おばさん一人で那覇２泊３日 ①　　羽田前泊＆那覇1日目　～KARIYUSHI LCH Izumizaki 県庁前～

2018/07/10 - 2018/07/13

夏の沖縄は久しぶり。
海辺やリゾートホテルは若者やファミリーに譲っておばちゃんは近付きません。
ひと月前に北海道の歩道でヘッドスライディングした傷が癒えてない状態で行くので、子供達には「沖縄では歩くな」と言われてしまいました。
いやいや、無理でしょ。


旅程：

7月10日　京急EXイン羽田　前泊

7月11日　羽田空港 10:55発 → (JAL909)→ 那覇空港 13:25着
　　　　　KARIYUSHI LCH Izumizaki 県庁前　泊

7月12日　ホテル法華クラブ那覇新都心　泊

7月13日　那覇空港 12:30発 → (JAL906) → 羽田空港 14:55着

エリア 那覇(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: じゃらん

最初からやらかしました。

羽田空港行きバスの乗り場に送ってもらったのはいいけれど、車を降りる直前にスマートフォンを家に忘れてきたことに気付く。
冷や汗って本当に流れるんですね。
呆れ顔の息子に頭を下げ倒して家に戻ってもらい、予定より1本遅いバスで羽田へと向かいました。
出発当日じゃなくて良かった～。
グッジョブ前泊。

前泊ホテルは毎度おなじみ『京急EXイン羽田』です。
羽田空港に着いたのが遅かったので初めてホテル往きシャトルバスを利用しました。運転手は若い女性。夜遅くの勤務で大丈夫？おばちゃん心配。

京急EXイン 羽田 宿・ホテル

窓からの景色。
ホテル到着時は外が真っ暗だったので朝撮りました。
今回の部屋は最下層階の裏通り側。道路の反対側なので静かだったけど、バスタブの排水が中々流れないし築浅なのにもう所々が汚れてる。
この頃宿泊価格も安くないし、次からは他のホテルにしようかな。

無料朝食は和食にしました。
選べる小鉢はポテトサラダを取る。
７時半に行ったけどお客様はチラホラ。
いつも通りに窓側のカウンターに座ったら朝陽が眩しい、っつか暑い！
外人さんは平気で直射日光浴びてたけど純日本人ですからワタクシ。
暑いので一気食いして早々に部屋に戻りました。

ホテル発８：４０の空港行きシャトルバスは混んでいなかったので席に座ることができました。
９時頃のカードラウンジ（south）は受付入口で６人ぐらいが並んでいてビックリ。northの方が空いている感じ。でもね～、沖縄行きの航空チケットを持っているのに北ウイングのカードラウンジに入って、入口のお姉さんに（何このおばはん。なんで逆サイドのラウンジに来てるの？迷ってるの？ボケてるの？）とか思われるのも嫌だし。

シート配列は２－３－２。
機内は結構混んでいたけれど中央の列に座った私の横２席は空席。
ラッキー♪

が、離陸直前に何を思ったのか窓側に座っていた外国人カップルの女性が、分厚いハードカバーの文庫本を「その席取ったー！」という感じで私のすぐ隣の座席にドサッと投げ入れた。

何？！この女！（あー、口調がおかしいけど気にしないで下さい）
折角窓際の席なんだから大人しく座ってればいいじゃん。
なんでこっち来るかな！アンラッキー！

ちゃっかり席移動した後もやりたい放題。
私の席との境のアームレストに当然のごとく腕を乗せる。
なんかお尻に当たるなと思って見たら、座席に置いてあったイヤホンを何気に私の方に押しやっている。（おばちゃんか！）
座席前のシートポケットから冊子類を全部外に出して、自分の本やペットボトル飲料を押し込み着陸後もそのまま。この写真はその決定的証拠でございます。
なんつーか・・・・CAさんて外人には何も言わないんですね。
他にも外国人（欧米系）がいて、荷物を座席下にちゃんとしまってなかったけど何も注意しなかった。私たち日本人には結構厳しく指摘するのにねぇ。

１３：４０、少々遅れての那覇空港到着。
昼食を食べていないので空港で何か食べようかと思ったけれど、『ポークたまごおにぎり本店 空港1F店』や到着出口にある沖縄そば屋の券売機には行列ができていて、こりゃ空港食堂も同じなんだろうなと考えて空港内での食事は諦め、ゆいレールで移動することにしました。
ゆいレールの切符売り場に行ったらナント、券売機前にポールとテープで「並べよ」レーンが作られていた。へぇー、やるじゃん。今迄、切符を買うんだか待ってるだけなんだか見てるだけなんだか訳分からない人達の塊が邪魔で買い辛かったんだよね。
随分使わなかった間に【二日券】も券売機で買えるようになっていました。

それでも、並んでる順番守らないじじいやサラリーマンがいるってどーゆーことかしらね。

ゆいレール 乗り物

旭橋駅で降りてジャッキーステーキハウスに行きます。
快晴。
灼熱の太陽。
日傘はさしてるけど、あちー！焦げる！溶ける！
転ばないように下を向いて歩く。
今なら小銭は必ず見つけられるわ。

時間は１４時半。
お店の前の店内空席案内信号は青色だったけど、入店してみたら３組ほどが待っていて案内板には１０分待ちの文字。チーズバーガーサンドを持ち帰りで買うだけのつもりが、何だか声を掛けにくい雰囲気なのでウエイティングボードに名前を書いて待合の椅子に座ってしもた・・・。

ジャッキー ステーキハウス グルメ・レストラン

１０分も待たずに呼ばれて席に着きます。
頼んだのはテンダーロインステーキ（S）ライス少なめと、持ち帰りでチーズバーガーサンド。

先にサラダとスープが来ます。
サラダのドレッシングは甘め。

スープは胡椒を沢山入れると美味しいです。

後ろのボックス席の男性グループの話し声や笑い声がもう、デカくて煩くて。
どこの大学生だよ、まったく。
と思っていたらじじい軍団でした。
ビールで酔っ払っているらしい。
「旅行に来た時くらい」というフレーズが聞こえたけど、旅の恥は掻き捨てなんて今は通用しませんよ。
というか、レンタカーだよね？素面の人いるんでしょうねえ？

「ライス少なめ」の量がコレです。
店員さんが「ライス少なめですね～。」と持ってきてくれるのですが、斜めの席のおば様グループがそれを聞いて「ライス少なめだって。メニューに載ってた？」「私もそうすれば良かったわー。」とワイワイ。
テンダーロインステーキの事を「テンダロ・イン？」「テンダーインでしょ」等と話しているのが聞こえてくるのでニヤつくのを我慢するのが大変でした。
愉し過ぎる。おば様サイコー！

食事をしていると、持ち帰り用のチーズバーガーサンドを席に持ってきてくれました。
今日はもうお腹がいっぱいだから明日の朝食として食べたいけど・・・今日のホテルに電子レンジは無いんだよねー。どうしようかな。

灼熱地獄の下、歩いて旭橋駅まで戻ります。
バスターミナルは工事中。結構年数が掛かるのね。

今日の宿泊ホテルは『KARIYUSHI LCH Izumizaki 県庁前』。
１５時３０分頃着いたらチェックイン待ちが３組ほど。フロントには二名のスタッフが居たけど時間が掛かって１０分位待たされました。

フロントから直接コンビニに入れるドアがあります。
ホテル側からはドアのスイッチを押すだけだけど、買い物を終えてホテル側に戻る際には部屋のカードキーをカードリーダーにタッチしないとドアが開きません。

Kariyushi LCH. Izumizaki 県庁前 宿・ホテル

エレベータの入口と中のカードリーダーにそれぞれルームキーをタッチしないと、エレベーターは動かない。

私の部屋は４階建て中の３階。
エレベーターは１基しかありません。

宿泊階に飲み物の自動販売機がありました。

部屋に入ってルームキーを差し込むと電源が入ります。

入室しての第一声。
「わーい！狭ーい！楽しー！」

このホテルの部屋は超狭いのです。
泊まってみたかった。
狭いとこ大好き～。

入口には畳半畳分より一回り小さいくらいの土足スペース。
そして直ぐ階段。
段差だ。つまずかないようにしなくっちゃ。

床は板張りでTV前の座るスペースは掘り炬燵のようになっているので、背もたれは無いけど楽に座れます。

窓の外。
一応バルコニーがあるけど“お飾り”。
目の前がビルなのでブラインドは閉めたまま。

メゾネットになっていて上部にベッド（せんべいマットレス）があります。

部屋に入って直ぐ左に洗面ボウル。

この洗面ボウルの排水口の開け方が分からず・・・・。

何のことはありません。
指でチョイと押したら動きました。

下には空の冷蔵庫。

右手はトイレ＆シャワールーム。

ウォシュレット付きです。

土足スペースとトイレ＆シャワーの間にはドアがありません。

トイレの床とシャワールームの段差は僅か。
２センチもないと思う。

シャワーを使う時にはカーテンでグルっと囲むのですが、シャワーカーテンはそんなに長くないので気を付けないとトイレの床がびしょ濡れになります。

土足スペースも然り。

写真に写っているバスマットは、シャワーを使うときには土足スペースに置きます。
私は床の濡れ防止策として、シャワーを浴びる時には背中を壁際にできるだけ寄せ壁に向かってお湯を当てるようにし、「ジョウロか！」っつー位の少ない水圧で湯量を調整。見事トイレの床や土足スペースに一滴の水も落とさずにシャワーを浴びました。えっへん

前の宿泊客が濡らしたのか、土足スペースのとある部分を踏むと下から水が染み出てきました。

このホテルのアメニティは他のビジネスホテルと比べて少ないです。
これは歯磨き用コップとドリンク用コップ。
どちらも100均に売っているようなプラスチック製品。

湯沸かしポット。

ティッシュは無いはずですが、この部屋にはありました。

これは今回の宿泊プランに付いていた女性用基礎化粧品。
シャンプー・リンス・石鹸はないので持参が必要。
あと、歯ブラシ・ヘアブラシ・剃刀・綿棒なんかもありません。
スリッパもないけど狭い部屋だから必要性は感じません。

ドライヤー・タオル類は洗面スペースに有ります。
アメニティは必要最小限なのに、TVは下と上とでムダに2台ある。

メゾネットの2階部分に上がるには、このキャットタワーの様な狭くて急な階段を上ります。
私は毎回（猫じゃねーよ）と一人突っ込みしながら上り下りしました。

階段から見た部屋。
コンパクトだけど高さがあるので思ったより狭くは感じません。

２階部分には「合宿所にこーゆーの有るよね～」みたいな薄いマットレスと、うっすい掛け布団。でも意外に快適でした。なんだか寝やすかった。

ベッド横に置かれている白いカラーボックスはただ置いてあるだけ。触れば動きます。「家具や大型家電は壁に固定」が当たり前な地震頻発地域に住む身としましては、とても恐ろしゅうございました。

夜中にトイレに行く時の明かりが欲しいなと思い、枕元にあった非常灯をカパっと外してみました。
点かない・・・・・・。
どーやっても点かない。
アチコチいじってみても点かない。

『ホテルにチェックインしたら外へは出ない』主義は健在です。
暑すぎて、圧過ぎて、外に出る気力はマイナス１００。
部屋の撮影大会を無事に終えホテル下のコンビニへ買い物に行きました。
本当はご当地ブランドのオリオンビールのノンアルコールが欲しかったけど、ここのローソンには売っていなかったので別のもの。
アイスクリームはご当地のブルーシールが特に好きなわけじゃないのでハーゲンダッツ。
甘いものが欲しくなったら又買いに来るの面倒だから買っとくか、とその辺の棚からチョコブラウニー。このチョコブラウニーは旅行中ただの荷物と化し結局自宅までお持ち帰り。

翌朝の朝食にと考えたジャッキーステーキハウスのチーズバーガーサンドですが、冷蔵庫に一日入れたらステーキ肉で出来ているパテがカチンコチンになるのは明白。電子レンジもない。冷たいハンバーガーを食べたいとは全然思わない。
ということで無理して夕食として食べました。
お味はまあまあ。
ちゃんとした肉のパテにこの大きさ（A&Wより大きい）で￥４００はお買い得。


せんべい布団の上で腰が痛くなるまでタブレット端末で読書をしたら、もう２２時。このホテルに部屋着は無いので人さまには決して言えない格好で寝ます。
おやすみなさい。

この旅行記へのコメント （2）

• ロドリゲスの瞳さん 2018/07/15 02:07:34

  初めまして＾＾

  いろいろ面白すぎて２回読み返して笑わせて頂きました＾＾
  
  飛行機での出来事、強烈ですね・・それに日本人には厳しく指摘するのに、外国人にはしないって、ほんとそうですよねー！！すごく同感です！
  
  あと、そのホテル私も好きで泊まったことあるのですが、ツッコみどころ分かるぅ～って共感しました（笑）また訪問させて頂きます＾＾

  Ki Yaさん からの返信 2018/07/15 08:48:10

  RE: 初めまして＾＾

  ロドリゲスの瞳さん
  
  
  初めまして。コメントありがとうございます。
  楽しんでいただいた様で何よりでございます。
  
  旅行記には書きませんでしたが、往きの飛行機内で“例”の外国人女に２度ほど小突かれました。勿論、謝罪の言葉も無ければ外人特有の「自分は悪くない」という態度。まともに相手をしてもライフが削られるだけなので黙って寝て・・・寝たふりして心の中で悪態ツキまくってました。
  でも私はまだマシだったと思います。以前搭乗時に、機内通路で荷物を棚に入れようとしていた男子大学生が、通り抜けようとした外国人女に派手に頭突きをくらわされていたのを目の前で見たことがあります。可愛そうに、その学生さんは涙目で「容赦ねぇっ！」と叫んだのですが外国人女は何事も無かったように行ってしまったのでありました。
  男子大学生の言い方がツボに入り、笑っちゃいけないと思い咄嗟に俯きましたが果たして間に合っていたかどうか。
  旅行面白エピソードの中でも鮮明に記憶に残る出来事でした。