暑い暑い韓国の涼しいところへ　・・・その３

2018/07/15 - 2018/07/18

韓国3日目　今日も涼しいところに行こう。
暑いの苦手な友人が楽しみにしていた光明洞窟へ。

東大門歴史文化公園の駅から　まずはソウル駅まで地下鉄で行く。ちょうど通勤時間帯で　混んでいたが駅に近づくにつれて空いてきた。1号線に乗り換え、永登浦（ヨンドンポ）まで。さらに　光明シャトルに乗り換えて　KTX光明駅まで。ソウル駅からKTXで行く方が15分ほどで着くらしいから簡単だが　旅行気分を味わうにはゆっくり列車の旅もいい。何せ安いし。
ホテルを出てからおおよそ1時間20分。列車の時刻を調べていったので乗り継ぎはまずまず。

光明駅からは　バスで10分とかからない。そのバスも8番出口に着くとすぐ来た。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅の東側　バスターミナル
長くてまるで空港のバスターミナルのよう

バス乗り場の案内板

乗り場と停留所が記された掲示板　とても分かりやすいがハングルのみ
私たちが乗るのは17番のバス。

洞窟の隣は　ごみ焼却場　リサイクルセンター
焼却場の可愛いピンクの建物　雲が空と同化してる？
焼却場前が17番のバスの終点　
ココから　少し坂を上って洞窟入口。足に自信のある方は、近道の階段もいい。道案内人のおじさんがいる。

光明洞窟入口　
団体さんがたくさん来てた。私たちと同じように　みんな涼しいところを求めてきているに違いない。

入り口から入ると　ひんやりした空気が。すかさず長袖を着る。
湿った構内は安全にライトアップされて　ところどころにスタッフがいて声をかけている。

昔金や銀や銅、亜鉛といったものを掘り出していた坑道

日本統治時代に資源を求めて開発された。徴用と収奪の産物らしい。
暗い過去も今こうして光を浴びることができ　観光に役立っているとは。韓国人の強さを思う。

中には小さな水族館も
一年中温度が変わらないのがいい。

小さな坑道　薄明りの中たくさんの人がここで採掘していたのだろう。

広いホールのような空間
座席やステージも設えてあった。
左手の上へと続く長い階段は閉鎖されていたがゆうに百段はあると思う。
ココでのプロジェクションマッピング（5分ほど）がとても美しかった。

澄んだ水の中に　魚が泳いでいる。

上の魚の名前　トルコギ

金が掘り出された鉱山だけに　岩も黄金色？

絵馬のようにつるされた願い札はキンキラ　たくさんの人が願いを込めてつるしていく。

地下へ下りる長い階段　支える柱のような岩　
ところどころライトアップされて綺麗だ。

まるで蛍がいるかのような演出　LEDのホタルも悪くない。

ここをくぐれば長生きできる？

坑道の奥には廃坑になってから　エビの塩辛が貯蔵されていたという。
キムチには欠かせない調味料のアレかな？　大きな冷蔵庫みたいなものだから。

何層にもなった坑道の模型　一番深くて地下9階だそうな。

時代によって　坑道も使い方も変わっていた。

大きなホールの建設模型
坑道に資材を運んで　足場を組んで作った様子がうかがえる。
それにしても　あそこに洞窟ホールを作って利用したアイデアが素晴らしい。

坑道の奥にあるワイン洞窟入口
ワインの試飲ができるが、喜んで行ったらほんの舐める程度だった。
味も・・・わからない。

韓国各地のワインを集め販売している。こんなにいろいろな地方でワインを作っているとは知らなかった。材料もブドウだけでなく、梅、アンズ、そのほかいろいろ。

さらに奥のレストラン
　雰囲気がいい。　

レジのカウンターもおしゃれ

壁面の装飾　ワインが飲めない人もカフェとしても楽しめる。

ランチのエビのパスタ。ぷりぷりのエビと濃厚なソース　ピクルスを添えてさっぱりと。１５０００W

出口へ向かう坑道　きれいに舗装されライトも明るすぎず暗すぎずちょうどいい。
これで涼しさともお別れ。６０００Wで結構楽しめた。

洞窟から出ると　刺すような夏の日差し
掘り出された鉱物がここで精錬されたのだろうか？

光明駅に戻って　列車待ち合わせにLOTTELIAで食べたソフトクリーム
濃厚で５００Wとは思えぬ美味しさ。コーンも昔懐かしいパフ。

光明駅　向こうは新幹線KTX乗り場　

とにかくスケールの大きな駅。この無駄に広い空間が韓国人は好きだな。気持ちいほどの吹き抜け、解放感。

永登浦駅で見かけた広告

9月には聞慶でオミジャ祭りがあるそうな。オミジャ大好きには行ってみたいけど。

ソウルに戻っての　南大門　
焼けてからの再建で美しくよみがえりました。門の下をくぐって一休み。涼んできました。

やはりしめはこれですか？熱い中がんばった人に最高のご褒美。
丸ごとメロンのかき氷　メロンピンスです。
器は皮ごと凍らせたメロン　くりぬいてあって中には小豆とミニ大福とコーンフレーク、ミルク氷
そして上からメロンの蓋をかぶせて出てきました。器が凍っているから中の氷も溶けにくい。

一旦ホテルに戻って休憩。
涼しくなってから、夕食に出かけた。

漢江を渡って江南地区、高速バスターミナルから歩いて5分
サンドゥレという韓定食の店に。大きな板にすべての料理を乗せて運んでくる。板ごとテープルにのっけて食事。その皿数の多さにびっくり。これぞ韓定食ですね。
これで2人前。ひとり１６０００W

これなら辛いのが苦手の友人も何かしら食べられるのではと思って。
満足満足、食べきれず　ずいぶん残してしまったけど。

友人が一番気に入ったのが釜で炊いたご飯。有名な利川米のご飯は本当にそれだけでおいしかった。豆が入っているのがいかにも韓国らしい。

レストランを出て　さらに歩いて漢江公園へ。
ちょうどレインボー噴水の時刻。夕涼みに集まってくる観光客やカップルや家族連れで、川べりの階段は埋まっていく。
対岸の南山　ソウルタワーが光る。

ボケていてわからないけど　盤浦大橋の噴水　
橋の向こうにチェビ島　人工の島3つが見えて　これもカラフルにライトアップされ色や模様が変化していた。