キングストン(Kingston)から車で2時間半から3時間、海岸沿いを東に走り、モラント・ベイ(Morant Bay)を過ぎ、方向を北側に変えて、セント・トーマス(St. Thomas)からポートランド(Portland)に入って少し行ったところで、A4国道から山の中に入る。モラント・ベイを過ぎて南側の海から離れた辺りから、道に開いてる穴が増え、運転に気を遣う。一部だがダート道もある。A4国道からの分かれ道の標識は分かりやすい。また、分かれ道から滝の駐車場までの道も狭いが舗装はされている。同じように穴が時々開いてはいるが。駐車場やチケット売り場はしっかりと整備されており、トイレも含めて綺麗。車を止めてから、チケット売り場でお金を払うとリストバンドを嵌めてくれる。ジャマイカ在住なら大人1人500JM$。免許証の提示でOK。<br /><br />ここは世界遺産に登録されているジョン・クロウ山脈(John Crow Mountains)の南東の外れに広がるモンタナの森(Montane Forrest)の中にある。Reich Fallsと綴られれるケースもある。ここを最初に発見したのは、セント・トーマスのプランテーションから逃げ出し、隠れ場所を探していた逃亡奴隷と云われている。07年からUrban Development Corporation(UDC)が管理しており、4.6ヘクタールのエリアはよく管理されている。<br /><br />駐車場の奥の道を下りて行き、さらに階段を下るとガイドがおり、適時滝を案内してくれる。カメラで写真も撮ってくれる。1人でも問題なし。私の時は、ジャマイカ人の男女4人連れと一緒に回った。なお、A4国道との分かれ道で若い兄ちゃんにガイドを売り込まれたが、月、火のUDCが休みの時以外は、特に必要ないように思うが、公式ガイドのコースでは行かない洞窟も連れて行ってくれると云う話もある(真偽は不明)。<br /><br />ツアーはリーチフォールの滝壺から始まる。濡らしたくないものはここで預ける。カメラや撮影用のスマホはガイドが持ってくれる。まずは、滝の裏に抜ける洞窟を潜るところから始まるので、全身ずぶ濡れになる。裸足でと云われるが、歩くのがちょっと痛いので水の中を歩ける靴かサンダルを履くのがいいかもしれない。踵のないビーチサンダルとかは逆に危なそう。滝を潜って滝の上に登ると、しばらくは川、Driver's Riverを遡る。途中結構深い淵も通るので、泳げない人はちょっと不安かも。一番深いところでは、普通の人なら背が届かない。ただし、そういうところは短い。折り返しはRabbit Hole(うさぎの穴)と呼ばれる洞窟。岩の中に開いた穴に飛び込み、そこから短い水中洞窟を抜けて、下流の穴に抜ける。私はコンタクトをして、ゴーグルまでは持ってなかったのでパスしたが、楽しそうだった。帰りは途中から最初に下りて来た階段の途中に抜けて、45分程度で出発地点に戻った。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2285776281492383&type=1&l=47845e0dd1<br /><br />ジョン・クロウ山脈が多様な生態系を評価され世界遺産となっているように、この辺りもいろいろな生き物を見ることが出来る。川には魚がおり、茂っているシダは23種類もあるそうだ。また、黒や黄色のオウムを見掛けることあるそうだし、走り抜ける野生の豚を見ることが出来るかもしれないそうだ。私は何も見なかったが・・・でも、3時間近く掛けて行っても、それなりの価値はあるところに思える。<br /><br />なお、この滝はトム・クルーズ(Tom Cruise)主演の88年の映画、カクテル(Cocktail)や、63年にリメイクされた蠅の王(Lord of the Flies)という映画のロケにも使われている。<br /><br />以上

ポートランドリーチフォール (Reach Falls, Portland)

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2018/09/01 - 2018/09/01

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キングストン(Kingston)から車で2時間半から3時間、海岸沿いを東に走り、モラント・ベイ(Morant Bay)を過ぎ、方向を北側に変えて、セント・トーマス(St. Thomas)からポートランド(Portland)に入って少し行ったところで、A4国道から山の中に入る。モラント・ベイを過ぎて南側の海から離れた辺りから、道に開いてる穴が増え、運転に気を遣う。一部だがダート道もある。A4国道からの分かれ道の標識は分かりやすい。また、分かれ道から滝の駐車場までの道も狭いが舗装はされている。同じように穴が時々開いてはいるが。駐車場やチケット売り場はしっかりと整備されており、トイレも含めて綺麗。車を止めてから、チケット売り場でお金を払うとリストバンドを嵌めてくれる。ジャマイカ在住なら大人1人500JM$。免許証の提示でOK。

ここは世界遺産に登録されているジョン・クロウ山脈(John Crow Mountains)の南東の外れに広がるモンタナの森(Montane Forrest)の中にある。Reich Fallsと綴られれるケースもある。ここを最初に発見したのは、セント・トーマスのプランテーションから逃げ出し、隠れ場所を探していた逃亡奴隷と云われている。07年からUrban Development Corporation(UDC)が管理しており、4.6ヘクタールのエリアはよく管理されている。

駐車場の奥の道を下りて行き、さらに階段を下るとガイドがおり、適時滝を案内してくれる。カメラで写真も撮ってくれる。1人でも問題なし。私の時は、ジャマイカ人の男女4人連れと一緒に回った。なお、A4国道との分かれ道で若い兄ちゃんにガイドを売り込まれたが、月、火のUDCが休みの時以外は、特に必要ないように思うが、公式ガイドのコースでは行かない洞窟も連れて行ってくれると云う話もある(真偽は不明)。

ツアーはリーチフォールの滝壺から始まる。濡らしたくないものはここで預ける。カメラや撮影用のスマホはガイドが持ってくれる。まずは、滝の裏に抜ける洞窟を潜るところから始まるので、全身ずぶ濡れになる。裸足でと云われるが、歩くのがちょっと痛いので水の中を歩ける靴かサンダルを履くのがいいかもしれない。踵のないビーチサンダルとかは逆に危なそう。滝を潜って滝の上に登ると、しばらくは川、Driver's Riverを遡る。途中結構深い淵も通るので、泳げない人はちょっと不安かも。一番深いところでは、普通の人なら背が届かない。ただし、そういうところは短い。折り返しはRabbit Hole(うさぎの穴)と呼ばれる洞窟。岩の中に開いた穴に飛び込み、そこから短い水中洞窟を抜けて、下流の穴に抜ける。私はコンタクトをして、ゴーグルまでは持ってなかったのでパスしたが、楽しそうだった。帰りは途中から最初に下りて来た階段の途中に抜けて、45分程度で出発地点に戻った。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2285776281492383&type=1&l=47845e0dd1

ジョン・クロウ山脈が多様な生態系を評価され世界遺産となっているように、この辺りもいろいろな生き物を見ることが出来る。川には魚がおり、茂っているシダは23種類もあるそうだ。また、黒や黄色のオウムを見掛けることあるそうだし、走り抜ける野生の豚を見ることが出来るかもしれないそうだ。私は何も見なかったが・・・でも、3時間近く掛けて行っても、それなりの価値はあるところに思える。

なお、この滝はトム・クルーズ(Tom Cruise)主演の88年の映画、カクテル(Cocktail)や、63年にリメイクされた蠅の王(Lord of the Flies)という映画のロケにも使われている。

以上