2018/08/02 - 2018/08/05
51位(同エリア71件中)
RYOさん
この旅行記のスケジュール
2018/08/02
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飛行機での移動
S7 766便 成田19:55→イルクーツク0:25
2018/08/03
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バイカル湖に行くまでの間、イルクーツクの街を見学
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バスでの移動
マルシュルートカでバイカル湖へ移動(約1時間)
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バイカル湖の観光(博物館、展望台)
2018/08/04
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船での移動
バイカル湖リストビャンカの対岸にある小さな町ポートバイカルへ(約15分)
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船での移動
しばし散策した後、再びリストビャンカへ
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バスでの移動
マルシュルートカにてイルクーツクへ
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ホテルにチェックイン後、イルクーツク市内の観光
2018/08/05
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飛行機の時間まで、ほんの少し街を散策。
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飛行機での移動
S7 765便 イルクーツク12:10→成田18:30
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この旅行記スケジュールを元に
ついに成田から直行便が就航!週に2便だけのこのS7航空を利用して、ロシアのイルクーツクを旅してきました。
イルクーツクといえば、世界遺産バイカル湖。長い冬を終て凍っていないバイカル湖を見られるのはこの季節だけ。水深1,600mは世界一。そんなバイカル湖の景色とイルクーツクの街歩きを楽しむ旅行記です。
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今まで世界約130か国を旅してきましたバックパッカーです。今までは違うスタイルで旅行記を書いていたので、ここにアップしていない旅行記もたくさんありますので、見たい方はご連絡ください!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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週に2便だけのS7航空イルクーツク行き。第2ターミナルのサテライトから出発。3+3の小さいA320。テレビモニターもなく、ごく普通。飛行時間は約5時間。ウェブチェックインの際にビジネスクラスも15,000円追加くらいで出ていたが、迷ったあげく今回はアップグレードせず。
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エコノミークラスの機内食。今までS7は何度か乗っているが、いずれも短い区間だったのでサンドイッチ程度しか出す。今回は中距離路線ということでしっかりとした機内食。サラダ、フルーツ、パン、牛肉ご飯。パッケージの色が鮮やか。
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深夜、日付が変わるころ、イルクーツク空港に無事到着。日本は真夏なのに外は寒い!半袖Tシャツ1枚では肌寒い。空港ロビーはこの時間でも混雑していて、人がたくさん。ただし夜中ということもあり一歩外に出ると静か。出口からまっすぐ進み駐車場を過ぎると、バス停があり。時刻や行先などが表示されていて分かりやすいが、残念ながらこの日の運行は終了の模様。
仕方なく、客待ちをしていたタクシーで市内へ。言い値は500ルーブル(約900円)。バスなら15ルーブル(約27円)なので、だいぶ高いが、ほかに手段はなし。値切ってはみたものの、まったく応じる素振りもなし。500で乗らないなら乗せないぞという雰囲気で、隣のタクシーの運転手とぺちゃくちゃおしゃべり。ほかに客もいないが、タクシー自体2台しかいないので、ほかを当たることもできず500ルーブルでホテルへ。 -
今日のホテルは街の中心に近い、アンガラホテル。空港から市内まではバスで30分かかるとあったが、距離的には数キロのようで、タクシーだとほんの10分程度。これで500ルーブルは確かに高いな。
典型的なロシアのホテルで、設備は古いがバーやレストランなどもある大きな建物。表から見るときれいだが、裏から見るとまるで廃墟のよう。
ベッドは幅が狭い。すでに1時をまわっているので、とりあえず寝る。 -
ホテルの部屋からの眺め。
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昨夜は日本から到着しただけだったので、本日が実質1日目。朝食後、早速観光に出かける。日差しがあると暑い。
ホテルから北へ5分ほどで、ポリスキー教会。残念ながら中を見ることはできなかった。 -
ポリスキー教会のはす向かいにあるのがロシア正教のアバスカヤ教会。中に入ることができたが、残念ながら内部は撮影禁止。たくさんの人が祈りをささげていたが、外のお土産売り場も盛況。観光客が多いのか。
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教会の目の前にある第二次世界大戦の戦没者を祀ったモニュメント。
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教会の北はやがてバイカル湖にたどり着くアンガラ川。広い!
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ポリスキー教会の向かいにあるのはバガヤヴリェーンスキー聖堂。言いにくい!こちらもロシア正教の教会で1693年の創建。内部のフレスコ画がきれいだが、やはり残念ながら撮影禁止。
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教会ばかりが集まるエリアの観光を終えて街のほうへ。途中でサーカス場がある広場を通る。時間があれば見てみたい。
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きれいな広場。サブウェイもある。ケンタッキーもあった。
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イルクーツクのメインストリートカール・マルクス通り。道の両側にお店が並んでいる。
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道端にあった八百屋。
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中央市場。
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これも市場。
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市場では飲み物やお菓子も販売されている。水は40ルーブル(約72円)くらい、ジュース類は60ルーブル(約108円)くらい。
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種類が豊富!
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街一番の市場だけあって、肉や魚だけではなく、野菜やフルーツも豊富。
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果物もたくさん。
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中央市場そばのショッピングセンター。ここにマルシュルートカ(乗り合いバス)のターミナルもある。
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市場の建物と、そこからはみ出したテント張りの市場。
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昼食は市場の隣のショッピングセンターで。フードコートにあったのは、中央アジアを旅行したときによく食べたプロフ(炊き込みご飯)。中央アジアだと羊肉のことが多いのだが、ここでは羊ではなかった!モンゴルや中央アジアに近いことを痛感。
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市場ではキャビアやいくらが山積みに。キャビアといくらのセットで500ルーブル(約900円)。持ち帰って食べたが、味付けがされていないのでとんでもなくまずかった・・・。
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ロシアや周辺国ではおなじみのマルシュルートカ。バスよりも速く、頻繁に出ていることが多いが、運賃はバスより少し高いケースがほとんど。イルクーツクとバイカル湖のあるリストビャンカ間はバスも走っているが、マルシュルートカでの移動が一般的。しかもターミナルも市場の隣で分かりやすい。リストビャンカまでは約1時間、140ルーブル(約252円)。すぐに満席になり出発。街を抜けるとアップダウンのある真っすぐな道を猛スピードで駆け抜ける。
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14時ごろにはマルシュルートカの終点、バイカル湖そばのリストビャンカの街に到着。ターミナルの目の前に建つのが今日の宿、マヤーク。派手で特徴的な建物はすぐに分かる。
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「エコノミーツイン」にしたので、案内されたのは裏手の別館。こちらもベッドの幅が狭い。ロシア人はこれで寝返りが打てるのか?
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派手な本館とは違ってシンプルで古さの目立つ別館。1階は有料のトイレ。階段をあがって2階から建物に入り、さらに階段を上がって3階へ。別館だからか、WIFIがつながったり切れたり・・・。
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部屋に荷物を置いて、ホテル目の前のバイカル湖へ。対岸が見えず、まるで海みたい。
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まるで海岸のようにくつろぐ人々。ちょっと寒いかもしれないが、海水浴を楽しむ人も。
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無料の休憩所があり、ピクニックを楽しむ人も多い。
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リゾートの雰囲気抜群!
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リストビャンカの市場。バイカル湖でとれるのか、魚が豊富。
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ピアノ運送株式会社も市場にピアノを納品、じゃなくて、何かの農産物か魚を運んでいたものと思われる・・・。日本の中古車がそのまま使われている・。
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ホテルの7階にあるテラスからの眺め。世界遺産のバイカル湖が目の前!
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眼下の駐車場のところがマルシュルートカのターミナル。観光案内所などもあってまさに街の中心。
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再びマルシュルートカに乗って4kmほどイルクーツクの方面へ戻ると、バイカル湖博物館。欧米や中国からの観光客であふれていた。入場料は370ルーブル(約666円)で、水深1,600mを誇るバイカル湖に潜水艦で潜り、水深に応じた景色が周りに映し出されるというバーチャル体験も含まれている。
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内部は一部英語があるものの、ロシア語ばかりで意味不明。
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有名なバイカルアザラシ。博物館には水族館のような水槽スペースがあり、そちらで見学することができる。
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博物館の横の小さな道をあがること15分。ホテルバイカルの手前の砂埃の舞い上がる坂道をさらに15分登り続けると、展望台へと続くリフトがある。手前のチケット売り場で往復300ルーブル(約540円)。冬の時期にはスキー場になるらしく、周りには貸スキーの店も。
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リフトからの眺め。
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頂上にはカフェが。リフト乗り場までだいぶ歩いたのでのどがカラカラ。アイスティを60ルーブル(約108円)を買って外のベンチでくつろぐ。と思ったら、多数のハチが襲撃。安心して飲んでいられない。
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リフトを降りたところから5分ほど歩くと、このような景色が望める展望台がある。中国からの観光客で賑わっていて、まるで中国に来たかのよう・・・。そういえば、この旅行ではほとんど日本人にすれ違うことはなく、会う人といえばロシア人のほかはほとんどが中国からの観光客だった。
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違うモードで撮影!
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雲がかかっているのが残念。
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下りは歩くこともでき、地図上は歩いても1時間ほどのように見えたが、すでに往復券を買っていたのでリフトに乗る。時刻は19時だがまだまだ明るい。
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展望台から再び歩いて博物館まで行き、その目の前のバス停からマルシュルートカでホテル前のターミナルへ。マルシュは5分おきごとにやってくるので便利。気軽に利用できる。ちなみにリストビャンカの街内なら片道20ルーブル(約36円)。ホテルで一息入れたら夕食のために再び市場へ。バイカル湖の魚「オームリ」はどの店でも売られている。食べ方が分からない。そのままかじりつくのか?
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色々と市場をうろついたり、レストランのメニューを見たが、最終的には外のテラスで軽く夕食。またまたプロフ。日本の炊き込みご飯に似ていておいしい。やはりプロフはこの地域の一般的な食べ物のよう。
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カメラを夕日モードにして、バイカル湖の夕焼けを1枚。食事をとりながらこの風景が見える。目の前の道路を車が通るのが少し残念。
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鮭、一口餃子入りスープ、チキンにチーズがかかったもの。どれもおいしい。全部合わせて二人で1,000ルーブル(約1,800円)くらい。
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夕食を食べた店。セルフサービス。
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8月4日土曜日。朝食後チェックアウトし、再びマルシュで博物館まで移動。博物館前のバス停から湖側へ坂を下ると、対岸へ渡る船の乗り場。日中は汗をかくほど暑いが朝はまだまだ寒い。上着が必要。
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8:15発の小さな船で対岸のポートバイカルへ向かう。所用時間は15分程度。67ルーブル(約121円)。
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ポートバイカルが見えてきた。
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蒸気機関車が展示されている。
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ポートバイカルには駅があり、観光列車が走っている。いろいろなサイトで調べると、これに6-8時間ほど乗ってスリュジャンカというところまで行き、そこからシベリア鉄道に乗ってイルクーツクに戻ることができるのだが、今日土曜日だけは運休と書かれているサイトも多い。しかし、7,8月の期間だけは土曜日も運転すると書かれているサイトもある。リストビャンカの観光案内所で聞いても、土曜日に運転されるかどうか分からないという回答なので、とりあえず来てみたというわけ。
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駅とホテルが一緒になった建物で、今日の便があるのか聞いてみたが、英語がまったく通じず。駅に時刻表のようなものが貼ってあったが、これもロシア語でまったく解読できず。時刻だけを見ると今日の10時半に便がありそうなのだが。とりあえず付近を散策した後は、ひたすら駅で列車が来るのを待ってみる。
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駅の周りはこんなローカルな風景。
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2軒だけある商店は土曜日も営業。
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2時間待っても列車が来る気配はなし。駅は静かなまま。
ということで、そのまま10:45のフェリーでリストビャンカに戻る。 -
博物館前のバス停まで戻ってきた。
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リストビャンカからイルクーツクへ向かう道路。みな猛スピードで進むので、横断歩道があっても渡りにくい。
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列車に乗る予定が乗れなくなったので、イルクーツクに戻る前に途中の木造建築博物館タリツィへ立ち寄ることに。リストビャンカからは40分くらい。イルクーツクとのちょうど中間くらいにあるらしい。博物館前にもやはりバス停があり、マルシュのドライバーに言えば降ろしてくれる。ここまで80ルーブル(約144円)。
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タリツィの敷地は広い。入場料は250ルーブル(約454円)。イルクーツクでは市場でも小さいお店でもこのような博物館でも、どこでも気軽にカードが使える。結局、今回の旅行は両替は一切せず、以前ロシアに行ったときの残りのルーブルとカードですべてを賄う。
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タリツィは、様々な場所に存在していた木造建築物を移築した屋外博物館。木がある日陰を歩くのには問題ないが、日影がない場所も長く歩くことになるので、夏は朝の早い時間がおすすめ。
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木々の中を歩くのは気持ちよい。
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奥に見えるのはもうバイカル湖ではなくアンガラ川。
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このような木造の建築物が並ぶ。ほとんどが中に入ることができ、中では民族衣装の展示や土産物を売っていたりする。
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昔ながらの生活も再現されている。
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復元された教会。
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時計台。
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博物館の一番奥からはこのような美しい風景が。
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1時間ほど滞在して、バス停で待つこと5分。マルシュでイルクーツクへ。どういうわけかリストビャンカ~イルクーツク間の定価140ルーブル。
中央市場のそばまで戻ってきたので、市場の中の小さな食堂でランチ。ボルシチなど、ロシアの名物料理もあった。 -
お店の外観。
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指さし注文ができるので、言葉が通じなくても大丈夫。安食堂なので、ひとりあたり500円もかからなかった。
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4番のトラムで本日の宿泊先のホテルへ。トラムはには車掌が乗っており、切符を社内で購入する仕組み。運賃は15ルーブル(約27円)
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トラムの停留所から降りて、多分あっちの方、とか言いながら狭い道を進むと、あったあった、われらのホテルIbis。ロシアにはまだまだ少ないモダンな感じのホテル。
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このホテルもやはりベッドがとてつもなく狭い。暑い中屋外の博物館を歩いたので、まずはシャワー。
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部屋で一休みしたら、早速街歩きへ。トラムで130地区へ。ここはイルクーツクの昔の街並みを再現した地区。おしゃれなカフェやレストランが並ぶ。
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新しく開発された地域らしく、歩いていて気持ちよい。
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ショッピングセンターもある。
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街歩き中に見つけた教会。
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教会の敷地から眺めるイルクーツクの街。
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130地区を見学した後は、シベリア鉄道のイルクーツク駅を見学。
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おー、駅の前に佐川急便のトラックが停まっているぞ。それにしても懐かしいイラストだ。
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駅には改札口がないので気軽にホームまで行くことができる。残念ながら今回はシベリア鉄道に乗る機会はない。
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今日は何かのイベントがあったらしく蒸気機関車も。
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駅の様子。
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駅近くの線路の上から。
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駅と街を結ぶ橋の上からの風景。散策を終えてホテルへ帰る。
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最後の夕食は、良いレストランに、ということで、ガイドブックに載っている「ルーシ」というお店へ。同じ名前のホテルの1階にあるレストランだが、ホテル自体が見つけづらい上に、本当に営業しているのか、と疑ってしまうような外観。でもレストランの中は明るく、味はなかなか。写真は前菜として注文したニシンの塩漬け。ロシアでは定番らしい。
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量は少ないがどの料理もおいしい。
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キエフ風カツレツ。ここはキエフからは遠く離れているが・・・。おいしい。
全部合わせて二人で940ルーブル(約1,692円)。 -
夕食後は夜の街を散策。ライトアップされていて美しい。
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アンガラホテル近くの広場。
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建物もこのようにライトアップ。
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最終日は12:10発のフライトで帰国するため、朝食後にほんの1時間程度の散策。中心街は小さいので、1時間で散策が可能。
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宿泊していたのはIbisホテルだが、すぐそばには街一番の高級ホテルマリオットがある。この前から空港へ向かうバスが頻発している。
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路線バスの車内。バスは20ルーブル(約36円)で、車掌はいないので、下車する際にドライバーに支払う。日本と同じスタイル。路線によって空港までの道に違いがあるようだが、約30分で空港に到着。
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ロシアだから、相当並ぶかと思ったら、あっけなく5分で搭乗手続きがすべて終了。小さい空港なので、お土産店も数えるほどしかない上に、品ぞろえも良くない。プライオリティパスを持っていたので、ラウンジでくつろいで搭乗時刻を待つ。
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このラウンジは珍しくバウチャー制。一人400ルーブル(約720円)分のバウチャーが渡され、この範囲内で、カウンターから好きなドリンクや食べ物を買うことができる。お土産なども置いてあった。
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空港価格なので、サーモンが少し入った小さなパンが200ルーブル(約360円)、スニッカーズと水はそれぞれ100ルーブル(約180円)。これで400ルーブルのバウチャー終了。とてもラウンジのサービスとは思えない・・・。
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12:10、ほぼ定時に出発。行きは結構混んでいたのに帰りはガラガラ。3席を一人で優雅に利用。
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さらば、イルクーツク!
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上空からの眺め。
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復路の機内食。
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