2019/01/19 - 2019/01/20
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felidaeさん
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週末にはなかなか予約が取れない箱根の人気ホテル、箱根翡翠に空室が出たので娘の誕生日祝いを兼ねて宿泊してきました。奮発してスイートルームです。
途中、以前から気になっていた御殿場インター近くのとらや工房に立ち寄って和スイーツをいただきました。
ディナーは箱根翡翠から庭続きでアクセスできる、ハーヴェスト箱根甲子園のレストラン四季彩でイタリアンをいただきました。
翌日のランチは箱根から再び御殿場に戻って、名鉄菜館の中華です。
旅のお土産は仙石原の相原精肉店のローストビーフと、とらやの最中です。
箱根翡翠は東急ハーヴェストクラブの会員用施設ですが、会員でなくても普通の予約サイトから予約できます。でも今回調べてみて初めて知ったのですが、スイートルームの予約は無理なようです。もし会員用の利用券があれば今回ご紹介したお部屋は1室3万円程度で利用できます。それ以上のお値打ちの部屋だと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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箱根の温泉につかってのんびり過ごすのが目的だったので、ゆっくり出発して宿に直行する予定だったのですが、とてもお天気が良くて暖かいので少し散策したくなり、かねてから訪れてみたいと思っていた「とらや工房」に寄り道することにしました。とらや工房は東名高速の御殿場インターからすぐ近く、ちょうど箱根に行く途中の通り道です。
シーズンオフのせいか、駐車場のおじさん2人も暇そうにしていました。(その時はそう思ったのですが…)
とらや工房 グルメ・レストラン
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駐車場から少し歩くと、すぐにとらや工房の敷地入口があります。冬でも竹林は青々として、いい雰囲気です。
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風情のある門をくぐりぬけて
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竹林の小道を進みます
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案内板にも書かれていましたが、とらや工房の手前には旧岸邸があります。建物内は有料ですが、玄関口までは無料で拝見することができます。
なので、ちょっと覗いてみました。東山旧岸邸 名所・史跡
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奥に見えるのが岸邸です。現在は一般公開されています。
中央の古木は太郎冠者という名の椿です。
名木「太郎冠者」の碑が置かれています。 -
太郎冠者の椿は残念ながら開花の盛りを過ぎてしまったのか、それとも古木なのであまり花をつける元気がないのか、ピンク色の小さめの花が枝の先に少しだけ咲いていました。
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苔の上にちらほらと落ちています。実に楚々とした椿です。
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さらに道を進んだ先にとらや工房があります。
ここにはささやかな梅林になっています。 -
早咲きの梅なのでしょうか。先ほどの椿とは違ってこちらの一本は綺麗に咲いていました。寒紅梅です。
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とらや工房は美しい曲線を描いた建物です。中には売店もあり、和菓子を販売しています。運が良ければ、こちらでしか作っていないレアなお菓子を求めることもできます。(今日は残念でした)
心地よい飲食スペースもあり、こちらで和菓子や釜飯などをいただくことができます。 -
私たちは海老名のサービスエリアでごった返す人ごみの中、怒涛のようなランチを済ませていましたので、こちらではゆっくり和菓子をいただくことにしました。(それに、釜飯は既に売り切れていました)
丁寧に淹れていただけるお煎茶は何杯でもお代わり自由です。蕎麦ちょこのような大き目の茶碗で供されます。
オーダーは夫はどら焼き、娘は最中。2人とも控えめね~。 -
私はお汁粉!(このためにランチは軽く済ませておいたのです)お餅2つが嬉しいです。
お汁粉は家でもよく作るのですが(ついこの前も鏡開きの時に作ったばかり)、こちらのお汁粉は我が家のものよりしっかり甘く(でも甘すぎないぎりぎりのライン)、そして小豆が大粒(大納言?)でした。これぞお汁粉!という美味しさです。 -
私たちが入った時はお店の中は外から見てもガラガラで、もしかしてお休み!?と心配してしまったぐらいなのですが、その後どんどん混んできました。
お隣のテーブルですが上に置かれた四角い積み木のようなものは席のリザーブ印だそうです。こういうものが用意されているのですから、いつもは混んでいるのでしょうね。気候の良い花や緑の季節などはきっと大混雑なのでしょう。 -
一見シンプルなこの椅子はとても座り心地が良いのです。背もたれの傾き具合が絶妙で、いつまでも座っていたくなります。部屋の隅には座布団(クッション?)も用意されていて、自由に持ってきて使うことができます。
お茶のおかわりが自由なことから考えても、こちらでは時間を気にせずにのんびり過ごすことがお店のコンセプトなのだと思います。
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テーブルの後ろには本棚もあります。ここで何時間でも読みふけってみたいものです。とはいえ、席のリザーブ印があるぐらいですから、混雑している場所でいつまでもテーブルを占拠するわけにはいかないですよね、きっと。
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さりげなく置かれた小物も清楚です。
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天井はとても高く、開放的です。
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冬なので使っている人はいませんでしたが、飲食スペースは外にもあり、さらにその奥の建物にもあり、キャパはかなり大きいです。外でお茶をいただくのも気候の良い時なら気持ちよさそうです。
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こちらはお手洗い。木の風情が心地よい造りでした。
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売店スペースと飲食スペースの間にある半戸外のテーブル席。屋外用のストーブやひざ掛けなども用意されていて、私たちが帰る頃にはこちらも満席状態でした。
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着いた時は気が急いていて気付かなかったのですが、駐車場からは富士山が見えました。残念ながら少し雲がかかっていました。
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それではいよいよ箱根翡翠に向かいます。
でもその前に、お天気が良いのでもう一度、ちょっとだけ寄り道。
長尾峠から一望できる芦ノ湖です。見晴らしの良い場所で路肩に車を停めて大急ぎで夫が撮った一枚。夫よ!芦ノ湖が良く見えません、下手すぎる! -
箱根翡翠ではいつもエントランスの写真を撮り忘れてしまうので、ホテルのホームページから拝借しました。
エントランスではないですが箱根翡翠の全景です。箱根翡翠 宿・ホテル
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ちょうどチェックインの込み合う時間でしたので、順番に呼んでいただくまでロビーで待ちます。
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ほどなく呼ばれていよいよお部屋へ。係りの方が案内してくださいます。
お部屋前にしつらえられた坪庭です。 -
右が廊下からの扉、左は室内へと続くドアです。
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ここは踏込みスペースと言えばいいのでしょうか。
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ドアを開けると、さすがに広い!100㎡超と聞いていましたが本当に広いです。
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ドアを入ってすぐに左側にトイレがあります(今、ドアを開けているので洗面台と鏡が見えますね)トイレはこのほかバスルームにもう一つあるので、同行者に気がねなく使えて便利です。
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こちらがリビングスペース。贅沢な空間使いです。
その奥の部屋がベッドルームです。 -
ダブルサイズのベッドが2台。
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足元にはテレビもあります。小さく見えますが27インチはあると思います。ちなみにリビングのテレビは50インチはありますね。
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ベッドルームのさらに奥にバスルームがあります。とても広いです。
ダブルシンクの洗面台と、奥にガラス張りの内風呂。さらにその先に… -
広々とした露天風呂です!一度に4人ぐらい入ってもOKでしょう。
かけ流しではないのですが、24時間お湯が張られていて温度調節もしっかりされており、思い立ったらいつでもざぶんと飛び込めます。 -
タオルの乾燥器もあり、使ったタオルはいつでもホカホカです。床も暖かかったような気がします。
右側のドアが2つ目のトイレです。 -
リビングスペースの反対側奥には隠れ家的(笑)なデイベッドのスペースがあります。
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ここに寝そべってホテルの中庭や、お向かいの箱根甲子園などをゆっくり眺めるのはとても良い気持ちです。
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もちろん、お向かいからも見られ放題です(笑)。
デイベッドは夜には自分でベッドメイクして、立派なベッドに変身します。 -
デイベッドの横に控えめに置かれたソファとオットマン。実はここがとても居心地良いのです。外も眺められるし大画面のテレビも見えるし。
いつも狭い場所に暮らして慣れているから落ち着いて感じる…だけではありませんよ! -
気候が良い時ならテラスの椅子で湯上りのビールなど…最高ですよね、きっと。
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入り口近くにはミニキッチンスペース(というか水場)があり、丸いダイニングテーブルも用意されています。こちらで簡単な食事もできます。私たちは朝食はレストランを利用せずにお部屋で済ませることが多いのです。
伊東のハーヴェストの半露天の部屋にもダイニングテーブルがあり、椅子が4脚置かれているのですが、こちらは椅子は2脚しかありません。私たちは3人なのでちょっと不便でした。 -
温泉に入ったり、お茶を飲んだり、テレビを見たりしているうちにとっぷりと日が暮れました。ベランダからの夜景です。
左側の明るい建物はお隣の箱根甲子園。右側の灯かりは箱根翡翠の大浴場です。大浴場には大涌谷から白い濁り湯も引かれていて、部屋の露天風呂とはまた違った泉質が楽しめます。他のハーヴェストと違ってタオルが大浴場に用意されているので部屋から持ち出す必要がないもの嬉しいです。 -
箱根甲子園のビュッフェレストランが見えます。わくわくするような幸せな眺めです。そろそろ予約したディナーの時間になりました。私たちも箱根甲子園に向かうことにしましょう。
もちろん箱根翡翠にも美味しい(そして高級な)レストランがあります。鉄板焼きとか天ぷらとか。お財布と相談して、またの機会にいただくことにしましょう。 -
今日のディナーは箱根甲子園のレストラン「四季彩」でいただくイタリアンコース“欧”。込々で6480円です。このレストランでは他にもフレンチや和食、しゃぶしゃぶやすき焼きまで用意されています。私はここではイタリアンかフレンチしか頂いたことがないのですが、いつも思うのですがコスパ抜群です。このお値段でこのお味、このサービス、落ち着いたこの雰囲気は素晴らしいです。いつもお腹いっぱいで満足です。
仙石原温泉 ホテルハーヴェスト箱根甲子園 宿・ホテル
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一皿めは前菜、真鱈の白子と春菊のソテーサラダ添えです
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香ばしく焼き目のつけられた白子がとろりと濃厚で、同じく香ばしくパリッと焼かれた春菊の苦みによく合います。見た目も彩り豊かです。
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こちらはごぼうとポルチーニ茸のポタージュ。これがあったのでこのコースにしたと言ってもいい位、私の好きな取り合わせです。
このスープでパンが2個は行けちゃいます。ちなみにパンは3種類。クルミと胚芽とバゲット、だったと思います。(写真撮り忘れてしまいました。) -
カリッと揚げたごぼうのトッピングが茸の香りとよく合います。数滴落とされたオリーブオイルが味に深みを加えています(なんちゃってね!…わかんないけど…)
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パスタは春の野菜とトマトのスパゲティー。たまたまですが、私のお皿では玉ねぎが威張っていました。でもズッキーニやアスパラもちゃんと入っていて美味しかったです。
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魚料理は舌平目のオーブン焼き。ぷりぷりの海老がトッピングです。まあいわゆるグラタン?ちょっとばかりホワイトソースの塩気が強くてパンが進んでしまいました。(この時点でパンの追加オーダーです)
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肉料理はイベリコ豚ロース肉のソテー。脂身も甘くてジューシーなお肉でした。
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肉料理の説明で「トッピングは茸とネギです」…と、家族全員が聞き取ったのですが…食べてみて、これ、ネギじゃないよね。
何かな~ネギって聞こえたけど…セロリ?
あとできちんとメニューを見たら“ウイキョウ”って書いてありました!ふーん。(ネギの嫌いな夫はネギと信じて食べずに残してました。残念でしたね!) -
最後にデザートです。今回ちょっと残念だったのはデザートメニューが予定と変わっていたこと。ホームページの掲載ではマロンブリュレだったのです。栗好きの私はとても期待していたのに。
でもでも、こちらのティラミスも十分でした。何が十分って、まず量が半端ない。予想していた分量の倍はありました。そして上にかかっているココアパウダーも半端ない!厚さ7ミリは積もっていたかな?上手に食べないとクイズの罰ゲームみたいに唇の周りが粉だらけになりそうな感じ。夫曰く、仕上げの時によそ見してたんじゃないのかな。ですって。
美味しかったのですが、ちょっと多すぎて完食できなかったのが残念です。 -
ゆっくり休んだ翌朝は、起き抜けと同時に露天風呂へざぶん!
あとはだらだらとテレビを見ながらお部屋で、持参したコーヒーと美味しいパンで朝食です。ハーヴェストの利点の一つに食べ物の持ち込みが自由なこと、氷と電子レンジが必ず用意されていることがあります。ホテルではなくて別荘感覚?これは箱根翡翠でも健在です。 -
さて、快適なホテルをチェックアウトしたら、あとは家に戻るだけです。でもその前にホテル近くの肉屋さん、相原精肉店にローストビーフを買いに行きます。今夜の夕食です。
ランチは御殿場の老舗中華料理店「名鉄菜館」にしました。御殿場を通るたびにとても気になっていたお店なのですが、今までなかなか入る機会がありませんでした。名鉄って、名古屋鉄道の?なぜ御殿場に?深~い訳があるのでしょうか。それとなく訪ねてもお店の方もそれについて多くは語りませんでした。(いや、単に知らないだけかも…)
名鉄菜館 グルメ・レストラン
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2階に上がってウェイティングスペースでしばし案内を待ちます。時間は11時40分。まだ開店早々なのですが。
流行っているお店なのでしょう、期待が高まります。 -
立派な建物です。久しぶりの正統派中華料理。
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まだテーブルは空いているのですが、窓際の席にはすべて予約の札が置かれています。
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ランチの飲茶コース2250円というのがお勧めのようでしたが、ゆっくり食べていた朝食が遅かったこともあり、メニューに列挙された飲茶群を食べ尽くす自信が無かったので、今日はごく簡単に3品で〆ることにしました。
最初のお料理はお店のお勧め「もち豚薄切り四川にんにくソース」。スライスして水にさらしたパリパリのきゅうりが薄切り豚肉ととてもよく合います。ラー油が程よい辛さでご飯の進みそうな一品です。 -
こちら、見栄えは良くありませんが蟹玉です。餡は酸っぱくないタイプで、私好みでした。
昨夜は凝ったイタリアンをいただいたので今日は家庭料理風のメニューに心が動きました。 -
こちらも定番、麻婆豆腐です。あちらこちらのテーブルで麻婆豆腐をオーダーする声が聞こえていたので、つられて。
土鍋でぐつぐつ煮え立っているものが運ばれてきました。ちょうど良い辛さです。さすが、外しませんね。
白飯を3人前オーダーしたのですが、どれもご飯の進むおかずばかりで、白飯はちょっと足りなかった感じです。
簡単に済ませたランチでしたが、お支払いだけは飲茶コースと変わらなかったかも。でも、美味しくて満足です。
それでは一路、家に戻りましょう。。。って、その前に名鉄菜館の隣にある「とらや茶寮」で、娘絶賛の最中をお土産に買いました。こちらのお店もとらや工房に負けず劣らずの良い雰囲気の店内でした。虎屋菓寮 御殿場店 グルメ・レストラン
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帰宅して、これが今夜の夕食です。買いに行ったのは朝の11時ですが、相原精肉店さんは千客万来でした。外から見ると、とても寂れた感じのショッピングマーケットの奥まったところにあるお店なので、通りがかりにふらりと入る人はいないと思います。皆さんリピーターですね。
写真で見ると、どこにでもありそうなローストビーフでしょう?美味しいの?ふーんどこが?って感じですよね。でも、美味しいのです。だから千客万来なんです。
店頭にローストビーフの塊が積まれていて、○○グラムくださいってオーダーすると、どの辺が欲しいですか?って聞いてくれます。同じ塊でも脂の多めのところとか、赤身の多いところとか、希望を聞いてその場でスライスしてくれます。
後ろの冷蔵ケースには切り落とし(エンドカット)がお買い得価格で置かれています。こちらもお勧めなのですが、エンドカットなのでちょっと塩味がきつめです。ご注意ください。相原精肉店 専門店
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ローストビーフの食後は勿論、とらやの最中。優しい味で締めくくります。
1泊2日、お天気にも恵まれて、ごちそうさまな旅でした。
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