新宿～ぶらりぶらりと行く繁華街～

2018/07/21 - 2018/07/22

私的事のついでに新宿へ行ってみることにした。最後にここを訪れてたのはずっと昔のこと。随分と変わったものである。そこには私の知る歌舞伎町の姿はなかった。オリンピック開催へ向けた浄化計画が進行しているためだと思われる。かつての記憶を辿るように、ただ目的もなくぶらぶらとしてみることにした・・・

エリア 新宿(東京)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

思い出横丁入り口。昭和の懐かしさを再現した通りなのだと思う。年代を感じるような居酒屋が並ぶ。

新宿 思い出横丁 名所・史跡

とにかく素晴らしい色彩を放っている。通りを歩く人々も飾り気がなくていい。

新宿 思い出横丁 名所・史跡

ここに養老乃滝はふさわしくない。

新宿 思い出横丁 名所・史跡

映画のワンシーンの様。素敵である。

新宿 思い出横丁 名所・史跡

歌舞伎町前。

近代歌舞伎町の典型的な姿。賛否両論であろう。

歌舞伎町へつながる横断歩道。夜になると人々が吸い込まれるように向かっていく。

大通りを横に結ぶ通り抜けになっている道。よく見れば、怪しい店があるではないか。昼間は落ち着いて見えるが、夜には姿を変えるのだと思う。

歌舞伎町。店舗と店舗の隙間。あまりにも汚すぎる。

こんな風に今も昔も変わらない姿もある。ここは確か、歌舞伎町一番街だったと思う。

コマ劇場跡に突如として現れたTOHOシネマズ。昔の話であるが、ここが「禁断の領域」との境界とされていた。かつて存在したコマ劇場付近には、あちらの方々がたくさん出没し、せっせと仕事に励んでいる姿があった。

TOHOシネマズ コンセッション 新宿 グルメ・レストラン

私もよくこの辺りをウロウロとしたものである。ここをずっと真っすぐ進み突き当たりまで行くと、通りが出現するのだが、その通りこそがかつては「危険地帯」として君臨した領域になる。因みに、その通りの向こうはラブホテル街。この日、しばらくぶりに足を運んでみたのだが、昔のような危険な雰囲気は全くなかった。

TOHOシネマズ コンセッション 新宿 グルメ・レストラン

東宝シネマの前にある飲食店。真昼間から飲んでいるのである。こんな風景も悪くはない。

東宝シネマを横切る脇道である。

かつて「シネシティ」と呼ばれた場所。ここにはずっと昔、風流ある映画館がたくさんあった。学生時代によく訪れたものである。だが、今やかつて姿は跡形もない。残念。

シネシティ広場の過去の写真。改装中であろうか？奥には私が通った映画館が見える。この写真では既に閉鎖済みであるのだが・・

禁断の領域との境界線付近に堂々と君臨する100円寿司屋である。客からのオーダー無に寿司が回転レールに乗ることはほぼ無い。でもなぜ分かるのか？それは私もここで食べてみたからである。

TOHOシネマズ付近のパフェ屋さんより購入。私の記憶が正しければ、かつてはシネシティ広場にポツンと立っていたお店だったはず。

歌舞伎町を楽しむ外国人客。

店内の客層に注目。一般の人々である。一昔前までならこのような光景を目にすることはまずなかった。

TOHOシネマズ コンセッション 新宿 グルメ・レストラン

外国人御一行様。

怪しい通りにある居酒屋さん・・・

ゴールデン街より北向きに走る整備された脇道である。木々が植林されている。

モンテローザが展開する「すしざむらい」という寿司屋。深夜に偶然発見し入店してみたのだが、安価にかかわらず別格に美味しかった。写真は「にぎり上」である。

ハーブショップと表記されているのだが・・・

風林会館のすぐ隣にある伝説のカフェである。かつてここで銃撃戦が勃発した。今回初めて納涼を兼ねて行ってみることにしたのだが、特に不安定さを感じるお店ではなかった。ルノアールの方がずっと不気味である。

パリジェンヌ グルメ・レストラン

家庭的でリーズナブルな食堂であった。

大勢の人々で毎晩賑わう。

怪しい通りを少女組が歩いていた。私は目を疑った。夜遅くに果たして大丈夫なのだろうか？

ここにも発見。親子連れだろうか？補導の対象であるのには違いない。

結局のところ、仕事帰りのサラリーマンたちはこのような庶民的な空間を求めて歌舞伎町にやって来るのである。これが元来歌舞伎町のあるべき姿であろう。

外国人が好きそうな店々もある。

ラブホテル街のある新宿二丁目の外れより。

この辺りがラブホテル街の花形。どんな強者たちがたむろしているのかと思いきや、この周辺は閑としているのである。きっとここは万人にとっての聖域なのである。

ブルーのネオンサインが煌々と・・・ここもラブホテル街である。やはり静かである。

おや？私が自販機にてドリンクを購入していると、カップルがやって来た。男性の後を追うように女性が静かに入っていく・・・

カジュアルなカップルもいる。彼らはお部屋の品定めをしていた。

今度は仕事帰りのカップルの入店である。週末の今夜はお泊りであろうか？

新宿二丁目にある「Style-A」というラブホテル。近代的な造りのお部屋のようだが・・兎に角ここに宿泊してみた。

「Hotel Perrier」からの一枚。このラブホテルは快適だった。天井には大きな鏡が設置されており、ベッドに仰向けに寝そべると自分たちの姿と対面することになるのである。とてもユニークではないだろうか？

この日の夜は先客がいた。

歌舞伎町領域は自転車での移動が便利なのかも知れない。