カタクリとミツマタに会いに☆2018年4月1日

2018/04/01 - 2018/04/01

春のお楽しみのひとつ。カタクリとミツマタの花を楽しみに出かけました☆広島市内から車で1時間程度で到着するお気軽なドライブです。午後から出かけましたが、やはりカタクリは朝のうちのほうがフレッシュな印象です(^_-)-☆

目指したのは、広島県安芸高田市向原町長田川之内地区にある「かたくりの里」で開催されたていた「向原かたくり祭り」。向原町はカタクリが自生する日本の南限で、平地部に群生している点が珍しいのだそうです。毎年4月初旬からカタクリの可憐な紫色の花が咲き出します。

10数年ぶりに尋ねたこの「向原かたくり祭り」でしたが、平成30年20回目の今年をもって終了なのだそうです。地元住民のグループが私有地を借りて管理して来られていたようですが、高齢化で維持できなくなったようです。。。残念です。写真はありませんが、うどんも山賊焼きも縄文アイスもおいしかったです。来年以降も花をみることはできる、と言われましたが、鹿よけの柵の外から遠目にたのしむことになりそうです。

エリア 安芸高田(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 自家用車

手入れされている民家の裏山のり面に咲くカタクリ。うつむき加減の様子がかわいいです☆

カタカゴノハナとして万葉の昔から愛されてきました☆　花をめでる感性ってかわってないんですよね！

一面のカタクリ

ひとりで咲く姿も美しい☆

散策路沿いに水仙も咲いていました(^^

陽に透ける様子も素敵です♪

陽に透けるカタクリ！

仲良しです♪

茶店のいろり。尋ねたこの日は汗ばむほどの陽気でしたが、寒冷地を好むカタクリの咲くころは、寒い日も多くこのいろりが温めてくれるのです。お店の方が、ことしでこの茶屋もなくなるのだと、淋しそうに話してくださいました。

お抹茶をいただきましたら、手作りのおだんごにさくらが一枝添えてありました♪

カタクリの咲くころ、見ごろを迎えるのがミツマタの花。「向原かたくり祭り」の会場から車で15分程度でしょうか。広島県安芸高田市向原町坂寺山　虫居谷という場所になります。

50年以上前には、和紙の原料として栽培されていたものですが、時代の移り変わりとともに利用されなくなると、年々その生息域を広げ、現在では谷いっぱいにまで広がりましたのだそうです。

こちらも地元有志の方々による遊歩道整備＆管理なので、後継者がいなくなると無くなってしまう景色なのかもしれません。。。

紙の原料として使われなくなって、見上げるような高さに花をつけています。
こちらを見下ろすように咲くミツマタは、ジンチョウゲ科なので香りもよいです☆

黄色いジンチョウゲって言われても信じるかも(*´艸`*)

山の谷あいに広がるしずかな春の景色は、何度訪れても夢のようです。

いつまでもながめていたい、ミツマタの絨毯（＾＾

守ってくださっている方たちに感謝します

一面のミツマタ！

こういう風景は、世界遺産ならぬ広島遺産（？）として残してほしいな( ´艸｀)