自動車産業活性化のため北九州自動車工業都市に行く

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ニュース特集<金永集 地域未来研究院長の九州 紀行>②「自動車産業活性化のため北九州自動車工業都市に行く」
2018.09.06

<金永集 地域未来研究院長の九州 紀行>


金永集 地域未来研究院長


南道日報は、地方分権の時代、地域の発展の方法を見つけるために 金永集 地域未来研究院長の九州 紀行を3回連載している。 1回は「地域の発展モデルを探して福岡、武雄、由布院に行く」、2回は「自動車産業活性化のため北九州自動車工業都市に行く」、3回は「地方自治と平和を探して長崎、下関に行く」などである。

②「自動車産業活性化のため北九州自動車工業都市に行く」

労使民政協力・人材育成が強み...光州型雇用Model パズル合わせなければなら

2011年にユネスコのグリーン成長都市に指定

歴史資源、世界文化遺産登録後、観光化

「朝鮮の労働者の強制徴用」三池炭鉱も

光州市、北九州市の自動車産業ベンチマーク


務安国際空港から北九州空港までは1時間10分ほどの距離だ。北九州市は、九州地方の最北端に位置しており、福岡県に所属する日本の政令指定都市の一つだ。

私が北九州市に到着したとき、台風が吹きていた。ニュースは九州地方に嵐と豪雨が予想されるという天気予報をしていた. 幸いなことに、次の日風だけブルプン晴れた日だった。



小倉城, リバーウォーク北九州

小倉駅側ムラサキ江橋を渡ってと北九州が「灰色の都市」を「緑の都市」に変えた環境都市ということ思い出した。韓国蔚山市が自動車、造船工場など公害都市から環境都市に変え「太​​和江」が肉が住んでいる透明な川に変わったものと同じだった。

北九州は1960年に日本の4大工業地帯の一つであった。市は、「北九州市環境モデル都市行動計画（北九州グリーンフロンティアプラン）」を実行していたが、中心市街地から低炭素化と太陽光発電、電気自動車、LEDなどの新エネルギーを導入する方法として「ムラサキ川エコリバー組成''花園地区の低炭素先進モデル地域形成」「アジア低炭素化センター」を造成していた。 2011年OECDが北九州をグリーン成長都市に指定したとする。

公害克服は、最初の子供たちの健康を心配した母親の市民運動で開始し、市民、企業、行政のパートナーシップによる努力と国の法律よりも厳しい「北九州市公害防止条例」が大きな役割を果たしたという。

江を渡って小倉城に行く途中に「リバーウォーク北九州」という大きな建物が現れた。 2003年の都市活性化政策の一つとして誕生した大規模複合商業文化施設だNHK放送局、北九州芸術劇場、市立美術館分館、映画館などのショッピングや文化を楽しむことができる空間だった。






小倉城庭園

小倉城は江戸時代から栄えた都市だったことを示して威容を持っている。小倉城を訪問したときに修理をしていたし、城の前の庭で小さな平和の碑を見るようになっ北九州市の特別な歴史の一瞬を示し紀念碑だった。 1945年8月、日本に原爆を投下する米国の投下地点は、元の北九州であった。ところが、この日の時計がぼやけ原爆は、北九州ではなく、長崎に投下され、これに北九州市民が長崎市民を慰勞して、平和を願う碑をたてるということだ。世の中にこんなドラマチックな事件もあるか！

だから幸い北九州の歴史文化遺産は、そのまま保存がされて、特に、明治時代から発達した製鉄、造船、石炭工場である東洋第1の国営八幡製鐵所と東田第1高炉、遠賀川河川ステーション、未ヒケ炭鉱と港など、日本の近代産業革命遺産がユネスコ世界文化遺産に登録された。八幡製鉄所、三池炭鉱は日帝時、朝鮮の労働者が強制徴用で連れてこられ働いところでもある。

市はこれを活用して、スペース駅一帯に「北九州世界遺産の街」を作り、このような産業革命遺産と一緒に現代的なイノチノタビ自然史歴史博物館、イノベーションギャラリー、環境ミュージアムなどを見学できる観光地で作られたのは、真の特色があった。近現代の文化遺産の中で都市の過去と現在を見ることができようにした発想自体が意味がある。

人口94万6千人の北九州市は、「人と文化を育成し、世界に接続された環境と技術の都市」を目指し、環境首都 技術首都のための様々な施策を進めている。

私は今までその中の環境や文化について調べた。ところで私が北九州を訪れた本質的な目的は、それより北九州の自動車工業の探るたものだった。

3年前ぐらい光州自動車産業を育てる北九州がベンチマークモデルとして浮上した。 2016年9月 尹壯鉉(ユンジャンヒョン)前光州市長も北九州市を訪問し、交流協力を協議した。

そして2年が経った今、光州市は現代起亜自動車の平均賃金の半分程度である年俸4000万ウォン(圓)程度の賃金で完成形の車10万台を生産することができる光州型雇用事業モデルを推進している。北九州でベンチマーキングしたものである。



九州自動車工場の現状

しかし、文在寅大統領と政府が積極的に支援し、光州市と現代車などが合弁して作成する光州型雇用の自動車工場は、良質の雇用に満たされていなかった条件の労働界の反対と、最近、米国が輸入車に25％の高率関税を推進しており、難航に直面したまま推進されている。

果たして成功することができるだろうか？そして北九州でベンチマーキングしたこのモデルは、本当に望ましいのだろうか？私はその答えを見つける必要がありました。

北九州市役所に向かった。市産業経済局を訪問し、企業立地と自動車産業を担当する3人の公務員に会って状況を聞いて資料を受けた。予定になく、突然訪れた探訪者を市職員は親切に迎えてくれた。

市は北九州が自動車メーカーで159万台の生産能力を持っているとした。今年の基準で見ると、トヨタ車の子会社であるトヨタ自動車北九州の宮田工場43万台（レクサス生産）、トヨタ自動車北九州の小倉工場22万5千（ハイブリッド用トランスアクセル）、神田工場44満期（エンジン）と日産自動車九州工場53万台（X-TRAIL、ログ、セレナ等）、日産車体九州17万台（パトロール、キャラバンなど）、マツダ防府工場が48万台を生産する。これと共に北九州自動車生産台數も、前年比増加し続けている。



東田第1高炉（上）と八幡製鉄所。

九州は衰退する石炭、電子産業などを交換する新しい産業を見つけるために1970年代の初めから福岡県北九州市の積極的企業誘致活動を行った。その結果、73年の日産車、90年トヨタ自動車、98年ダイハツ工業は、2005年にトヨタ車のエンジンとハイブリッド工場など自動車産業の誘致と集積を行わた。

どのようにこのようなことが可能だろうか？何よりも、道路、港湾、工業団地などのインフラを造成して、果敢な企業補助金政策で、現在180万台の生産を目指し、自動車産業の育成にオールインした自治体の努力が最も重要だった。

九州で進出したユニットズ九州自動車社榎本秀人代表は北九州進出理由について「北九州に自動車企業が多数立地して成長の可能性が高く、交通インフラが素晴らしく、国内はもちろん、アジアと近接地理的利点があった」と答えている。また、進出して良かった点については、「新工場を開始するときは、その地域の人材を採用するべきなのに、福岡県は、優れた人材が多い」と話した。

北九州に進出した多くの完成車企業と部品企業の企業立地の理由は、ほぼ同じである。

ところが、ここで決定的なのは、安価な賃金と、このような人材育成を支える北九州産学官支援体制であった。

北九州は、ほぼ20年の間に大規模な予算を投入して、大学や研究所を作成し、大規模な人材育成システムを作った。日産九州自動車進出の決定的な契機は、労働者の賃金が本社より20〜30％低いがあった。一方、同社は、近代的な技術で、労働強度を下げるによって年俸 4200〜4千300万ウォン(圓)程度の低い賃金でも高級車を生産する方法を探した。

代わりに、北九州の青年たちには自動車クラスターが与える多くの雇用があったし、企業からの税金によって北九州経済が活性化されていつのまにか技術だけでなく、環境という生活の質を改善する都市に発展する動力になったのだ。

ところが、光州型モデルは、北九州の事例と似ていたりしますが、また非常に異なっている。木浦、光陽の港湾と道路、光グリーン産業団地立地環境、自治体の自動車産業育成意志などは九州と似て自動車生産需要限界と先端の自動車市場の到来は、強力な労働組合と地域産学官支援体制の不足などは、別の環境である。また管が直接投資する方式は、新しくは一つかなりのリスクがある。

九州国際大 江本教授は、北九州自動車産業について「これからは節目だ。自動車産業の生存競争は激化している。高い生産性と労働力の確保だけが答えである」と展望する。

また、自動車産業は、3つの大きな変化の波の上にある。バッテリ電源の電気化、AI技術による完全自動運転化、自動車所有概念の解体と共有利用のトレンドがそれである。この3つの変化をずらした後一瞬に没落する。

北九州は、そのような将来を備えている。光州モデルは、現在「あまりられたパズル」という気がした。非常に長い時間を悩んだが私の結論は、パズルを合わせるまでに準備して努力することが望ましいということだ。

企業主導の投資、労使官民の合意、人材養成システムの構築、新しい未来に備える自動車生産というパズルを合わせていないポリシーは失敗に帰結することができる。政府と光州市の努力は認めるが、光州の未来のために失敗してはならないからである。

環境と技術の都市、自動車産業のメッカ九州を去る日、私はなぜ百済と最も近かった、百済を支援羅唐連合軍に戦った九州が仁川、蔚山と姉妹提携をする私たちとはしていなかったかという気がし突然しきりに聞いた。(終)