもあるのですね。
再放送中のドラマの「あさがきた」の舞台ですね。

ここも素敵。
芝川ビル。旧芝蘭社家政学園とのことです。

入り口の装飾がちょっとエキゾチック。ここもレストランとして使われています。

大阪ガスビル。ビルの角っこが丸みを帯びたフォルムはアールデコ。
モダニズム建築の傑作とされます。

一休み。滋賀の守山に店を構える「ドゥルベ・ボレロ」の大阪店。
お酒が効いた大人の味のケーキです。
昔は、新宿伊勢丹のマ・パティスリーでも時々売られていて、美味しかった記憶があるので、寄ってみました。

休憩後は、中之島に行きます。
淀屋橋、肥後橋という地下鉄の駅名、船場という地名。
川を利用して、繁栄を遂げた大阪の歴史を感じました。

中之島図書館です。
ギリシャ神殿を模したアカデミックで重厚な建築。

丸窓の上にはステンドグラス。
中はバロック様式の色合いが強い。

この建物、ドラマの「まんぷく」のロケで使われていましたね。

オープン当時を彷彿とさせる記念堂です。

柱の装飾が美しい。ダイビル。
中のお店でパンを買いました。

最終目的は、国立国際美術館。あべのハルカスも手がけたシーザー・ペリによる近未来的な建物です。

入り口です。ここは現代美術を主に展示する美術館で、ずっと来てみたかったスポットです。

ホールには巨大な岡本太郎の絵画がありました。太陽の塔にも行ってみたいなあ。

大阪を楽しんで、新大阪の新幹線改札内のフードコートで、今井のきつねうどんをいただきます。澄み切ったお汁は出汁が濃くて美味。

お土産には551蓬莱の豚まんも欠かせません。うまい具合に、列が短い時に買えました。