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会社の勤続20年休で、十数年ぶりにパキスタンを訪ねました。子供が受験なので、妻のお許しのもと、超久々の海外ひとり旅!<br /><br />学生時代に初めて訪ねた時、あふれる誠実な人情と厳しくも美しい自然に魅せられ、すっかり大好きになりました。就職後、初めて妻と行った海外旅行もパキスタン。でもその後、機会もなく、ご無沙汰でした。<br /><br />近年、テロだの原理主義だので、すっかり「危ない国」扱いに。あの人たちの境遇も変わってしまったのかな。<br /><br />そんな不安も少し、感じながら訪ねましたが、町や村の人たちの笑顔は変わらず。相変わらず紳士的で美しい清浄の国(ペルシャ語で「Paki=清浄な」「stan=国」です)に、すっかり心が洗濯された旅でした。

天高く「清浄の国」 変わらぬ人情に乾杯… は、できなかったイスラム圏ですが

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2017/06/28 - 2017/07/11

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会社の勤続20年休で、十数年ぶりにパキスタンを訪ねました。子供が受験なので、妻のお許しのもと、超久々の海外ひとり旅!

学生時代に初めて訪ねた時、あふれる誠実な人情と厳しくも美しい自然に魅せられ、すっかり大好きになりました。就職後、初めて妻と行った海外旅行もパキスタン。でもその後、機会もなく、ご無沙汰でした。

近年、テロだの原理主義だので、すっかり「危ない国」扱いに。あの人たちの境遇も変わってしまったのかな。

そんな不安も少し、感じながら訪ねましたが、町や村の人たちの笑顔は変わらず。相変わらず紳士的で美しい清浄の国(ペルシャ語で「Paki=清浄な」「stan=国」です)に、すっかり心が洗濯された旅でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
2.0
グルメ
3.0
ショッピング
2.0
交通
1.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩
航空会社
ANA タイ国際航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 今回、最初に向かったのは北部山岳地帯のGilgit-Baltistan州。ヒマラヤ西端の高山地帯です。(昔は正式な州名がなくて、NorthernAreasって言ってたけどなぁ)<br /><br />風の谷のナウシカのモデルになった、というウソの噂があるHunzaValleyが観光地として有名ですが、目指したのはYasinValleyという、どマイナーな谷です。<br /><br />ここ、1999年に妻と谷の入り口まで来て、余りの超絶田舎ぶりに感動。でも、当時はバスとヒッチハイクで乗り継いで到着したのはいいけど、ホテルがなく、民家に一泊させてもらって撤退しました。<br /><br />今回は、車をチャーター(いや~、僕も大人になりました)したので、谷の一番奥まで行ってやる!が目標だったんですね。<br /><br />ありがたいことに、最近は結構奥の方にもホテルができていて、谷の最奥部、Darkutの村までたどり着くことができました。<br /><br />標高、分かんないけど3千メートルは超えてそう。氷河の見える河原で草を食べるヒツジたち。可愛い&美味そう?! 地元の人たちの大事な家畜です。

    今回、最初に向かったのは北部山岳地帯のGilgit-Baltistan州。ヒマラヤ西端の高山地帯です。(昔は正式な州名がなくて、NorthernAreasって言ってたけどなぁ)

    風の谷のナウシカのモデルになった、というウソの噂があるHunzaValleyが観光地として有名ですが、目指したのはYasinValleyという、どマイナーな谷です。

    ここ、1999年に妻と谷の入り口まで来て、余りの超絶田舎ぶりに感動。でも、当時はバスとヒッチハイクで乗り継いで到着したのはいいけど、ホテルがなく、民家に一泊させてもらって撤退しました。

    今回は、車をチャーター(いや~、僕も大人になりました)したので、谷の一番奥まで行ってやる!が目標だったんですね。

    ありがたいことに、最近は結構奥の方にもホテルができていて、谷の最奥部、Darkutの村までたどり着くことができました。

    標高、分かんないけど3千メートルは超えてそう。氷河の見える河原で草を食べるヒツジたち。可愛い&美味そう?! 地元の人たちの大事な家畜です。

  • このDarkutの村、すごーく綺麗です。<br /><br />細い村の道を行けば、石垣に囲われた道を、トラクターが行き交います。このトラクター、もう少し先の氷河まで、石を拾いに行っているんですね。で、そこで拾った石は、建材として都市に売れるのだとか。

    このDarkutの村、すごーく綺麗です。

    細い村の道を行けば、石垣に囲われた道を、トラクターが行き交います。このトラクター、もう少し先の氷河まで、石を拾いに行っているんですね。で、そこで拾った石は、建材として都市に売れるのだとか。

  • もう少し行くと、車で入れない場所になったんで、トラクターに便乗させてもらいました。すっごく綺麗な村の風景です。

    もう少し行くと、車で入れない場所になったんで、トラクターに便乗させてもらいました。すっごく綺麗な村の風景です。

  • で、さらに先に行くと、氷河のどん詰まり。氷河の溶けた水が、池になっています。<br /><br />うろうろ歩いている人たちは、近所の村の方々です。聞けば、お友達とかご夫婦で、ハイキングでお弁当を食べに来ていました。交通手段は、バイクですね。<br /><br />いいとこだよな~。冬はしんどそうだけど。

    で、さらに先に行くと、氷河のどん詰まり。氷河の溶けた水が、池になっています。

    うろうろ歩いている人たちは、近所の村の方々です。聞けば、お友達とかご夫婦で、ハイキングでお弁当を食べに来ていました。交通手段は、バイクですね。

    いいとこだよな~。冬はしんどそうだけど。

  • そして、山の子たちは可愛いです。<br /><br />アフガン国境も近いすごい辺境で、住んでいるのは地元の子だけではありません。で、この写真の子とは違う子ですけど、「お父さんは軍人」という子もいました。<br /><br />国土保全なんでしょうかね。すごい田舎にも、軍が駐屯しているようです。軍人さんそのものは、見かけませんでしたけど。

    そして、山の子たちは可愛いです。

    アフガン国境も近いすごい辺境で、住んでいるのは地元の子だけではありません。で、この写真の子とは違う子ですけど、「お父さんは軍人」という子もいました。

    国土保全なんでしょうかね。すごい田舎にも、軍が駐屯しているようです。軍人さんそのものは、見かけませんでしたけど。

  • パキスタンの女性って、鮮やかな服を着てる方が多いんですけど、この青空がまぶしい高山帯だと本当に映えます。<br /><br />北部の山岳地帯は割に、イスラムの戒律の緩い地方が多いので、写真撮影も許してもらえることが多いです。お陰様で、パチリ。<br /><br />母子ですかね。優雅でした。

    パキスタンの女性って、鮮やかな服を着てる方が多いんですけど、この青空がまぶしい高山帯だと本当に映えます。

    北部の山岳地帯は割に、イスラムの戒律の緩い地方が多いので、写真撮影も許してもらえることが多いです。お陰様で、パチリ。

    母子ですかね。優雅でした。

  • お邪魔したお家の庭でお茶を頂いていたら、近所の子がのぞきに来ました。<br /><br />こちらがハッと気付くと、顔を引っ込めます。可愛い!<br /><br />いやいや、外人、珍しいよね。<br /><br />僕も子供の頃、近所で外国人の観光客を見つけると、珍しくて嬉しくて「ハロー」なんて声をかける平凡なガキンチョでした。で、返事をしてくれると、びっくりして逃げたわけですが…<br /><br />なんだか、そんなことを思い出させてくれましたね。

    お邪魔したお家の庭でお茶を頂いていたら、近所の子がのぞきに来ました。

    こちらがハッと気付くと、顔を引っ込めます。可愛い!

    いやいや、外人、珍しいよね。

    僕も子供の頃、近所で外国人の観光客を見つけると、珍しくて嬉しくて「ハロー」なんて声をかける平凡なガキンチョでした。で、返事をしてくれると、びっくりして逃げたわけですが…

    なんだか、そんなことを思い出させてくれましたね。

  • で、YasinValley最奥のDarkutにはホテルがなく、拠点にしたのはもう20キロ程度手前のHundulという村です。たかだか20キロでも道がすごく悪くて、片道3時間弱かかるんですけど。<br /><br />Darkutで出会った人たちの中には「うちに泊まっていけよ」と言ってくれる人もいて、運転手さんと「あー、Hundulに宿をとらなきゃよかったね」なんて言ってたんですけど。<br /><br />でも、このHundulもすごくきれいなところで、よかったです。

    で、YasinValley最奥のDarkutにはホテルがなく、拠点にしたのはもう20キロ程度手前のHundulという村です。たかだか20キロでも道がすごく悪くて、片道3時間弱かかるんですけど。

    Darkutで出会った人たちの中には「うちに泊まっていけよ」と言ってくれる人もいて、運転手さんと「あー、Hundulに宿をとらなきゃよかったね」なんて言ってたんですけど。

    でも、このHundulもすごくきれいなところで、よかったです。

  • 山の楽団。Hundulで泊まったホテルの前の道路を、音楽を奏でながら走っていきました。<br /><br />別にお祭りでもなんでもなく、エンタメとしてときどき、近所を流しているらしいですね。<br /><br />山の時間はすべてが素朴でした。よかったなぁ~。

    山の楽団。Hundulで泊まったホテルの前の道路を、音楽を奏でながら走っていきました。

    別にお祭りでもなんでもなく、エンタメとしてときどき、近所を流しているらしいですね。

    山の時間はすべてが素朴でした。よかったなぁ~。

  • 移動中、車窓からパチリ。<br /><br />山の子たち、やっぱり可愛いです。<br /><br />このあたり、公共交通手段がすごく悪くて、地元の人、そして子供たちのヒッチハイクが多かったです。急ぐ旅でもないので結構、乗せてあげてました。<br /><br />何人か乗せたところで、運転手さんが「ここの子たちは素晴らしい」<br /><br />なんで?<br /><br />「降りる時、必ず『ありがとうございました。うちでお茶でも飲んでいきませんか?』って言うんです。うちの地元じゃ考えられない」<br /><br />ほーんと。いい所なんですよ。<br /><br />ちなみに、運転手さんは平野部のPunjab州出身でした。

    移動中、車窓からパチリ。

    山の子たち、やっぱり可愛いです。

    このあたり、公共交通手段がすごく悪くて、地元の人、そして子供たちのヒッチハイクが多かったです。急ぐ旅でもないので結構、乗せてあげてました。

    何人か乗せたところで、運転手さんが「ここの子たちは素晴らしい」

    なんで?

    「降りる時、必ず『ありがとうございました。うちでお茶でも飲んでいきませんか?』って言うんです。うちの地元じゃ考えられない」

    ほーんと。いい所なんですよ。

    ちなみに、運転手さんは平野部のPunjab州出身でした。

  • 次に目指したのは、Phandarという村。湖がすごくきれいです。<br /><br />ここも北部Gilgit-Baltistan州で、さっきのYasinValleyから幹線道路に戻って少し、西に走った場所にあります。地元じゃ結構、観光地。というか、ここ20年ぐらいで観光開発されたみたいで、ぽちぽちホテルができていました。国内観光客がメインで、外人は珍しかったみたいですけど。<br /><br />で、地元のおチビさん釣り師。こう見えても、釣れたマスをホテルに売っています。<br /><br />しかし、こんな棒の竿で釣れるんだ…

    次に目指したのは、Phandarという村。湖がすごくきれいです。

    ここも北部Gilgit-Baltistan州で、さっきのYasinValleyから幹線道路に戻って少し、西に走った場所にあります。地元じゃ結構、観光地。というか、ここ20年ぐらいで観光開発されたみたいで、ぽちぽちホテルができていました。国内観光客がメインで、外人は珍しかったみたいですけど。

    で、地元のおチビさん釣り師。こう見えても、釣れたマスをホテルに売っています。

    しかし、こんな棒の竿で釣れるんだ…

  • んで、竿を持っていったので、僕も釣り。と思ったら、近所のガキンチョに「貸して貸して!」と言われ、あんまり釣れず…(涙)<br /><br />しかも、釣られちゃったよ。僕、釣れんかったのに。<br /><br />いい子たちでしたよ。もう一人、10代のもう少し大きな子がいたんですけど、「僕、大きくなったらイスラマバード(首都)の大学に行って、エンジニアになるんだ!」と。<br /><br />素晴らしい。少年よ、大志を抱け!ですね。<br /><br />ちなみに、このご近所では最近、イスラマバードの大学経由でオックスフォード大に進学した子がいたそうです。<br /><br />公立の小中学校がない地域なんですけど、地域の宗教、イスラム教シーア派のイスマイリー派がやっている慈善団体が学校をやっていて、そこに通っている子たちが多いんですよ。<br /><br />10代の子たちなら大体、英語しゃべれます。親世代はしゃべれないですけど。

    んで、竿を持っていったので、僕も釣り。と思ったら、近所のガキンチョに「貸して貸して!」と言われ、あんまり釣れず…(涙)

    しかも、釣られちゃったよ。僕、釣れんかったのに。

    いい子たちでしたよ。もう一人、10代のもう少し大きな子がいたんですけど、「僕、大きくなったらイスラマバード(首都)の大学に行って、エンジニアになるんだ!」と。

    素晴らしい。少年よ、大志を抱け!ですね。

    ちなみに、このご近所では最近、イスラマバードの大学経由でオックスフォード大に進学した子がいたそうです。

    公立の小中学校がない地域なんですけど、地域の宗教、イスラム教シーア派のイスマイリー派がやっている慈善団体が学校をやっていて、そこに通っている子たちが多いんですよ。

    10代の子たちなら大体、英語しゃべれます。親世代はしゃべれないですけど。

  • Phandarからの帰り道、Gupisという町のマーケットで、サクランボを買いました。左のおじさんの手前に積んであるのがそれ。<br /><br />よく分かんないけど、アメリカンチェリーみたいなヤツです。すごいおいしかった。<br /><br />キロ300円ぐらいでしたかね~。

    Phandarからの帰り道、Gupisという町のマーケットで、サクランボを買いました。左のおじさんの手前に積んであるのがそれ。

    よく分かんないけど、アメリカンチェリーみたいなヤツです。すごいおいしかった。

    キロ300円ぐらいでしたかね~。

  • Gupisの外れの吊り橋。すごくシックです。<br /><br />十ウン年前、妻と訪ねた時は、この近所のお兄ちゃんからワインを頂き、おいしく頂きました。<br /><br />パキスタンはイスラム教圏なので、お酒は御法度です。が、この地域では名産のブドウを使ってお酒、作ってるんですね。<br /><br />今回は残念ながら、お酒を分けて下さる方との出会いはありませんでした(泣)

    Gupisの外れの吊り橋。すごくシックです。

    十ウン年前、妻と訪ねた時は、この近所のお兄ちゃんからワインを頂き、おいしく頂きました。

    パキスタンはイスラム教圏なので、お酒は御法度です。が、この地域では名産のブドウを使ってお酒、作ってるんですね。

    今回は残念ながら、お酒を分けて下さる方との出会いはありませんでした(泣)

  • イスラマバードへの帰り道。ちょっと場所が分からないんですけど、バスが止まっていました。<br /><br />いや~、このパキスタンのバス、好きなんですよね~。<br /><br />美しい!<br /><br />もう、なくなっているかも、と思っていましたが、健在でした。よかったよかった。<br /><br />というのも、このベースになっている車。もう、僕が20年以上前の学生時代に旅行していたときに、すでに廃版だったらしいんです。<br /><br />パキスタンの人たちはこのボンネットバスが大好きで、メンテしながら維持しているらしいんですよね。<br /><br />やっぱり素敵です。

    イスラマバードへの帰り道。ちょっと場所が分からないんですけど、バスが止まっていました。

    いや~、このパキスタンのバス、好きなんですよね~。

    美しい!

    もう、なくなっているかも、と思っていましたが、健在でした。よかったよかった。

    というのも、このベースになっている車。もう、僕が20年以上前の学生時代に旅行していたときに、すでに廃版だったらしいんです。

    パキスタンの人たちはこのボンネットバスが大好きで、メンテしながら維持しているらしいんですよね。

    やっぱり素敵です。

  • さて、北部をあとにして、イスラマバードに戻り、運転手さんとはさよなら。<br /><br />今度、バスでやってきたのはLahore。Punjab州の古都です。<br /><br />なーんか、シックな町並みを歩いていたら、いぶし銀のおじさんを発見し、ちょっと写真モデルになってもらいました。<br /><br />「Are you Japani? I love INOKI!」<br /><br />と言ってくれ、めっちゃハグしました。その昔、このラホールにはアントニオ猪木氏が来訪し、地元レスラーと対戦したらしいですね~。

    さて、北部をあとにして、イスラマバードに戻り、運転手さんとはさよなら。

    今度、バスでやってきたのはLahore。Punjab州の古都です。

    なーんか、シックな町並みを歩いていたら、いぶし銀のおじさんを発見し、ちょっと写真モデルになってもらいました。

    「Are you Japani? I love INOKI!」

    と言ってくれ、めっちゃハグしました。その昔、このラホールにはアントニオ猪木氏が来訪し、地元レスラーと対戦したらしいですね~。

    ラホール城郭地域 散歩・街歩き

  • 同じくLahoreの下町です。<br /><br />牛車が現役!<br /><br />街中で働く動物が現役なのも、旅情を誘って楽しいです。右横のガキンチョどもも、外人の僕を見つけて大喜び。「写真撮って撮って!」と。<br /><br />街ッコは、山の子に比べて遠慮がなくて、これはこれでまた、可愛いです。<br /><br />あと、妻と来た前回、そのまた前の学生時代に比べて、パキスタンの外国人旅行者は減りました。だから、余計に珍しかったのかも。<br /><br />ちなみにこの2週間足らずの旅行で、僕以外の外国人旅行者に会ったのは、このラホールだけです。ガイドを雇った4~5人組のヨーロッパの方でした。<br /><br />昔はなんかしら、毎日、自分と同じようなバックパッカーに会いましたけどね。<br /><br />地球の歩き方ももう、過去10年ほど出ていないし、欧米人が好きなLonelyPlanetももう、出ていません。理由は治安なんだと思います。<br /><br />でも、路上強盗とかそういった治安の問題はまず、少ないのでは、と思います。皆さん、マジメなムスリムですから。<br /><br />普通に街を歩いている分には分かりませんけど、国全体としては、テロは格段に増えたようですね。アフガン国境付近は、外国人を狙った誘拐もあるそうです。楽しく旅行するには、地域を選ぶ必要はありそうです。寂しいですが。

    同じくLahoreの下町です。

    牛車が現役!

    街中で働く動物が現役なのも、旅情を誘って楽しいです。右横のガキンチョどもも、外人の僕を見つけて大喜び。「写真撮って撮って!」と。

    街ッコは、山の子に比べて遠慮がなくて、これはこれでまた、可愛いです。

    あと、妻と来た前回、そのまた前の学生時代に比べて、パキスタンの外国人旅行者は減りました。だから、余計に珍しかったのかも。

    ちなみにこの2週間足らずの旅行で、僕以外の外国人旅行者に会ったのは、このラホールだけです。ガイドを雇った4~5人組のヨーロッパの方でした。

    昔はなんかしら、毎日、自分と同じようなバックパッカーに会いましたけどね。

    地球の歩き方ももう、過去10年ほど出ていないし、欧米人が好きなLonelyPlanetももう、出ていません。理由は治安なんだと思います。

    でも、路上強盗とかそういった治安の問題はまず、少ないのでは、と思います。皆さん、マジメなムスリムですから。

    普通に街を歩いている分には分かりませんけど、国全体としては、テロは格段に増えたようですね。アフガン国境付近は、外国人を狙った誘拐もあるそうです。楽しく旅行するには、地域を選ぶ必要はありそうです。寂しいですが。

    ラホール城郭地域 散歩・街歩き

  • まだまだLahoreの下町です。こういうごちゃごちゃした街並み、好きなんですよね~<br /><br />行けば行くほど、自分がどこにいるのか分からなくなる。そして実際、迷子になりましたが…<br /><br />ま、それでも誰かに道を聞けば、なんとかなる。そういう雰囲気、大好きです。

    まだまだLahoreの下町です。こういうごちゃごちゃした街並み、好きなんですよね~

    行けば行くほど、自分がどこにいるのか分からなくなる。そして実際、迷子になりましたが…

    ま、それでも誰かに道を聞けば、なんとかなる。そういう雰囲気、大好きです。

    ラホール城郭地域 散歩・街歩き

  • しばらく歩くと、レモンジュース屋のおじさんが。<br /><br />この日、めちゃめちゃ暑かったんですよね。今年の東京といい勝負では。いや、もっと暑いかも。<br /><br />氷水にレモンを搾って、塩をちょろっと。シンプルですが、かなりおいしかったです。

    しばらく歩くと、レモンジュース屋のおじさんが。

    この日、めちゃめちゃ暑かったんですよね。今年の東京といい勝負では。いや、もっと暑いかも。

    氷水にレモンを搾って、塩をちょろっと。シンプルですが、かなりおいしかったです。

    ラホール城郭地域 散歩・街歩き

  • Lahoreの次は、同じPunjab州のGujranwalaに来ました。<br /><br />ここ、それこそ日本を出発するときは、地名すら知らなかったんですけど、北部山岳地帯を旅行中に知り合ったライダーさんが、この街から旅に来ていたんですね。<br /><br />「僕の街は面白いぞ。グルメの街で有名なんだ。ラッシーも、牛乳じゃなくて水牛の乳で作るんだ」などなど、いろいろ教えてくれまして…<br /><br />で、懐かしのLahoreに行った後、Gujranwala行きのバスに乗り込み、到着後、彼に電話。すごーく喜んでくれて、いろいろ連れて行ってもらいました。<br /><br />そして、これがGujranwala郊外で見せてもらった水牛です。いっぱいいましたよ~。

    Lahoreの次は、同じPunjab州のGujranwalaに来ました。

    ここ、それこそ日本を出発するときは、地名すら知らなかったんですけど、北部山岳地帯を旅行中に知り合ったライダーさんが、この街から旅に来ていたんですね。

    「僕の街は面白いぞ。グルメの街で有名なんだ。ラッシーも、牛乳じゃなくて水牛の乳で作るんだ」などなど、いろいろ教えてくれまして…

    で、懐かしのLahoreに行った後、Gujranwala行きのバスに乗り込み、到着後、彼に電話。すごーく喜んでくれて、いろいろ連れて行ってもらいました。

    そして、これがGujranwala郊外で見せてもらった水牛です。いっぱいいましたよ~。

  • Gujranwalaでは、友達になってくれた彼のはからいで、地元の伝統レスリングの練習にも、連れて行ってもらいました。<br /><br />結構、名門道場だそうで、若手選手の体格も立派。なかなかの迫力でした。<br /><br />なんでもグルメの街、Gujranwalaでは、このレスリングにあった体を作るため、水牛の乳から肉まで、とりあえずガッツのあるものを食いまくるのだとか。<br /><br />いや、水牛ラッシー、濃くておいしかったですよ。日本のインド料理屋のラッシーとはひと味違います。その他もろもろ、確かに料理のおいしい街でした。<br /><br />などなど、旅は道連れ世は情け。久々のパキスタン。道中ではほんと、いろんな方々がお世話をして下さり、ありがたいことばかりでした。<br /><br />あー。また行きたいなぁ。

    Gujranwalaでは、友達になってくれた彼のはからいで、地元の伝統レスリングの練習にも、連れて行ってもらいました。

    結構、名門道場だそうで、若手選手の体格も立派。なかなかの迫力でした。

    なんでもグルメの街、Gujranwalaでは、このレスリングにあった体を作るため、水牛の乳から肉まで、とりあえずガッツのあるものを食いまくるのだとか。

    いや、水牛ラッシー、濃くておいしかったですよ。日本のインド料理屋のラッシーとはひと味違います。その他もろもろ、確かに料理のおいしい街でした。

    などなど、旅は道連れ世は情け。久々のパキスタン。道中ではほんと、いろんな方々がお世話をして下さり、ありがたいことばかりでした。

    あー。また行きたいなぁ。

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