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2018年正月の4日と5日一泊で浜名湖方面に旅行をしました。目的はNHK大河ドラマ「女城主直虎」の井伊谷の里を観に行くことだが、その内容は既に旅行記を出しているので、それを参照下さい。今回は2日目の1月5日に訪れた新居の関所跡、掛川城に行く途中に寄った中田島砂丘と最後は掛川城の物語です。

新居関所から中田島砂丘と掛川城の観光

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2018/01/04 - 2018/01/05

508位(同エリア703件中)

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オータムリーフさん

2018年正月の4日と5日一泊で浜名湖方面に旅行をしました。目的はNHK大河ドラマ「女城主直虎」の井伊谷の里を観に行くことだが、その内容は既に旅行記を出しているので、それを参照下さい。今回は2日目の1月5日に訪れた新居の関所跡、掛川城に行く途中に寄った中田島砂丘と最後は掛川城の物語です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 前日はNHK大河ドラマ直虎の井伊谷の里を観光して、浜名湖レークサイドプラザなるホテルに泊まりました。<br />そして、今朝はまず、ホテルでの朝食である。朝食会場は時間的に早かったので、すんなりと席が取れました。朝食も美味しかった。<br /><br />少し休んでからチェックアウトして、ホテルを出発する。道は順調に走ることが出来た。そして新居の関所跡の駐車場に車を停める。駐車場は無料です。<br />

    前日はNHK大河ドラマ直虎の井伊谷の里を観光して、浜名湖レークサイドプラザなるホテルに泊まりました。
    そして、今朝はまず、ホテルでの朝食である。朝食会場は時間的に早かったので、すんなりと席が取れました。朝食も美味しかった。

    少し休んでからチェックアウトして、ホテルを出発する。道は順調に走ることが出来た。そして新居の関所跡の駐車場に車を停める。駐車場は無料です。

    新居関跡 名所・史跡

    旧東海道歩きで見逃せない新居関所 by オータムリーフさん
  • 新居関所は徳川幕府が東海道を開設した時に造られた舞阪宿と新居宿の間の関所です。江戸時代の関所とは出女に入鉄砲を厳重に取り締まった場所です。新居の関所は徳川5主要街道の関所で唯一現存する関所でもあり、非常に重要なものです。<br />最初に観たのは京側から観れば入口で、新居宿に隣接する大御門である。その前には高札場があり、この高札場は真新しいので、最近再現したものであろう。

    新居関所は徳川幕府が東海道を開設した時に造られた舞阪宿と新居宿の間の関所です。江戸時代の関所とは出女に入鉄砲を厳重に取り締まった場所です。新居の関所は徳川5主要街道の関所で唯一現存する関所でもあり、非常に重要なものです。
    最初に観たのは京側から観れば入口で、新居宿に隣接する大御門である。その前には高札場があり、この高札場は真新しいので、最近再現したものであろう。

  • 今度は駐車場側の入場入口に来ました。関所の見物はこの入り口から入ります。

    今度は駐車場側の入場入口に来ました。関所の見物はこの入り口から入ります。

  • 入る為の我々への関所が有りました。つまり、入場料をここで払わないと通れません。受付で料金を払うが、係りの人が云うには、この先に旅籠・紀伊国屋と一緒になった切符があると云うので、それを買って入場する。<br />最初は新居関所資料館に入る。ここは撮影禁止なのでお見せする写真は有りませんが、色々と関所の遺品や新居宿の資料が展示されている。<br /><br />係りの人にアンケートを依頼されて記入すると、関所の面番所全体の素晴らしい写真入り絵葉書を頂いた。<br />

    入る為の我々への関所が有りました。つまり、入場料をここで払わないと通れません。受付で料金を払うが、係りの人が云うには、この先に旅籠・紀伊国屋と一緒になった切符があると云うので、それを買って入場する。
    最初は新居関所資料館に入る。ここは撮影禁止なのでお見せする写真は有りませんが、色々と関所の遺品や新居宿の資料が展示されている。

    係りの人にアンケートを依頼されて記入すると、関所の面番所全体の素晴らしい写真入り絵葉書を頂いた。

  • 最初観たのは船留です。江戸より京に上る旅人は舞阪宿から船で浜名湖を渡り、この船留に入り、上陸したのが新居関所の中と云う訳です。

    最初観たのは船留です。江戸より京に上る旅人は舞阪宿から船で浜名湖を渡り、この船留に入り、上陸したのが新居関所の中と云う訳です。

  • 船留と関所の取り調べをする面番所の建物を撮りました。松の木が良いですね。当時もこんな風景だったのかな。

    船留と関所の取り調べをする面番所の建物を撮りました。松の木が良いですね。当時もこんな風景だったのかな。

  • これは面番所と云われて、通行人の検めを行う建物です。通行人はこの建物の外にかしこまり役人の検分を受けます。<br />この建物は安政2年(1855年)に建て替えられて現在に至っています。実はこの関所は地震や津波等で何度もその場所を移していて、現在の場所に落ち着いたと云われています。

    イチオシ

    これは面番所と云われて、通行人の検めを行う建物です。通行人はこの建物の外にかしこまり役人の検分を受けます。
    この建物は安政2年(1855年)に建て替えられて現在に至っています。実はこの関所は地震や津波等で何度もその場所を移していて、現在の場所に落ち着いたと云われています。

  • この石は関所内面番所前に置かれていて、通行人が検分を受ける時に荷物を置く所だそうです。

    この石は関所内面番所前に置かれていて、通行人が検分を受ける時に荷物を置く所だそうです。

  • 面番所の東側から上之間の取締役人の蝋人形が今にも飛び出しそうな雰囲気で鎮座しています。何かこのような役人たちに言われると身がすくみそうです。

    面番所の東側から上之間の取締役人の蝋人形が今にも飛び出しそうな雰囲気で鎮座しています。何かこのような役人たちに言われると身がすくみそうです。

  • これは面場所の建屋の中の中之間の取り調べ役人がいます。後ろには様々な武具が置かれて、何か物々しい雰囲気です。

    これは面場所の建屋の中の中之間の取り調べ役人がいます。後ろには様々な武具が置かれて、何か物々しい雰囲気です。

  • 面番所の裏には長い廊下がありました。

    面番所の裏には長い廊下がありました。

  • ここは女改めの部屋です。「出女」の取り締まりは特に厳しく、女の旅人はこの部屋で「改め婆」(ふつうは関所の足軽の母親が務める)による詳細な検分が行われます。<br />昔の女の人の旅は厳しいものが有りますね。

    ここは女改めの部屋です。「出女」の取り締まりは特に厳しく、女の旅人はこの部屋で「改め婆」(ふつうは関所の足軽の母親が務める)による詳細な検分が行われます。
    昔の女の人の旅は厳しいものが有りますね。

  • 面番所の大御門から観た景色です。関所は明治になって直ぐに廃止されてしましますが、この建物はその後役所や学校等に使用されたそうです。

    面番所の大御門から観た景色です。関所は明治になって直ぐに廃止されてしましますが、この建物はその後役所や学校等に使用されたそうです。

  • さて、新居の関所を見物後、次に向かったのは新居宿場にある旅籠「紀伊国屋」に向かいました。

    さて、新居の関所を見物後、次に向かったのは新居宿場にある旅籠「紀伊国屋」に向かいました。

  • 新居関所とのセット券を管理人に見せると「どうぞ自由に観て下さい」との事で、中を観て歩きました。<br />この旅籠・紀伊国屋の創業ははっきりしていないが、1703年には紀州藩の指定の旅籠になっているので、可成り古いものです。

    新居関所とのセット券を管理人に見せると「どうぞ自由に観て下さい」との事で、中を観て歩きました。
    この旅籠・紀伊国屋の創業ははっきりしていないが、1703年には紀州藩の指定の旅籠になっているので、可成り古いものです。

  • この新居宿の名物は、やっぱり鰻で、鰻の蒲焼がこの宿でも出されていたようです。

    この新居宿の名物は、やっぱり鰻で、鰻の蒲焼がこの宿でも出されていたようです。

  • 記録から再現された旅籠・紀伊国屋の夕飯のメニューです。やはり、鰻蒲焼が提供されていたそうです。

    記録から再現された旅籠・紀伊国屋の夕飯のメニューです。やはり、鰻蒲焼が提供されていたそうです。

  • この旅籠・紀伊国屋の裏庭です。江戸時代後期のこの旅籠は間口9間で、奥行きは広かった様です。

    この旅籠・紀伊国屋の裏庭です。江戸時代後期のこの旅籠は間口9間で、奥行きは広かった様です。

  • この部屋には床の間があります。部屋は障子で区切られているので、今のホテルのようにセキュリティーは全くないです。当時はこれが普通だったのでしょうが。

    この部屋には床の間があります。部屋は障子で区切られているので、今のホテルのようにセキュリティーは全くないです。当時はこれが普通だったのでしょうが。

  • 当時使われていた枕も展示されていた。良く時代劇で見るような枕ですが、枕高すぎて首が痛くなるのではと要らぬ心配をします。昔の人はまげや頭髪の形を守る為に、このような枕だったのでしょうか。

    当時使われていた枕も展示されていた。良く時代劇で見るような枕ですが、枕高すぎて首が痛くなるのではと要らぬ心配をします。昔の人はまげや頭髪の形を守る為に、このような枕だったのでしょうか。

  • ここは台所、かまどがあります。

    ここは台所、かまどがあります。

  • ここはお風呂場です。<br />当時の宿賃は200~300文(4,000円~6,000円)で、東海道を京から江戸までの旅程は約2週間、旅費は80,000円位だそうです。しかしながら、川留めがあると何日も足止めされるので、昔の旅もお金が無いと出来ないですね。

    ここはお風呂場です。
    当時の宿賃は200~300文(4,000円~6,000円)で、東海道を京から江戸までの旅程は約2週間、旅費は80,000円位だそうです。しかしながら、川留めがあると何日も足止めされるので、昔の旅もお金が無いと出来ないですね。

  • これは旅籠・紀伊国屋を別の角度から撮った写真です。

    イチオシ

    これは旅籠・紀伊国屋を別の角度から撮った写真です。

  • 次に歩いて「小松楼」に行きました。ここは大正から昭和にかけて栄えた芸者置屋です。実は新居宿で芸者置屋を江戸時代からやっていたのかと思いきや、比較的新しく昭和20年代まで営業していたいらしい。

    次に歩いて「小松楼」に行きました。ここは大正から昭和にかけて栄えた芸者置屋です。実は新居宿で芸者置屋を江戸時代からやっていたのかと思いきや、比較的新しく昭和20年代まで営業していたいらしい。

  • 平成に入りここ小松楼は町の交流館として、1階は一般市民に開放してイベント等を行っているらしい。ここが1階の部分です。

    平成に入りここ小松楼は町の交流館として、1階は一般市民に開放してイベント等を行っているらしい。ここが1階の部分です。

  • 小松楼の2階に急な階段を上って行く。

    小松楼の2階に急な階段を上って行く。

  • ここは2階の1室で芸者さんが暮らしていた部屋だそうです。

    ここは2階の1室で芸者さんが暮らしていた部屋だそうです。

  • 別の部屋には写真が一杯飾ってありました。当時の芸者さんの様子を写していたもので、当時の様子が伺える。

    別の部屋には写真が一杯飾ってありました。当時の芸者さんの様子を写していたもので、当時の様子が伺える。

  • 別の部屋には芸者さん達が使った品物が残っています。

    別の部屋には芸者さん達が使った品物が残っています。

  • 鏡台や当時使っていた火鉢なども置いてあります。

    鏡台や当時使っていた火鉢なども置いてあります。

  • 小松楼の2階から外の景色を観とところです。芸者さんがうちわなどで扇ぎながら道を通る人たちを眺めたいたのでしょうか。

    小松楼の2階から外の景色を観とところです。芸者さんがうちわなどで扇ぎながら道を通る人たちを眺めたいたのでしょうか。

  • さて、次に向かったのは砂丘です。案内書によれば、かなり大きな砂丘が有るとの事で行ってみました。その名前は中田島砂丘です。<br />中田島砂丘は浜松市南区中田島町にあります。車でそんなに時間は掛かりません。

    さて、次に向かったのは砂丘です。案内書によれば、かなり大きな砂丘が有るとの事で行ってみました。その名前は中田島砂丘です。
    中田島砂丘は浜松市南区中田島町にあります。車でそんなに時間は掛かりません。

    中田島砂丘 自然・景勝地

  • 国道1号線を走ることすこし、中田島交差点を右折すると大きな駐車場が有るが、良く調べると、砂丘は別の地区に有るとの事で、少し1号線を戻り中地区の駐車場に車を入れる。

    国道1号線を走ることすこし、中田島交差点を右折すると大きな駐車場が有るが、良く調べると、砂丘は別の地区に有るとの事で、少し1号線を戻り中地区の駐車場に車を入れる。

  • 中田島砂丘入口です。大きな石碑があります。この中田島砂丘は日本三大砂丘の一つであり、遠州灘からの風が砂丘を作っている。

    中田島砂丘入口です。大きな石碑があります。この中田島砂丘は日本三大砂丘の一つであり、遠州灘からの風が砂丘を作っている。

  • 大したことない砂丘だろうと期待していなかったが、ところが、この砂丘は大きなものだった。ビックリです。

    大したことない砂丘だろうと期待していなかったが、ところが、この砂丘は大きなものだった。ビックリです。

  • この様な砂漠が延々と続く。

    この様な砂漠が延々と続く。

  • 風紋も観ることが出来ます。

    風紋も観ることが出来ます。

  • そして、遠州灘が観える場所まで歩いてきました。砂丘の砂と青い海、そして少し曇った空が明確ではない三色の模様に観えて、美しかった。

    イチオシ

    そして、遠州灘が観える場所まで歩いてきました。砂丘の砂と青い海、そして少し曇った空が明確ではない三色の模様に観えて、美しかった。

  • こえは堆砂垣といわれるもので、風で飛ばされてくる砂をここで食い止めて<br />砂が下に溜まる。そして、砂丘が高くなります。砂丘が痩せるのを防ぐ役目をしています。

    こえは堆砂垣といわれるもので、風で飛ばされてくる砂をここで食い止めて
    砂が下に溜まる。そして、砂丘が高くなります。砂丘が痩せるのを防ぐ役目をしています。

  • 中田島砂丘のある駐車場に風変わりな風車があります。観光用ですが面白いですね。

    中田島砂丘のある駐車場に風変わりな風車があります。観光用ですが面白いですね。

  • 突然お城が現れました。中田島砂丘から、今度は掛川城に移りました。中田島から国道1号線をひた走り、掛川市街地に出ますが、駐車場を探すのに手間取りました。

    イチオシ

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    突然お城が現れました。中田島砂丘から、今度は掛川城に移りました。中田島から国道1号線をひた走り、掛川市街地に出ますが、駐車場を探すのに手間取りました。

    掛川城天守閣 名所・史跡

  • ここは旧東海道を歩いたときに、一度観ているが、天守閣には上っていないので、天守閣に行くことにした。<br />この掛川城は室町時代に今川氏が家臣に命じて築城させた名城です。

    ここは旧東海道を歩いたときに、一度観ているが、天守閣には上っていないので、天守閣に行くことにした。
    この掛川城は室町時代に今川氏が家臣に命じて築城させた名城です。

  • 天守閣の中の様子です。どこのお城でもそうですが天守閣に上るには物凄い急な階段を上る必要があります。

    天守閣の中の様子です。どこのお城でもそうですが天守閣に上るには物凄い急な階段を上る必要があります。

  • 天守閣から観た掛川市内です。

    イチオシ

    天守閣から観た掛川市内です。

  • 次は天守閣の傍を通り掛川城御殿に向かいます。ここを通って良いのかなといぶかりながら進みます。

    次は天守閣の傍を通り掛川城御殿に向かいます。ここを通って良いのかなといぶかりながら進みます。

  • この御殿は藩の公式的な行事を行う場所で、書院造りとなっています。

    この御殿は藩の公式的な行事を行う場所で、書院造りとなっています。

  • 御殿は全面に畳が敷き詰められているが、部屋はふすまで区切られて多くの部屋があります。

    御殿は全面に畳が敷き詰められているが、部屋はふすまで区切られて多くの部屋があります。

  • この部屋には着物が展示されています。豪華な着物でした。

    この部屋には着物が展示されています。豪華な着物でした。

  • 御殿のある部屋には当時の鎧兜が展示されていて、中々興味のある展示品です。<br /><br />この御殿を離れて駐車場に戻り、運転して家路に就くことにしました。東名高速を走り、途中でランチを食べて、そして海老名SAで買い物をして、無事に暗くなる前に自宅到着です。<br /><br />今年の正月は何時もの寝正月とは違い、有意義な時間を過ごすことが出来ました。<br /><br />これで2018年正月の小旅行を終わります。<br />ここまでお付き合い頂き有難うございました。

    御殿のある部屋には当時の鎧兜が展示されていて、中々興味のある展示品です。

    この御殿を離れて駐車場に戻り、運転して家路に就くことにしました。東名高速を走り、途中でランチを食べて、そして海老名SAで買い物をして、無事に暗くなる前に自宅到着です。

    今年の正月は何時もの寝正月とは違い、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

    これで2018年正月の小旅行を終わります。
    ここまでお付き合い頂き有難うございました。

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