祝ASEAN制覇 kirin夫妻のブルネイ初訪問記(1)バンコク→ブルネイ

2018/03/25 - 2018/03/25

2018年東南アジアの旅も後半に入りました。バンコクからクアラルンプールを経由して、ボルネオ島の小国ブルネイへと向かいます。

実はこれでついにASEAN全ての国に訪れることになります。祝ASEAN制覇、kirin夫妻のブルネイ初訪問の記録です。

敬虔なムスリムであるスルタンが統治するブルネイでは自由にお酒を飲むことができません。そんな国でどうやって旅を楽しむのか、頭が痛いところです。

エリア ブルネイ

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日はとびきり早起きです。何しろ、5:55発のマレーシア航空797便でバンコクからクアラルンプールへ、そこでエアアジア機に乗り換えてブルネイのバンダルスリブガワン空港へ向かわなければなりません。２時に起きて３時にタクシーに乗り込みます。高速を通るな、と言ったのに運転手は強引に高速へ。。。まったく。。。高速代二回（35バーツ+75バーツ）とメーターが287バーツなので合計400バーツかかりましたが、「もっとチップ」をと言うのです。勝手に無理やり高速に乗ったのですから厚かましいというものです。空港到着は３時40分でした。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

チェックインはごく簡単に終了。飾ってあったこれを鑑賞です。大蛇の胴体で綱引きですか。。。

普段は行列ができている免税手続きもガラガラ。

とりあえずはラウンジに落ち着いて朝ご飯を食べることにしました。この空港のマレーシア航空ラウンジは初利用です。ツナのサンドイッチと、ハムチーズのサンドイッチ、甘いものが沢山、果物も沢山用意されていました。

粥とか焼きめし類もあります。

ソフトドリンクとビール、ちゃんとグラスも冷やしてあります。ワインはたったの３種類、蒸留酒類もありきたりのものが数種類とちょっと寂しい。

ボーイング737-800は定時に離陸を開始しました。

6時20分、お日様がでてきました。

見事な朝日を拝む事ができました。今日も一日、頑張ろう！

7時30分、機内食がサービスされました。これは甘酸っぱいソースたっぷりの焼きそばです。

9時12分、街並みが見えてきました。

さすがに緑の密集度が違います。中学校１年で習った「プランテーション」という言葉を思い出しました。

こちらはモスクです。イスラム教徒の国に来たんですね。

無事、定刻にクアラルンプール空港に着陸しました。撃墜もされず、インド洋にもいかず、めでたい限りです。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

空港でトイレに意向とするとこんなものが。マナー向上のためのポスターですが、なかなか面白い。

次に乗るのがエアアジア便なので、ターミナルを移動しなければなりません。クアラルンプール空港には、KLIAエクスプレスという列車が走っています。

絵とマレーシア語と英語での判りやすい表示。

日本人も多いのですね。

マレーシア語、英語、日本語、アラビア語（多分）、中国語簡体字で表示があります。

チケットはレシート兼用です。

列車は途中の駅にも停まるものと、急行との２種類あるようです。

無事にｋｌｉａ２に到着しました。

ここでエアアジアの搭乗手続きです。カウンターの数は沢山、係員は最小限、長い列ができています。

喫煙禁止の告知。違反した人は、罰金27万円または懲役2年！！！

無事にチェックインが終わり、２階へ上がります。

フードコートがあるので、ちょっと暇つぶしがてら小腹を満たすことにしました。

kirinはここに決めました。

お馴染みチキンライスのセットですが、ご飯とチキンが別盛りなんですね。これでお値段は18.90RMです。

私はそそるものがなく、腹ぺこというわけでもないのでパス。ビールがあればちょうどいいつまみになりそうなものはあったのですが。。

あ、こんな所がある！

でも他のものと比べると異様に高い値付けに思わず怯んでしまいました。やっぱりイスラム教の国なので、アルコールを飲ませたくないのでしょうか。。。辛抱辛抱。

12:40にエアアジア278便、A320-200機に無事登場しました。こんないい加減なちぎり方をしなくてもよさそうなものですが。。。

エアアジアなので当然無料のサービスは何もなし。
機内で入国書類が配付されました。

入国に際して、持ってきたウィスキーを申告します。ブルネイはイスラム教国ですから街でお酒を自由に買ったり飲んだりはできないのです。無事入国し、まずは必需品であるSIMを購入。

ブルネイ国際空港 (BWN) 空港

小さな空港ですが、カフェや小さな店、KFCなどは入っています。

ブルネイではレンタカーを利用することにしていました。到着ロビーにHertsのカウンターがあります。

いろいろな手続きに随分と手間取りましたが、17時をすぎたころ、やっとこれから私達の相棒となるトヨタVIOSという車とご対面。東南アジアや中東向けに、初代ヴィッツをベースに開発された車です。

ブルネイでの宿は、D'Anggerek Serviced Apartment です。なぜこの宿にしたかといえば、当然ながらキッチンつきだ（と思った）から。サービスアパートメント、というのは簡単なキッチンや洗濯機などがついていて・・・・の筈が、何もありません。ただのホテルのダブルルームです。あれ？？？困ったなぁ。。。。連泊だし、スケジュールもゆったりだから洗濯したかったのに。いやいや、それよりなにより、外で飲めないこの国で、ホテルでゆっくり晩酌するには電子レンジとか、テーブルが必要なのですが。。。。

私達の部屋は３階で、２階にはこんなものがありました。メニューを見るとまぁ食べられそうな物があります。とりあえず今夜はここで食べればいいか、ということでちょっと外出することにしました。

おめあてはこちら。新モスク、と呼ばれるJame'Asr Hassanil Bolkiah Mosqueです。

なるほど、見事なモスクですね。

夜になるとここへ来る公共交通機関はないようです。だからこそのレンタカー利用。どうせレストランでは酒を提供してくれないので、私達でも大丈夫。

すぐ近くに大きめのショッピングセンターがあります。KFCも近くにあるので、こういうお店が好きな人には便利です。

屋台もいくつか出ていてとても賑わっています。もうたまらんいい香りがしているんですが。。

美味しそうな物がいろいろあります。しかし、ここではビールは出ません。狙った通りの「サービスアパートメント」だったらいくつか買って帰って部屋で焼いて食べられるんですけどねぇ。。。

というわけで、ホテルに戻り、２階のレストランで（ここでもお酒は飲めません）ティクアウェイしてきたこれで今日の晩ご飯です。寂しいものですね。。。。しかもこんな小さなテーブルで。。。。

お値段は焼きめしが10ブルネイドル、かんぴょう巻きが1.8ブルネイドル、900円弱でした。