改装整備された東京駅丸の内駅舎と駅前広場で幾つか発見あった

2018/11/07 - 2018/11/07

東京駅丸の内（赤レンガ）駅舎と駅前広場は2017年12月に改装整備が完成し，なかなか立派な日本の表玄関となった．
別に珍しいところではないが，新たな発見があったので，載せることにします．夜景も撮ってきたので最後に載せます．昼間と趣が違う夜景の両方を見るのはなかなか良いです．

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

改装整備された東京駅丸の内（赤レンガ）駅舎と広々した駅前広場．

東京駅 赤レンガ駅舎 名所・史跡

少し別角度からの東京駅丸の内（赤レンガ）駅舎．

以前と同じように改装されたと思っていたが，実は屋根部分は創建当時の姿に復原されたのであった．特に変わったのが南北のドーム部．

赤レンガ駅舎は辰野金吾の設計で，明治41年(1908)着工し大正3年(1914)12月に開業した．
Web情報：　http://www.tokyostationcity.com/learning/station_building/

復原された北口ドーム屋根．

ドームの内部の装飾も繊細で綺麗に復原．　上部には白い鷲．

南口ドームの内部も同じ．

石のように見える部分は擬石だった．
擬石とは花崗岩を模した左官仕上げ．１階の帯形，各階の窓回り外部，柱形が擬石．

丸の内駅舎中央部．

丸の内駅舎の中にある東京ステーションホテル入口．　４星．

駅前広場北側にある井上勝の銅像．　知らない人だったが日本の鉄道の父で，初代鉄道省長官だった．

実は長州藩士で，長州ファイブ（五傑）の一人だった．幕末の1863年に渡英（密航）した長州藩の５人で，伊藤博文もこの中にいた（伊藤博文は英国との下関戦争が起こったので半年足らずで1864年に帰国した）．

[番外]　
長州ファイブ（五傑）が在学したUniversity College London (UCL)にある５名の名前がある石碑．

欧州ファイブについては以下の説明が良いと思います．
https://www.nippon.com/ja/column/g00580/

石碑の左にある多数の名前は，薩摩藩から慶応元年(1865)に渡英しUCLに在学した人(若者中心).

[番外]
井上勝は明治５年の日本初の鉄道（新橋―横浜間）の開業に貢献したが，実際の鉄道建設を担ったのは英国からの技師だった．
これは横浜の外人墓地にあるエドモンド・モレルの墓（日本の鉄道が開業する前の明治4年に結核で30歳で没した）．

丸の内駅前広場の南側には愛の銅像．

周囲のビルから丸の内駅舎を見下ろすことが出来るので，行ってみました．

まず新丸ビルへ．ここの７階に外を眺望できるテラスがあるが，レストランがあるので．どこからテラスに出るのか分かりにくい．御幸通り側にテラスへの出入口があるので，そこから入る（テラスは本来7階レストランでテイクアウトして飲食する屋外席のようです）．
写真は７階テラス席と左はJPタワー．

新丸の内ビルディング ショッピングモール

新丸ビル７Fのテラスから眺望した東京駅丸の内駅舎と駅前広場．

右の高いビルはグラントウキョウサウスタワー．

新丸ビル７Fのテラスから眺望した東京駅北口方面．

後方中央はグラントウキョウノースタワー，その左は丸の内トラストタワー．

新丸ビル７Fのテラスから見たJPタワー（下の旧東京中央郵便局部分は商店街でKITTE）－後で行きます．

丸ビルに移る．ここは５階に小テラスがあり，丸の内駅舎を眺望できる．

丸ビル５Fから見たKITTE（旧東京中央郵便局）－ここの６階屋上は展望デッキになっており，この後に行きます．

JPタワー内部は吹き抜けのホール．

この吹き抜けの周りは商店街のKITTE.　JPタワーの高層部分はオフィスエリア．

JPタワー 名所・史跡

旧東京中央郵便局側の６階はKITTEガーデン．ここは入口．

KITTEガーデンはこんな感じで広いです．

外国人向けガイドブックに情報があるのか，かなり外国人が来ています．

KITTE (キッテ) ショッピングモール

KITTEガーデンからの東京駅丸の内駅舎．

KITTEガーデンから見た丸ビル(左)と新丸ビル(中央).

KITTEガーデンから見た東京駅．

夜景も撮ってきましたので載せます．　これは正面から．

新丸ビル7Fテラスから見た東京駅丸の内駅舎の夜景．

新丸ビル7Fテラスから見たJPタワー（右）．

左は丸の内駅舎南口と，後ろにグラントウキョウサウスタワー．

KITTEガーデンからの東京駅丸の内駅舎の夜景．

KITTEガーデンからの丸ビル（左）と新丸ビル（右）の夜景．

おしまいです．