2018/07/29 - 2018/07/29
5位(同エリア19件中)
ぽんさん
フランスほど有名ではありませんが、スペインにも「最も美しい村」の認定機関があります。マドリッドから一時間弱のところにあるチンチョンという歴史の古い村も、この「最も美しい村」に認定されているとのこと。
というわけで、マドリッドから足を伸ばし、スペインの最も美しい村のひとつへとショートトリップに出かけました。
夏のこの時期、村の中心地であるマヨール広場は闘牛場へと姿を変えます。
この日は闘牛はやっていませんでしたが、雰囲気は存分に味わえました!
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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マドリッドを9時過ぎに出て、10時前には到着。車で45分ほどの距離です。公営の無料駐車場が教会の近くにありました。
チンチョンへはマドリッドからバスでも行けます。地球の歩き方によると、結構な便数が出ているようなので、半日観光くらいの気軽さでお出かけできますね。
教会の前の高台から村を一望できます。 -
右に見えるのは塔。
チンチョンには教会のない塔と…… -
……塔のない教会があると言われているそうです。
これが塔のない教会。なるほど。言われてみればその通り。
この教会はミサがあるときしか開いていないそうです。まだ時間が早いので閉まってました。 -
マヨール広場の闘牛場が見える!
夏は闘牛場に変わると聞いていたのですが、八月になっていないのでまだ闘牛場にはなっていないだろうと半ばあきらめていたので、嬉しい驚き!
ちなみに普段は駐車場として利用されているとか。せっかくの広場なのにもったいない! -
さっそくマヨール広場を目指して降りていきます。
途中で見かけた建物。 -
壁に描かれた宗教画。
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こちらの建物にも。
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アップ。
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窓の格子もかわいい。
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振り返ると塔が見えました。
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マヨール広場の入口
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闘牛のポスターが貼ってありました。でもよくみたら去年のもの。今年はいつやるのでしょうか?
闘牛はまだ見たことがありません。見たいのかも微妙。
目の前で殺されていく牛を見るというのはどうなんだろう。直視できるか自信がないです。 -
イチオシ
マヨール広場。
完全に周囲をぐるりと壁で囲われ、その後ろには観客席が用意されています。マヨール広場 (チンチョン) 広場・公園
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砂も敷き詰められていますが、これは普段からこの状態なのかは不明。
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イチオシ
闘牛士たちの通路?
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ぐるっと一週できます。
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あ、ここ!闘牛士が逃げ込むところだ!
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観客席の後ろからの光景
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まだ午前中は観光客の姿もまばらです。闘牛場を独り占め!
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中世の時代から続くこのマヨール広場を囲う建物は、古いもので15世紀に建てられたものもあるのだとか。
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イチオシ
緑のバルコニーに赤の囲いが映えますね!
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闘牛士の避難場所(正式名称は知らないけど)から顔を出そうとしたけど、チビなので背伸びしてもこれが限界でした!
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広場の周囲にはレストランやバル、お土産屋さんなどが並んでいます。
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朝食を出していたカフェで一休み。闘牛場を眺めながらのんびり朝ごはんを食べるのもいいですね。
わたしたちはもう朝食は済んでいたので、飲み物だけ。ほかの観光客のひとたちは、トスターダコントマテ(トーストとトマトのすりおろし)かトスターダコンハモン(トーストと生ハム)を食べていました。スペインの定番朝食メニューですが、おいしそうだったな~! -
カフェのすぐ前にあったパン屋さん。
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看板がかわいい。チンチョンは看板の絵がなんとも趣があってかわいかったです。
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せっかくなので買ってみた。この丸いパンがチンチョンの名物パンのようで、どのパン屋さんにもありました。後で食べてみましたが、普通の素朴なパンでした。
カフェでのんびりしたあとは、広場をぐるっと一週してみることにしました。 -
パン屋のお隣のレストランの看板も渋くていい味出しています。
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ここが牛の入場口かな?
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水場
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ツーリストインフォメーションへの入口ですが、日曜日なので閉まっていました。
柵のあいだから覗いてみると、池のようなものが見えました。調べたところ、昔の洗濯場だったそうです。 -
レストラン
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お土産屋さん
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雑貨屋さん?
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お土産屋さん
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昔ながらの雑貨屋さん。おじいさんが店番してました。
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観光客向けのこじゃれたお店もちらほら。
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凛々しいマタドールの絵がすてきですね。
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この看板もレトロでよかった。
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この入口の写真を撮ろうとカメラを構えたところで、通りかかったおじさんたちがここで足を止めて井戸端会議を始めてしまった。しばらく待ったけど、移動する気配がないので、構わず写真をとらせてもらいました。
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パン屋さんの看板のようです。
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絵が素朴でかわいい。
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チンチョンはニンニクでも有名らしく、あちこちで売っていました。
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広場を出て、チンチョン城を目指します。
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坂道を登っていくと、お城が見えてきました。
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お城へと続く道は公園になっています。
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チンチョン城は16世紀に建てられたお城だそうです。
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今はすっかり廃墟になっていて、中は見学できません。
お城の入口の前はだだっ広い駐車場になっていました。確かチンチョンではカーニバルのときに中世の時代を再現した市が立つはず。ここも会場になるのかもしれませんね。 -
お城の入口の橋
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城壁も崩れて原型をとどめていないところも。
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城門の跳ね橋。
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お城の前には広大な平野が広がり、遠くまで見渡せます。
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別の角度から。
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向こうに見えるのはオリーブ畑。
そういえば、チンチョンの村にはオリーブオイルのお店もありました。地元産のオリーブオイルが売っていたのかな?チェックすればよかったです。 -
チンチョンの村の方角
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下に降りてみました。
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どっしりとした城壁。目の前で見ると迫力があります。
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周りにはなにもありません。でも夜にはライトアップされるみたいです。
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城門に続く橋。
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跳ね橋
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お城見学に満足したので、村に戻ります。
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12時半をまわっていたので、そろそろ小腹がすいてきました。
テラス席がにぎわっていたレストランでランチにしようと席に座りかけましたが、ランチメニューは一時半からとのこと。
朝食メニューしかないようなので、また出直すことにしました。 -
パン屋さん
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ランチまでの時間つぶしにゴヤの家に行ってみようということに。
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また別のパン屋さん。というか菓子パン屋さん。
チンチョン、菓子パン屋さん率高し!
というか、スペインはどこもそうですね。 -
途中で通りかかったレストラン
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お花が満開できれいでした。
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そうこうしているうちに道に迷う。
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こっちかな?
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あざやかな緑の戸。青や緑の戸を見ると、つい写真に撮りたくなってしまう。日本ではあまり見かけないからでしょうか?
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ようやく見つかりました。なんの変哲もない建物。しかも窓には売家の看板!
建物が繋がっているだけで、売っているのはお隣だと思おう。 -
特に中を見学できるわけでもなく、ただこの標識があるだけ。
google翻訳に助けを借りて訳してみた。
「ここは、偉大な画家フランシスコ・デ・ゴヤとルシエンテス(誰?)がチンチョン伯爵であり、彼(誰の?)の兄(または弟)のCamiln Capellanを訪ねたときに住んでいた家」
よくわからないけど、ゴヤの家というより、短期滞在していた借家??的な感じでしょうか? -
まだ時間があるので教会の方へと戻ります。
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教会のお隣にあった看板。これまたかわいい。
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教会の裏側
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教会の前の高台から。朝来た時に見たのと同じ光景。
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Iglesia de Nuestra Senora de la Asuncion(ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会)
聖母被昇天教会とも訳されるようです。ヌエストラ セニョーラ デ アスンシオン教会 寺院・教会
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教会前の高台から見たマヨール広場
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チンチョン城の方角
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時計塔
かつては教会もあったようですが、独立戦争の際に教会部分は破壊され、塔だけ残ったそうです。 -
気づくと教会のドアが開いてました。ミサが始まったようです。
フラッシュを使わなければ写真は大丈夫らしい。
ミサの邪魔にならないように、ささっと撮影。 -
正面にある絵がゴヤが描いたという聖母被昇天の画
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この教会はミサの間だけしか公開していないようなので、たまたま通りかかってラッキーでした。
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ランチの時間になったのでマヨール広場に戻って先ほどのレストランのテラス席に座り、まずは飲み物を注文。
飲み物をもってくてくれた店員さんに、あそこに書いてあるmenú(ランチセット)をと黒板を指差してオーダーしたら、あれは隣の店だと言われてしまいました。
どうやら私たちが座った席は、隣のレストランの席だったらしい。
境界線も曖昧で、テラスのパラソルも同じ。わかりにくいわ!
でももう飲み物をオーダーしてしまったので、今さら席を変えられず、もうこのレストランでいいかということに。
店員さんは私たちの心境を察知して、うちにもmenúはあるよとメニュー表を持ってきてくれました。
どうやら前菜、メインなど、各カテゴリから4品選択して25ユーロらしい。
なかなか良さそう。 -
一品目は2人ともガスパチョ。暑いですからね。さっぱり冷たいガスパチョが飲みたかったので。
ここのガスパチョはイチゴ入りでした。随分甘い味付けで、最初はうーんって感じでしたが、飲んでいるうちにおいしくなってきましたw -
二品目。私の選択した野菜のタルタル。まあ普通かな。
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夫の選択したフォワグラとキノコのなんとか。おいしかったようです。
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三品目。私はイカ墨のフィデウア。パスタのパエリヤみたいなものです。
お腹いっぱいで半分くらいしか食べれなかったけど、パスタの硬さもちょうどよくて、おいしかったです。
ちょっと味が濃かったかな。しょっぱくはなかったのですが。 -
夫が選んだエビと野菜のアロス。これもパエリヤみたいな感じでおいしかったです。
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四品目はポストレ(デザート)。
アイスの上にマンゴーソースがかかったもの。というか、ほぼマンゴーソースで私にはくどすぎでした。 -
夫チョイスのフラン。こっちが正解!
全体的にちょっとくどかったけど、味自体はおいしかったです。
ランチを食べた後、マドリードに戻りました。
チンチョン観光は村も小さいし、2、3時間あれば充分。朝食かランチに合わせてくるのがおすすめですね。
マヨール広場は、普段は車が駐車されているみたいだし、教会はミサの時間しか中に入れないし、お城は廃墟で中を見れないというように、観光スポットが少ないチンチョン村は観光ズレしていない、素朴でのんびりした村でした。正直、スペインの最も美しい村というには物足りない感はありますが、夏のこの時期は闘牛場に姿を変えたマヨール広場が見られるので、行ってみてよかったです。
機会があれば、冬のカーニバルの時期に再訪したいです。
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