2018/06/14 - 2018/06/15
79位(同エリア499件中)
多摩川コナンさん
- 多摩川コナンさんTOP
- 旅行記171冊
- クチコミ2件
- Q&A回答8件
- 168,796アクセス
- フォロワー31人
今年も端午節がやって来た。
今回は4日間の休みをもらって、雲南省一人旅へ。
意外なことに雲南省はまだ行ったことがなく、自分にとっては未知のエリア。
今回の旅行では、昆明と麗江を巡ってきた。
まずは前編の昆明から。
武漢から飛行機に乗って昆明に到着した後、奇石が並ぶ観光スポット「石林」と「昆明老街」をばたばたと巡ってきた。
そしてその日のうちに昆明駅から寝台列車に乗って麗江へ向かった。
今回利用した列車はオール2階建ての客車で、さらに珍しいことに一人個室の部屋がついている。
自分も今回はこの一人個室を予約して乗車。とても快適な鉄道の旅となった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
午後1時頃に昆明永水国際空港に到着。
ここで小さなミスを犯してしまう。
飛行機を降りて出口の方に向かうと、制限エリア内に昆明市内行きのバス会社が販促をやっており、自分もそこで昆明駅行きのエアポートバスのチケットを購入(25元)した。
しかし、空港ロビーに出てみると、空港と市内を結ぶ地下鉄がすでに開通していることが判明。
落ち着いて行動するべきだったとちょっと後悔した。
地下鉄に乗りたかったけど、お金も払ってしまったので結局バスに乗りました。 -
1時間ほどで昆明駅に到着。
なんかシンガポールのマリーナベイサンズみたい。
駅前は、以前テロがったせいか武警による警備が厳重だった。 -
この後、地下鉄2号線の環城南駅から東風広場駅で3号線に乗り換えて昆明東部バスターミナルへ。駅の目の前がバスターミナルになっていて、この中で石林行きのバスチケットを購入し、バスに乗車。この東部バスターミナルからは石林行きの直通バスが出ている。
ちなみに、観光スポットの石林(石林風景区)と石林(市街地)行きの2種類があるので、間違えないように注意が必要。 -
バスに揺られること1時間。石林のエリアに到着。
-
バスの窓からも奇石の風景がそこら中に見える。
この時、バスの中には6人程度乗客がいて、観光客は自分1人。ほかの5人は地元民らしく、石林風景区の少し手前で全員降りてしまった。
この時バスの運転手が「今から石林の観光スポットに行くのか?」と自分に聞いてきた。自分がそうだと答えると、「今17時だけど、昆明行きのバスの最終便は18時だよ。1時間だけだとほとんど観光できないぞ。入場料は200元もするからまた今度にした方がいいんじゃないか?」と言ってきた。
地〇の歩き方には19時までバスがあると書いてあったため、「えーー!!!」と思ったが、自分は「今日の夜に麗江に出発するし、もうここまで来たら行くしかないです!」と言って、石林の入口まで連れて行ってもらった。 -
チケット売り場で入場料と電動カート代、計200元を支払い入場。
この時点で17時10分。カートで移動中に運転手のおばさんに終バスの事情を説明したら、「通常コースを巡ると2時間かかる。でも大石林というメインのスポットだけ観光し、かつ早歩きで周れたら40分でいけるよ!ただ、これは道に迷わない前提で周った場合で、迷路のような敷地内を素人が迷わず進むのはちょっと難しい・・・」と言っていた。
この時、自分の旅人本能に火が付いた。 -
大石林の入口でカートを降り、小走りで中へと進む。
入口付近の地図を確認し、主要スポットを巡る最短ルートを計算。この地図を頭の中に入れ込んで小走りで観光を開始した。
(実は地図を読むことは得意中の得意) -
石林の一番のメインスポットに到着。
石林は、カルスト地形が雨風の浸食によって削られたことでできた地形。
奇石の間を割って進んでいく。 -
奇石が連なる。
-
道がどんどん狭くなっていく。
-
どんどん進むと人けがなくなってきたが、自分を信じて突き進む。
-
面白い形の石。
-
落ちそうな岩の下をくぐる場所もあった。
-
小走りで巡り巡って、歩き始めたところらへんに戻ってきた。この時点で17時45分。
18時のバスに間に合うか。。。 -
再びカート乗り場に走って戻り、石林の出口へ向かう。
景色はきれいなのだが、この頃になると景色が頭に入ってこない。
カートに乗った時点で17時50分。
カートを降りてバスのチケット売り場に駆け込み「終バスはまだありますか?」と尋ねると・・・
係員「まだ出てないよ。急いで乗りな!」
急いでバス代34元を支払い、バスに乗車。何とか間に合った!
石林を観光する際は時間に余裕をもって行きましょう^^ -
19時半に昆明東部バスターミナルに到着。
写真は乗ってきたバス。 -
東に位置しているためか、19時半なのにこの明るさ。ターミナルの向かいにある地下鉄駅に向かい、地下鉄に乗って昆明老街を目指す。
-
五一路駅で下車。
ここから歩いて昆明老街を目指す。
駅前はだいぶにぎわっている。 -
古い建物が軒を連ねる。
なかなかいい雰囲気。 -
この一角は妙に新しい。
-
手つかずのエリアと整備されたエリアが混在しているみたいだ。
-
こっちは古いままの建物。味わいがあっていい。
-
お腹も空いてきたところで、昆明老街(銭王街)にある昆明名物「豆花米線」の専門店へ。
豆花とはお豆腐のことで、米線の中にお豆腐が入っているもの。 -
おいしい!!
豆腐が入ったことで、米線にまろやかさとコクがうまれ、かなりおいしくなっている。確かこれ(小椀)で7元だった。 -
一つ隣の正義西街には漆喰の建物が並んでいる。
-
正義路の入口にある門。
中華風でかっこいい。 -
老街の別の通りには全く人がいない場所も。
-
招財進宝の紙。
田舎に行くと門にこの張り紙が張ってある。 -
三市街にかかる門。
-
金碧広場の金馬坊を遠くから。
-
ライトアップが美しい。
金碧広場 広場・公園
-
夜の昆明駅へ。
なお、地下鉄1号線の昆明火車駅は昆明駅とつながっていないので注意。
地下鉄の昆明火車駅は、鉄道の昆明駅の裏側に出入り口があり、ここで降りてしまうと真っ暗な中をぐるっと回って表側に出てこなければならなくなる。
18年6月時点では、一つ手前の環城南路駅から歩いて向かった方が、近いしわかりやすいと思うので要注意。 -
昆明駅から麗江に向かうオール二階建て寝台列車K9686にいよいよ乗車。
-
時間になりホームに降りるとカラフルな車両が・・・。
壁には麗江の名所がラッピングされている。 -
行先プレート。
-
一人個室のある3号車へ向かう。
-
いよいよ乗車。
写真は1階と2階の分かれるところ。
自分は2階の部屋だった。
あと車内は香港からの乗客が多かったな。 -
2階の通路の様子。
-
自分の部屋はこんな感じ。
ちなみに部屋には歯ブラシとスリッパが用意されている。 -
部屋に荷物を置いた後は、貴重品をもって車内散策へ。
K9868には1号車にバーがくっついている。 -
2号車は食堂車。
メニューは野菜炒めやスパゲティーなど。 -
歯ブラシをして着替えた後は、眠くなるまで横になりながら外の景色を眺める。
寝ながら列車に乗れて、のんびり外の景色を楽しめるなんて贅沢なひと時だ。
後編(麗江編)につづく。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
昆明(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 【現地駐在員の端午節休み】雲南省一人旅2018
0
42