～初インド・一人旅～初日からヒヤリの連続！

2018/08/10 - 2018/08/10

一緒に行く相手もいないので、お盆にひとりで思い切って4泊6日のインドデビュー！
お腹を壊して食事を楽しめないのではないか、空気が悪いというが体調不良にならないか、女性ひとりで本当に旅ができるのだろうかと、一人旅は何度も経験があるのに、不安でたまらなかった渡航前。ここで読ませてもらった皆さんの旅行記が大変役に立ったので、是非とも次なる旅人への情報になればと思い、慣れない旅行記を書きます。

一日目は、香港乗り継ぎでデリーに夜到着。

エリア デリー(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

キャセイパシフィックの香港乗り継ぎにて、デリーへ。起床時に、キャセイパシフィックから出発時間変更の知らせが来ていたので、無駄に早く空港へ行かずに済んだ。羽田から朝10時20分発が、2時間近くの遅れ…。乗り継ぎ便は3時間あるので大丈夫だと思うけども。
キャセイパシフィックは、出発の48時間前からウェブチェックインと、座席指定が無料で可能。誰もウェブチェックインをしていないのか、カウンターは列を成しているのに、バッグドロップは誰も並んでいなかった。

トマトペンネパスタ、パン、そば、ハーゲンダッツの機内食を食べて、エマワトソンの「美女と野獣」を見ていたら、香港はあっという間。
出発遅延のせいで、着陸したのがデリー行きのボーディングの30分前！トランジットの荷物検査は混んでなくてスムーズだったが、ゲートに出てびっくり。出たところは60番なのに、デリー行きゲートは2番。空港のほぼ端から端まで走って汗だく。着いたらもうボーディング始まってた。まあチェックしているし、走らなくても間に合っただろうけど、とてもあせった。

苦労して乗り込んだが、急病人が出たとかで、なかなか滑走路に移動しない。その人と荷物はすぐに下ろしたようだが、管制の指示待ちだったのか飛行機は一向に動かず。うーんこんなに色々続くのは初めての体験だ。離陸前なのに、飲み物サービスが始まる。離陸は結局、一時間以上遅れた。
機内食はベジカレー。チャツネは塩辛くて食べられず。マンゴープリンと、スパイシーなキャロットラペが美味しかった。おくらカレーはけっこう美味しかったが、お腹があまり空いてなく、ほとんど残してしまった。デリーの空港からはメトロに乗る予定だったが、終電に間に合わないだろうなと思う。「シェフ」という映画の、インド版リメイクを見る。面白かった。日本人も機内にちらっといた。遅れを少し取り戻して、着陸は30分遅れの22時半。

入国審査で外国人パスポートの列に並んでたら、順番が来る間際に、eビザの人はここじゃないとスタッフに言われる。eビザは外国人パスポート列を素通りして、一番奥のカウンターで入国審査。これはとても分かりづらくて、他の外国人も間違えていた。カメラ撮影と指紋採取で、審査はあっけなく終わり、この時点で着陸からまだ20分ほど。面倒なeビザ申請をした甲斐がある。メトロに間に合いそうと思い急ぐが、キャッシングが出来るATMが見つけられずに外へ出てしまったが、これが失敗。外でキャッシングが出来るATMはひとつしかなくて、壊れていた。ウロウロして、結局アライバルゲートで搭乗券とパスポート見せて再度空港内に入れてもらい、キャッシング出来るATMを無事に見つける。少額紙幣が欲しかったので、6900ルピーをゲット。ああ、疲れた。インドはATM事情があまり良くない。

ちなみに、メトロの窓口はクレジットカード使えた。トラベルカード買ってホームへ急いだら終電の一つ前だった。終電は23:40頃のよう。今回はいろいろとぎりぎり。ニューデリーで降りると、女性が本当にいない…。グーグルマップを頼りにホテルを目指すも、方角が分からずにメトロの駅に一旦戻って冷静になる。駅のセキュリティのおっちゃんに、ホテルピックアップは無いのかと心配される。デリーで夜の12時近くに女性がひとり、駅から400ｍという近場のホテルとはいえ、歩きの移動プランは良くなかったと、大きく反省。
方向を再確認して出発。すぐにホテルのネオンサイン見えたからホッとするが、この短距離がちょっと怖かった。リキシャにちょろっと声をかけれるし、道路は水浸しで汚い。犬が沢山寝そべってたり、吠えてたり…。ホテルへ急ぐ。

ここでも問題が発生。支払いが済んでいなくて、仮予約状態と判明(ホテルからのinvoiceが添付されたメールがスパムに入っていたと、あとで気が付く。公式HPからの予約時にカード番号を入力したから、ブッキングできたと思い込んでいた）。しかも今夜は満室とのことで、血の気が引いた。こんな深夜に放り出されたらどうしよう…。しかし、フロントの男性の対応が素晴らしかった！まだチェックインしていない客に電話してくれて、早朝にチェックインするということを確認。そしてアーリーチェックアウトの人がいるから大丈夫と、1部屋回してくれた！本当にラッキー。部屋に入って温めのシャワー浴びて、甘いミルクティでホット一息。ドリンクなんて買う余裕なかったから、ポットがあって嬉しい。綱渡りの一日目。でも色々と運が良い滑り出し。
このGINGER HOTEL はインドのチェーンホテルで、booking.comやagoda には出ていない。Google mapで偶然見つけた。部屋はHPで見るよりはるかにボロイくて、これで2000ルピーちょいは安くはないが、熱いシャワーが出てタオルもトイレットペーパーもあるし、ミネラルウォーターにティーセットまであって快適。何よりロケーションがニューデリー駅のメトロ側なので選んだ。グループ会社では茶葉の輸出事業も行っていると、フロントのお兄さん談。ただ、汚くて人も交通量も多いニューデリー駅周辺は雰囲気が良くないと感じるので、人に勧めるかは微妙なところ。明日の行動予定を確認したりで、1時半ごろ就寝。