2018/8 伊豆・土肥温泉『粋松亭』温泉かけ流し露天風呂付き客室　宿泊記

2018/08/23 - 2018/08/24

PCでボーっと旅行サイトを見ていたら誤って【Yahooプレミアム会員申し込みボタン】を押してしまい、「なんで申込確認ウインドウが出ないかなー！」と怒ったところで後の祭り。
ヤケクソで、プレミアム会員にしか使えない割引クーポンを使って伊豆のホテルを予約しました。
急に決めたので勿論一人旅でございます。

エリア 土肥温泉(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Yahoo!トラベル

台風20号の影響で天気が悪いので、途中トイレ休憩を何度か取っただけで宿へ直行しました。
駐車場はホテル横の細い道を入って行ったホテルの裏側。連れが居れば玄関先で荷物を降ろすのですが、一人なので直接駐車場へ行ってから玄関まで歩きます。
建物に入る前に、着物を綺麗にピシッと着た女将さんと男性スタッフが出迎えてくれました。うむうむ中々好印象。

フロントでは、名前も告げていないうちから「○○号室のお客様ご到着です。」とスタッフ間で連絡し合っていてビックリ。
一人客だからかしら。

土肥温泉 粋松亭 宿・ホテル

チェックイン後に色浴衣を選ぶことが出来たけれど、チビ助の私には色浴衣は長過ぎておはしょりが面倒なので、Sサイズがある旅館のフツーの浴衣を借りました。
綺麗に見せたい相手もいないし、寝たらとんでもない姿になるのが分かっているので別にオシャレな浴衣である必要はないんです、おばちゃんは。

無料アップグレードで予約した部屋より広い部屋になりました。
それに伴い部屋の露天風呂のサイズもアップです。
わーい。

部屋に入って直ぐ左手に冷蔵庫がありました。

勿論有料。
価格表は部屋に無く、金額はフロントで確かめて下さいとのこと。
まあ、ワタクシは何も飲まないのでどーでもいいんですけど。

冷蔵庫の横並びにクローゼットがありました。
この扉がまー、すっごく開け難かった。
扉、固っ！
扉のマグネットの磁力が半端ない！

クローゼットの中にあったアメニティー。
女性用なのかな？剃刀はありませんでした。

クローゼットの横奥側がトイレです。
洗浄便座です。
なぜか床が畳。

部屋に入ると大きなハメ殺しのガラス窓の向こうに部屋付き露天風呂が見えます。

部屋からの景観は海ではなくお風呂という事になります。

部屋側からはこの様に障子戸を閉められます。

部屋の床の間側から入口を見た画です。
壁掛けTVは動かせないので、真正面で見たい時には人間が動かなくてはなりません。

この部屋は二間あり、隣にシングルサイズのベッドが二つありました。
ベッドマットは硬めで、私にとっては寝易くて良かったです。

トイレの奥に洗面所と脱衣所・お風呂があります。

先ず手前に洗面所。
床は畳敷きです。

洗面台の上　①

洗面台の上　②

洗面所の奥が脱衣所です。
ここにバスローブと部屋風呂用のバスタオルがありました。

ドアを開けると部屋付き露天風呂です。

右手のガラス窓の向こうが先ほどの部屋。
左手の窓を開けると外（海側）です。

今回は私一人で部屋を使ったので気にならなかったけれど、誰かしら連れが居たら絶対にお風呂と部屋の間の障子戸は閉めておかなくちゃね。
見たくもない、あれ？見たいのか？・・・裸が丸見えだもの。

シャンプー類は馬油。

部屋の露天風呂は温泉かけ流しです。
湯口からずーっと出てます。
かなり熱いです。
何も考えずに勢いよく足を入れて「熱っ！！」と叫んだ粗忽者は私です。
入浴数分前にお水をジャンジャカ出して温度下げなきゃダメです。

外側の窓（サッシ）は開けようと思えば全開できますが、残念ながら外から丸見えです。今回泊まった部屋は４階ですが、もっと高層階なら見えにくいのかもしれません。

が、網戸は無いので虫や、下手をすれば鳥が突っ込んできます。
部屋にあった注意書きに「ハトが来て困っている」と書いてありました。

露天風呂の窓を開けて遠くに見えるのは土肥海水浴場です。
真下は道路。

仲居さんがお抹茶を持ってきてくれたので頂きます。
一緒に色々持ってきてくれました。
「濃厚な牛乳で作った牛乳プリンです」とドヤ顔で説明してくれましたが、ワタクシ、牛乳はスゲー苦手・・・。

冷えた甘夏ゼリーとお茶請け昆布・漬物。

お腹が空いたでございます。
温泉まんじゅうを期待してたけど違ったし、背に腹はかえられないので嫌いな牛乳プリンを無理して食べたから口直しが欲しい。
来る途中にチェックインの時間調整で寄ったスーパーで購入したタマゴボーロを、がっつりと１０個位掴んで口に押し込む。
うーん、美味しいデス。

部屋に入った時から氷水の入ったポットが置いてあったので有難くいただきます。

夕食は一番早い時間の１７時半にしてもらいました。
部屋食です。
準備の為に３０分前に仲居さんが部屋に来ました。

お品書き。

前菜

小鍋

椀物

お品書きには無い“女将からの一品”です。
魚（アジだったかな？）のユッケ風。

地魚姿造り。

アワビのグラタン。
結構大きなサイズのクリーミーグラタンで、流石にアワビは大きくないけどお餅が入っていてとてもパンチの有る一品でした。
腹減りおばさん、この辺りで既に限界が近いです。
タマゴボーロ食べなきゃよかった・・・・かも。

穴子の飯蒸し。

油鰈のパイ包み。
モチモチしてました。
ソースがめちゃ美味しかった。

白飯

白飯のお供にシラス＆薬味（山葵・大根おろし・白ごま）

赤だし（なめこ）と香の物。

デザート。
クレームブリュレ・塩アイス・マンゴーゼリー・フルーツ等、です。

食事の片付けが終わってから「お夜食にどうぞ」とおにぎりと甘い卵焼きを持ってきてくれました。
既にお腹は玄界灘・・・。
でも食べなきゃ明日にはゴミとなる。
なんと勿体ない。
食べた後に長風呂してカロリー消費すればいいんじゃない？
でも夜遅くに食べたら体に悪いよなー。
うーん。
それなら今、食べちゃおう！

おはようございます。
台風の影響で海がうねって色が茶色です。

見事に胃痛です。
デショウネー。

朝食は８時にお願いしました。
選べる中で一番早い時間です。

朝もお品書きがありました。

サラダにはドレッシングが３種。

お豆腐は塩で頂きます。

ワタリガニと野菜の味噌汁。
固形燃料で温めるのですが、熱くなる前に燃料が切れました。

アジの干物。
これも固形燃料で温めます。

デザート。
牛乳寒天とオレンジ。
昨日といい今日といい、まさかの牛乳攻め。

チェックアウト時に「女性の方に女将からです」とお花を頂きました。
なるほど『粋松亭』、“粋”なサービスです。

急に決めた宿でしたが、部屋の木のお風呂は想像していたより状態が良かったし、料理も美味しく、ソフト面も良かったです。
ばばあなので部屋風呂だけで体力を消耗し、大浴場には行けませんでした。
大浴場どころか滞在中部屋から一歩も出ませんでしたけどね。