2018/10/14 - 2018/10/14
197位(同エリア634件中)
ハンクさん
今回の旅のハイライト、仏国寺と石窟庵を訪れた後、慶州市のバスターミナルに戻り、ガンドブックの通り203番バスに乗り換えて「韓国の歴史的集落群」の一つ良洞村を訪れた。これは日本で言えば飛騨の合掌造り集落と似た野外博物館という趣の伝統民俗村である。慶州市中心部から北へ約20kmに位置する。バス停から15分ほど歩くと入口があり、小振りな博物館がある。16世紀の李朝時代に栄えた月城孫氏と驪江李氏の同族村であり、約600年を経て当時の様子を現在に伝えており、現在も約150戸ほどの家屋が現存し、今もなお現役の住居として機能している。一見平凡な村落であるが、村内には国宝1点、宝物4点、重要民俗文化財12点など計24点の指定文化財を所有し、また村自体が韓国の重要民俗文化財に指定されているという。
駆け足で再び慶州市バスターミナルに戻り、続いて慶州市の中心部に立地するユネスコ世界遺産に登録されている「慶州歴史地区」を訪れた。慶州市は、紀元前1世紀から10世紀に栄えた新羅王朝の都が置かれていた。新羅時代の古墳や仏教関連の遺跡が多数現存する。まずは徒歩で大陵苑に入る。ここには新羅時代の王陵、古墳が散在する。おしゃれな店が並ぶ散歩道を進んでいくと、芝が見事な公園の真ん中に東洋最古の天文観測施設であると言われるチョムソンデという石積みの塔がある。更に気持ちの良い緑地公園を進むと国立慶州博物館に到着する。ここには新羅時代の古墳から出土した仏教美術品が多数展示されており、ついつい時間を掛けてしまった。
さて、日も暮れかけて時計を見て焦った。少々慶州市でゆっくりし過ぎて関釜フェリーの出航時間が迫っている。急ぎタクシーをつかまえてKTXの新慶州駅まで行き、釜山行きの特急に乗ってフェリーターミナルに急いだ。19:00頃に到着したが人影もまばらであった。なんと出航時間は21:00であるのにチェックインは17:30に締め切っており、頼み込んでもさすがにゲートを開けてくれることはなかった。確かにチケットにはそのように書いてあり乗船は断念、隣の博多行きのニューカメリアなら何とか乗せてくれるという。辛うじて翌朝には帰国して、博多駅から新幹線に飛び乗ってことなきを得た。結果オーライとは言え、こんな失敗は二度としないよう大いに反省しなくてはいけない。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
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