2019/01/07 - 2019/01/07
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ペコちゃんさん
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〇〇会の正月恒例となった七福神めぐり。
今年は、仲間12名で「亀戸七福神めぐり」へ行きました。
「亀戸七福神めぐり」はJR亀戸駅の北側にある3社3寺を巡るコースですが、この界隈は下町らしい昔ながらの街並みが多く、またスカイツリーがどこからでも見えます。
のんびり下町散歩を楽しみながら亀戸天神に参拝しても、約2時間で回れるので、多くの人が訪れる人気コースにもなっています。
今回は、JR亀戸駅から《 常光寺 ⇒ 東覚寺 ⇒ 香取神社 ⇒ 普門院 ⇒ 天祖神社 ⇒ 龍眼寺 》と6寺社を回り、亀戸天神にも参拝して亀戸駅前で昼食。
天気が良かったので、帰りに東京都庁の展望室にも立ち寄り、東京の街を一望して過ごした新春の一日でした。
写真は、初詣客で賑わう亀戸天神社の太鼓橋。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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10時にJR亀戸駅に到着。
明治37年に開業した亀戸駅も、今やこんな近代的な建物に生まれ変わっています。 -
今回は、この地図の順番と逆のコースで、東の常光寺から西の龍眼寺へと回り、亀戸天神社に参拝後、亀戸駅に戻るコースです。
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(1)常光寺【寿老人】
曹洞宗のお寺で、本堂は近代的な建物ですが、737年に行基が開基と伝えられています。 -
常光寺は、江戸六阿弥陀巡礼のうち、第六番目の霊場として栄えました。
境内には、永代供養塔の立派な大仏様も鎮座。 -
ここが寿老人堂。
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祠の奥に祀られた寿老人。
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東覚寺に向かう途中に、スカイツリーが。
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(2)東覚寺【弁財天】
東覚寺は1531年に創建された真言宗のお寺です。
当初は不動明王が本尊で、江戸時代には「亀戸不動」として有名でした。
明治34年に深川の覚王寺と合併し、本尊は大日如来となっています。 -
境内にある不動明王の標柱。
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門を入った右手にある弁天堂。
正面の扁額には、「財」でなく「弁才天」と書かれています。 -
中には、琵琶を抱えた色白の弁才天が祀られています。
(御開帳は1月3日までなので、写真はHPより) -
(3)香取神社【恵比寿神・大国神】
天智天皇の4年(665)に、藤原鎌足が東国下向の際、島だったこの地に船を寄せ、香取大神を勧請したと伝えられる、古い歴史を持つ神社。
東鳥居から境内の方を見ると、スカイツリーがよく見えます。 -
平将門の乱(939年)が起きた際、追討使・藤原秀郷は香取神社に参籠して戦勝を祈願し、乱を平定した後に弓矢を奉納し「勝矢」と命名します。
その後、歴代の天皇や将軍、多くの武道家達の篤い崇敬を受け、現在は「スポーツ振興の神」として、全国に知られるようになりました。
「二の鳥居」の左側にあるトイレの壁にも「勝矢」が描かれています。 -
境内に入って本殿に続く参道には、勝利を願うアスリートの燈籠が両側に・・・体操の内村航平さんの名前もあります。
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凛々しい表情の狛犬・・・足元にいる子供まで強そうな感じ。
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手水舎の右側にある「亀戸大根之碑」。
江戸時代の後期より、この周辺で大根作りが始まり、明治にかけて盛んに栽培された「亀戸大根」は、現在でも受け継がれ、作られ続けています。 -
約5トンの巨石「勝石」には、勝運と幸運アップの御利益があるとされています。
そっと触れて、しっかりとパワーを頂きましょう! -
正面の建物が本殿、右側は神輿庫。
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明治15年に製作された本社神輿は、一度担がれれば、屋根の部分と胴体の部分と台座の部分がそれぞれ別の動きをすることから、 俗称「こんにゃく神輿」と呼ばれ、今は国内に2基(1基は九州)しかない貴重な珍しい神輿です。
香取神社の例大祭は8月上旬に執り行われ、4年に一度の本祭の時には、本社神輿が渡御します。 -
広い境内には、いくつかの境内社があり、左から三番目の「福神社」には大國神と恵比寿神が祀られています。
福神社の説明板には「元々本社の相殿に祀られていた大国主神と併せて、明治に、七福神のうちの恵比寿神・大国神として境内にお祀りした」と書かれています。 -
本殿前に大国神と恵比寿神の像が置かれ、体の痛い部分に水をかけると御利益があるとか。
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現在の社殿は、昭和63年に建立されたものです。
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拝殿の中。
左には巫女さん、右には神主さんがいます。 -
これまで多くの寺社を巡りましたが、「スポーツ振興の神」は初めてです。
永年テニスをやっている私としては、改めて香取神社にお詣りしなくちゃ、と思いました。 -
(4)普門院【毘沙門天】
香取神社から歩いて5分ほどにある真言宗智山派の普門院は、1552年に橋場で創建され、1616年にこの場所に移転しました。
移転する際に、船に乗せた梵鐘を隅田川に落としたことから、その地(隅田川東岸)を「鐘ヶ淵」と呼ぶようになったという伝承があります。
境内墓地には「野菊の墓」の著者・伊藤左千夫の墓もあります。 -
門を入った左側に鎮座する「持経観音」。
岩に坐り、右手に持っている経巻には、仏の説法のすべてが込められています。
教えを求める人々にいつでも開いて見せてくれ、「学びたい」「成長したい」という願いに学びの扉を開いてくれる観音様です。 -
樹木が生い茂る境内の先にスカイツリー。
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本堂は、まるで廃寺のよう・・・
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本堂の左側にある毘沙門堂。
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仏教の守護神・毘沙門天が祀られています。
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伊藤左千夫(1864~1913)の墓。
伊藤左千夫は、上総(現在の山武市)の農家に生まれ、正岡子規に師事した歌人・小説家。
若い頃は、錦糸町駅前で乳牛を飼育したりしていましたが、この近くの大島町で48歳の若さで脳溢血で亡くなりました。 -
北十間川の通りに出ると、スカイツリーがよく見えます。
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(5)天祖神社【福禄寿】
天祖神社は、推古天皇の御代(593~628年頃)に創建され、聖徳太子作のご神体が祀られていたと言われています。 -
安政の大地震や関東大震災などで被災・焼失を繰り返した社殿は、昭和4年に日本で初めて鉄骨筋コンクリートの社殿として造営され、現在に至っています。
外側はコンクリートですが、内側は檜造り。 -
天正年間(1573~)に悪病が大流行した時、織田信長がこの神社で流鏑馬の行事を行わせたところ、たちまち収まったので、以来、病気を治す神社として有名になりました。
現在でも子供の健やかな成長を祈って、毎年9月16日には、子供による歩射(びしゃ:的の前に歩み進んで弓で的を射る)の祭事が行われています。 -
境内には道祖神や童地蔵が多数あり、素朴さが漂う神社です。
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福禄寿堂。
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小さな祠を覗くと、福禄寿が鎮座。
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天祖神社から龍眼寺へ向かう途中の路地から見たスカイツリー。
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(6)龍眼寺【布袋尊】
龍眼寺の創立は1395年で、良博大和尚が開山した天台宗の寺院。
江戸初期に百種類もの萩を集めて境内に植えた事から、通称 ” 萩寺 ” としても有名で、松尾芭蕉の句にも歌われています。 -
山門の左側には、萩を詠った和歌と俳句が彫られています。
『ききしより 見る目ぞまさる この寺の 庭に散りしく 萩の錦は』・・・大納言家長郷
『つき見とも 見えず露あり 庭の萩』・・・榎本其角 -
右側には、松尾芭蕉の句。
『濡れてゆく 人もおかしや 雨の萩』 -
境内に入ると、布袋尊石像がお出迎え。
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境内には、芭蕉をはじめ、沢山の句碑が建てられています。
これは、螺舎一堂(らしゃ いちどう)の句碑。
『月や秋 あきや夜にして 十五日』 -
鯉も泳ぐ見事な庭園。
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山門を入って左側にある寺務所。
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本堂は法隆寺の夢殿を模し、八聖(正)道に因んだ八角のお堂で、「八正堂」と呼ばれています。
八正道:理想の境地に達するために実践する正しい行いや生活態度のこと
《 正見:正しい見解、正思:正しい思い、正語:正しい言、正業;正しい行為、正命:正しい生活、正精進:正しい努力・勤め、正念:正しい信念・気づかい、正定:正しい精神統一 》・・・私達も心掛けましょう! -
布袋さんを祀る「布袋堂」は、比叡山延暦寺・根本中堂の背後に建つ「八部院堂」を模したものだそうです。
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堂内には、木造の布袋尊がデンと鎮座。
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1659年造立の庚申塔には、三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)が並んでいます。
江戸時代の頃、人間の体の中には「三尸(さんし)虫」という虫がいて、60日毎に巡ってくる庚申の日に、寝ている間に三尸虫が閻魔大王に悪事を報告し、寿命が短くなったり死後に地獄に落とされたりする、と言われていました。
そのため、眠らずに過ごす「庚申待(こうしんまち)」が始まり、近所の人達で集まって徹夜をして ” お酒を飲んで過ごす ” ということが全国的に流行しました。
庚申待を3年間(18回)繰り返すと、その記録として「庚申塔」や「庚申天」と刻んだ石碑を建てたので、江戸時代には街道沿いや集落の入口など、至る所に沢山の庚申塔があったそうです。 -
七福神めぐりの後は、亀戸天神へ。
1661年に創建された亀戸天神は、学問の神様・藤原道真公をお祀りしており、1~2月の受験シーズンには多くの受験生が祈願に参拝に訪れます。 -
大鳥居をくぐると、太宰府天満宮に倣って心字池に3つの橋が架けられています。
これは、池と橋を人の一生に見立てた「三世一念の理」で、最初の太鼓橋(男橋)は生きてきた過去を、次の平橋は今が見える現在を、最後の太鼓橋(女橋)は希望の未来を表すとのこと。 -
太鼓橋(男橋)を渡ります。
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横から見た太鼓橋・・・まるで太鼓のようです。
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太鼓橋の上から見ると、右に梅林、左に藤棚が。
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蝋梅がふくよかな甘い香りを漂わせています。
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太鼓橋(女橋)と社殿とスカイツリー・・・江戸と東京のツーショット。
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紀元二千六百年(1940年)記念に奉献された「琴字燈籠」。
二股になった足が、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているので、その名が付いたと言われ、金沢・兼六園のものが有名ですね。 -
太鼓橋(女橋)を渡ると本殿。
本殿は、昭和20年3月の東京大空襲で焼失し、昭和54年に再建されました。 -
手水舎も亀さん。
「亀戸」の地名の由来には、亀ケ井という古井戸があったという説や、この地が島であった頃の形が亀に似ていたから、という説などがあります。 -
猿回しの猿さんも、お正月気分を盛り上げます。
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境内には、大勢の参拝者。
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昭和52年に奉納された「五歳の菅公」像。
台座には菅原道真が5歳の時に庭の紅梅を詠んだ和歌が刻まれています。
” 美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある ” -
亀戸に来たら外せない「船橋屋」本店。
元祖くず餅船橋屋は、1805年に亀戸天神参道に創業した「くず餅・あんみつ」の老舗。 -
勿論、お土産にくず餅とあんみつを買いました。
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亀戸駅に戻り、駅前の「日本海庄や」で昼食。
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「特上 松花堂弁当」で、美味しい新年会となりました。
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午後は東京都庁の見学へ。
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展望室に上る前に手荷物の検査。
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南展望室は都庁舎改修工事に伴い、現在休室中のため、北展望室へのエレベータに乗り、55秒で45階へ。
地上202mの高さから、東京の街景色を楽しみます。 -
ここは無料で東京の絶景が楽しめる人気スポット。
今日も、家族連れや外国人など大勢の人が訪れています。
中央には、銀座で有名な「博品館トイパーク」。 -
丸の内にあった旧都庁舎が老朽化・狭隘化したため、1979年に都知事に就任した鈴木俊一が新宿副都心への移転を決定し、1991年に竣工したのがこの都庁舎。
設計は丹下健三で、第一本庁舎・第二本庁舎・都議会議事堂の3棟からなっています。 -
北東方面には、モード学園コクーンタワーや東京ドーム、スカイツリーが見えます。
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南東方面には、手前にKDDビル、その先にNTTドコモ代々木ビルや東京タワー、右側には東京ミッドタウンが見えます。
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更にその右は、明治神宮の森。
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南西方面には、新宿パークタワー、東京オペラシティなどの高層ビル。
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西の方角・・・雲がなければ富士山が見えるのですが。
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その右の山々は、高尾山・大菩薩峠・雲取山。
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三角形の中野サンプラザも見えます。
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眼下には新宿中央公園。
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北展望室からの眺望を楽しんだ後は、都議会議事堂見学のため、2階へ。
ロビー中央の吹き抜けアートは、米国在住の造形作家・伊原通夫作がステンレス・真鍮で作った『鉄樹開花(父に捧ぐ)』。 -
壁に飾られた巨大な熊手。
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2階北側にある「オリンピック・パラリンピックフラッグ展示コーナー」・・・開会式まで、もう2年を切りました。
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都民広場から見上げた第一本庁舎。
243mもあり、副都心高層ビル街の中では一番の高さです。
建物の上層部はツインタワー方式になっていて、どちらも最上階が展望室。 -
東京都庁には、随所に芸術作品が展示されています。
都民広場の左右を飾る赤い鋼製の作品は、井上武吉作の『my sky hole 91 Tokyo』。 -
都議会議事堂の前に展示された作品は、池田宗弘作の真鍮直付け彫刻『アダムとエヴァ(ジュンカンムタン)』。
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都議会議事堂の1階正面から入館し、入館手続きをしてエレベータへ。
6・7階の2階分が吹き抜けになっている本会議場を、7階の傍聴席から見学します。 -
正面の上にある黄色い丸窓は、第一本庁舎にあるシンボルマークの丸窓と同じ大きさ・高さで設計されており、「執行機関である都庁と、それに対峙する議会は対等な二元代表である」ということを表す象徴だそうです。
中央の一段高い場所が議長席、その前が演壇(発言席)で、演壇は車いすの人も登壇できるように、段差がなくスロープになっています。
手前に広がる席が一般議員席。(都議会議員の定数:127人) -
都議会の実質的な審査の場である委員会の部屋は3~6階に16室ありますが、これは一番大きい6階の第15委員会室で、予算特別委員会などが開かれます。
亀戸七福神めぐりと東京都庁見学を楽しんだ新春の一日でした。
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