2018/08/26 - 2018/08/28
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plastic_treesさん
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バンコク発着、2泊3日。ただの個人的な写真日記です。
アイテナリー
8月16日 シカゴ~香港/United~バンコク/Cathay Pacific 機内泊
8月17日 バンコク バンコク泊
8月18日 バンコク バンコク泊
8月19日 バンコク~パロ/Bhutan Airlines~ティンプー/車 ティンプー泊
8月20日 ティンプー~ポプジカ/車 ポプジカ泊
8月21日 ポプジカ ポプジカ泊
8月22日 ポプジカ ポプジカ泊
8月23日 ポプジカ~プナカ~パロ/車 パロ泊
8月24日 パロ パロ泊
8月25日 パロ~バンコク/Bhutan Airlines バンコク泊
8月26日 バンコク~ダナン/Bangkok Airways~ホイアン/バス(ホイアンエクスプレス)ホイアン泊
8月27日 ホイアン ホイアン泊
8月28日 ホイアン~ダナン/タクシー~バンコク/Bangkok Airways バ
ンコク バンコク泊
8月29日 バンコク バンコク泊
8月30日 バンコク~羽田/カボスジュース航空 機内泊
8月31日 日本
9月1日 ”
9月2日 ”
9月3日 ”
9月4日 ”
9月5日 成田~シカゴ/ANA シカゴ着
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月26日
海のシルクロードとヘンリーゴールドウィン
ユートピア、シャングリラと表現されるような古代王国や古都、理想郷、架空都市の話や伝説がが好きだ。それは子供のとき読んだ世界の童話集と、テレビの影響であると思う。西遊記の夏目雅子が演じる美しい三蔵法師にあこがれた。すべては釈迦の手のひらの出来事だった真実に、子供ながらに「なんでこんなるねん」とうろたえた。シルクロードでは、喜多郎のテーマ曲と、冒頭の砂漠を闊歩するラクダの映像がながれるといなや、私はりっぱな髭をたくわえたキャラバン商人に大変身した。当時12歳の女子だったので、もちろん妄想のなかでの話しである。いい年こいても、いまだにこの響きを耳にすると「Wonder」が胸で小躍りする。
16世紀から貿易港として栄えた海のシルクロードホイアン(話の展開として、少々むりやりすぎて心苦しいのであるが笑)、そんなことで古都ホイアンに寄り道することにした。
ダナン空港からのバスに揺られながら、舗装された田舎道を小一時間進む。旧市街には車は入れないので、今夜の宿まで徒歩で移動しなければならない。スーツケースを引きずり、道を尋ねながら、観光客をよけて歩く。まるで、「こんなところに日本人」の出演者じゃないか。格好悪い。
築200年のホテルのレセプションでは、旧型の扇風機が吠えている。冷たいおしぼりで顔をぬぐい、ひんやりしたドラゴンフルーツを口にすると、やっと汗がひく。ここはバンコクよりも暑い。 -
208号室は、2002年の「The Quiet American」撮影時、アカデミー主演男優賞にノミネートされたマイケルケインの休憩室として使われたそうです。今夜は私も同じ部屋を使わせてもらいます。
ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル ホテル
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近所のホイアン名物料理を出すレストランにて。
お店の人お勧めで、ホワイトローズ、フライドワンタンとモーニンググローリ(空芯菜の炒め物)をたのみました。ホワイトローズは2皿平らげました。モーニング グローリー オリジナル 地元の料理
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蟹入りの揚げワンタン。部活男子のような食べっぷりで、われながら男前。
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市場周辺で食後のデザートを探します。笹の葉に包んであるものは、甘いお団子に決まっている。おっと反則、魚を発酵させたものでした。
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暗くなってくると、灯篭流しがはじまりました。
しかし、ここに風情や祈りを感じることはなく、まるで映画「タイタニック」の避難ボートのよう*注。
ホイアンの街は、元来の美しく整った顔に、下手な化粧をほどこした印象をさえする。観光客に媚びない観光地など皆無なのは知っているが、私はそれでがっかりする。少々場違いのところへ来てしまったかな。
*注 個人的な意見です笑。 -
焦点をマクロにしてはっとした。神は細部に宿る。
ランタンのちらちらとした灯かりは、一人ひとりのストーリーをおぼろげに露にする。おまけにちら見の美学で、ひとり一人の佇まいをよりいっそう美しく魅せる。彼女の背中に、彼女だけのストーリーが見えてきた。 -
逢魔時のランタン売り。ファインダーから覗くとあちらの世界にすっと引き込まれていかれそうになって、一瞬たじろぐ。
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おばあちゃんのノンラー姿に「あぁ、ベトナムまで着たんだな」と旅情を感じ、
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兄妹の姿に平和を願い、
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ろうそくの灯がゆれるように、心が揺れる私がいるのでした。
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ここではLEDと電球の灯かりは、フルーツを売りと、
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ドラえもん製作のためにあるようです 笑。
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この春巻きの皮のサクサク感がたまらなく美味しかったです。ココナッツの繊維の部分(多分)でできた皮。ナイトマーケットから一本入ったレストランにて。
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最後のしめは川沿いの屋台で、コムガーを食べます。「あぁ、甘くて、しょっぱくって、臭くておいしい」。これぞベトナムの味。この時点で満腹中枢がこわれていています。
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暑いけど、もう月に秋をを感じますね。一年早いなぁ。
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マイケルケインでなくていいので、どうか、ヘンリー・ゴールディングが夢に出てきますように笑。
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おやすみなさい。
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8月27日
群れるな、属するな。
ホテルでいただく朝食。種類がたくさんあって見てるだけで楽しい。昨日食べ過ぎたので、パッションフルーツだけにしておいた。ベトナムコーヒーをアメリカンにしてもらう。
朝食のあとには、マッサージをうける。東南アジアの白花油が入った清々しいオイルにも慣れてきた。マスースの彼女は、タクシードライバーの旦那への不平不満をブロークンイングリッシュで永遠とぶちまけた。私はうんうん、とうなずく。話を聞いてあげたお礼なのか、最後に私の髪を綺麗にアップでまとめてくれた。
今日は、別のホテルに宿泊なので、荷物の移動をお願いした。バスルームにイヤリングを忘れたが、他の荷物と一緒に丁寧に紙に包んで届けてくてくれた。
朝の涼しいうちに街をぶらぶら。アジサイに流暢な日本語を話す女子大生がいた。日本に行ったこともないのに、どうしてこんなにもうまいのか、アジアの学生の勤勉さには、いつも驚かされる。お昼はこれで、おやつにはこれで、夕ご飯はこれでとホイアン名物のメニューを考えてくれた。その様子がとても愛らしかった。芙蓉の絵柄のお皿と、ベトナムプレスコーヒーセットを自分用に買う。
昼から夜までは、ホテルで沈没。ベットに寝転がってスポティファイで音楽を聞いた。例によってジャスティンビーバーと、8月の頭に行ったシカゴのララパルザーのラインアップ。自由と、音楽とエアコンがあればどこでも住めるな、と本気で思う。あ、デザートも加えておこう。
ホテルのプールには、デッキチェアーでまったりしている初老の西洋人達か、SNS栄えする写真を撮ろうとはしゃいでる若い東洋人達のどちらかで、どちらでもない私の居場所はなかった。 -
夜になってふらふらと出歩きます。この国は私には、暑すぎます。
リーチング アウト アート&クラフト 専門店
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どさくさに紛れて撮影クルーにもぐり込み、撮影。
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水鏡に映るランタンは、透き通っていて、
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もう一生分、いやまた人間に生まれかわれるなら二生分のランタン見ました。
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8月29日
おじいちゃんの愛人
南シナ海上空を飛んでバンコクに戻る。
政治的、軍事的思惑が交錯するエリアだが、上から見る限り穏やかで美しい。
帰りの飛行機では、パナマ帽をかぶった老紳士と隣り合わせた。オランダ人の彼はバンコクでホテルの内装をやる会社を経営し、ブータンのシックスセンスも手がけたそうだ。70歳を超える彼はプライオリティレーンが使えるので、長蛇の一般入国審査から少し離れた別の入り口から私も通してくれた。入国審査官に「僕のパートナーと一緒に通らしてもらうよ」などと言っていたが、ビジネスのパートナーという意味なのか、それとも違う意味なのか。
待合タクシーが混雑していたので、ダウンタウンまで彼の車で送ってくれる。彼にはタイ人のアシスタントがついていて、私の世話を焼いてくれた。
旅ももうそろそろ終盤を迎える。 -
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ヴィン ヒュン ヘリテージ ホテル
4.02
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