2018/09/02 - 2018/09/02
136位(同エリア217件中)
経堂薫さん
仙台の南に「白石[しろいし]」という町があります。
伊達政宗の重臣、片倉小十郎景綱の城下町。
江戸時代の「一国一城令」下で伊達藩の城は仙台城だけに限定されましたが、大名として独立の誘いを固辞するほど存在感が絶大だった景綱は、一国一城令の例外的措置として白石城を許され1万3000石を拝領しました。
そんな“通好み”の城下町、白石を散策してみましょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
-
白石城への窓口、JR東北本線白石駅。
東北新幹線白石蔵王駅からだとミヤコーバスで10分弱です。白石駅 (宮城県) 駅
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駅から白石城方面に向かって数分ほど歩いたところに佇む壽丸[すまる]屋敷。
「壽丸」とは豪商渡辺家の屋号です。
木造平屋で入り母屋造の主屋は大正10年(1921)年ごろの建造。
昭和39(1964)年には2階を増築。
土蔵造りで切り妻屋根の店蔵は明治後期に建てられました。 -
主屋には院座敷、居間、納屋、玄関脇に洋室の応接間を備えるなど、近代和風住宅の姿を今に伝えています。
平成11(1999)年、老朽化のため所有者が取り壊そうとしました。
しかし市民が保存を熱望し、所有者が市に寄付。
現在は多様な催事や「白石和紙」の展示などで賑わっているそうです。 -
壽丸屋敷から城山に向かい、正面に立つ病院をグルリと回り込むと、登城口に出ます。
白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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坂を登り切ると「白石城歴史探訪ミュージアム」に到着!
1階はお土産売り場とレストラン。
2階は白石城と城下町を復元した1/500模型や片倉家ゆかりの甲冑、刀剣、火縄銃などの展示コーナー。
3階は3Dハイビジョン・シアターです。白石城歴史探訪ミュージアム 美術館・博物館
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ミュージアム前から大手門に続く石畳坂を登っていきます。
白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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大手一ノ御門前の広場。
ここから眺める天守閣は美しいですね。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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白石城への第一関門、大手一ノ御門です。
白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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続いて大手二ノ御門。
白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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二ノ御門を通り過ぎ背後を振り返ると…
デデン! そこには天守閣が??白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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天守閣の前には広大な空間が広がります。
城主片倉家の住居があった本丸御殿の跡。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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さっそく天守閣に向かいましょう。
入り口の隣には本丸井戸の跡があります。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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天守閣は三階櫓で、平成7(1995)年3月に復元。
明治7(1874)年に破却されて以来120年ぶりの復活でした。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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いよいよ天守閣の中へ!
天守閣は文政6(1823)年に存在した最晩年の三階櫓を忠実に再現。
しかも全国的に数少ない木造による復元です。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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場内には鎧兜が展示されております。
真ん中は伊達政宗公。
左側が片倉小十郎公。
右側が真田幸村公。
なぜここに真田幸村の鎧兜が?
その理由は大河ドラマ「真田丸」をご覧になった方ならご存知ですよね?白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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繰り返しますが天守閣は木造による復元です。
屋根裏の建築構造の美しさときたら!
昔ながらの工法で補強金具は一切使われていないそう。
材木は柱が吉野檜、化粧材が青森ヒバ、山陰地方の松丸太、赤杉など。
全て国産材が用いられ、耐用年数は約250年を想定しているとか。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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壁は土塗りを何度も繰り返し、漆喰で仕上げ。
厚さは20cmを超え、日本古来の耐火構造になってます。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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三階櫓の1階は東西9間×南北6間、3階は東西5間×南北3間の広さ。
高さは石垣天端から16.7mあります。
戦後の木造復元天守閣では高さと広さとも日本最大級であり、城郭建築では日本初。
名古屋城の木造復元天守閣構想にも少なからず影響を与えているのでは?白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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最上階の外回廊から城下町を眺めます。
小さいながらも落ち着いた、静かな町。
仙台の喧騒から逃れたい方には、こちらがオススメ。白石城 (益岡公園) 名所・史跡
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白石城を後にし、宮城県指定文化財の武家屋敷へ向かいます。
城の北側、三の丸外堀にあたる沢端川に面した後小路(うしろこうじ)にあります。片倉家中武家屋敷(旧小関家) 名所・史跡
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宝暦11(1761)年の白石城下絵図を見ると、ここは「小関右衛門七」とあります。
当時としては中級家中の屋敷みたいです。片倉家中武家屋敷(旧小関家) 名所・史跡
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平成3(1992)年に小関家が白石市に主屋・門・塀を寄贈。
それを機に全面的な修復が施され、一般公開されました。
解体修理時に「享保15(1730)年2月12日」という墨書が発見され、260余年前の古建築だと判明したそうです。片倉家中武家屋敷(旧小関家) 名所・史跡
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屋敷内では地元の刀自たちが昔話の朗読会を行っておりました。
朗読会というより、昔話サークルの練習でしたが。
毎週日曜日に集まり、自分たちで蒐集した白石の昔話を語り合っているそう。
お茶とお菓子に預かり、ほっこりとした時間を過ごしました。片倉家中武家屋敷(旧小関家) 名所・史跡
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小関家は前面を沢端川が流れ、側面には引き込まれた小川が巡っています。
鬱蒼とした庭樹とともに、小さい屋敷ながらも武家屋敷の面目を保っています。片倉家中武家屋敷(旧小関家) 名所・史跡
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小関家を後にして白石駅へ戻ります。
江戸時代の町割りが今なお残り、城下町の風情が色濃く漂ってます。片倉家中武家屋敷(旧小関家) 名所・史跡
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白石の名物グルメといえば「うーめん」。
短い素麺のようなものです。
ここは白石うーめんの名店「やまぶき亭」です。やまぶき亭 グルメ・レストラン
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やまぶき亭には「白石市商家資料館」が併設されています。
時間の都合で立ち寄る事ができませんでした…残念! -
白石うーめん推しの店より、もっと親近感のある食堂へ行こう!
ということで、やまぶき亭のすぐ近くにある「小杉食堂」へ。 -
小杉食堂は気の置けない普通の食堂。
老夫婦一家から高校生の集団まで、様々な客層が訪れます。
そんな中、普通のうーめんではなく変わり種の「担々うーめん」を注文。
だがしかし(これは邪道だったかも…)と少々後悔。
麺をうーめんではなくラーメンにしたほうが合ってたかも。
美味しいことは美味しかったですけどね。 -
小杉食堂を後にし、白石という地名の由来となった伝説がある「神石白石」へ。
古代日本人には巨石や立石を神の依代(宿る場所)として祀る習俗がありました。
この白い石もその一つと考えられています。
ここへ祀られたのは江戸時代ごろからと言われてます。 -
神石は灰褐色のやや柔らかい擬炭岩。
とてつもなく根が深く、仙台市泉区の根白石まで続いているとも。
高さは0.47メートル、長径1.05メートル、短径0.6メートルです。 -
白石駅に戻ってきました。
駅前ロータリー脇に建つ「小十郎プラザ」。
片倉小十郎のオリジナルグッズや白石市の特産品を買うことができますよ。
バスの待合室として利用するのもOKです。白石市小十郎プラザ 専門店
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