2016カナダ東部の旅（１／８　東京→トロント→ナイアガラ）

2016/09/16 - 2016/09/24

ヒコーキ好きとしては乗ってみたい各社のエースナンバー便、つまり各社の001便。今回はそんな思い付きから、エアカナダのAC001便（トロント→東京・成田）に乗るためにカナダ東部を旅行します。NHならワシントンですね。
エアカナダならちょうどスタアラですし、カナダ自体も行ったことがないのでこれは行くしかないということで決行。いわゆるメープル街道方面で、時期的にもちょうどよいかちょっと早いくらいですが、あまりそこは意識せずにあくまで自分にとっての搭乗記念と街歩きを楽しむ観点で行ってきました。
ヒコーキ好きですが、鉄道も好きです。街歩きや交通面から見えてくる現地の姿に興味があるので各都市間はVIA Railで移動しています。

◆主な行程
9/16（金）　東京・成田　→　AC002　→　トロント・ピアソン　→　バス　→　ナイアガラ
9/17（土）　ナイアガラ　→　バス　トロント・ピアソン　→　AC 8916　→　ケベック・シティ
9/18（日）　ケベック・シティ
9/19（月）　ケベック・シティ　→　VIA Rail　→　モントリオール
9/20（火）　モントリオール
9/21（水）　モントリオール　→　VIA Rail　→　オタワ
9/22（木）　オタワ
9/23（金）　オタワ　→　AC447　→　トロント・ピアソン　→　AC001
9/24（土）　→　東京・成田

エリア ナイアガラ・フォールズ(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアカナダ

当時はまだ4 travelデビューしていなかったので、要所要所の写真撮影をしておらず、成田のゲート前の写真。。
インボラアップグレードされないかなあ、なんて淡い期待を抱きながら待っていた記憶があります。もちろん奴隷船エコノミーで13時間乗りますが。

AC002便、成田発トロント行き。今はもう羽田便にアサインされているナンバーですかね。ACとしてはまだ新しいB789です。

一度目の機内食。おーさすが北米エアライン！　って感じです。私はあまりごちゃごちゃした食事が好きではないので、実はこのくらいが気楽です。おいしいとは言っていませんが。

到着前の機内食。量的にはちょうどよかったと思います。

ちょうど２年前くらいのフライトなので、細かいことは憶えていませんが、窓側席で３列シートだったにもかかわらず、あまり窮屈だった記憶がないです。着陸の様子は動画撮っていました。
というわけで、トロント・ピアソンに無事到着。

北米らしい景色です。広くて何もない。動く歩道がかなり高速なのが有名らしいですが、確かに速かったです。ずいぶん距離もありましたし、あのくらいでいいのかも。

今回移動が多いので、入国審査官とは、ずいぶんbusyな旅だな、みたいな会話で打ち解けられました。荷物受け取りのホールのような空間がずいぶん開放的で立派でした。ちょっと到着が遅れたので、予約しておいたナイアガラエアバスに間に合うのかドキドキしながら急いで移動。
ナイアガラエアバスのカウンターに行くと、ぶっきらぼうな日本人（？）スタッフに日本語で案内していただきました。。ドライバーはMichelさんとのこと。

次々とほかの客が案内されていくのに自分はまだなので、さきほどのスタッフに聞いてみる。まだだから待て的なことなので待っていたら、無事に案内されました。たぶん英語的な話し方や言葉選びで日本語話しているのできつめに聞こえのだと思いました。あれなら英語で案内してくれたほうがいいです。

バス乗り場とかタクシー乗り場が地下なのが斬新でした。今まで見てきたのは地面のフロアや２階だったので。

オンタリオ湖をぐるっと回ってナイアガラ方面に飛ばします。これは橋を渡っているときに左手に見えるオンタリオ湖を撮ったものです。

日も暮れて、泊まる予定の安モーテルで降ろしてもらいました。そんなとこ知らねーよ、みたいなことドライバに何度も言われましたが、結局着けるんじゃない。
写真はかなり物騒な感じですが、ナイアガラフォールズ周辺は人通りも多く夜道もほとんど心配はいらなかったという感想です。奥にはスカイロンタワーが見えますね。
チェックインすると今日は10:00pmから花火だから見るといいよ、と教えてもらいました。後で知ったのですが、偶然その年の最終回に巡り合ったようです。まったく狙っていなかったので、思わぬ幸運。

街は夜道でも寂しくないです。

日本でやっている旅行番組等ではほぼ出てこないですが、ここは、まさに５０年前くらい（主観）のアメリカな街です。誤解を恐れずに言うとダサい。でもアメリカ（ここはカナダですが）はこういうところだし、戦争にも負けてない上に大きな自然災害もないとくると自然と昔の町が残っているのです。彼らの美意識もこれがデフォルトなので、私の求めている飾らない現地の姿がこれなのだと思いました。

（ここはカナダですが、）古き良きアメリカンな感じ。

ド派手です。

という道を下っていくとナイアガラの滝につきます。すぐ近くにマリオットやシェラトンがあります。私は安宿から20分くらい歩いてきましたが、かえって町が良く感じられたと思います。
あれは、滝の近くまで行く遊覧船ですね。かなりの行列です。

これはアメリカ滝ですね。ライトアップされていてきれいです。このライトアップの仕方が豪快で、アメリカだなあという感じが大好きです。これも誤解を恐れずに言うと、滝としてはなんというか品がないというか大味というか、まあそれもアメリカらしさだと思います。いつだか、後でテレビで見ましたが、このライトアップは、カナダ側にある建物から照らしているようですね。もう何十年もその仕事をしている人が紹介されていました。

もう少しクローズアップ。遊覧船がちょうど滝の近くに。遠くからでもレンズに水しぶきがついてくるくらいなので、近くだときっとびしょぬれなのでしょう。。

右手にはカナダ滝ですね。

花火が始まりました。まあ、日本人のマナーの悪いこと悪いこと。押し合いへし合いです。がっかりします。いやーツアーじゃなくて本当に良かった。外国行っても英語はできないし花火（みたいな日本でもあるもの）くらいしかわからん老害は何しに来るんだろう。。。〇〇に行ってきた、ということを周りとマウントし合いたいだけなんでしょうけど。

どうしても水蒸気が多い環境なのと、風向き的に煙が残っている条件なので撮影は難しいですが、シンプルできれいな花火でした。スカイロンタワーと合わせて。

最後のほうはなかなか盛大です。滝のライトアップと合わさるといい感じです。奥にカナダ滝も入っていますがあまり見えないですね。

シェラトンの人は部屋から見えるんでしょうね。

暗くてわかりにくいですが、展望台にはたくさんの人がいました。また、安宿へ歩いて帰ります。近道もあるのですが、さすがに林の中みたいなので止めました。

こういうところです。もう少し見てみたかったですが、通りをさっと味わいながら帰ります。

結構人通りもあるので怖くないですね。夜道歩くということをまったく念頭に置いていなかった宿選びでしたけど、なんとかなりました。今思うとなかなか度胸があったなと。

絞り開放でぼかすといい感じです。花火の時も役に立ってくれました。Nikonの24-70 f/2.8 VR。高いけど本当にいいレンズです。

フーターズがありました。昔シカゴで入ったことしかないですが、面白い店です。食べ物がもう少しおいしいといいんですけどねえ。

ということで安モーテルに帰ってきました。薄い扉入ったらすぐ部屋、という映画などでよくあるモーテルですが、ナイアガラなら危険もなく安くていいです。明日はまたトロントに戻ってケベックシティまで飛ぶのでそろそろ休まないと。。ほかにカジノでもやるならもっと便利なところに数泊したほうがいいのでしょうけど、滝をチラ見するだけならここでもいいかなあ。

この旅行記へのコメント （2）

• 空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちさん 2018/09/24 22:17:07

  早く行きたーい！

  a340loverさんへ
  
  相変わらずANA大好き人間の空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちです。
  
  ANAのB777-300ERが改造されるか（6機の追加発注が2019年に完納）B777-9の就航を狙ってニューヨーク&ナイアガラフォールズに行く計画。理由は簡単。ニューヨーク就航中の機材（212席仕様）のYクラスが余りにもお粗末（座席・エンタメ・スカイマップ）だからです。
  
  既にANAスカイコインで約15万円相当は獲得済み。ファミマ・楽天を中心にゴソゴソマイルをためています。2年で25万相当は貯めるかなと思っています。
  
  ナイアガラフォールズはニューヨーク旅行でJTB　USAでオプショナルツアーで行きます。しかし夜のナイアガラフォールズは凄いですね。
  
  尚参考までにエアカナダの機内食はANACと言ってANAのケータリング会社が作っています。
  

  a340loverさん からの返信 2018/09/24 23:16:50

  Re: 早く行きたーい！

  空を飛ぶなら青の翼に星屑の仲間たちさま
  
  a340loverです。コメントいただきありがとうございます。
  
  ニューヨークとナイアガラですか、いいですね。それも新機材待ちとは、楽しみですね。ナイアガラはぜひ周辺の町も楽しまれるとよいかと思います。
  
  ちなみに、私はB77Wの212席仕様、NHの77WでYクラス搭乗なら一番好きなんですけどねｗ　ビジネス客メインのロンドンとかニューヨーク便に投入されていると思いますが、2-4-3で、なおかつYクラスの席も少なめでトイレもあまり混まない印象です。機齢的にはそれほど古くないものがアサインされていましたが、仰るように、デザインは少し前のものなのなんでしょうねえ。NHの77Wは一通り全仕様乗りましたが、ヒューストンやサンフランシスコで乗った一番詰込みの264席は結構きついですよ。個人的には機内インターネットの容量制限が困ります。ミュンヘン行きで乗ったB789は特に制限なしでした。
  
  ANACは知ってますが、ACの機内食もやってるのは知らなかったです。正直あのクオリティからトロント積載だとばかり思っていました。。。