2018　ゆるく　おひとりさまチュニジア旅（1日目）

2018/08/12 - 2018/08/17

今年の夏休みは、比較的お酒に寛大なイスラム圏ということで、5泊6日でチュニジアへ。
語学力的に不安もありましたが、チュニジアの方々は本当に良い人たちばかりで、観光はもちろんのこと、それ以上に人に恵まれた素敵な旅が出来ました！

08/12 東京 (成田国際空港) 発
08/13 ドーハ経由でチュニス (カルタゴ空港) 着　→　カルタゴ　→シディ・ブ・サイド
08/14 エル・ジェム　→　スース　→　ナブール
08/15 ケロアン　→　チュニス市内
08/16　チュニス (カルタゴ空港)　発　→　ドーハ経由
08/17 東京 (成田国際空港) 着

エリア チュニス(チュニジア)

成田22時発ドーハ経由で、いざチュニジアへ。
12:13着の予定が、ちょっと早めに着。

1日目のうちにシディ・ブ・サイドと、見られる範囲でカルタゴに行きたかったのでラッキー！なはずが、見事に換金場所が長蛇の列で足元をすくわれる。
30分のロスもあり、ショートカットのためホテルまではバスではなタクシー。

空港からホテルまで、お馴染みの黄色のメータータクシーで10ディナール弱のはずが、20ディナール請求される。
車内であれこれ説明してくれたけど、そのためか！

さしたる金額ではないとはいえ、絶対に払いたくないためメーター見せて、と壊れたように連呼していたら、面倒臭くなったのか当初通り10ディナールに。
初っ端からいやーな洗礼を受けたものの、この日の運ちゃん以外ではメーター以上の金額は請求されなかったです。

ホテルは、マジェスティック。
スーペリア シングルで1泊7,000円強。

立地条件、フロントは英語OK、WW2時はドイツやアメリカ軍の基地に、その後迎賓館にも使用されていたとのことで期待していたけど普通だったかも。
こぢんまりとしていて、静かなところはとても良かった。
華美な装飾は一切なし。
メイン通りのホテルにした方が良かったかも。

一息つく間もそこそこに、チュニスマリン駅から30分ほどのカルタゴ遺跡経由でシディ・ブ・サイドへ。

よもや車内放送が入らない＆扉の窓が半分目隠しされた薄暗い状態の列車とは思わず、途中で隣にいたお兄さんにいまがどこの駅か聞いてしまいました。
お兄さんはその後、いまがどこの駅か毎回教えてくれまして、無事カルタージュ・ハンニバルで下車。
ここからが伝説の始まりとばかりに、本当優しいひとばかりでした、チュニジア。

カルタゴ遺跡は、初っ端のテルマエ（アントニヌスの共同浴場）が素晴しかったです。
海を背景にそびえ立つ遺跡の圧倒的な存在感！

そして、世界遺産なのに観光客が殆どいないところも素晴らしい（換金所
ではあんなに列をなしていたのに！）

遺跡にさしたる興味がなく、1日目のメインはシディ・ブ・サイドのつもりで、カルタゴは見られたら良いかなという気持ちだったのですが来て本当に良かった。

西洋史にはうといのだけれども、そんな自分でも興奮する景色。
バックが海っていうのも最高だけど、復元とはいえ、よくこんな見事に残っていたなーと思うと胸が熱くなります。

カルタゴと比べて観光客の密度みっしり。
白とチュニジアンブルーのコントラスト確かに素敵なんだけど、カルタゴの民家もなかなか素敵な扉を持っていたので、正直あまり大きな衝撃がなかった。

途中、ベルベル人の祭りなのか何なのか、夕陽とともに独特な節で歌う現地の方たちの集まりに遭遇。
ひととおりうろちょろして終了。

たしかにインスタ映えしそうではあるのだけれども、カルタゴでもう少しゆっくりしても良かったかも。

シディ・ブ・サイドからチュニスマリン駅の車内は、海水浴帰りのひとたちでごった返していて痴漢も。
大分シルエットの分からない恰好をしていたのですが、中距離列車以外この旅行中これだけは残念な点だった。

文句つけてたわたしを察して、隣にいたアバヤ姿の可愛いお姉ちゃんちゃたちが、チュニスマリン駅で一緒に行きましょと手を引いて連れて行ってくれた。
そこまで暗い時間でもなかったのだけども、なんだか申し訳なかったなぁ、そしてありがとう。

メディナはまた別の日に行くとして、メイン通りであるブルギバ通りをぶらぶら。
通りはカフェだらけ！
暑くて水ばっか飲んでてお茶する気にならなかったけど、テラス席好きにはたまらない良い雰囲気。
30分圏内のカルタゴともシディ・ブ・サイドとも違う欧州の雰囲気で、面白い。

大聖堂の斜め前（おそらく市民劇場前）で大合唱が聞こえて、不思議そうな顔で見ていたら通りがかりのおじさんが今日はフェスティバルだと教えてくれた。

チュニジアで言う女性の日ってことらしいけど、本当にそれかどうかはよく分からず。

モノポリ（スーパー）で水とワインなどを購入してホテルへ。
フランス大使館側のモノポリはワインも数多く売っていたけれど、セスーパー（モノポリだと思ってたけど、セントラルパークなご様子）ではアルコールは一切売っていなかった。　まとめて買っておいて良かった！

汗だくだし、明日も早いしで1日目はホテルのレストランで。

ひとっ風呂浴びてビールでも飲みますか！
野外席だし、アルコールもお手頃だし、現地っこも多くてなかなか。
ただし、前菜（オリーブとハリッサ。あとポップコーン）以外はチュニジア料理はなし。
ステーキとオニオンリング、そしてセルティアビール。
チュニジア料理があれば、楽だし毎度ここでも良かったなぁ。


24時間移動のち、明日も早いのではやめに就寝。