2018/06/19 - 2018/06/19
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watersportscancunさん
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皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。今月に入りシティに出張しお客様をテオティワカンと人類学博物館にご案内しつつ、取って返してカンクンでは、ピンクレイクやジンベエと、スタッフ総出で張り切っております。残念ながら、先週は半ばより低気圧が二連発もやって来てジンベエは出港停止で全滅、、、昨日、6日ぶりに再開の運びとなりましたが、ハグれジンベエに遭遇するなど波乱含みの週明けとなっております(笑)
さて、そんなドタバタが続いたカンクンですが、以下店長日記早速行ってみましょう。
やっと、天気が落ち着いた。低気圧が半島を横切るというから天気が荒れることは予想済みだったが、まさか、間髪入れずに二連発も低気圧がヒットするとは思いも寄らなかった。
天気図を見て、あー?! 先日見たのと同じ気圧配置じゃないか、、、これはアップロードが出来ていないだけか?!?! と何度も再読み込みをしてしまったのだが、日付を見れば6月15日となっているではないか。。。なんとも、二連発とはツイてない。。。幸い、暇な週でもあったので、弊社のお客様にはジンベエ以外ではそれほどご迷惑をおかけすることはなく、また、日程の入れ替え等で、ご希望のツアーには無事ご案内することが出来たのが幸いだったが。。。
そうそう、今年はジンベエの当たり年という事で、ボクもHPにアップしているが、流石に低気圧が二連発の後の荒れた海で大量にジンベエに出会えるかと言えば、ちょっと難しいものがあり、昨日の低気圧明け一発目は、1頭を30隻で追いかけるという、過酷なツアーになった。幸い、シュノーケルはして頂く事は出来たけれど、自然を相手にするツアーというのはなかなかムズカシイ。。それでも、今年はまだ100%更新中なのだが。。。
しかしだ、ここに書いていいのか悪いのか、、、昨日は弊社ではカンクンダイビングもあったのだが、海底美術館に移動する船上で、キャプテンがジンベエだージンベエだーと叫ぶものだから、何を冗談を言っているのかと思ったら、本当にジンベエが泳いでいたというピックリなおまけが発生した。
1頭を30隻で大変な思いをしてシュノーケルをした反面、何の労もなく、運命の出会いでもあるかのようにカンクンの沖合で偶然に出会ってしまう奇跡、、、これを何と説明したら良いのだろうか。
ダイビングに参加されたお客様は将にラッキーとしか言いようがないが、これは今回のワールドカップの、まるで日本代表の大金星のようなものか(笑)
いずれにしても、自然というのは気まぐれだ。気まぐれなのだが、実はそこには秩序があり、我々人類が失ってしまった感性や本能が生きている。ウミガメは満月の夜に産卵するが、カレンダーも時計も持っていない。彼らは体で地球や月のサイクルを「感じ取って」いる。今回のジンベエもそう、、、きっと、理由があってカンクンの沖合にやって来ていたのだろう。
我々人類が忘れてしまったものを、人は奇跡や運命と呼ぶが、これも古代の人々と現代では意味合いが違っているように感じる。
今回、シティの方ではテオティワカン遺跡のご案内もしてきたわけだが、あの場所に立つたびに、何故メシカの人々がこの場所を神々の住む場所と呼びならわしたのかが分かる気がする。と同時に、そこには現代のわれわれとは違う感性で生きた当時のメシカの人々の感じた世界があるわけで、僕らよりももっと、自然に近い部分で「神」というものを感じていたに違いない。
そして、それが間違いというのではなく、実は、メシカの人々が信じた世界観の方が、より人間らしい自然な感じ方、共生の結果であったようにも思うのだが、間違っているだろうか?
ボクも歳を取った。若い頃は自分を信じ、教育を信じ、科学を信じ、人類の英知を信じた。その先には輝く未来が存在していた。だが、どうだ?! 大気汚染、環境破壊、地球温暖化、、、遺伝子組み換え問題などなど、人類の輝ける繁栄の陰で、果たして「未来」というものが存在するのかすら怪しい影を落とし始めている。。。
テオティワカン文明は突如として灰塵に帰した。。。その理由は定かではないが、内乱か外敵の侵入か、、、いずれにしても、栄華を誇った文明が、何の前触れもなく崩壊をする。。。マヤ文明も同様だ。
分かり始めているのは、そのきっかけが環境破壊にあるというものだ。自然環境の悪化が人類に及ぼす深刻な影響は、もう繰り返し歴史が証明して来ている。それでも、我々は、現代の科学がすべてを解決するような夢を抱いている。。。
自然に対するリスペクトを忘れたころから、人は、人類は地球と言う星に生きる他の生物とは違う方向を向いて進み始めてしまった。メシカの人々が、神と習わしたすべての対象は「自然」だ。西洋におけるカトリックの一神教という「人類の為の神」ではなく、人類が古代より生かされて来たこの自然環境というものに順応する為に生み出された自然をリスペクトするための神であって、その神と言う言葉は同じでも概念はまるっきり異なる。
人類の方ばかりを向いている現代社会は、決して人類にとって幸せな方向には進んでは行かないように思う。だからこそ、自然の在り方をテレビやラジオやインターネットで知ったつもりになるのではなく、実際にその眼で、その手で、その肌で感じ取る事が、とても大切だ。
底引き網に引っかかるアシカやイルカを見たことがあるだろうか? 人類が生きる為に採る分量ならいい。だが、例えば、メキシコの西海岸はコルテス海で行われる違法操業により水揚げされた魚(イルカやアシカもその過程で犠牲になる)は全てアメリカへ不法に輸出され、高級料理店のテーブルに並び、半分は遺棄される。消費されないままに捨てられる為に、受ける自然の負担の大きさは計り知れない。
だからこそ、感じて欲しい。リゾートに来て美しい海を眺めてカクテルを飲み、、、そして、この美しい自然をこれからも楽しみたければ、我々が何をしなければいけないのかを考えなくてはいけないということだ。
ボクは、そもそもセーラーなので、実は商業ツアーには反対をしていた口だ。けれども、今の時代、そのきっかけを得るにはツアーしか方法はない。ボクのように自前の船を全財産を叩いて買い航海に出掛けて、自然のありのままを感じるという極端な方法はハードルもリスクも現代では高すぎるし、そもそも、そういう特殊な人は別の世界の人と分けて考えられてしまい同意を得られない(汗)
だから、気軽に参加が出来るジンベエのツアーなど、商業ツアーに参加することで、ふと、感じるあなた自身の疑問に気が付いて欲しいというものもある。特殊な人々が、自然を相手にする商業ツアーを何でも反対して、一般の人が自然と触れ合う機会を失う事がもっとも危険だとボクは考える。だからこそ、それこそ、飼育されたイルカとの触れ合いでもいいから、自然との共生を感じる瞬間を大切にしてほしい。
テオティワカン遺跡に立った時に、この地に訪れて神々の住んだ場所と名付けたメシカの人々の思いを感じ取ってほしい。自然こそが神であり、我々はその自然に生かされている事を感じ取ってほしいと思う。
因みに、文明の発展の過程で生み出される「神」というものの存在は観念的には科学とも密接にリンクをしている。未知を神という形で言い表すしかない為だが、この観点から踏み込む人類史における神の形の変化も追いかけると実に興味深かったりする。
また、歴史的にも神に関する解釈についてはコロンブスの新世界発見で物議をかもしたことが記録に残されている。
面白いのでちょっと書いてみるよ。
まず、聖書には「讃美歌の歌声は世界のすみずみまで広まった」と明記されている。
つまり、十二使徒によって全世界に伝えられたはずなのだけれど、そのキリスト教の信仰がこの新世界にはまるっきりその痕跡もなかったという都合の悪い事実が露呈してしまった。
そりゃそうだ、アステカの人々にとっては、この旧世界が持ち込んだ訳の分からない一神教の強制は、反発を受けたことが、コルテスとモクテスマの会談で、コルテスがアステカの神像を横暴にも打ち壊した時のエピソード(カルロス5世への手紙に自慢げに書いている)などにも残っているんだから。。。
逆に、この際のモクテスマの紳士的な対応の記録を読むと、決してアステカの宗教が、後世に語られるような心臓を取り出す野蛮で残酷なだけのものではなかったことが分かってきたりもする。
まぁ、往々にして残虐だと言われる行為を誇張して記録をし、自らの蛮行を正当化するのは征服した側がよくやる事だが。。。例えば、テンプロマヨールの建設では一日で84000人の生贄がささげられたと書かれているが、現実的に不可能な数字でちょっと考えたら誇張だと分かりそうなものだし(苦笑) 実際、そんなに大量の骨は見つかっていない。
あと、モクテスマには妻が4000人いて、子供が10万人いたとか、、、どんだけ絶倫なんだよと驚く記録に当たると笑えてきたりもする(笑)
さて、そんな西洋が残した記録だが、自分たちにとって都合の悪い事は隠ぺいするわけで。。。
このカトリックにとって都合が悪い「新世界ではキリスト教のひとかけらも知られていないという事実」について隠すために、F・ケイチアルディーニのイタリア史という著書からは、この部分を1774年まで削除したりという暴挙に出たりもしている。
へー、でも1774年以降は、隠しきれなくなったか、事実を認めるんだ。。。と思うのは早計(笑)
そこにはちゃんと理由がある。
そう、アステカの神話。
ご存知、1の葦の年にケツァルコアトルの再臨が起こるという予言を、「かなり都合よく」カトリック宗主国は利用したわけだ。
今では、ちょっとアステカ帝国の征服の話を読むとモクテスマは、コルテスを神の再臨(復活)と混同したとか書いているが、全て後世の後付け。
モクテスマがあっさりとコルテスに降伏してしまった事は未だに歴史家の間で謎とされるが、ケツァルコアトルと混同するほど馬鹿じゃなかったわけで、アステカが崩壊するまでには、このモクテスマ幽閉の後も、それを引き継ぐ、10代クイトラワク王から11代クアテモク王のトラテロルコ攻城戦にいたるまでの実に長い戦闘と抵抗の歴史があるわけです。
だけれども、そんな歴史事実より、カトリックにとっては、キリスト教が実は広まっていたという理由が欲しいわけで、結果、アステカ神話に出てくるケツァルコアトルは十二使徒の一人だったとされたわけです。
その結果、インディオは帰らざるイスラエルの十二使徒の末裔であるとされ、実際、ドミニカ教会の修道士ディエゴ・ドゥランなどは、アステカ人は「明らかに」ヘブライ民族(イスラエル人)だと主張したりしているんだから、かなり強引(苦笑)
おっとまたまた脱線をしてしまった。。。(汗)
この続きは、今回もトラテロルコに出張って来たので、次回あたりに詳しくブログに書こうかなと思いますので、この辺でやめとくよ(^^;
とにかく、ただ表面的に年表を見ていくだけでなく、そのベースとなる歴史の事実を知ると俄然興味も沸いてくるわけで、それこそが、歴史から学ぶという学習にも繋がったりする。
弊社では、こういう立体的な歴史へのアプローチを主眼にして、人生にも役立つ学びというものを得られるガイディングを心がけているので、是非、メキシコにいらっしゃるご予定がある方は、ボク、店長吉田当てにメールを送って欲しいと思います。
さて、そんなボクはしばらくカンクンでお客様のケアをする。シティでもカンクンでも、メキシコという国にいらっしゃるお客様に全力で挑む所存だ(笑) そう、ワールドカップ・日本代表のように全力で!
サッカーについては、次戦もハードな試合が続きますが、皆さんと一緒に応援しますよ! そして、皆さま、どうか、メキシコの応援もよろしくお願いしますね!
それでは、皆様の素敵な一日を祈っています!
追伸: メキシコシティはドイツ戦に勝利したが、ロサノが決勝点を入れた瞬間に人為的な地震が観測されたそうだが、カンクンのボクのコンドも揺れたのだ(苦笑) この盛り上がりは半端ないのがメキシコという国だ(笑)
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ハグレジンベエ遭遇の皆さま! 自然との不思議な巡りあいに感謝!
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低気圧明けで、フィッシングも出航です! 流石に釣果は期待出来ませんでしたが、巨大バラクーダ三本ありました!
おめでとうございます!! 5日もずらして最終トライで出航となりました。他にお客様も少なくやはりラッキーでした(^^) -
ピンクレイクもラッキー!!
先日の化粧品CMで紗栄子の撮影依頼、衣装を着ての撮影はアウトだったのですが、エリア外での撮影を許可してもらいました(^^)
しかも、この日の為にいろいろお持ちになったのに、低気圧で5日もずれてこちらも最終トライで天気に恵まれました。
弊社のお客様はラッキーな方が多いです!! -
遺跡も弾けてグーー!! 弊社は少人数ですので、マジで数が少ないですから、やっぱラッキー(^^)
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プライベートツアーではユカタン料理に舌鼓!!
この伝統料理に隠された歴史からも沢山の事が学べるのです。
料理の世界は奥が深いのです。。。
因みに、中南米からもたらされたコショウやトウガラシ、カボチャにトマト、コーヒーやカカオ、トウモロコシといった新しい食材がヨーロッパの貧相な食卓にどれだけの彩を与える結果となったか。。。
そこに、メキシコ料理が世界無形文化財に指定された理由が存在していたりします。 -
こちらは、ピンクレイクの際にご案内しますフビクというセノーテ。内陸のセノーテは幻想的な雰囲気が持ち味です。
この神秘的な空間に浸ると、何故、マヤの地下信仰の理由が見えてきます。是非その感性に問いかけてみてください。 -
こちらは遺跡ツアーでご案内するサムラというセノーテ。
ご存知、今年公開のディズニー映画「リメンバーミー」(本題COCO)の元になったセノーテです。
店長も映画見ましたが、見た瞬間「サムラ」じゃん!と叫んでしまいました(笑) -
低気圧のヒットで天気がすぐれない中でも、お客様には楽しんで頂きましたよ。
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チチェンイッツァのプウク様式雨神チャックの神殿。通称「イグレシア(教会)」と呼ばれていますが、当たり前ですが、教会ではありません。
儀式の為の神殿です。
先週は雨神チャークの威信が発揮された週でした。 -
ジンベエのツアーは、今年は100%更新中。
この立ち上がるジンベエの捕食は出会えたらラッキーなのですが、今年は何度か遭遇しています。これってすごい事ですよ。
自然の大きさを感じる瞬間です。 -
ジンベエの後のシュノーケルでは、青いカリブ海を満喫していだたけます。
さて、何故こんなにカリブ海は青いのか?! 水は無色透明ですが、我々の目には青い色に見えるわけですが、それは何故かと言えば、塩分濃度が高い事があげられるそうです。
光の七原色の内、青以外を吸収する為というのがその理由のようですが、細かな原因は実は分かっていません。。。ピンクレイクのようにはっきりとした理由が分からないのだそうです。
自然の神秘という奴ですね! -
さて、こちらはメキシコシティのツアーでご案内する1887年創業の老舗レストランでの一枚。6月は二度の出張がありました。
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老舗のレストランではこうして生演奏が入ります。1917年12月にフランシスコ・ビリャがこの店で発砲した弾痕が残されています。
当時のままの店内で当時のままの食事を食べる。。。タイムスリップした気分になりますよ。 -
人類学博物館にて。ワステカ文明の「タムインの若者」
人類学博物館というと、アステカの太陽の石やオルメカヘッドに、トルテカの巨神像など大物についつい目が行きがちで、ブログなどでもこうした写真がメインになっているので、あえてこういうマニアックなものを出してみます(笑)
ワステカ文明では、超有名な石像で、この造形と躍動感、その表情に至るまで、現代でも多くの芸術家に影響を与えている作品です。若者と書かれていますが、実際はトウロモコシの神様と言われています。
ワステカと聞いてアステカ?!と思った方は、是非弊社のツアーに参加してください(笑) メソアメリカの文化と歴史は実に興味深い様々な民族のモザイクで彩られているのです。 -
人類学博物館に行ったら、ルフィーノ・タマヨの蛇とジャガーの壁画も是非見逃さないようにしたいですね。
壁画運動の中、一人だけ革命運動と言う名の暴力に反対をし、ひっそりと革命の負の部分を描き続けたタマヨの作品は、どこか暗い雰囲気を漂わせていますが、それがまた心理描写としては日本人好みという事もあり、店長吉田は好きな芸術家の一人になっています。
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