ウクライナ旅行３：リビュウ（旧市街が魅力）

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キエフからリビュウに移動する。事前によく調べなかったのがいけないのだが、なんとこの移動は時間がかかる。バスで8時間、電車で６時間なのだ。電車の切符はネットで買えるのと少し時間が短いの電車とした。

バスの切符もネットで買えるのだが、ロシア語とウクライナ語しかないので、なんともできず。現地でホテルの人などに頼み購入するしかない。ただ、ウクライナは道路事情が悪いので、できる限り都市間移動は電車の方が良い。短い時間や電車がない場合はバスなのだが。

リビュウの電車駅に着くと駅前にトラム乗り場がある。ここで１番か９番で中心街に行く。ただし、９番は少し遠回りして中心街に入るので1番の方が良い。まあ、循環路線の周り方の違いだが。切符は車内に車掌さんがいたら車掌さん、いない場合は運転手さんから購入。５U（２０円）と安い。市内のキオスクでTICKETという看板があればそこで切符を売っているので、余分に手当てしておく方が良い。

リビュウに来たのは１２年前で２回訪れている。もう大きく変わり、経済が良くなっている。１２年前は人通りもそんなに多くはなかった。今の観光の中心は像がある広場の
後ろ側の広場であるが、１２年前は開発されていないさびしい広場であった。また、１２年前、オペラハウスの前の広場では馬をつれた女性がいて、この馬に乗せる商売をしていた。今はそんな人はいない。当時はホテルも少なく、わたしは一番良いホテルであるグランドホテルに泊まったような気がする。変わっていないのは市庁舎のある広場（今の観光の中心）の裏手に教会があり、その裏手の広場は骨董品や古本を売っている場所であった。今もここは変わらずでした。

リビュウからポーランド側にバスが多く出ているが、これも時間がかかる。電車で国境付近の駅（ポーランド側）まで行き、電車を乗り換えることもできる。ただ、国境通貨に時間がかかるので、乗り換え時間に1時間は必要。ウクライナ側から安いタバコや酒を持ち込む人が多いので、ポーランド側（同じくルーマニアでも）の税関の検査が厳しい。わたしもカバンを開けた。

リビュウは第一大戦前はハンガリー・オーストリア帝国の影響を受けていたため、古い建物にその影響が残っており、これがリビュウの大きな魅力である。クラコフ、コシチェ、ルブリン、リビュウなどが影響下にあった都市である。また、リビュウ地域の言葉はロシア語とは違いポーランド語に近い言葉のようだ。ゆえにキエフとは文化圏が厳密にいえば違うのであろう。