国営昭和記念公園へサギソウを見に行く

2018/08/16 - 2018/08/16

何度も訪れている立川の国営昭和記念公園へサギソウを見に出掛けた。通常８月から９月初めまで見ることが出来るが、今年は気候の変動による暑さの影響で、その公開期間が短縮されて、8月26日までの公開となった。そこで早めに出かけてみた。

これまでサギソウは園芸店でしばしば見たことがあるが、これほどたくさん一度に見たのは初めてである。まるで空を飛んでいるような白い、優雅な姿には大いに感動した。余りにも美しいので自宅で栽培してみたいと思ったが、ボランティアの方の説明を聞いていると、管理が大変そうで、先ずはあきらめた。見るだけで、満足としたい。

エリア 立川(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

JR中央線立川駅で青梅線に乗り換え、一つ目の西立川駅で降りた。駅を出ると、もう目の前が昭和記念公園入口で、他にも入口はあるが、ここが駅から一番近くて、便利である。

この公園ゲートから入った。入場券は400円なり。

夏はあまり見るべき草花はないが、ただサギソウが見られるということで、今回来てみた訳である。

目の前にサギソウが現れた。その白く、優雅な姿はまるで天空を舞う如く、ひらひら飛んでいるみたいである。

サギソウの優雅で、伸びやかな、美しい様々な姿を見ていただきたい。誰でもその美しさに虜になってしまうかもしれない。

暗闇に浮かびあがる姿は何とも言えず、美しさを湛えている。

サギソウは鷺（サギ）がまるで空を飛んでいるような姿をしているところから付けられた名前である。

このサギソウが一番好きだ。形といい色といい、正に完璧な姿をしている。

サギソウの花言葉は「純潔」、「繊細」、「夢であなたを思う」で、この花を見ていると、正に肯首することが出来る。

純白で細かな切れ込みの入った花の姿はまるで白鷺が飛んでいるように見える。

集団で見るサギソウも素晴らしい。

鉢植えのサギソウも多く展示されている。

羽を広げて空を飛んでいるような姿をしばし見つめた。まるで天使が飛んでいるみたいだ。

縦に２つ並んだように咲いているサギソウは珍しいのでなないだろうか。

地植えのサギソウもある。地面に這い、あまり端正とは言えないが、花そのものは美しい。

細い茎の先端に花を咲かせていて、強風に当てられると、すぐ倒れ、しぼんでしまうほど繊細な花である。

太陽の光が直接当たらないような具合に植えられていて、日ごろの管理や手入れの大変さが思いやられる。

公園内にはパークトレインが走っていて、広い園内の移動には大変便利である。しかし、利用するにはかなり高い。１回の利用で300円もする。

日本庭園があり、訪ずれてみた。暑いので中には見学者は誰もいなかった。

日本庭園内には盆栽園がある。規模は小さいながらも立派な盆栽がいくつも並べられている。盆栽を見るのも興味深い。

盆菜園の中には誰もおらず、静まり返っている。静かで日本的な雰囲気の中で見て回るのは大いによい。

何十年もかけて丹精されて完成した盆栽は、伝統的な日本文化のひとつを表すもであり、小生も大いに関心を持っている。

これは「山紅葉」で、晩秋になると、真赤に色ずく。

「ぶな」

「もみじ」

休憩所があり、中に入り、しばらく休んだ。伝統的な茶室造りになっていて、大いに英気を養うことが出来た。願うことなら、ここで茶の一服でもいただけるとなおのことよかった。

「オミナエシ」は秋の七草のひとつであるが、８月の中旬頃には花を咲かせるのだろうか。

「オミナエシ」を漢字で書くと、「女郎花」と表すが、その由来はいろいろあるようである。黄色い小さな花がと特徴で、秋の空にもよく映える。

緑の葉の間から白い花がのぞかせている。これは「ハコネギク（箱根菊）」で、８月から９月に咲く。

小さな室内装飾用の盆栽も紹介されていて、珍しく覚えた。これは「イワシデ」と言うもので、高さが20㎝位である。

「ヒイラギ」

「ゴヨウマツ」

「カジュマル」の盆栽は珍しい。初めて見た。