晩秋の大阪万博記念公園・自然文化園で、「紅葉三昧」の一日を過ごす。（2018）

2018/11/20 - 2018/11/20

”今年の万博記念公園は、９月の台風被害で木の枝や葉っぱが飛ばされて、紅葉はあまり期待できないのではないか”と言う情報がありましたが・・・。

情報はあくまでも参考にして、週間天気予報で晴＆降雨確率０％の日を選んで、自然文化園の紅葉見物に出かけました。
あまり期待をし過ぎると、後で”ガッカリ”するので、期待半分、不安半分の気持ちで出かけました。

期待半分、不安半分の紅葉見物でしたが、よろしければ、一見していただければ有り難く思います。

〈余談になりますが・・・。〉
自然文化園内に、「ひょうたん池」と言う小さな池が有ります。空から見ると池の形が「ひょうたん」の形に見えるので、そのような名前が付いているらしいです。
池の畔には一本のモミジの木が植えられていて、紅葉の季節になると鮮やかな赤橙色に変色するのです。周囲の樹々はほとんど紅葉（黄葉）しないので、一本のモミジの木の紅葉が特に目立っています。
また、モミジを囲む池にはいろいろな種類の鯉が泳いでいて、人が近づいても逃げる様子はなく、馴れ馴れしく近づいてきます。
「ひょうたん池」の存在を知らない紅葉見物者も多いので、人が少なく、自分のペースで紅葉見物を楽しむことができます。
私なりに「紅葉の穴場スポット」と位置付けています。

※写真は、「ひょうたん池」の畔に、一本だけ植えられているモミジ。

エリア 吹田・万博公園(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

※写真は、「万博記念公園　園内マップ」の一部です。

万博記念公園は、「自然文化園」と「日本庭園」とに大別されます。

一般的に万博記念公園の紅葉は、「自然文化園」の方が「日本庭園」より早く始まります。

「日本庭園前駐車場」に車を預け、「日本庭園前ゲート」から入園しました。

今日の紅葉見物ルートは、自然文化園内の「水車茶屋」～「にれの池」～「自然観察学習館」～「紅葉渓」～「ひょうたん池」～「けやきの丘」周辺を考えていました。

先ず、「日本庭園前ゲート」～「現代美術の森」～「中津道」を通って「水車茶屋」を目指しました。

※写真は、途中にある「現代美術の森」周辺の紅葉です。
　道路は舗装されていますが、緩やかな上り坂になっています。

※「現代美術の森」周辺の紅葉をズームで撮りました。

緩やかな上り坂を数百メートル進んで行くと「水車茶屋」に到着しました。

「水車茶屋」の敷地内に入る前に、「中津道」側にある塀の外から中を覗くとこのような景色でした。

塀の外から、ズームで撮ってみました。

紅葉は予想より進んでいるような印象を受けました。

「水車茶屋」の敷地内に入ると、林側にあるモミジは随分赤色に染まっていました。

※写真は、「水車茶屋」敷地内にあるモミジの紅葉です。

このモミジの左側には、１台の水車が稼働しているのですが、水車周辺のモミジは陽当たりが悪いせいか、紅葉らしい様子はありませんでした。

※写真は、「水車茶屋」敷地内北側と塀周辺の紅葉です。

「水車茶屋」の紅葉見物をした後、「梅林」の遊歩道を通り抜け、「にれの池」に到着しました。

「にれの池」周辺の紅葉は、２年前（１１月上旬）に見物したことがありますが、その時よりは遥かに紅葉が進んでいる印象を受けました。

※写真は、遊歩道の東側から西方面を見た景色です。

遊歩道の右側は、「梅林」になります。

※写真は、遊歩道の東側から西方面を見た景色です。

遊歩道の右側は、「梅林」になります。

※写真は、遊歩道の西側から東方面を見た景色です。

予想以上に、鮮やかな紅葉でした。

※写真は、遊歩道の西側から東方面を見た景色です。

予想以上に、鮮やかな紅葉でした。

紅葉をズームで撮ってみました。

モミジの下から見上げると、このような景色でした。

「にれの池」周辺で紅葉見物をした後、再び、「中津道」を通って、「自然観察学習館」に到着しました。

この周辺では、大きな「アメリカフウ」の紅葉を見ることができるのですが、９月の台風で、葉っぱが吹き飛ばされていました。
その影響なのか、ソラード（森の空中観察路）も、いつもより紅葉見物者が少ない印象を受けました。

※写真は、「自然観察学習館」側から見た、「紅葉渓」の景色です。

ようやく、紅葉（黄葉）が始まりつつありました。

「自然観察学習館」の交差点から西方面を見ると、「もみじ川」に朱色の橋が架かっています。
橋を渡って左側には、「紅葉渓」「もみじの滝」があります。

※写真は、「中津道」側から見た、「紅葉渓」の景色です。

ようやく、紅葉（黄葉）が始まりつつありました。

「紅葉渓」の入り口で紅葉（黄葉）を見ていると、汽笛を鳴らしながら「森のトレイン」がやって来ました。
「中津道」は「森のトレイン」の運行ルートにもなっています。

本来ならば、この場所から「もみじの滝」まで足をのばして、小さな滝や池周辺の紅葉を見たいと思っていましたが、”紅葉はこれから”と言う情報があったので断念することにしました。

再び、「中津道」を西北方面に進んで行くと「西大路」の交差点に到着しました。

※写真は、「中津道」と「西大路」の交差点から、東方面（水すましの池）を見た景色です。

「西大路」は、プラタナスの並木道になっていて、本来ならば黄葉が見られるところですが、９月の台風でほとんどの葉っぱが吹き飛ばされていました。

西大路の交差点から北へ約５０メートル、お気に入りの「ひょうたん池」に到着しました。

池の畔に植えられているモミジは約９０％くらいの紅葉でした。私は、モミジの紅葉を４方向から見ることにしています。
先ず、南側遊歩道の敷石に立って、「ひょうたん池」を見ました。

※写真は、南側から見た「ひょうたん池＆モミジ」の景色です。

ちょっと、ズームで撮ってみました。

池面に写る「逆さモミジ」が実に良いですね。
贅沢を言わせていただければ、池面が鏡のようにもっと穏やかで、波が立っていなかったら良かったのですが・・・。

もう少し、ズームで撮ってみました。

緑色をした樹々をバックに、赤橙色をした一本のモミジが映えていました。

※写真は、南東側から見た景色です。

ちょっと、ズームで撮ってみました。

もっと近づいて見たモミジは、随分、迫力がありました。

ズームで、モミジの右側を撮りました。

ズームで、モミジの中央を撮りました。

ズームで、モミジの左側を撮りました。

目の前でモミジを見た後、池面の敷石を渡って北側に移動しました。

※写真は、北側から見た景色です。

池面に映る「逆さモミジ」が実に素晴らしいですね。
水面が穏やかであれば、もっと、素晴らしい「逆さモミジ」を見ることができたのですが・・・残念！。

※写真は、北側から見た景色です。

※写真は、北側から見た景色です。

いつもは、数人の見物者しか出会いませんが、今日は、珍しく１０人以上の見物者が集まっていました。

ちょっと、ズームで撮ってみました。

見物者としては、珍しく、ベビー・カーを押して来た若夫婦にも出会いました。

台湾からやって来たと言う、女性二人組の旅行者にも出会いました。

北側から、もっと、ズームで撮ってみました。

池の中に敷かれた、石の遊歩道周辺にはいろいろな種類の鯉が泳いでいます。
人影を見たり、人の足音を感じると、逃げることなく、馴れ馴れしく近づいてきます。

北側からモミジ見物をした後、東側に移動しました。

陽射しによって、モミジの色が変わるので、見る場所毎に趣きがあります。

ちょっと、ズームで撮ってみました。

見れば見るほど、素晴らしいモミジです。

最後に、少し角度を変えて撮ってみました。

ちょっと、ズームで撮ってみました。

「ひょうたん池」を引き揚げる前に、未練がましく、近くまで移動して撮ってみました。

赤橙色をした、実に、素晴らしいモミジでした。

「ひょうたん池」と道路を挟んで、東側には「つばきの森」があります。

入り口の近くに、純白の「サザンカ」があったので一枚だけ撮りました。

「サザンカ」を見た後、来た道（中津道）をひき返し、「けやきの丘」を目指しました。

移動すること約１ｋｍ、「けやきの丘」に到着しました。

「けやきの丘」は、特別大きな木は無いのに、木の下は陽当たりが悪く、鬱蒼としていました。

※写真は、「けやきの丘」の紅葉です。

※写真は、「けやきの丘」の紅葉です。

※写真は、「けやきの丘」の紅葉です。

※写真は、「けやきの丘」の紅葉です。

帰り路、「けやきの丘」～「日本庭園前ゲート」に移動中、ちょっとだけ、太陽の塔」周辺に寄り道をしました。

※写真は、「太陽の塔」西側の遊歩道から見た、「中央口ゲート」「EXPOCITY」方面の景色です。

これで、本日の紅葉見物は、無事、終了しました。
出かける時は、期待半分、不安半分の気持ちでしたが、欲を言えば「きり」がありません。
自然相手なので止むを得ないことですが、予想以上の紅葉もあれば、ちょっと、ガッカリした紅葉もありました。
私は、お気に入りの「ひょうたん池」の紅葉を見ることができただけで十分満足しました。
”Very　very　good！！！”でした。

公園関係者の方々は、６月の地震、９月の台風による被害復旧に対して随分苦労されたとの情報も聞いています。
ご苦労様でした。有難うございました。