奥大山の木谷沢渓流は必見の価値あり！

2018/11/20 - 2018/11/20

　紅葉の時期を過ぎた１１月下旬にバス旅行で山陰地方を廻ってきた。数カ所廻った観光地の一つ、奥大山にある「木谷沢渓流」を紹介します。

　ここ奥大山には何度も足を運んでいるのだが、この木谷沢渓流はいつもスルーしていた。今回この渓流に初めて行ってみたのだが、大山にこんな渓流があったとは・・・。

　奥大山スキー場はいつもマイカーで通り過ぎているが、こんな渓流があったとは。正直「不覚」であった。奥大山のキーワードは何と言っても「水」と「ブナ」であろう。サントリーも「奥大山の水」を商品化してかなり好評だと聞く。

　奥大山スキー場前の道をはさんだ森の奥にある遊歩道を進むと、川のせせらぎの音が聞こえてくる。耳を澄ませると鳥たちの鳴き声を聞きとれるほどの静寂が包む。

　どこかに似た景色があったなー！　　そうだ青森県にある有名な「奥入瀬渓流」のミニ版のような感じがする。誰かがそう言ってたけど私もその見方に異論はない！

　渓流添いをゆっくり散策して晩秋の奥大山・木谷沢渓流の景観を堪能したのである。

エリア 大山周辺(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 観光バス

西日本屈指の名峰大山は、いつ来ても魅了される山である。４月青春18切符でやってきた。あれから半年以上経ったが。。

桝水原からの眺め、「伯耆富士」と言われるのはここからの眺めを言う！

山頂付近はうっすらと雪に覆われていた。

紅葉の時期を過ぎた大山環状道路を行く、

シーズン中は、バスやマイカーが長蛇の列をつくるが

暮れゆく秋の景色もまたいいものだ、

もの悲しさを感じる山並み、

雑木林を抜けて、対向車もまったくなし！

奥大山の穴場、「木谷沢渓流」散策へ

小雨降る散策道を歩いて

黄葉もまた良い！

ここには養殖池があったらしい

森の中へ

小さダムがあった！！　　

水量は豊富のようだ、水質が良いのでサントリーが「奥大山の水」を売り出していることでも有名

渓流を流れる清涼な水・・

見るからにうまそうな水だ！

誰かが言うように、奥入瀬渓流によく似ている

いたるところにせせらぎが

周囲の樹木が奥入瀬よりもやや少ないか？

うっそうとした景観はないが、

苔むした岩が美しい！！

清らかな水の流れが心を癒やしてくれる

奥入瀬渓流によく似ている

ゆっくり流れるのは雪解け水か湧き水か

人が少ないのがいい！　　観光客はスルーするのだろう・・

木立の中を進む

苔が木の幹を覆う、鮮やかな緑が映える

オノエヤナギという樹だそうだ

こういう景観が続く

橋を渡って対岸へ

そして、またせせらぎが

スローシャッターで撮りたいところだが、三脚がない！

雨露に濡れた落ち葉も風情がある

苔むした岩も

木々の間を流れる

クヌギ林を抜けて

奥大山スキー場に戻る

遠くに雄大な大山が見えるはずだが、生憎の天気でかすむ、

一片の赤い葉が目を引く

ここから、蒜山高原へ向かい昼食後、今夜は世界屈指のラジウム温泉で知られている三朝温泉泊である。

大山には何度も行っているが、ここ木谷沢渓流は初めて行きました。バスツアーも悪くないなと思ったものである。

歳をとるとマイカーで長距離に出かけるのは、体力的にもかなり難儀なものであるが、ツアーバスならその点安全だし、安心して旅を楽しむことができる。

我が輩にとってはこれからは、こういう旅が主流になるのかもしれない。

いやいや、まだまだ老けるのは早すぎるかもと自問自答しているところです。