2018/09/01 - 2018/10/01
59位(同エリア231件中)
もれもれさん
9月中国を巡ってきました。
新疆・ウイグル族の弾圧がひどいことになっていますので、取り急ぎの報告です。旅行するにはかなり不便を感じます。
写真はカシュガル老街、旅行記は改めてアップします。
タシュクルガン:当初はパキスタンに抜ける予定でしたので、ビザ取得のうえ、乗り合いタクシーで片道150元。途中下車が必要だった検問1か所、問題なく通過。
向こうについてびっくり、国境が臨時で閉鎖されたのでカリマバードへの移動はあきらめてカシュガルに帰りました。
この辺境も中国人団体様が多く改変されています。数年前の旅行記のイメージはかなり失われたものと考えてください。
カシュガル:市境界、中心部など無数に検問があり、ウイグル人は首からぶら下げた証明書に加え、IDカード、写真撮影ですべての移動が記録されています。
カシュガル中心部は更に徹底していて、ゲットー? 警察・公安・特警などがわんさかいます。観光客はノーズロで出入りできますが、ナチスがユダヤ人の隔離を始めたときもこんな状態だったのかなと思いました。
家と言う家には中国国旗があげられ、民族音楽は一先聞こえてきません。11年前と比べると老街の人口半減してる気がします。
バスターミナルも駅も閑散(火車の切符は遠距離もがら空き)、バスターミナルは中心部から移転しており、カシュガル駅前の汽車客運総駅と1路バスがそばまで行ってる汽車客運南駅に集約されています。
しかし、バスは実態として淘汰されており、売ってる切符は乗り合いタクシーです。従って客が4人集まらないと出発しません。
中心部で飯を食べていると話しかける人が・・・、私たちは写真を撮るだけで刑務所行ですと。見た目60歳くらいでしたが46歳と聞いて、酷い弾圧をうけているのだろうなと思いました。
ちなみに中国人団体様はわんさかいます。
ヤルカンド:昔は2時間ほどバスに乗れば行けてましたが・・・。私2度訪問して公安に3回拘束されました。それでも1度目は写真も撮影でき帰れましたが、2度目は乗り合いタクシーを降りたところでわらわらと警察官が湧いてきて・・・。すぐ帰れとパスポート取り上げられました。
駅で3時間軟禁、ご丁寧にも火車がプラットフォームを離れるまで返してくれませんでした。
町担当、駅担当、火車乗務員の連携は見事でした。
イスラム寺院は基本閉鎖されており、エティガール寺院は入れますが中には誰もいません。高台民居も入口に見張りの警察がいて、入ろうとすると怒鳴られます。昔のカシュガル・新疆は失われました。
警察・公安・特警(昔の武警?)・防爆の人たちが住民の数ほどいます。それに自警団みたいな人たちがバットのようなこん棒を持って巡回しています。
- 旅行の満足度
- 1.0
- 観光
- 1.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
老街入り口に設けられています。外国人、漢民族はノーズロで通れますがウイグル族(と思われる)は、首から下げた身分証、チップを埋め込まれているIDカードのスキャン、顔写真の撮影が求められます。
-
エティガール寺院前のモニター、24時間この人とスローガンが映し出されてます。
-
老街への出入り口は検問所がないところは、こういう柵もしくは壁で遮られています。
ナチスドイツのユダヤ人隔離政策もこういう所から始まったかと。
何らの理由で老街から出られない人ですね。 -
小学校もこのとおり。警察官は何を守っているのか・・・。ウイグル族の子供たちを守ってると信じたい。
-
老街の中はこんな感じです。
国旗だらけです。 -
これが普通ですよ。
-
高台民居への入り口です。もう住民もほとんどいないようです。
再開発のためとか言っていますが、ここに住んでたのは皆ウイグル族。
居住区を破壊したいのでしょうね。 -
上の写真もそうですが、警官ががっちり監視しています。
入ろうとするとそれはそれは・・・。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
8