ツクバネの実を求めて山に入る

2018/11/20 - 2018/11/20

近郊の山にツクバネの実を取りに行きました。　
ツクバネ,漢字で書くと「衝羽根」。　正月のハネツキ遊びの羽子板の羽根に形が似ています。　実際に飛ばすとクルクル回りながら地面に落ちてきます。
ツクバネは正月の茶花としてとても相応しくので良く使われます。　食材としても茶懐石料理で吸物として用いられたことが古今茶湯集に記されています。また、おせち料理にもツマとして使われています。

ツクバネはちょっと変わってて栄養を他の植物から失敬して育ちます。半寄生植物と呼ばれ珍しい樹木です。
マイ園芸趣味として我が家の庭でも育てています。

エリア 鶴岡(山形)

• 旅行の満足度: 4.0

この辺りがツクバネロード。
今日は70ccのバイクで来ました。
上空に寒気があり天気は曇り、時折雨でアラレも降ってきました。
なお、乱獲防止の為、位置情報は非表示とします。

杉の大木に寄生してるツクバネです。　この時期としては珍しく葉が残っています。

コレがツクバネの実です。　4枚の羽根がついているのが分かりますか？

同じ株です。

落葉して実だけが残ったツクバネです。この時期はコレが普通の姿です。

実が一杯ついてます。

コレも。

ココにも葉が残った株がありました。

この株の実は他より巨大でした。

栄養が豊富なのか先端部に3個の実がついてます。　普通は1個ですが偶に2個か3個。4個はまだ見たことは無いですね。

今日は5時間ぐらいの間に沢山の実を採取することが出来ました。　来年も来ることになるでしょう。　

以上