その他の観光地旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2018年8月25日&#12316;9月2日までアイスランド旅行し、うち28日&#12316;30日までロイガヴェーグルというハイキングコースをテント泊で歩いてきました(ゴールデンサークルについては別の旅行記に書きます)。<br /><br />ロイガヴェーグルはアイスランドでもっとも有名なハイキングコースの一つで、ナショナルジオグラフィックの世界ベストハイキングコースにも選ばれたそうです。実際に歩いていると火山活動で地中から蒸気や熱水が吹き出す様子や、氷河、湖、火山灰の道、川、緑に覆われた平原や山々、岩石がごろごろ転がる風景等、変化に富んだ本当にいいコースでした。またラッキーなことに初日の夜以外は好天に恵まれて、他では見られない景色を堪能できました。<br /><br />LandmannalaugarからThorsmorkまでの約55kmを2泊3日か3泊4日かけて歩くコースで、一般には6月中旬から9月中旬までしか歩けません。15km前後ごとに設置された山小屋に泊まるか、山小屋周辺にテント泊するかのどちらからですが、山小屋に泊まる場合でも食料や寝袋は必要なので、どちらの場合も荷物の量はあまり変わらないと思います。またテントを張れるところが山小屋周辺に限定されているので、2泊3日で歩く場合は1日だけ30km弱歩かないといけません。<br />私の場合3泊4日のつもりが3泊目にテント泊できない程の嵐がくるという予報が出ていたので、途中で予定を変更しました。また、予定していた開始日と翌日も嵐の警告が出ていたので、2日遅れでスタートするはめになりました。<br />ちなみに、アイスランドの天候や警報はこのサイトから入手できます。https://safetravel.is/<br /><br />アイスランドは物価がかなり高いので、生野菜やパン、ガスを除いて食料はすべて持って行きました。水はボトルだけ持っていけば、山小屋の水道水や川の水が飲めます。<br />

アイスランド ロイガヴェーグル(Laugavegur)トレッキング

4いいね!

2018/08/28 - 2018/08/30

315位(同エリア388件中)

2

80

タハリール

タハリールさん

2018年8月25日〜9月2日までアイスランド旅行し、うち28日〜30日までロイガヴェーグルというハイキングコースをテント泊で歩いてきました(ゴールデンサークルについては別の旅行記に書きます)。

ロイガヴェーグルはアイスランドでもっとも有名なハイキングコースの一つで、ナショナルジオグラフィックの世界ベストハイキングコースにも選ばれたそうです。実際に歩いていると火山活動で地中から蒸気や熱水が吹き出す様子や、氷河、湖、火山灰の道、川、緑に覆われた平原や山々、岩石がごろごろ転がる風景等、変化に富んだ本当にいいコースでした。またラッキーなことに初日の夜以外は好天に恵まれて、他では見られない景色を堪能できました。

LandmannalaugarからThorsmorkまでの約55kmを2泊3日か3泊4日かけて歩くコースで、一般には6月中旬から9月中旬までしか歩けません。15km前後ごとに設置された山小屋に泊まるか、山小屋周辺にテント泊するかのどちらからですが、山小屋に泊まる場合でも食料や寝袋は必要なので、どちらの場合も荷物の量はあまり変わらないと思います。またテントを張れるところが山小屋周辺に限定されているので、2泊3日で歩く場合は1日だけ30km弱歩かないといけません。
私の場合3泊4日のつもりが3泊目にテント泊できない程の嵐がくるという予報が出ていたので、途中で予定を変更しました。また、予定していた開始日と翌日も嵐の警告が出ていたので、2日遅れでスタートするはめになりました。
ちなみに、アイスランドの天候や警報はこのサイトから入手できます。https://safetravel.is/

アイスランドは物価がかなり高いので、生野菜やパン、ガスを除いて食料はすべて持って行きました。水はボトルだけ持っていけば、山小屋の水道水や川の水が飲めます。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • Landmannalaugarの出発地点。ロイガヴェーグルを歩く人だけでなく、日帰りのハイキングや温泉に入りにくる人もいて、賑わっています。

    Landmannalaugarの出発地点。ロイガヴェーグルを歩く人だけでなく、日帰りのハイキングや温泉に入りにくる人もいて、賑わっています。

  • ロイガヴェーグルを示す看板があります。ここからはこれらの看板を辿って歩くことになりますが、要所要所に距離や方向を示す看板があります。<br />なお、トイレでこの施設を使うには500クローナ必要です。

    ロイガヴェーグルを示す看板があります。ここからはこれらの看板を辿って歩くことになりますが、要所要所に距離や方向を示す看板があります。
    なお、トイレでこの施設を使うには500クローナ必要です。

  • 登り始めると早速きれいな景色が広がります。

    登り始めると早速きれいな景色が広がります。

  • 最初は緑の景色とツルツルで光る岩石(ちゃんと名前があるんでしょう)を見ながら歩きます。

    最初は緑の景色とツルツルで光る岩石(ちゃんと名前があるんでしょう)を見ながら歩きます。

  • スタート直後は日帰りハイカーも多く、見晴台みたいなところもあるので景色を写真に収めながらのんびり歩きました。

    スタート直後は日帰りハイカーも多く、見晴台みたいなところもあるので景色を写真に収めながらのんびり歩きました。

  • こういうゴツゴツした岩の間を歩きます。ロード・オブ・ザ・リングの気分になってきます。

    こういうゴツゴツした岩の間を歩きます。ロード・オブ・ザ・リングの気分になってきます。

  • ロイガヴェーグルを示す道標。これをたどれば迷うことはありません。

    ロイガヴェーグルを示す道標。これをたどれば迷うことはありません。

  • 1時間程歩くと地面から蒸気が出てるエリアに入ります。

    1時間程歩くと地面から蒸気が出てるエリアに入ります。

  • 火山活動の蒸気なので硫黄臭い、、、見てる分にはいいんですが、風向きが変わってこっちにくるとけっこうきついです。

    火山活動の蒸気なので硫黄臭い、、、見てる分にはいいんですが、風向きが変わってこっちにくるとけっこうきついです。

  • 蒸気エリアからはひたすらけっこう傾斜のある登りで、登りきると巨岩のあるエリアに入ります。伝説ではこれらはトロールが岩になったらしい。<br />この辺で小休止している人が多かったです。

    蒸気エリアからはひたすらけっこう傾斜のある登りで、登りきると巨岩のあるエリアに入ります。伝説ではこれらはトロールが岩になったらしい。
    この辺で小休止している人が多かったです。

  • さらに登り続けると歩いてきたルートが見渡せます。トロールの巨岩も見えて、なぜそこだけ集中的にあるのか不思議です。

    さらに登り続けると歩いてきたルートが見渡せます。トロールの巨岩も見えて、なぜそこだけ集中的にあるのか不思議です。

  • 1日目は登り中心です。

    1日目は登り中心です。

  • 晴れてると体感気温は高く、歩いていると半袖でもいいぐらいですが、山肌には雪が残ってます。

    晴れてると体感気温は高く、歩いていると半袖でもいいぐらいですが、山肌には雪が残ってます。

  • 標高が上がると雪渓を歩くことになります。シャーベット状の雪なので、アイゼン等は必要ないです。

    標高が上がると雪渓を歩くことになります。シャーベット状の雪なので、アイゼン等は必要ないです。

  • ところどころ蒸気と共に温泉が湧いているところがあります。100℃ぐらいあるらしく、蒸気に手をかざすと暖かいです。川を混ざってるところはちょうどいい湯加減じゃないかと妄想しつつ歩き続けます。

    ところどころ蒸気と共に温泉が湧いているところがあります。100℃ぐらいあるらしく、蒸気に手をかざすと暖かいです。川を混ざってるところはちょうどいい湯加減じゃないかと妄想しつつ歩き続けます。

  • 天気がいいとつやつやの石に光が反射して本当にきれいです。

    天気がいいとつやつやの石に光が反射して本当にきれいです。

  • さらに標高をあげていくと雪原に入りました。前日までの嵐は雪だったようで、ここからはHrafntinnuskerの山小屋まで雪の上を歩くことになりました。

    さらに標高をあげていくと雪原に入りました。前日までの嵐は雪だったようで、ここからはHrafntinnuskerの山小屋まで雪の上を歩くことになりました。

  • アイゼンはいらないとはいえ、歩くごとにずりずりと滑るので余計に体力を消耗します。ひたすら進んでいくと雪だるまと共に元気が出るメッセージが。<br />You are almost there

    アイゼンはいらないとはいえ、歩くごとにずりずりと滑るので余計に体力を消耗します。ひたすら進んでいくと雪だるまと共に元気が出るメッセージが。
    You are almost there

  • メッセージからさらに進むとついに1泊目のHrafntinnusker山小屋が見えてきました!!

    メッセージからさらに進むとついに1泊目のHrafntinnusker山小屋が見えてきました!!

  • &quot;i&quot;と書かれた事務所で2000クローナ(約2000円)払います。キッチンは山小屋宿泊者のみですが、トイレと水道はキャンパーも使えます。<br />ここのトイレは水洗じゃないです。

    "i"と書かれた事務所で2000クローナ(約2000円)払います。キッチンは山小屋宿泊者のみですが、トイレと水道はキャンパーも使えます。
    ここのトイレは水洗じゃないです。

  • 早くついたので、テント場は好きなところが選べます。風除けに岩がしっかり積まれたところをチョイス。場所によっては雪が残ってたり、ほぼ岩かべがないところもあります。<br />テントを張ってからのんびりしてると、素通りしていくハイカーをけっこう見ました。この時点では3泊4日の予定だったので、ここをスキップして2泊3日の彼らをみて頑張るな~と思っていました。翌日予定変更して、急遽30km歩くことになるとは知らずに、、、

    早くついたので、テント場は好きなところが選べます。風除けに岩がしっかり積まれたところをチョイス。場所によっては雪が残ってたり、ほぼ岩かべがないところもあります。
    テントを張ってからのんびりしてると、素通りしていくハイカーをけっこう見ました。この時点では3泊4日の予定だったので、ここをスキップして2泊3日の彼らをみて頑張るな~と思っていました。翌日予定変更して、急遽30km歩くことになるとは知らずに、、、

  • テント場からの景色も最高でした。ただ、夕食を済ませた7時前から雨が降り始め、次第に水をたっぷり含んだみぞれのようになりテントに積もってきました。油断して張り縄を張ってなかったのでフライが潰れそうになり、寒い中外に出て補強しました。反省。

    テント場からの景色も最高でした。ただ、夕食を済ませた7時前から雨が降り始め、次第に水をたっぷり含んだみぞれのようになりテントに積もってきました。油断して張り縄を張ってなかったのでフライが潰れそうになり、寒い中外に出て補強しました。反省。

  • 二日目の朝はまだ少し雨が降っていたし、予定では15km程度の距離で時間的余裕があったので、韓国のインスタントラーメンとおにぎりの朝食をゆっくりたっぷりとり、天気が回復してから出発しました。<br />まだ天気が回復する前に出かけていくハイカーを見て、な~んでそんなに急いでるんだろう、、、なんて呑気なことも考えてましたね。

    二日目の朝はまだ少し雨が降っていたし、予定では15km程度の距離で時間的余裕があったので、韓国のインスタントラーメンとおにぎりの朝食をゆっくりたっぷりとり、天気が回復してから出発しました。
    まだ天気が回復する前に出かけていくハイカーを見て、な~んでそんなに急いでるんだろう、、、なんて呑気なことも考えてましたね。

  • 二日目も天気に恵まれ雄大な景色を楽しみながら歩きます。写真をとり忘れましたが、二日目も雪上を歩くため天気がいい時はサングラス必須です。

    二日目も天気に恵まれ雄大な景色を楽しみながら歩きます。写真をとり忘れましたが、二日目も雪上を歩くため天気がいい時はサングラス必須です。

  • 途中何度も温泉が流れる川に遭遇。温泉成分で茶褐色に変色しているところもあります。

    途中何度も温泉が流れる川に遭遇。温泉成分で茶褐色に変色しているところもあります。

  • この日も地面から湯気が出ているエリアを見ながら歩きます。<br />が、よく見るとその先の景色が今までと違ってみえる、、、

    この日も地面から湯気が出ているエリアを見ながら歩きます。
    が、よく見るとその先の景色が今までと違ってみえる、、、

  • 湯気の先にはこのハイキングNo.1の景色が広がっていました。

    湯気の先にはこのハイキングNo.1の景色が広がっていました。

  • 山、湖、川、氷河、全てが広大な大地に広がっていて、贅沢なことに一つの視界の中に入っています。

    山、湖、川、氷河、全てが広大な大地に広がっていて、贅沢なことに一つの視界の中に入っています。

  • こんな景色は他のどこでも見たことないですが、それを表現する言葉と写真撮影技術を持ち合わせいないのが残念です。<br />いつまで見ていても飽きない景色で、何度も立ち止まって写真撮ったり、休憩したりしながら進みました。

    こんな景色は他のどこでも見たことないですが、それを表現する言葉と写真撮影技術を持ち合わせいないのが残念です。
    いつまで見ていても飽きない景色で、何度も立ち止まって写真撮ったり、休憩したりしながら進みました。

  • 写真で見ると奥行きが伝わらないですが、奥の氷河は何kmも先にあります。<br />よく見ると湖のほとりにはAlftavatn Hutがあります。<br />あそこでキャンプしたら最高なんだろうと想像しながら歩きます。

    写真で見ると奥行きが伝わらないですが、奥の氷河は何kmも先にあります。
    よく見ると湖のほとりにはAlftavatn Hutがあります。
    あそこでキャンプしたら最高なんだろうと想像しながら歩きます。

  • 湖を見下ろす丘を下ると川に突き当たり、先に歩いてたハイカーが渡れるポイントを探していました。水量が多めだったので渡れるポイントを探すのに苦労しました。<br />靴が水に浸かるのは避けられないし、不安定な石の上を歩くので、ゴアテックスの靴とストックが重宝します。<br />渡るポイントを間違えたハイカーの一人は尻餅をついて、びしょびしょになってました。

    湖を見下ろす丘を下ると川に突き当たり、先に歩いてたハイカーが渡れるポイントを探していました。水量が多めだったので渡れるポイントを探すのに苦労しました。
    靴が水に浸かるのは避けられないし、不安定な石の上を歩くので、ゴアテックスの靴とストックが重宝します。
    渡るポイントを間違えたハイカーの一人は尻餅をついて、びしょびしょになってました。

  • こんな穏やかな川もあります。

    こんな穏やかな川もあります。

  • 丘を下って、川を渡ると平坦な道を歩きます。

    丘を下って、川を渡ると平坦な道を歩きます。

  • 景色がいいので、気持ちよく歩き続けられます。<br />途中で放牧されているのか野生なのかわからない羊の小さな群れにを見かけました。

    景色がいいので、気持ちよく歩き続けられます。
    途中で放牧されているのか野生なのかわからない羊の小さな群れにを見かけました。

  • 平地を抜けるとAlftavatn Hutに到着します。

    平地を抜けるとAlftavatn Hutに到着します。

  • Alftavatn Hutは携帯の電波も通じるし、バーまで!!

    Alftavatn Hutは携帯の電波も通じるし、バーまで!!

  • 上から見ていた通り、湖のほとりの景色は最高です。<br />3時前に到着しましたが、この時間にテントを張っている人は皆無。<br />休憩していると隣のハイカーカップルと別のハイカーが話しているのが聞こえてきて、それによるとカップルは翌日に天候が崩れるとの予報を見たので、予定を変えて2泊3日の行程に短縮するとのこと。さすがに気になったので、その場で調べると確かに嵐がくるのでテント泊は不可能との警告が。<br />Alftavatn Hutか少し先のHvanngil Hutで1泊するつもりでしたが、その場でその先のEmstrur Hutまで歩くことにしました。

    上から見ていた通り、湖のほとりの景色は最高です。
    3時前に到着しましたが、この時間にテントを張っている人は皆無。
    休憩していると隣のハイカーカップルと別のハイカーが話しているのが聞こえてきて、それによるとカップルは翌日に天候が崩れるとの予報を見たので、予定を変えて2泊3日の行程に短縮するとのこと。さすがに気になったので、その場で調べると確かに嵐がくるのでテント泊は不可能との警告が。
    Alftavatn Hutか少し先のHvanngil Hutで1泊するつもりでしたが、その場でその先のEmstrur Hutまで歩くことにしました。

  • Alftavatnを出て少し歩くと大きめの川が。<br />靴を履いたまま渡れるポイントを探しましたが、最終的には断念してサンダルに履き替えふくらはぎまで水につかりながら渡りました。

    Alftavatnを出て少し歩くと大きめの川が。
    靴を履いたまま渡れるポイントを探しましたが、最終的には断念してサンダルに履き替えふくらはぎまで水につかりながら渡りました。

  • 雪解け水なのか、小川も含めると川が多いです。

    雪解け水なのか、小川も含めると川が多いです。

  • 数キロ歩くとHvanngil Hutが見えてきます。

    数キロ歩くとHvanngil Hutが見えてきます。

  • 見えてきてもそんなにすぐ着く訳でもなく、ギザギザの山を眺めながら歩き続きます。そして、もちろんそこは今日のゴールではない、、、

    見えてきてもそんなにすぐ着く訳でもなく、ギザギザの山を眺めながら歩き続きます。そして、もちろんそこは今日のゴールではない、、、

  • 要所ごとに出てくる道標が距離を稼いでいることを教えてくれます。

    要所ごとに出てくる道標が距離を稼いでいることを教えてくれます。

  • Hvanngil Hutはこじんまりした印象です。

    Hvanngil Hutはこじんまりした印象です。

  • 他の山小屋にもあったのかもしれませんが、ここは目立つところに掲示板がありました。それによると翌日の嵐のことも書いてあり(中央)、この先にある川の渡河ポイント(右上)も記してあります。親切。

    他の山小屋にもあったのかもしれませんが、ここは目立つところに掲示板がありました。それによると翌日の嵐のことも書いてあり(中央)、この先にある川の渡河ポイント(右上)も記してあります。親切。

  • 山小屋付近も岩盤が隆起していて、これまた不思議な景色です。<br />この周辺にあるテントエリアは小さめ。

    山小屋付近も岩盤が隆起していて、これまた不思議な景色です。
    この周辺にあるテントエリアは小さめ。

  • また大きな河にでくわしました。

    また大きな河にでくわしました。

  • さすがにこの河は歩いて渡れないので、橋がかかっています。

    さすがにこの河は歩いて渡れないので、橋がかかっています。

  • さらに歩くと掲示板に渡河ポイントが書いてあった河が。100m程左に進んだ中洲のあるところを渡れと書いてあったので、大人しくまたサンダルに履き替えて渡ります。<br />ここは膝ぐらいまで浸かるので、冷たくてけっこうきつい、、、しかも流れが早いのでストックがないとかなり不安定だと思います。

    さらに歩くと掲示板に渡河ポイントが書いてあった河が。100m程左に進んだ中洲のあるところを渡れと書いてあったので、大人しくまたサンダルに履き替えて渡ります。
    ここは膝ぐらいまで浸かるので、冷たくてけっこうきつい、、、しかも流れが早いのでストックがないとかなり不安定だと思います。

  • 車はそのまま河に突入していきます。<br />ハイランドエリアは小型の4x4SUVですらNGなのも納得。

    車はそのまま河に突入していきます。
    ハイランドエリアは小型の4x4SUVですらNGなのも納得。

  • 河を渡るとその先は石ころが転がった平地が広がります。足元は火山灰なのか、砂地のようなところです。富士山の大砂走りのような。

    河を渡るとその先は石ころが転がった平地が広がります。足元は火山灰なのか、砂地のようなところです。富士山の大砂走りのような。

  • 面白い景色なんですが、さすがに疲れてきているし、単調なまま何キロも続くので、途中からは精神的にもきつくなってきます。

    面白い景色なんですが、さすがに疲れてきているし、単調なまま何キロも続くので、途中からは精神的にもきつくなってきます。

  • 流れが早く水量も多い河&滝に遭遇し、またちょっとテンションが上がります。

    流れが早く水量も多い河&滝に遭遇し、またちょっとテンションが上がります。

  • 疲れてるから、足踏み外したら一巻の終わりだなんて想像してました。

    疲れてるから、足踏み外したら一巻の終わりだなんて想像してました。

  • すれ違う人も少ないし、日も落ちてきたので、一人で歩いていると寂しくなってきました。車が見えるだけで寂しさが和らぎます。

    すれ違う人も少ないし、日も落ちてきたので、一人で歩いていると寂しくなってきました。車が見えるだけで寂しさが和らぎます。

  • 雄大な景色が、疲れた体と心の癒しです。

    雄大な景色が、疲れた体と心の癒しです。

  • 8月末だったので、日はそこそこ短くなってきており、6~7時ぐらいになるとだいぶ日が傾いていました。

    8月末だったので、日はそこそこ短くなってきており、6~7時ぐらいになるとだいぶ日が傾いていました。

  • 30km弱歩いて、やっとEmstrur Hutが見えました!!<br />この時は本当に嬉しかった。

    30km弱歩いて、やっとEmstrur Hutが見えました!!
    この時は本当に嬉しかった。

  • ここの山小屋は車でアクセスしやすいらしく、何台か泊まっていて、BBQを楽しんでいる人もいました。<br />シャワーもあるし、山小屋も何棟かあるので、車で1泊なんていうこともでるのでしょう。

    ここの山小屋は車でアクセスしやすいらしく、何台か泊まっていて、BBQを楽しんでいる人もいました。
    シャワーもあるし、山小屋も何棟かあるので、車で1泊なんていうこともでるのでしょう。

  • かなり歩いたし翌日もあるので、荷物を減らすために炭水化物とタンパク質中心にたっぷりの食事をとりました。しかも、ラッキーなことにBBQで余ったサーモンをもらったおかげで、かなり豪華なディナーに。

    かなり歩いたし翌日もあるので、荷物を減らすために炭水化物とタンパク質中心にたっぷりの食事をとりました。しかも、ラッキーなことにBBQで余ったサーモンをもらったおかげで、かなり豪華なディナーに。

  • テントエリアはあまり広くない上に混んでいたので、遅く着いた私は場所を探し回らないといけませんでした。

    テントエリアはあまり広くない上に混んでいたので、遅く着いた私は場所を探し回らないといけませんでした。

  • 2日目の夜に隣のテントの人から14時に天気が崩れ始めると聞いていたので、3日目の朝は早めに起きて、8時頃に出発。朝食もシリアルバーとパワーバーで済ませました。<br />写真はThorsmorkを示す看板。<br />管理人の山小屋の奥の、小屋と小屋の間にあるのでわかりづらい。<br />朝日の方角に向かって歩き始めます。

    2日目の夜に隣のテントの人から14時に天気が崩れ始めると聞いていたので、3日目の朝は早めに起きて、8時頃に出発。朝食もシリアルバーとパワーバーで済ませました。
    写真はThorsmorkを示す看板。
    管理人の山小屋の奥の、小屋と小屋の間にあるのでわかりづらい。
    朝日の方角に向かって歩き始めます。

  • Emstrurを振り返ったところ。テント場が小さめなのがわかります。

    Emstrurを振り返ったところ。テント場が小さめなのがわかります。

  • 天気が崩れる前にゴールしたい仲間たち。カップルや女性同士のハイカーがけっこういました。

    天気が崩れる前にゴールしたい仲間たち。カップルや女性同士のハイカーがけっこういました。

  • 歩き始めて30分ぐらい経つと渓谷に出ます。下りがけっこう急なので、慎重におります。

    歩き始めて30分ぐらい経つと渓谷に出ます。下りがけっこう急なので、慎重におります。

  • ここも渡れる河ではないので、橋がかけてあります。

    ここも渡れる河ではないので、橋がかけてあります。

  • けっこう高いです。

    けっこう高いです。

  • 看板もゴールが近いことを教えてくれます。

    看板もゴールが近いことを教えてくれます。

  • 1時間弱歩くとけっこうきつい登りが現れます。<br />でも、長くないし、ここよりきついところは後にはないので、頑張って登りましょう。<br />登った先にはこんな景色が広がってます。この写真は来た道を振り返ったところ。

    1時間弱歩くとけっこうきつい登りが現れます。
    でも、長くないし、ここよりきついところは後にはないので、頑張って登りましょう。
    登った先にはこんな景色が広がってます。この写真は来た道を振り返ったところ。

  • 岩盤が壁のようにせり上がってます。すごい迫力

    岩盤が壁のようにせり上がってます。すごい迫力

  • 登った先はしばらく平地か下り基調です。

    登った先はしばらく平地か下り基調です。

  • 平地を気持ちよく歩いて行きますが、途中で崖っぷちを歩きます。<br />柵や立て看板はないので、よそ見しないで歩きましょう。

    平地を気持ちよく歩いて行きますが、途中で崖っぷちを歩きます。
    柵や立て看板はないので、よそ見しないで歩きましょう。

  • ごつごつしたエリアも抜けます。この辺もちょっとロード・オブ・ザ・リングみたい。<br />ここで休憩を挟みましたが、少しずつ天気が崩れてきました。

    ごつごつしたエリアも抜けます。この辺もちょっとロード・オブ・ザ・リングみたい。
    ここで休憩を挟みましたが、少しずつ天気が崩れてきました。

  • 後半に差し掛かると、久々に低い木々が現れます。<br />ロイガヴェーグルの途中では木をほとんどみないので、なんか懐かしいかんじ。

    後半に差し掛かると、久々に低い木々が現れます。
    ロイガヴェーグルの途中では木をほとんどみないので、なんか懐かしいかんじ。

  • この辺にも羊がいます。<br />そしてこの後に雨が降り出したので、写真もだいぶ少なくなりました。

    この辺にも羊がいます。
    そしてこの後に雨が降り出したので、写真もだいぶ少なくなりました。

  • 最後の渡河ポイントがあります。

    最後の渡河ポイントがあります。

  • ここは特に渡るポイントが決まっていないし、先に渡っている人もいなかったので、ちょっと歩いて途中に中洲があって渡りやすそうなところを探しました。<br />そうすると必然的に後続のハイカーたちもそれに続きます。笑

    ここは特に渡るポイントが決まっていないし、先に渡っている人もいなかったので、ちょっと歩いて途中に中洲があって渡りやすそうなところを探しました。
    そうすると必然的に後続のハイカーたちもそれに続きます。笑

  • 河を渡るとその後は車道(といっても泥道)に沿ったルートで、歩いているとこの看板に出くわします。<br />この先、3箇所行き先があるらしいんですが、どこもバスのマークがあるのでどこを目指せばいいのか悩みます。<br />結局、一番上のLangidalurを選んで、それが正解でした。Langidalurが帰りのバスの始発で、途中Basarにも寄りましたが、Husadalurには停まりませんでした。

    河を渡るとその後は車道(といっても泥道)に沿ったルートで、歩いているとこの看板に出くわします。
    この先、3箇所行き先があるらしいんですが、どこもバスのマークがあるのでどこを目指せばいいのか悩みます。
    結局、一番上のLangidalurを選んで、それが正解でした。Langidalurが帰りのバスの始発で、途中Basarにも寄りましたが、Husadalurには停まりませんでした。

  • Langidalurに行くには看板から茂みに入っていきます。途中丘の上からは見晴らしがいいですが、雨降ってるしさっさとゴールしたい気持ちが勝って、さっさと通り過ぎました。

    Langidalurに行くには看板から茂みに入っていきます。途中丘の上からは見晴らしがいいですが、雨降ってるしさっさとゴールしたい気持ちが勝って、さっさと通り過ぎました。

  • Thorsmork Langidalurの周りは今まで歩いてきたルートと違って、草木がたっぷりあります。なんか安心しました。

    Thorsmork Langidalurの周りは今まで歩いてきたルートと違って、草木がたっぷりあります。なんか安心しました。

  • ついにThorsmorkのゴールに到着!!<br />13時過ぎについたので、帰りのバス(14:30)まで余った食料でランチをとって、コーヒーで疲れを癒します。<br />Trex社のバスの往復チケットを持っていましたが、乗るのは日時指定の人が優先で、指定していないとか、別の日時の人は空席があれば乗せてくれると言われたので、乗れなかったらどうしようとけっこう焦りました。幸い空席があったので、無事に帰れました。ネット買う時に日時指定して、急遽変更があった場合には、事前に電話で変更連絡しておいたほうがいいみたいです。<br />ThorsmorkからRekjavikまでは休憩含めて約4時間。風呂に入ってないハイカーばかりなので、車内は臭いです。

    ついにThorsmorkのゴールに到着!!
    13時過ぎについたので、帰りのバス(14:30)まで余った食料でランチをとって、コーヒーで疲れを癒します。
    Trex社のバスの往復チケットを持っていましたが、乗るのは日時指定の人が優先で、指定していないとか、別の日時の人は空席があれば乗せてくれると言われたので、乗れなかったらどうしようとけっこう焦りました。幸い空席があったので、無事に帰れました。ネット買う時に日時指定して、急遽変更があった場合には、事前に電話で変更連絡しておいたほうがいいみたいです。
    ThorsmorkからRekjavikまでは休憩含めて約4時間。風呂に入ってないハイカーばかりなので、車内は臭いです。

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ElliEさん 2019/08/31 15:55:33
    もうすぐ行きます!
    はじめまして!
    ElliEと言います。

    ロイガヴェグルのハイキング、9月中旬に行きます!
    実際に歩いた方の情報が無かったのでこの旅行記を見つけてうれしいです!
    私は山小屋泊まり。
    しかも、重い荷物は自分では持たない。というヘタレ山歩きなので、
    テントかついで登る本格派の方には怒られてしまうかもしれませんが、
    とっても楽しみにしています。

    それにしても絶景ですよね~!
    山だけでなく、Googleのストリートビュー見てもどこも絶景で(見事に何も無いとも言う?!笑)、既にアイスランドに恋してます!

    この旅行記を見せていただいて、ロイガヴェグルの大体の雰囲気がつかめました。
    ありがとうございました~。

    タハリール

    タハリールさん からの返信 2019/09/02 17:32:06
    Re: もうすぐ行きます!
    コメントありがとうございました。
    旅行記が少しでもお役に立てたようで嬉しいです。

    8月でも朝晩はダウン必要で、9月中旬となるともっと寒いと思いますので暖かくして行ってください。
    日中は晴れると体感気温上がりますし、最高の景色が楽しめますよ。身軽だと自由に動き回れて尚更楽しいと思います。
    ただ、よく雨も降るので雨対策もしっかりなさってください。

    楽しいご旅行になるといいですね。

タハリールさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

アイスランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アイスランド最安 414円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

アイスランドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP