酷暑でも大阪難波観光

2018/07/15 - 2018/07/15

酷暑の七月の連休中、旧友を訪ねて京都へ。
飛行機で伊丹入りするも、混雑だけならまだしも、厳しい暑さの中観光する気にならず、
難波で食べ歩き＆プチ観光。

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩

久しぶりの連休。
期限切れが迫るマイルを使おうにも、どこに行くにも
土曜の午前中出発、日曜の夜帰京のスケジュールでの特典航空券は満席。
そこで、マイルをスカイコインに変えて使うことに。
予約が比較的早かったために、連休中とはいえ、
安い運賃で羽田ー伊丹のチケットを確保。

交通手段が決まり、さてどこへ行くか。
京都在住の友人の都合がついたため、京都へ行くことに。
京都へ行くなら、新幹線の方が圧倒的に便利なのだが。

往路はいつもより早めの７：００羽田発のANA１３便。
6:00頃羽田入りしたが、ラウンジも開いていない上に、
飲食店はほとんど開いていない。

富士山側（進行方向向かって右側）の窓際の座席を確保していて、
富士山を思う存分拝めると思いきや、席は翼の真上。

1時間に満たないフライトで伊丹到着。

大阪と言えば、粉もの。
近年はお好み焼き、タコ焼きのみならず、パンケーキがブームだというので、
とりあえず朝食でパンケーキ！
と思いきや、ググってみるも、パンケーキ店は早くて10:00ばかり。
早くからやっている店を探してみると、9：00開店で
難波のMicasadeco & Cafeがヒット。

なんば駅周辺と書かれてたが、大阪メトロ御堂筋線の駅からは遠く、
思いのほか移動に時間がかかり、９：３０ごろになってしまった。
満席であったもののウェイティングはなく、
開店と同時に入ったお客さんが出始めたため、
ほとんど待つことなく、入店。

Micasadeco&Cafe グルメ・レストラン

アールグレイふわふわパンケーキとレモネードをいただく。
ふわふわパンケーキ何とも不思議な食感。美味しかった。

後でわかったことだが、Micasadecoは東京にも進出しているとのこと。
もしや、東京でも食べれたのでは？とも思ったが、
東京のお店にはアールグレイふわふわパンケーキはない。
もう一つのふわふわパンケーキのメニューである
リコッタチーズパンケーキは東京でも食べれる。
定番のリコッタチーズパンケーキを選ばなくてよかった。

梅田でパンケーキの予定が、なんばまで来てしまった。
しかも、京都は３９℃の酷暑らしい。
さらにこれに混雑が加わることを思うと、
京都観光は苦行になりかねない。
ということで、京都観光は断念。

とりあえずあまり来たことがなかったなんばを歩こうにも、なんばも暑い。
しばらく地下街のなんばウォークに潜っていたが、
何かがあるわけでもないので、意を決して地上へ。

これぞ大阪。
食べないけど、写真に収めたくなる。

道頓堀を歩いていると、食欲を掻き立てられる。
たこ焼きでも食べようか、
東京のたこ焼きと言えば、銀だこだが、
大阪と言えば、くくる？、わなか？。
わなかかくくるを探しているうちに人だかりができている十八番を発見。

ついつい並んでしまった。

こちらのたこ焼きには何と揚げ玉が入っており、
食べるとプチプチ、サクサクの食感。
しかも、塩でいただく新しいスタイル。
東京ではなかなか味わえない進化系たこ焼きだった。

京都での待ち合わせは夕刻。
道頓堀にいても食べる事くらいしかない。
とはいえ炎天下歩きたくない。
どこかで涼める場所はないかと思っていたところ、
道頓堀ZAZAというライブハウスで、
30分500円のお笑いライブの客引きに遭遇。

渡りに船。安いし、いい時間つぶしになる。

4組出演していたが、漫才1組以外はどちらかというとキワモノ芸…
しかも、ほとんどが大阪出身ではない。

外に出ると滝のように汗が流れてくる。
小腹が減ったこともあり、串カツのお店に入ってみることに。

大阪の”串かつ屋”で食べるのは串カツだけとは限らず、
様々なものが串揚げにされる。
奥の赤いのは紅ショウガの串揚げ。
なかなかおいしかった。

炎天下の中、厚さをしのげる場所を探して・・・上方浮世絵博物館を発見。
水掛不動尊で有名な法善寺の対面にある。

上方浮世絵館 美術館・博物館

北斎、広重などの浮世絵の巨匠達は江戸で活動していたこともあり、
上方の浮世絵はあまり知られていないようである。

歌舞伎の公演のチラシや役者のブロマイドを兼ねた役者絵と言われる浮世絵が上方では多く出回っていたようだ。
今も続く大名跡の歌舞伎役者の役者へなかなか興味深い。
当時の演目や人気ぶりがうかがえる。

陽が傾きかけたくらいに新快速で京都へ移動。
東京から横浜への感覚で移動できる。

友人との待ち合わせの時間まであまりなかったので、駅周辺で見て回れるところというと、東本願寺くらいだろうか。
日が傾いたとはいえ、屋外はまだまだ暑い。
地下を通って入り口近くまで移動できるのはありがたい。

とても大きな山門。
世界遺産に入っているわけではないが、京都の寺社はやはり別格。

真宗ということもあり、お堂も大きい。
結局、京都の観光はここだけになってしまったが、
涼しい時期に京都はじっくり回りたい。

友人と合流し、京都の夏の味覚・鱧づくしをいただく。
鱧の天ぷら、鱧しゃぶは美味しかった。

友人と別れ、宿泊地・大津へ。
ライトアップされた京都タワーは大きなろうそくのよう。

京都の宿が高騰しているので、大津に宿をとることになった。
大津は京都から電車ですぐの割に京都よりホテルの値段はやや安め。
宿泊費が高くて京都旅行を見送っている方は、大津宿泊も検討するのも悪くないと思う。