憧れのチェコ・ビール旅行へ！（２）

2018/10/25 - 2018/10/31

一人当たりのビール消費量世界一のチェコ。一度行ってみたいと思いつつも、時間ばかり過ぎていましたが、先日、勤続20年を迎えたこともあり、思い切って出かけることにしました。チェコは美しく、落ち着いた大人の国という印象。ビールが安くておいしくて最高でした。次はいつ行こうかな･･･と、早くも考えています。
（1コルナ＝5.5円で計算しています）

エリア チェコ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

プラハから乗ってきたのと同じ、ステューデントバスに乗って移動します。チェスキー・クルムロフともお別れです。このバスを見て、夫は「ピカチュウみたい」と言っていました。ちなみにチケットは事前にネットで購入済です。

バスをチェスケー・ブディヨヴィツェで降ります。ここのバスターミナルの下はショッピングセンターになっています。バスの乗り継ぎ時間にショッピングセンター内のトイレに行ってみました。5コルナ（約30円）の有料トイレです。矢印のところに5コルナ・コインを入れると、レバーを回して中に入れます。

トイレの入口の横には、こんなものが。チェコ語は読めないけれど、「両替機だな」と直感し、10コルナ・コインを入れてみました。すると5コルナ・コイン2枚が出てきました。やった！

チェスケー・ブディヨヴィツェ～テルチの移動に使ったのはこのバスです。こちらのチケットも事前にネット購入済み。
このバスは、乗るときは前から、降りるときは、この真ん中くらいに位置するドアからです。私たちはそれを知らず前から降りようとしたら、運転手さんに後ろの方へ行くように指示されました。

バスターミナル (テルチ) バス系

テルチに着くと、モクモクと煙が見えました。夫は「火事？」と。
駅舎の向こう側へ見に行くと、テルチ駅にSLが来ていました。本当に石炭をくべながら走らせていました。「ポッポー！」と汽笛も鳴らしてくれて、子どものように嬉しくなりました。

テルチ駅 駅

テルチのホテルに荷物を置いて、お昼ご飯（昼ビール）を求め、レストランを探します。テルチは小さな町で、もともとレストランの数は限られています。この日は日曜日、そして、チェコの独立記念日、しかも100周年の記念日だったので、営業しているところがあるか心配しましたが、さすが観光地。ちゃんとやっていました。ただ、広い店は少ないので、タイミングが悪いとは入れません。
ビール1杯：39コルナ（約215円）

ウ・マルシュキーという店だったようですが、今は、Pod Veziという店になっています。

チーズフライ。熱々のフライにナイフを入れて、フォークで持ち上げると、チーズがにゅ～っと伸びます。ビールのおつまみにぴったり。付け合せのポテトもおいしかったです。
チーズフライ：70コルナ（約385円）
付け合せのポテト：36コルナ（約200円）

夫はステーキを頼みました。肉が柔らかくておいしかったです。
ステーキ：262コルナ（約1450円）
付け合せのポテト：36コルナ（約200円）

腹ごなしに散歩します。
ザハリアーシュ広場を囲むように並んでいる店はほぼ休みなので、ウィンドー・ショッピングのみです。

チェコのキャラクター、クルテクは、あちこちで見かけます。

ある店の前にあったもの。メガネのようなものが3つの棚に置いてありますが、それぞれのメガネにのぞき穴がついています（丸いところ）。ここを覗くと、いけないものが見えてしまいます。日本だったらアウトでしょう。いちばん下は、安全な（健全な）画像です。

ザハリアーシュ広場のいちばん奥には、テルチ城があります。

テルチ城 城・宮殿

寒いし、そんなに見るところもないので、いったんホテルに戻って休憩。夜になり、夕食に出かけます。飲んで食べて寝てばかり･･･。でも、それが旅の醍醐味！と割り切る。
夕食はここでいただきます。ザハリアーシュ広場に面したホテル ウ セネホ オーラに併設されているレストランです。

ホテル ウ セネホ オーラ ホテル

このレストランのビールは、プディヨヴィツキー・プドヴァル。
ビール1杯の金額･･･。すみません。記録が残っていませんでした。
でも、チェコに来て驚いたことの1つは、ビールや料理が観光地値段でないことです。

これもチェコっぽいと思ったのでご紹介。ホテルのキーホルダーは、このタイプが多かったです。

翌日、プラハに戻ります。テルチ～イフラバ、イフラバ～プラハと2本のバスを乗り継ぎました。テルチ～イフラバのバスについては、事前にこちらのフォートラベルのQ&Aでお世話になりましたが、みなさんからいただいた情報の通り、運転手から直接チケットを買う方式でした。窓が大きく、とてもきれいなバスでした。テルチを出たときは数人しか乗客がいませんでしたが、徐々に増えて、イフラバに着く頃は、立っている人も数人いました。

さてさて、私たちはイフラバという町でバスを乗り換えたのですが、わざと余裕を持って、イフラバで2時間ちょっと設けました。なぜなら･･･。この写真の真ん中にある煙突、見えますか？
バスターミナルの正面を出て、左の方を振り向くと見えます。

煙突のある場所は、もちろんビール醸造所です！
イフラバのバスターミナル近くにある醸造所はJezekというメーカー、併設されたレストランでビールをいただきます。
ビール1杯：30コルナ（約165円）

ビールはなんとか頼めるけど、料理メニューはちんぷんかんぷん･･･。英語メニューはなかった。

しかし、持参したガイドブックと照らし合わせて見てみると、メニューの1つは、チーズフライだとわかりました。チーズフライは前日にテルチで食べたところですが、おいしかったし、他のメニューは何だかわからないので、早速、それを注文。
チーズフライ：89コルナ（約500円）･･･だったかな？せっかくメニューの写真を撮ったのに、金額が写っていませんでした。

イフラバのバスターミナルに戻ります。バスターミナル内に何か店がある！

中を覗くと、おいしそうなものが･･･！

ストロベリーチーズケーキとコーヒーを頼みました。店のおばさんに、コーヒーは、「エスプレッソ？カプチーノ？」と聞かれましたが、普通のコーヒーがほしかった。そしたら「デュレ？」（と聞こえた）と言うので、それに違いないと頼みました。
混ぜてから飲むように言われて初めて気がついたのですが、粉コーヒーに直接お湯を注ぐタイプのコーヒーだったのです。粉が下に沈んでから飲みます。これは沈んだ粉だけ残した状態ですが･･･、写真だとわかりにくいですね。

プラハに戻り、市内交通1日乗車券を買って、地下鉄で移動。ホテルにチェックイン後、スーパーでお土産の買出しをしました。もうこれであとはゆっくり飲んで食べるだけ･･･となり、チェコ最後の食事に出かけます。I.P.PAVLOVA駅近くのU GRAFFU店にしました。

ビール1杯：51コルナ（約280円）

「ウトペネツ」という名前のこの料理は、ソーセージのピクルス。さっぱりしていて、おいしかったです。ちなみに「ウトペネツ」とは「水死体」の意味だそうです。
ウトペネツ：89コルナ（約500円）

きのこのスープ：65コルナ（約360円）

ミックス・グリル：319コルナ（約1,800円）
ちなみに席料1人：15コルナ（約80円）徴収されます。

チェコを去る日は快晴でした。もっといたかったなぁ･･･。

空港までは、地下鉄A線ナドラジー・ヴェレスラヴィーン駅まで移動し･･･、

そこから119番の空港行きバスに乗ります。昨日、プラハに着いてから買った1日乗車券（24時間）がまだ有効時間内なので、それを使っての移動でした。旅行全体を通して、移動交通費は結構、安く済みました。

空港内にはスーパーが入っています。場所はターミナル1とターミナル2の間くらいでしょうか。

パンや生鮮食品もあって、町中のスーパーと変わらない。値段も。
スーパーの近くにはベンチあり、トイレあり。チェコで最後の買出しをして、おなかを満たすのもよいでしょう。お土産をまとめてここで買ってしまうという手もあり。でもその場合は（買うものにもよりますが）、チェックイン前にスーパーに来て、買ったものをスーツケースに詰めなおす必要が出てきそうです。
また、他のサイトの口コミを見てしまったので、追記しますが、レジではちゃんとお釣りを確認してください。私たちは、たまたまレジの人が間違えたのだろうと思ってあきらめたのですが、どうやら確信犯がいるようです。

私は最後のビールを飲みます。
さよなら、チェコ。また来るね！