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アメリカから、機内泊、車内泊を経て、3晩目は船内泊です。そしてアドリア海を渡って、モンテネグロのバールというところに着きました。もともと乗り物好きの旅なので、ここからベルグラードまで11時間半かけて走る列車に乗ることをまず計画に入れたのですが、船が着く時間が朝8時で、列車が出る時間が8時20分。港から駅まで歩けば20分くらいということは、とても同じ日に乗り継げるタイミングではなく、どうしても1日置くしかありません。モンテネグロで1日過ごすことにした理由はそれだけなんです。バールは何もない所で、どうやって時間をつぶそうかと考えていたら、そこからバスで2時間のコトルという観光名所を発見したので、行ってみることにしました。

2018年秋の乗りまくり旅その②-イタリアのバリから船でモンテネグロへ

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2018/10/30 - 2018/10/31

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いしいやすなり

いしいやすなりさん

アメリカから、機内泊、車内泊を経て、3晩目は船内泊です。そしてアドリア海を渡って、モンテネグロのバールというところに着きました。もともと乗り物好きの旅なので、ここからベルグラードまで11時間半かけて走る列車に乗ることをまず計画に入れたのですが、船が着く時間が朝8時で、列車が出る時間が8時20分。港から駅まで歩けば20分くらいということは、とても同じ日に乗り継げるタイミングではなく、どうしても1日置くしかありません。モンテネグロで1日過ごすことにした理由はそれだけなんです。バールは何もない所で、どうやって時間をつぶそうかと考えていたら、そこからバスで2時間のコトルという観光名所を発見したので、行ってみることにしました。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • イタリアのバリ駅で列車を降りました。夕方の5時半で、すっかり暗くなっていました。前の夜から夜行列車に乗って、そのまま乗り継いでまた一日、よく乗りましたけど、いくら乗っても飽きません。<br />ここから港まで、バスも出ていますが、古い町並みを通って歩いてみることにしました。本来なら、3時ころに着く列車に乗るはずだったので、船が出る9時まで、散策する時間もある程度あるはずだったのに、残念ですが、それでも一応歩きます。

    イタリアのバリ駅で列車を降りました。夕方の5時半で、すっかり暗くなっていました。前の夜から夜行列車に乗って、そのまま乗り継いでまた一日、よく乗りましたけど、いくら乗っても飽きません。
    ここから港まで、バスも出ていますが、古い町並みを通って歩いてみることにしました。本来なら、3時ころに着く列車に乗るはずだったので、船が出る9時まで、散策する時間もある程度あるはずだったのに、残念ですが、それでも一応歩きます。

  • 駅前から続く歩行者天国の商店街。ちょっとこの写真ではわかりませんが、結構人が出ていたし、グッチだのエルメスだの、プラダだのと、高級品の店がずらッと並んでいるのには驚きました。さすがイタリアですねえ。

    駅前から続く歩行者天国の商店街。ちょっとこの写真ではわかりませんが、結構人が出ていたし、グッチだのエルメスだの、プラダだのと、高級品の店がずらッと並んでいるのには驚きました。さすがイタリアですねえ。

  • 商店街を抜けて、古い町並みに入っていくと、石畳の道になり、建物もちょっと雰囲気が違ってきます。

    商店街を抜けて、古い町並みに入っていくと、石畳の道になり、建物もちょっと雰囲気が違ってきます。

  • 大聖堂やらお城やら、いろんな見どころがいっぱいありそうですが、あいにく真っ暗で、時間もなく、全部素通りです。でも、雰囲気だけは味わえました。

    大聖堂やらお城やら、いろんな見どころがいっぱいありそうですが、あいにく真っ暗で、時間もなく、全部素通りです。でも、雰囲気だけは味わえました。

  • 古い町並みを抜けると、港の近くに出てきたような雰囲気で、大通りと駐車場ばかり。こんな真っ暗なところを歩いてる人なんていないなあと思いながら、なんとかフェリーのターミナルを見つけて、中に。<br />6時半頃でしたが、乗り場らしき所に待合所があり、人がチラホラと待っている様子です。<br />左右には、いくつかフェリー会社の窓口がありましたが、どこも誰もいません。どこかでチェックインしてボーディングパスをもらわなければいけないのですが、さて、いったいどこで???<br />船は9時だから、きっとまだ時間が早いせいかな?そのうち窓口が開いてチェックインの受付が始まるに違いないと思い込み、さて、夕飯もまだだったから、どこかに何か食べられるところはないかと、外に出てみました。

    古い町並みを抜けると、港の近くに出てきたような雰囲気で、大通りと駐車場ばかり。こんな真っ暗なところを歩いてる人なんていないなあと思いながら、なんとかフェリーのターミナルを見つけて、中に。
    6時半頃でしたが、乗り場らしき所に待合所があり、人がチラホラと待っている様子です。
    左右には、いくつかフェリー会社の窓口がありましたが、どこも誰もいません。どこかでチェックインしてボーディングパスをもらわなければいけないのですが、さて、いったいどこで???
    船は9時だから、きっとまだ時間が早いせいかな?そのうち窓口が開いてチェックインの受付が始まるに違いないと思い込み、さて、夕飯もまだだったから、どこかに何か食べられるところはないかと、外に出てみました。

  • ターミナルビルのすぐ横に店舗がいくつか並んでる様子ではありましたが、開いてるのは1軒だけみたいでした。まあ、人が座ってタバコを吸いながらワイン飲んだりしてるようだし、中をのぞき、メニューを見て、何でもいいやと思い、入って、サラダとチキンの何とかっていうのを注文して、とりあえず荷物を置いて座りました。<br />ついでに、9時の船に乗るんだけど、チェックインはどこでするのかと聞いてみたら、たどたどしい英語で、7時に窓口があくからというような口ぶりだったので、それを信じてとりあえず食事を楽しむことに。

    ターミナルビルのすぐ横に店舗がいくつか並んでる様子ではありましたが、開いてるのは1軒だけみたいでした。まあ、人が座ってタバコを吸いながらワイン飲んだりしてるようだし、中をのぞき、メニューを見て、何でもいいやと思い、入って、サラダとチキンの何とかっていうのを注文して、とりあえず荷物を置いて座りました。
    ついでに、9時の船に乗るんだけど、チェックインはどこでするのかと聞いてみたら、たどたどしい英語で、7時に窓口があくからというような口ぶりだったので、それを信じてとりあえず食事を楽しむことに。

  • 食べたのはこんなものです。南イタリアの港町だし、おいしいシーフードのパスタなんか食べたいと思っていたのに、お預けですね。まあ安かったからいいですけど。<br />7時15分頃、荷物をもってターミナルビルに戻ると、待合所の人数は少し増えているものの、窓口は相変わらず真っ暗でもぬけの殻。インフォメーションのデスクにいた女性に、チェックインはどこでするのかと尋ねたのですが、やっぱり英語はダメ。それでも、なにやら、外に出てバスに乗れと言っているのはわかります。<br />そんなところに、モンテネグロ人の青年が現れて、イタリア語も英語もできるらしく、助け船を出してくれました。チェックインの窓口は2キロほど離れた場所にあるから、歩いてはいけないけど、ビルの前に無料のシャトルバスが来るからそれに乗っていけば5分だから…。そんなことどこにも書いてないし、なんの案内もない。不親切なフェリー会社だなあ・・。と思っても仕方がありませんね。<br />そういわれて、お礼を言って、建物の外に出るも、そんなバスの看板もなにもない。そこに居合わせたおじさんに聞いてみましたが、やっぱり「バスはここ」・・・くらいしか伝わりません。<br />だんだんと乗船時間が迫っているのに、バスはいったい来るのやらと不安に思い始めた頃、やっと現れました。<br />それに乗って、船のボーディングパスを受け取る手続きをしに窓口に立ったのは、ほんの3~4人。なので、並ぶこともなく、すんなりパスはもらえましたが、また帰りのバスを待つこと15分余り。<br />無事にボーディングパスを受け取って、ターミナルビルにやっと戻りついたのは、8時45分でした。そして乗船口の列に並び、なんとか無事に船に乗り込んだのでした。

    食べたのはこんなものです。南イタリアの港町だし、おいしいシーフードのパスタなんか食べたいと思っていたのに、お預けですね。まあ安かったからいいですけど。
    7時15分頃、荷物をもってターミナルビルに戻ると、待合所の人数は少し増えているものの、窓口は相変わらず真っ暗でもぬけの殻。インフォメーションのデスクにいた女性に、チェックインはどこでするのかと尋ねたのですが、やっぱり英語はダメ。それでも、なにやら、外に出てバスに乗れと言っているのはわかります。
    そんなところに、モンテネグロ人の青年が現れて、イタリア語も英語もできるらしく、助け船を出してくれました。チェックインの窓口は2キロほど離れた場所にあるから、歩いてはいけないけど、ビルの前に無料のシャトルバスが来るからそれに乗っていけば5分だから…。そんなことどこにも書いてないし、なんの案内もない。不親切なフェリー会社だなあ・・。と思っても仕方がありませんね。
    そういわれて、お礼を言って、建物の外に出るも、そんなバスの看板もなにもない。そこに居合わせたおじさんに聞いてみましたが、やっぱり「バスはここ」・・・くらいしか伝わりません。
    だんだんと乗船時間が迫っているのに、バスはいったい来るのやらと不安に思い始めた頃、やっと現れました。
    それに乗って、船のボーディングパスを受け取る手続きをしに窓口に立ったのは、ほんの3~4人。なので、並ぶこともなく、すんなりパスはもらえましたが、また帰りのバスを待つこと15分余り。
    無事にボーディングパスを受け取って、ターミナルビルにやっと戻りついたのは、8時45分でした。そして乗船口の列に並び、なんとか無事に船に乗り込んだのでした。

  • 船のロビー。この時期、1週間に1便しかないフェリーだし、季節外れで、どうせそんなに混んでないだろうとはおもいましたが、かなりガラガラです。右側にはお土産屋などがあるのですが、全部しまっています。

    船のロビー。この時期、1週間に1便しかないフェリーだし、季節外れで、どうせそんなに混んでないだろうとはおもいましたが、かなりガラガラです。右側にはお土産屋などがあるのですが、全部しまっています。

  • 船は無事に港を出ていきました。

    船は無事に港を出ていきました。

  • 一番安いチケットで乗れる、一般座席室。すいていても、座席のアームレストは固定されているので、横になろうと思ったら、床に寝袋を敷いて寝るしかありません。

    一番安いチケットで乗れる、一般座席室。すいていても、座席のアームレストは固定されているので、横になろうと思ったら、床に寝袋を敷いて寝るしかありません。

  • 船内にはこんなラウンジもあり、一応営業していました。ここには、ソファもあるので、荷物を持って、ここに一晩中居座って寝てるひともいたようです。

    船内にはこんなラウンジもあり、一応営業していました。ここには、ソファもあるので、荷物を持って、ここに一晩中居座って寝てるひともいたようです。

  • せっかくだから、ホッとしたところで、ワインでもいただくことに。食べるものはほとんど何もなく、かろうじて、このクロアチア製のポテトチップスで。<br />座って少ししたら、危ないところを救ってくれたあのモンテネグロ人の青年が現れて、一緒に座っていいかというので、どうぞと言って、11時過ぎまでおしゃべりしました。<br />そんなのも、一人旅ならでは楽しみですねえ。

    せっかくだから、ホッとしたところで、ワインでもいただくことに。食べるものはほとんど何もなく、かろうじて、このクロアチア製のポテトチップスで。
    座って少ししたら、危ないところを救ってくれたあのモンテネグロ人の青年が現れて、一緒に座っていいかというので、どうぞと言って、11時過ぎまでおしゃべりしました。
    そんなのも、一人旅ならでは楽しみですねえ。

  • 自分の船室前の廊下。殺風景で、シーンとしています。

    自分の船室前の廊下。殺風景で、シーンとしています。

  • 2人用の船室ですが、やっぱり殺風景です。

    2人用の船室ですが、やっぱり殺風景です。

  • 一応、バスルームがついていて、シャワーもちゃんとお湯が出ました。ということは、窓の眺めこそありませんが、これはかなりいい方の船室なんですよ。

    一応、バスルームがついていて、シャワーもちゃんとお湯が出ました。ということは、窓の眺めこそありませんが、これはかなりいい方の船室なんですよ。

  • 幸い、波もほとんどなく、大変スムーズな航海でした。朝食時間の前にデッキに上って、日の出を拝みます。

    幸い、波もほとんどなく、大変スムーズな航海でした。朝食時間の前にデッキに上って、日の出を拝みます。

  • 朝食は6時半からで、ビュッフェスタイルになっていますが、やっぱり人はまばら。なので、メニューも人が多い時に比べると少なくなっていると思いました。

    朝食は6時半からで、ビュッフェスタイルになっていますが、やっぱり人はまばら。なので、メニューも人が多い時に比べると少なくなっていると思いました。

  • まあ、十分ですかね。コーヒーは、かなりまずく、オレンジジュースも、濃縮したものに水を加えてあるので、沈殿していて、水みたいに薄かったです。でもまあ、船の上でいただく食事の気分というか楽しさは十分あります。

    まあ、十分ですかね。コーヒーは、かなりまずく、オレンジジュースも、濃縮したものに水を加えてあるので、沈殿していて、水みたいに薄かったです。でもまあ、船の上でいただく食事の気分というか楽しさは十分あります。

  • 思わず、お替りで、今度はシリアルをいただいてみました。

    思わず、お替りで、今度はシリアルをいただいてみました。

  • だんだんと陸が見えてきて、到着ももうすぐです。モンテネグロなんて初めてなので、ちょっと興奮してしまいます。

    だんだんと陸が見えてきて、到着ももうすぐです。モンテネグロなんて初めてなので、ちょっと興奮してしまいます。

  • 船は無事に到着し、入国審査でパスポートにスタンプが押され、町に出ました。のどかな田舎町ですが、南国のような雰囲気があります。色々ありましたが、ここまで無事に来れたら、ずいぶん旅をしてきたなあという気分になります。

    船は無事に到着し、入国審査でパスポートにスタンプが押され、町に出ました。のどかな田舎町ですが、南国のような雰囲気があります。色々ありましたが、ここまで無事に来れたら、ずいぶん旅をしてきたなあという気分になります。

  • さて、港から歩いて20分くらいのところにバスターミナルがあり、そこでコトルに行くバスに乗れます。バスも季節外れなのでガラガラです。

    さて、港から歩いて20分くらいのところにバスターミナルがあり、そこでコトルに行くバスに乗れます。バスも季節外れなのでガラガラです。

  • コトルまでちょうど2時間。高速道路などないので、山の一般道を、クネクネとカーブを曲がりながら、素晴らしい景色が楽しめます。

    コトルまでちょうど2時間。高速道路などないので、山の一般道を、クネクネとカーブを曲がりながら、素晴らしい景色が楽しめます。

  • 海がまぶしいです。<br />このあたりは、大変田舎ですが、気候がいいし、物価が安いし、海が大変美しいので、リゾートの雰囲気でいっぱいです。あちこちに、別荘やらホテルやらがひしめいていて、かなりの違和感です。が、そういうイタリア側からの観光客が、大きな収入源なのでしょうから、それも仕方がありませんね。

    海がまぶしいです。
    このあたりは、大変田舎ですが、気候がいいし、物価が安いし、海が大変美しいので、リゾートの雰囲気でいっぱいです。あちこちに、別荘やらホテルやらがひしめいていて、かなりの違和感です。が、そういうイタリア側からの観光客が、大きな収入源なのでしょうから、それも仕方がありませんね。

  • さて、バスは、お昼前にコトルに到着し、古い町並みに向かって歩いていきました。車は港の方に流れて、そこにある駐車場に止めるか、通過するかしかなく、町の中は、人が2人やっとすれ違える程度の狭ーい路地裏通りみたいな石畳の道も多く、もちろん車なんか通れません。本当に古い町なんですねえ。

    さて、バスは、お昼前にコトルに到着し、古い町並みに向かって歩いていきました。車は港の方に流れて、そこにある駐車場に止めるか、通過するかしかなく、町の中は、人が2人やっとすれ違える程度の狭ーい路地裏通りみたいな石畳の道も多く、もちろん車なんか通れません。本当に古い町なんですねえ。

  • こんな道が多いです。

    こんな道が多いです。

  • 洗濯物が干してあります。

    洗濯物が干してあります。

  • 犬が昼寝していたり、

    犬が昼寝していたり、

  • そこら中に猫がいます。

    そこら中に猫がいます。

  • 歩いていたら、こんな広場に出ました。これはものすごく古い聖堂ということで、観光客も群がる場所みたいです。

    歩いていたら、こんな広場に出ました。これはものすごく古い聖堂ということで、観光客も群がる場所みたいです。

  • 中はこんな感じでした。教会の建物にしては小さいので、こんなもんでしょうか。まあこの町自体も小さいし。。。

    中はこんな感じでした。教会の建物にしては小さいので、こんなもんでしょうか。まあこの町自体も小さいし。。。

  • しかし、この聖堂の価値は、このとてつもない古さにあります。すごいですねえ。

    しかし、この聖堂の価値は、このとてつもない古さにあります。すごいですねえ。

  • この時計台も有名みたいです。この町、一方は入り組んだ入江の港、それを三方が岸壁が迫る山に囲まれていて、山の上には要塞が建てられてしっかり敵の侵入を見張り、さらに港に面して町全体が壁で囲われているという、ものすごい防御の固い場所なんです。バルカンって、方やローマが攻めてくる、方やギリシャ、トルコが攻めてくるというように、本当にかわいそうなくらい攻撃の的になってきた場所なんでしょうね。

    この時計台も有名みたいです。この町、一方は入り組んだ入江の港、それを三方が岸壁が迫る山に囲まれていて、山の上には要塞が建てられてしっかり敵の侵入を見張り、さらに港に面して町全体が壁で囲われているという、ものすごい防御の固い場所なんです。バルカンって、方やローマが攻めてくる、方やギリシャ、トルコが攻めてくるというように、本当にかわいそうなくらい攻撃の的になってきた場所なんでしょうね。

  • さて、この日の目当ては、実はここから始まります。山の要塞に上る道の入り口です。

    さて、この日の目当ては、実はここから始まります。山の要塞に上る道の入り口です。

  • 狭いところに、石の道ができています。かなり急です。

    狭いところに、石の道ができています。かなり急です。

  • なので、ちょっと歩くと、すでに結構いい景色が広がる・・・。こんなのまだまだ序の口。。。

    なので、ちょっと歩くと、すでに結構いい景色が広がる・・・。こんなのまだまだ序の口。。。

  • ちょっと上っていくと、もうこんな要塞の跡が見られます。全部同じような石を積み上げた造りになっているので、この石でできた細い階段も、その横の幅の広い道(大変歩きにくいので、ほとんど階段を使います)も、この要塞と一緒に作られたのでしょうね。

    ちょっと上っていくと、もうこんな要塞の跡が見られます。全部同じような石を積み上げた造りになっているので、この石でできた細い階段も、その横の幅の広い道(大変歩きにくいので、ほとんど階段を使います)も、この要塞と一緒に作られたのでしょうね。

  • しばらく上っていくと、ちょうど休憩したい地点で、こんな教会の建物があります。これも、要塞を守る人たちの礼拝の場として重要だったのでしょう。

    しばらく上っていくと、ちょうど休憩したい地点で、こんな教会の建物があります。これも、要塞を守る人たちの礼拝の場として重要だったのでしょう。

  • 中はこんな感じに、しっかりと教会らしい礼拝堂になっています。

    中はこんな感じに、しっかりと教会らしい礼拝堂になっています。

  • 教会建物にはこんな塔もできています。凝った造りになっていますねえ。ここまでくると、入江の眺めも本格的です。大きな船は沖止めで、そこから小さい船で港に上陸するようになるみたいです。

    教会建物にはこんな塔もできています。凝った造りになっていますねえ。ここまでくると、入江の眺めも本格的です。大きな船は沖止めで、そこから小さい船で港に上陸するようになるみたいです。

  • こんなところにも、かわいい猫ちゃんが。この男の子と一体なにをヒソヒソ話してるんでしょうねえ。

    こんなところにも、かわいい猫ちゃんが。この男の子と一体なにをヒソヒソ話してるんでしょうねえ。

  • この猫ちゃんは、すっかり疲れたのか、いいお天気で気分がよくなったのか、気持ちよさそうに昼寝です。自分だったら、こんな高い所じゃとても昼寝の気分にはなれませんけど・・・(汗)

    この猫ちゃんは、すっかり疲れたのか、いいお天気で気分がよくなったのか、気持ちよさそうに昼寝です。自分だったら、こんな高い所じゃとても昼寝の気分にはなれませんけど・・・(汗)

  • 登りはさらに続きます。だんだんと、登る人の数も少なくなっていきます。

    登りはさらに続きます。だんだんと、登る人の数も少なくなっていきます。

  • 登りの階段もだんだんと急になってきますし、心なしか、階段の横の壁もだんだん低くなってきているので、足ものとには気を付けて・・・。

    登りの階段もだんだんと急になってきますし、心なしか、階段の横の壁もだんだん低くなってきているので、足ものとには気を付けて・・・。

  • 10月末でも、気温は24度くらいありました。半袖と短パンでも十分なくらいです。自分も、息を荒くしながら、頑張って登ります。

    10月末でも、気温は24度くらいありました。半袖と短パンでも十分なくらいです。自分も、息を荒くしながら、頑張って登ります。

  • 下を見るとちょっと怖いですけど、かなり急な狭い階段も上り詰めました。

    下を見るとちょっと怖いですけど、かなり急な狭い階段も上り詰めました。

  • すると、ここまで登ってきた甲斐があったというもの、こんな素晴らしい眺望が現れました。こうしてみると、コトルという町が、三角形にできていて、海に面した部分は壁や大きな建物で囲われ、街中には小さめの建物をぎっしりと詰めて建て、狭いクネクネとして路地裏通りのような道が迷路のようになっていて、一筋縄ではいかないようにわざと設計されている様子がわかります。本当にこの路地裏通りを歩いていると、狭所恐怖症の人だったら、パニックしてしまいそうだと思うほどです。<br />それにしても、素晴らしい眺めですねえ。<br />要塞はこの先も山の深い所までずっと続いているようでしたけど、お腹もすいたことだし、この辺で満足して山を下りることにしました。

    すると、ここまで登ってきた甲斐があったというもの、こんな素晴らしい眺望が現れました。こうしてみると、コトルという町が、三角形にできていて、海に面した部分は壁や大きな建物で囲われ、街中には小さめの建物をぎっしりと詰めて建て、狭いクネクネとして路地裏通りのような道が迷路のようになっていて、一筋縄ではいかないようにわざと設計されている様子がわかります。本当にこの路地裏通りを歩いていると、狭所恐怖症の人だったら、パニックしてしまいそうだと思うほどです。
    それにしても、素晴らしい眺めですねえ。
    要塞はこの先も山の深い所までずっと続いているようでしたけど、お腹もすいたことだし、この辺で満足して山を下りることにしました。

  • 街に降りてきました。こんなレストランを見つけて、せっかくだから外のテーブルに席を取りました。

    街に降りてきました。こんなレストランを見つけて、せっかくだから外のテーブルに席を取りました。

  • 遅めの昼食でしたが、白ワインとともに、シンプルなサラダと、コウイカの墨のリゾットをいただきました。

    遅めの昼食でしたが、白ワインとともに、シンプルなサラダと、コウイカの墨のリゾットをいただきました。

  • こんな子猫ちゃんも、傍で一緒にお食事です。

    こんな子猫ちゃんも、傍で一緒にお食事です。

  • さて、一通りコトルの町を散策して、再びバスに2時間揺られてバールに戻りました。すっかり暗くなってしまいましたが、まだ見たいところが2カ所残っています。<br />これは町にある、東方正教会の建物。こんな辺鄙な田舎町にしては、たいそう立派なもので、びっくりしてしまいます。

    さて、一通りコトルの町を散策して、再びバスに2時間揺られてバールに戻りました。すっかり暗くなってしまいましたが、まだ見たいところが2カ所残っています。
    これは町にある、東方正教会の建物。こんな辺鄙な田舎町にしては、たいそう立派なもので、びっくりしてしまいます。

  • 中では、何やら礼拝行事が行われているらしく、神父さんの大きな歌うような声が聞こえていて、ひっきりなしひ人が出入りしていました。申し訳ないですが、こっそり写真をカシャッ。

    中では、何やら礼拝行事が行われているらしく、神父さんの大きな歌うような声が聞こえていて、ひっきりなしひ人が出入りしていました。申し訳ないですが、こっそり写真をカシャッ。

  • 教会の向かい側には、公園があって、その敷地内にこんな建物が立っています。モンテネグロは1910年から1918年までの短い期間、王国だったのですが、その時の国王二コラ1世の生涯を中心に、モンテネグロの歴史を展示した博物館です。夜8時まで開いているので、入ってみました。

    教会の向かい側には、公園があって、その敷地内にこんな建物が立っています。モンテネグロは1910年から1918年までの短い期間、王国だったのですが、その時の国王二コラ1世の生涯を中心に、モンテネグロの歴史を展示した博物館です。夜8時まで開いているので、入ってみました。

  • 国王の書斎の様子が展示されています。

    国王の書斎の様子が展示されています。

  • 国王はピアノなんか弾いたのでしょうか。壁には自身の肖像画がかかっています。

    国王はピアノなんか弾いたのでしょうか。壁には自身の肖像画がかかっています。

  • 国王関連以外にも、このように当時使われていた国の典型的な民族衣装なども展示されていて、楽しいです。

    国王関連以外にも、このように当時使われていた国の典型的な民族衣装なども展示されていて、楽しいです。

  • あと、モンテネグロの海沿いにあるバール地域は、オリーブオイルの産地であり、昔使われていたオリーブの実をプレスして油を抽出する道具類なども展示されています。壁にかかっている写真は、オリーブの木ですね。

    あと、モンテネグロの海沿いにあるバール地域は、オリーブオイルの産地であり、昔使われていたオリーブの実をプレスして油を抽出する道具類なども展示されています。壁にかかっている写真は、オリーブの木ですね。

  • 博物館はこじんまりとしていて、30分もあれば全部見られるほどですが、なかなか面白いと思いました。建物の外には、こんな見事なヤシの木があって、南国を感じさせます。博物館がある公園内には、レストランなどもあるようでしたが、そんなにだだっ広い場所ではなく、すぐ向こうは海になっていて、海に沿って散歩を楽しむ家族連れなどが結構でていました。<br />そこをぶらぶらとゆっくり散歩しながら港のある中心街の方に10分もあれば戻れます。<br />今日は、夜行フェリーで朝ここに着いたんだっけ。そのまま一日よく歩きました。

    博物館はこじんまりとしていて、30分もあれば全部見られるほどですが、なかなか面白いと思いました。建物の外には、こんな見事なヤシの木があって、南国を感じさせます。博物館がある公園内には、レストランなどもあるようでしたが、そんなにだだっ広い場所ではなく、すぐ向こうは海になっていて、海に沿って散歩を楽しむ家族連れなどが結構でていました。
    そこをぶらぶらとゆっくり散歩しながら港のある中心街の方に10分もあれば戻れます。
    今日は、夜行フェリーで朝ここに着いたんだっけ。そのまま一日よく歩きました。

  • 夕食にはこんなお店に入ってみました。中はやっぱりすいています。

    夕食にはこんなお店に入ってみました。中はやっぱりすいています。

  • まずはモンテネグロ産のワインをいただきました。なかなかおいしいワインでした。

    まずはモンテネグロ産のワインをいただきました。なかなかおいしいワインでした。

  • さすがに、こうしてパンにつけるオリーブオイルもしっかり出てきました。

    さすがに、こうしてパンにつけるオリーブオイルもしっかり出てきました。

  • 手前のお皿は、左側にグリルしたイカ、右側にはチャードとポテトを柔らかく煮たようなもの。<br />向こう側の荒は、グリルした大量の野菜。旅をしていると、とかく野菜不足になりがちなので、せっかくだから野菜をたくさん食べることにしました。多そうですけど、野菜なので、そんなに苦しくなることもなく、ペロッと全部食べられました。今回の旅で一番ヘルシーなディナーだったと思います。

    手前のお皿は、左側にグリルしたイカ、右側にはチャードとポテトを柔らかく煮たようなもの。
    向こう側の荒は、グリルした大量の野菜。旅をしていると、とかく野菜不足になりがちなので、せっかくだから野菜をたくさん食べることにしました。多そうですけど、野菜なので、そんなに苦しくなることもなく、ペロッと全部食べられました。今回の旅で一番ヘルシーなディナーだったと思います。

  • 調子に乗って、デザートも。。。地中海地域によくあるバクラバ。ナッツやドライフルーツなどを薄いペストリー生地で包んだもので、甘ーいシロップがかかっています。一つだけしか食べられませんでした。<br />ここば物価が安いので、これだけ食べても20ドル以下でした。

    調子に乗って、デザートも。。。地中海地域によくあるバクラバ。ナッツやドライフルーツなどを薄いペストリー生地で包んだもので、甘ーいシロップがかかっています。一つだけしか食べられませんでした。
    ここば物価が安いので、これだけ食べても20ドル以下でした。

  • 泊まったのはエアーB&amp;B。たった&#8364;30です。こじんまりした部屋で、バルコニーもあります(眺めはなく、通りと向いの建物しかみえませんけど)。一人なので、十分です。<br />

    泊まったのはエアーB&B。たった€30です。こじんまりした部屋で、バルコニーもあります(眺めはなく、通りと向いの建物しかみえませんけど)。一人なので、十分です。

  • ちゃんとキッチンもあります。

    ちゃんとキッチンもあります。

  • シャワーのお湯のタンク。こんなの初めて見ました。熱湯が入ってるようで、一人使うには十分ですけど。

    シャワーのお湯のタンク。こんなの初めて見ました。熱湯が入ってるようで、一人使うには十分ですけど。

  • 2階が今夜の僕の部屋です。大変庶民的です。(笑)ホストの人もとても気さくで人懐っこく親切でした。<br />今日はよく歩いたし、いい一日だったなあ。明日はまた長い列車の旅だ・・・。<br />おやすみなさい。

    2階が今夜の僕の部屋です。大変庶民的です。(笑)ホストの人もとても気さくで人懐っこく親切でした。
    今日はよく歩いたし、いい一日だったなあ。明日はまた長い列車の旅だ・・・。
    おやすみなさい。

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