2018/10/23 - 2018/10/23
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lion3さん
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ベオグラードはセルビアの首都で人口200万人弱の都市です。ドナウ川とサヴァ川の合流地点に出来た街で、交通の要衝にあったために、2000年以上前から街が造られています。交通の要衝であり、いくつかの大国に支配されるという歴史がありますが、現在の街はセルビア王国、ユーゴスラビア共和国時代に形造られた街です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
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ボスニアの国境からセルビアへと入国します。
山あいの中を通っていきます。 -
ベオグラードのホテルです。
-
夕食です。
スープです。 -
サラダ
-
地元ビール
-
メインのサーモントラウト
-
ホテルから聖サヴァ教会へと向かいます。
ベオグラードはセルビアの首都で人口200万人弱の都会です。
旧ユーゴスラビアでは最大の都市です。
街の歴史は古代ローマ時代からの2000年以上の歴史があります。 -
ベオグラードはサヴァ川とドナウ川の合流地点に出来た街で、
交通の要衝にあるために
過去、古代ローマ帝国、ビザンチン帝国、セルビア王国、
オスマン帝国などの大国の支配を受けています。
過去多くの戦乱に巻き込まれたため、
街自体は過去100年ほどの
第二次セルビア王国時代、社会主義時代に
形造られたものです。 -
聖サヴァ教会です。
ビザンチン様式の建物で、
その大きさはバルカン半島では最大の教会です。 -
外観は出来ているのですが、中は工事中です。
-
地下1階の場所です。
1階のメインフロアは工事中で立ち入りできません。
ドームを見上げてみたかったのですが。 -
聖サヴァ教会はセルビア正教の始祖である
聖サヴァの遺骨がある場所に建てられた教会です。
聖サヴァは1168年にセルビアをひとつにまとめた
中世セルビア王国の創始者である
ステファン・ネマーニャの3男にあたります。 -
ステファン・ネマーニャの長男が
1217年にローマ教皇から王冠を授けられ
セルビア王国が始まります。 -
ドナウ川とサヴァ川の合流地点にある
カレメグダン要塞へと向かいます。 -
聖サヴァ教会からカレメグダン要塞のあいだの
4kmほどの間が
ベオグラードの中心部といっていいいようです。 -
その間には政府官庁、国会議事堂、王宮、
博物館、国立劇場などの主要な建物が集まっています。 -
政府官庁が集まっている地域に破壊された国防省ビルがあります。
1999年のコソボ紛争でのセルビア軍の
コソボへの軍事行動がひどすぎるということで
それへの対抗手段としてNATO軍が
58日間におよぶピンポイントのミサイル攻撃で破壊した建物です。 -
本来ならば建て直すとかするはずなのですが、
セルビア政府が考えているのは
NATO軍のセルビアへの蛮行を歴史に残すという考えのようです。 -
街の中心部は1900年前後の重厚な建物が並んでいます。
特に政府関係機関などはその時代の建物です。
社会主義時代の面白みのない四角形などの建物は
街なかには少ないです。 -
国会議事堂です。
ネオクラシック様式の風格のある建物です。 -
王宮、国会議事堂に囲まれたピオニルスキ公園です。
公園の中には噴水などもありよく整備された公園です。 -
王宮です。
1918年に第二次セルビア王国が成立しますが、
第二次世界大戦で王政は廃止されています。
その後ユーゴスラビア共和国として社会主義国でしたが、
2001年のユーゴスラビア崩壊で
国王は帰国していますが、王政に復帰することはありませんでした。
没収されていた国王財産が返還され、
王宮も元国王に返還されて、現在国王一族が住んでいます。 -
国立博物館です。
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ベオグラードでも最も格式があるといわれるモスクワホテルです。
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ホテルの斜め前にはオスマン時代の水飲み場が残っています。
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中心部のロータリーですが、
共和国広場という名前が付いています。 -
国立劇場です。
屋上に3つのドームがあるルネサンス様式の建物です。 -
劇場の前にはミハイル公の騎馬像です。
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劇場周囲は工事中で工事用の幕が張られています。
立ち入ることはできないようです。 -
トラムも走る道です。
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ミハエル公の騎馬像です。
ミハエル公は1815年から17年にかけての
オスマン帝国への反乱の中心人物で、
セルビア公国(後に王国)を造った人物です。 -
学生公園です。
公園の横には民族学博物館があります。 -
右側に観光案内所です。
横を歩いて行くとカレメグダン公園(要塞)です。
かつての要塞があった場所が公園になっているところです。
現在は要塞らしいものは城壁のみです。 -
公園の広さは55ヘクタール(東京ドームの12個分)です。
公園は一般公開されており、
地元の人たちも気軽に訪れる公園です。 -
公園を500mほど歩いて行くと城壁、城門が見えてきます。
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城壁です。
城内に入るのに3つの堀、城壁を越えていきます。
いずれの城壁も10mくらいはある難攻の城壁です。
3重の城壁で守られていることになります。 -
堀に架かる橋を渡っていきます。
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堀は幅広く、深いです。
現在は空堀になっていて
そこには不思議と恐竜の模型が置かれています。 -
恐竜が歩き回っています。
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スタンボル門です。
スタルボンはイスタンブールという意味です。
この先を進めばイスタンブールへと行く道です。 -
城門の紋章です。
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別の堀には第二次世界大戦で使われた兵器があります。
城内に軍事博物館があるためでしょうか。 -
スタンボル門を通れば城内になります。
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時計塔です。
スタルボン門のすぐ後ろあたりにあります。
オーストリアハンガリー帝国時代に建てられたものです。 -
オスマン帝国時代の霊廟です。
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カレメグダン公園の先端部の高台です。
先に見えるのはドナウ川とサヴァ川の合流地点です。
本来はこの高台に要塞があったのですが、
現在はその土台などが残っているのみです。 -
合流地点は湿地帯が広がっています。
この要塞の場所はサヴァ川とドナウ川の2つの川に囲まれ、
周りは湿地帯にあるという
敵からの攻撃に対して強そうです。
スタンボル門側を守れば鉄壁の要塞です。
確かにスタルボン門側に3重の城壁があるのも納得です。 -
サヴァ川とドナウ川の合流地点です。
-
ドナウ川です。
ウィーン、ブダペストから流れてきていますが、
ベオグラードでは幅の広い川幅で
流れはとても緩やかです。 -
勝者の記念碑です。
塔の上の像は川の方を向いています。 -
サヴァ川です。
クロアチアのザグレブから流れてきています。 -
合流地点の川からの像です。
第二次世界大戦での勝利を祝って造られたものです。 -
サヴァ川です。
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帰りの途中で、元軍人の方たちが撮影をしていました。
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次はユーゴスラビア博物館、チトー記念館へ向かいます。
広い公園のなかにあります。
訪れる人も少ないようで、静かな公園です。 -
広い公園を進んでいきます。
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ユーゴスラビア博物館です。
なかなか立派な建物です。 -
ヨシップ・ブロズ・チトーの銅像があります。
チトーはパルチザン活動で
第二次世界大戦でナチスドイツからのユーゴスラビアの解放を
もたらした人物です。
その後35年間大統領としてユーゴスラビアを指導してきました。 -
生前にチトーが愛した温室がある建物(チトー記念館)です。
その温室の中にチトーの墓石があります。
チトーは終身指導者(独裁者?)として生涯を終えますが、
その後はユーゴスラビア6各国の自治政府の話し合いで
政治を行っていくことを希望したようです。
ただこれは分裂のベクトルが働きそうですし、
実際は分裂し、独立戦争などで多大な被害、損害を受けています。 -
チトーの墓石です。
墓石の周りにはいくつかの部屋があり、
チトーが生前使ったものなどが展示されています。 -
チトーが執務した机、いすなどです。
チトーは旧ユーゴスラビアの各6カ国に
自宅、あるいは別荘を持っていたそうです。 -
少し離れた場所にはユーゴスラビア博物館があります。
おもにチトーが大統領であった時代の
資料、写真、記念品、贈答品などが展示されています。
チトーがスターリン、毛沢東、レーガンなどの大国の指導者との
あいだでそれぞれの違う時期でしょうが、並んでいる写真を見ると
世界的な政治家であったのだと思います。
博物館内は撮影禁止であったので、入口受付の写真です。 -
街なかに戻ってきました。
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国立劇場の東側のレストラン、おしゃれな店などが
多くあるエリアのスカルダリア地区です。
かつてはユダヤ人地区であったようです。 -
レストランに入ります。
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いい雰囲気です。
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前菜、サラダ
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パン
持っちりしたパンです。 -
メイン、肉の盛り合わせ
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デザート
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オスマン時代の水飲み場があります。
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繁華街から近いですが、落ち着いた街並みがあります。
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ネヴァ川を渡ります。
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ネヴァ川沿いにある遊覧クルーズの船に乗ります。
遊覧クルーズは別の旅行記にあります。 -
街の中心部のクネズミハイロ通りです。
歩行者天国になっています。
おしゃれな店も多く、歩いている人もおしゃれな人も多いです。 -
路上書店もありました。
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観光客向けの路上の絵画販売もあります。
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赤い傘が覆うカフェ、レストランがあります。
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おしゃれなレストランもあります。
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博物館です。
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セルビア正教大聖堂です。セルビア正教の総本山です。
教会のすぐ前には総主教座の建物があります。 -
教会内のイコノスタシスが素晴らしいです。
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リュピツァ妃の屋敷です。
1832年の第2回セルビア蜂起の中心人物であった
ミロシュオブルノヴイッチの邸宅です。
邸宅の名前は夫人のリュピッツァ夫人から取ったものです。 -
1、2階にそれぞれ数部屋あります。
部屋はトルコ風の部屋 -
ヨーロッパ的な部屋がそれぞれあり、
日本の和洋折衷と同じような感じなのでしょうか。 -
セルビア国立銀行
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路上にはカフェのテーブルが並んでいます。
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1階はカフェ、ショップが入っています。
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ケネズミハイル通りです。
多くの人が歩いています。
通りから少し南に向かって歩いて行きます。 -
モスクワホテルです。
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アールヌーボのきれいなホテルです。
ホテルの斜め前には水飲み場です。 -
共和国広場です。
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広場からベオグラード本駅へと少し降りて行くと
ゼレ二べナッツ市場があります。 -
屋内市場になっています。
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服、雑貨なども多く売られています。
地元の人たちのマーケットで値段も格安です。
ただ品質もそれなりです。 -
共和国広場に戻ってきました。
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王宮です。
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王宮と国会議事堂に囲まれた場所にある
ピオニスキ公園です。
きれいに整備された公園です。 -
王宮です。
新王宮、旧王宮と呼ばれる2つの王宮の建物が対になっています。 -
王宮近くには銅像もありました。
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ネヴァ川を渡って空港へと向かいます。
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ベオグラード国際空港です。
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空港内のチェックインカウンターなどです。
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空港は旧ユーゴスラビアの最大の空港のようです。
ただ動線的にはわかりやすくなっています。
空港にはショップ、カフェなどもあるので、
最後のセルビア通貨の使用にはいいです。
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