魔女の宅急便　キキとジジの見た景色を見たくてスウェーデンに行ってみた。★鐘の鳴り響く街　ストックホルム★　～散策編　2or帰国編～

2018/06/02 - 2018/06/04

スウェーデン滞在も残すとこ、あと3日となりました。

今日は一日ガムラ・スタンを中心にフルでストックホルムの街を散策します。

am10時半から「ベルトラ」と言う現地発オプショナルツアーサイトから「市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー＜日本語オーディオガイド／ストックホルム発＞」を予約しています。
せっかくの水の都、陸側だけでなく湖側からの街並みも見て見たかったのです。

スウェーデン滞在5日目から日本帰国までの記録です。

帰りはストックホルムからフィンランド、ヴィンター空港で乗り継ぎ、中部国際空港へと帰るのですが、乗り継ぎ時間が45分しかなく、もぅヒヤヒヤ。えぇ、小走りしましたよ。ヘルシンキで。
詳しくは旅行記で・・・。

行程
1日目　中部国際空港～羽田空港

2日目　羽田空港～ロンドン・ヒースロー空港～ストックホルム・アーランダ空港～ストックホルム、ガムラ・スタンを中心に街歩き

3日目　バス（約１時間）とフェリー（約３時間）を乗り継いでゴットランド島へ～ゴットランド島・ヴィスビュー旧市街散策

4日目　ゴットランド島・ヴィスビュー旧市街散策

5日目　ゴットランド島・ヴィスビュー空港～ストックホルム・ブロンマ空港～ストックホルム・市庁舎～ 世界遺産スコーグスシュルコゴーデン～私立図書館～ガムラ・スタン散策

6日目　ストックホルム散策

7日目　ストックホルム・アーランダ空港～ヘルシンキ・ヴィンター空港

8日目　ヘルシンキ・ヴィンター空港～中部国際空港

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 ブリティッシュエアウェイズ JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

6月2日
地下鉄「kungstradgarden」(クングストレッドゴーデン　青10号.11号線)

地下鉄に乗ってまずはストックホルム中央駅と繋がっている「T-Centralen」から「kungstradgarden」へ向かいます。

地下鉄「kungstradgarden」

この駅、名前の由来となった王立公園の歴史を現した地下庭園のアートが有名なんだって。

地下鉄「kungstradgarden」

現在の駅のある場所にあったマカロス宮殿は火災で焼失してしまい、かつては博物館が所蔵していた遺物がアートに組使われています。

地下迷宮、地下庭園といった独創的な空間で、大きな像や重厚感のある立派な扉、小さな噴水がありました。

地下鉄「kungstradgarden」

そんないきさつは帰国してから知り、この時は「ここはエジプトのアート？」と思ってました。

地下鉄「kungstradgarden」

この縞模様はまさにエジプトじゃない？

地下鉄「kungstradgarden」

雑に置かれているようだけど、そうではないような。
アートなんでこんなもんなのかな？

シェップスホルメン橋

運河クルーズまで時間があるので、シェップスホルメン島に向かう事にします。
この橋の真ん中辺りには王冠があり撮影スポットとなっています。
王冠の所を通り掛かった時に三脚立てて写真撮影している人がいたので、私の写真撮影は後に回すことにしましょう。
島に向かって歩いて行きます。

シェップスホルメン橋 史跡・遺跡

シェップスホルメン橋

橋からガムラ・スタンをパチリ

青い空ときらめく湖に浮かぶガラム・スタンが素敵すぎます。

シェップスホルメン島

島に上陸。
地図っを見てトイレの場所を確認（これ大事）

シェップスホルメン島

地図のすぐ近くにトイレあった。有料です。

シェップスホルメン島

水鳥さん達は人が近寄っても逃げる気配がありません。

シェップスホルメン島

16世紀頃には王室の保養地として使われていましたが、17世紀半ばに海軍の基地となり、総司令部他各種施設が置かれていました。
現在、総司令部各種施設は改修されて、美術館、博物館などに利用されています。

こちらの船はカフェになってました。

シェップスホルメン島

公園には個性的なオブジェが。
北欧デザイン？

シェップスホルメン橋

この橋、通称はその名も「クラウン橋」と言うんだそうです。
クラウン越しに見る風景は、ストックホルムの街をより魅力的に映し出しています。

シェップスホルメン橋 史跡・遺跡

シェップスホルメン橋

「北欧のベニス」と言われているこの都の、この島から眺めるストックホルムは目を奪われるほどの美しさ。

シェップスホルメン橋

エステルマルム地区
有数の一流ブティックやインテリアショップが並ぶ高級エリアです。つまりお金持ちが多く住む地域なんですねぇ。

シェップスホルメン島をサクッと散策して、運河クルーズの時間が近づいて来たので戻る事にします。

不思議なオブジェなんだけど、たぶん「天使」だと思います。

集合場所のストロームカイエンの船着場に到着です。

カナル（運河ツアー） アクティビティ・乗り物体験

グランドホテル

ストックホルムを代表する高級ホテル。
ノーベル賞受賞者の定宿としても知られています。ストロームカイエンの船着場はこのホテルの前にあります。

運河クルーズの遊覧船

いろんな方面に向かう遊覧船が止まっています。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

私が参加する運河クルーズは3番ゲートから出発です。

最初、間違って1番ゲートに並んでしまい、船に乗る時になって係員に指摘され、3番ゲートに並びなおす羽目に。
すでに長蛇の列( ;∀;)

カナル（運河ツアー） アクティビティ・乗り物体験

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

席取り合戦開始。
外の屋根なしの場所にも座れるようですが、私は中で。
窓際ゲッ~ト(^^♪

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

船内では日本語オーディオガイドも利用できます。
日本だけなぜに「人」が付いているのかな？

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島を中心に巡るこのツアーでは、水上から歴史のある建物や博物館、そして緑豊かなエリアを船上から見ることができます。
クルーズ船なんかも停泊しています。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

お金持ちが住むエステルマルム地区。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

エステルマルム地区

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

この橋の下をくぐって～ユールゴーデン島に向かいます。
背の高い船は当然くぐれません。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

このツアーはユールゴーデン島の周りを一周するクルージングツアーです。
ユールゴーデン島の緑あふれる美しい景色とさわやかな風。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

優雅だなぁ～。おじさん一人で。
小さな島からなる国スウェーデン。スウェーデン国民の７％ものひとがボートを所有しているそうです。羨ましぃ～。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島
木が繁った水路巡りに、歴史ある建物や博物館の数々、すべてに目を奪われます。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島は世界初の国立都市公園なんだって。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島
ユニバッケン （Junibacken）の目の前に現れてきました。
こちらの施設はスウェーデンで最も読まれている児童書作家アストリッド・リンドグレンの物語の世界を目で見て、触って楽しむ事のできるミュージアムテーマパークです。
物語に出てくる数々の有名なキャラクターに出会いながら、自分自身も物語の世界の中にいるような体験ができるんだって。
行ってみたかったな。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島
動いている船の中からの撮影はなかなか難しいです。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島

ミュージアムやテーマパークでにぎわうユールゴーデン島。子供たちに人気の遊園地グレーナ・ルンド（Grona Lund）が見えてきた。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

ユールゴーデン島
この島には遊園地の他に野外博物館のスカンセンやアバ博物館、ヴァーサ号博物館などがあります。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

この建物は老人ホームなんだそうですよ。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

この堂々とした佇まい、老人ホームには見えないです。これは海側からしか見られない景色です。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

さすがに福祉が充実している国だけあって、老人ホームも日本のとは規模が違います。中の人達はどんな暮らしをしているんだろう。すんごく興味ある。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

このフェリーは「VIKING LINE」
フィンランド、オーランド諸島、スウェーデン、エストニアの間で一年を通して運航しているようです。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

水上からしか見ることができない、美しく広がるストックホルムの街の景色。

市内観光運河クルーズ ロイヤルカナルツアー

途中水位が低くて通れないと言うことで、航路が変更になりましたが、1時間のクルーズはあっという間。
足安めにもなるし、参加して良かった(^^♪

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

この旅、初めてのレストランに入ります。
どんだけケチなんだというツッコミはなしで(*^。^*)

某「地球の〇〇〇」などガイドブックには必ずと言って良いほど載っているお店です。日本語メニューあるからとっても便利なの。

カフェギレット 地元の料理

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

お昼ちょっと前に行ったけど席が空いている様子だったので入りました。
店先でお姉さんに一人である事を伝えると中で食べるかテラスにするかを聞かれたので、迷うことなくテラス。
一番隅っこの席に座りました。
テーブルには可愛いお花が飾られていましたよ。

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

注文したのは、セットメニュー。せっかくなんでいろいろ食べたいの。
料理は伝統的なスウェーデン料理が食べられます。

飲み物聞かれたんで迷うことなく「白ワイン」
その後、バゲットが来ました。

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

ワイン片手にパンをちびちび食べていると前菜の、生サーモン香り漬けトースト、マスタードソース付きがやって来ました。

食レポは苦手なのでやりません。
でも、サーモン美味しかった～。

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

ワインは2杯飲んじゃった。

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

メインディッシュは、トナカイのステーキ、クリフポテトとブラックベリーのゼリー付き。
トナカイのお肉初めて食べたけど、それほどクセがなく美味しく頂くことが出来ました。
この時点で結構お腹一杯になってます。

カフェ　ギレット（Kaffegillet)

最後にやってきたデザート。
木苺パイのバニラソース付き。
お腹一杯であまり味が分からなかった( ;∀;)

レシート見てびっくらこいた。
お食事トータル8500円越え( ﾟДﾟ)
昼飯だぜ！！
こんなん毎回食べてたら破産するわ！！

ストックホルム王宮

お昼ご飯食べている時に音楽が聞こえて来た。
衛兵交代式が12時から行われるのは知っていたけど、昼食を優先しちゃったんで諦めてたのです。
だけど、結構長い時間交代式が行われているみたいで、食事を食べた後慌てて王宮に向かったら、まだまだ交代式やっていた。見れてラッキ～。

ストックホルム王宮 城・宮殿

ストックホルム王宮

ロンドン、バッキンガム宮殿の衛兵交代式よりは地味だけど、私こうゆうの結構好き(^O^)／

ストックホルム王宮

春夏(4月23日~8月31日まで)
月~土：12時15分、日曜：13時15分開始。
季節によって開催日と時間が違うようですよ。行きたい人は時間確認してから行きましょう。

ノーベル博物館

博物館とか美術館とか全く興味ないのだけれど、一つくらいは行っておこうと思い入ったのがこちら。
ノーベル博物館は１８世紀の建物、旧証券取引所の１階を改装し設立されました。ガムラスタン中心部、ストールトリエット（大広場）を目の前にして建っており、ストックホルム旧市街のシンボル的な存在です。（ネットより）

ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ノーベル博物館
入口で入場料を払って中に入ります。今回の旅ではあまりお金のかかる場所に入る予定がなかったので「ストックホルムパス」は購入していません。

★ストックホルムパスとは
６０か所以上の観光スポットで利用でき、１５の観光ツアーに参加できるお得なカードですが、旅行の日数や行きたい場所などによって、「お得度」が変わってきます。1日、2日、3日、5日間有効のパスがあります。
ノーベル博物館もストックホルムパスが使える施設です。

入口には日本語のパンフレットも置いてありました。

ノーベル博物館

正直あまり良く分からない。
でも１００年以上の歴史がある賞で日本人受賞者がいる事はとっても誇りに思います。

ノーベル博物館

博物館内にはカフェも併設されており、軽食やカフェ休憩をとることができます。お昼食べたばかりだったから入ってないけどね。
カフェの入り口には椅子がぶら下がっていたんでびっくりして思わず見上げてしまいました。

ノーベル博物館

よ～く見るとiPS細胞生みの親である京都大学の山中伸弥先生のサインが書かれた椅子になっていました。

これ、ストックホルムのノーベル博物館で買ったチョコレート。

ノーベル賞のメダルチョコ。アルフレッド・ノーベルの肖像画が描かれた記念チョコでここしか買えません。10個入りで120SEK。1個だけ買うのもなんか気が引けたので2個買っちゃいました。

ガムラ・スタン

街歩き再開です。お昼をたらふく食べすぎたので動かねば。
ドイツ教会が見えて来ました。
ハンザ同盟のドイツ人商人によって17世紀半ばに建てられたドイツ教会は、高さ83メートルにもなる緑の尖塔が目印。

ドイツ教会

中に入って見学してみましょう。
無料ですよ。

ドイツ教会 寺院・教会

ドイツ教会

近くからでは全景をカメラに収める事ができません。

ドイツ教会

華やかな窓ガラスと繊細な装飾が施された美しい教会です。

ドイツ教会

きらびやかな装飾やアーチ形の天井、パイプオルガン、ステンドグラスどれをとっても素晴らしいの一言。

ドイツ教会

バロック様式の内装が煌びやかで、他の教会とはまた違って、とても素敵な教会でした。

ガムラ・スタン

特に何でもない通りだけど、なぜか絵になります。
石畳はエストニアのタリンやラトヴィアのリガ旧市街よりも歩き安かったです。

ガムラ・スタン

魔女の宅急便、作中では街の中を、トンボが「魔女子さ～ん！」と声をかけてきた路地や、時計台など、あちこちでアニメのワンシーンを思い出す場所が発見できます。
ここもそんな一つかも。

ガムラ・スタン

魔女の宅急便、キキがほうきにのって、狭い路地のあいだを飛んでいたっけ。
こんなとこ、とても雰囲気があるね。

ガムラ・スタン

ショップの可愛い置物達。思わず目に留まりました。

ガムラ・スタンを抜け湖側に出てきたら、あ～らびっくり。マラソン大会やっていました。

調べたらストックホルムマラソン。
制限時間は6時間。
コースの特徴は王宮や市庁舎、国会議事堂などがある旧市街ガムラスタン、緑溢れるゴールデン島など北欧の自然と風情ある街並みを走ります。

ストックホルムマラソン

初めて間近で、しかもリアルにマラソン大会見ました。
皆さん、思い思いのスタイルで沿道の声援を受けながら走って行きます。

ストックホルムマラソン

周りの声援も凄いです。みんな汗びっしょり。
がんばれ～。

ストックホルムマラソン

この日も気温が高くて、選手に直接ホースで水かけてました。

ストックホルムマラソン

給水所辺りは投げ捨てた紙コップで溢れてました。
この大会には日本人選手も参加していたようです。
ボストンマラソンを制した川内優輝です。残念ながら優勝はできなかったようですが、4位と健闘したようです。

マラソン大会のせいで、道路が規制され行きたい場所に行けません。
すぐ近くにある地下鉄駅に向かおうにもどうにもならず。
仕方ないので歩いてユールゴーデン島を目指します。

暑くて汗だくで喉が渇いたので、途中で水を買って歩き続けます。

ヴァーサ号博物館

ヴァーサ号博物館は現存する最古の完全船として世界的に有名な戦艦ヴァーサ号を展示している博物館です。
料金は130SEK　日本円で1600円　決して安くないお値段だわ。

ヴァーサ号博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ヴァーサ号博物館

ご丁寧に日本語の説明もありました。パンフレットも日本語あります。

ヴァーサ号博物館

ヴァーサ博物館はスカンジナビアの博物館の中でも最多の来館者数を誇っているんだって。
でも1回見れば満足かなと思っちゃった。

ヴァーサ号博物館

このヴァーサ号は、1628年8月10日、現在の王宮がある近くから処女航海に出た後、突如、突風に襲われ、あっという間に水深32mの海底に沈んでしまったそう。
当時の軍艦としては最大規模を誇ります。

ヴァーサ号博物館

見た目には分かりずらいですが、69mもある巨大な戦艦。
どんな角度からでもデジカメでは全景を撮ることができません。

ヴァーサ号博物館

船首像の説明。日本語の説明があるのはとてもありがたいです。最近はチャイナに押されちゃってますからね(^^;)

ヴァーサ号博物館

今回は見る事がありませんでしたが、出港したヴァーサ号の様子、船体引き上げ作業から復元作業までの工程が、わかり易く描かれている映画も上演されています。
英語だけどね。

館内は巨大な船を様々な方向や高さから見ることができるよう工夫されています。

ヴァーサ号博物館

これが船首像
部分的に写真撮っていかないとわかんなくなっちゃいます。

ヴァーサ号博物館

戦う前にあっけなく海に沈んでしまったというヴァーサ号、その後333年後に引き上げられ復元されました。笑うに笑えないような悲劇です。

ヴァーサ号博物館

ヴァーサ号を作っている時の様子を表しているミニチュアです。

ヴァーサ号博物館

人の動きとかすごく細かく作っている。かなりズームして撮ったので大きく見えるけど、本当に小さいの。職人技ですな。

ヴァーサ号博物館

船の帆でデザインされた外観。北欧のセンスを感じます。

この日の観光はここで終了です。
今日も一日良く歩きました。

6月3日　ストックホルム散策最終日。

ストックホルム中央駅　

ストックホルム中央駅にはシティーターミナルと同じコインロッカーがあります。
ラージサイズのスーツケースが入れられるロッカーがあるか確かめる為に来たけど、やっぱこちらのロッカーもそこまで大きな荷物を入れられるロッカーはありませんでした。

ストックホルム中央駅 駅

ストックホルム中央駅

まずは、ロッカーの中に荷物を入れてぇ～、ロッカーの番号を覚えます。
そして中央付近にあるタッチパネルで操作するみたい。

5か国語に対応しているようですが、日本語には対応していません。

ストックホルム中央駅

カード社会のスウェーデン、ロッカーはもちろんクレジットカード利用可能。
4時間のスモールサイズで60SEK（約994円）なんで利用は慎重に。
私は今回使用する事はありませんでした。だってスーツケース入らないし・・・。

「ブルーラインの10号線、11号線」、「レッドラインの13号線」に個性的なアートが集まっているとあったので、ブルーとレットの駅を中心にアート巡りをしましょう。
こちらはブルーライン。

一応ネットでアートがある駅をチェックしてみた。
やみくもに回っても空振りもあるだろうし、時間の無駄だから。事前に調べておくのは大切。特に海外ではね。
こちらはレットライン。

T-Centralen(ティーセントラーレン)

ストックホルムで最も賑わう駅。

グリーンライン、レッドライン、ブルーラインのすべてが交差しており、最下層のプラットホームにあるブルーラインのアートが特に有名です。最初、どこにあるか分からずさ迷ってしまいましたよ。

忙しい通勤に心癒される青で植物のレリーフなどが描かれています。

Radhuset(ロードヒューセット)(青10号.11号線)

まずはブルーラインに乗って片っ端から見学する作戦。

Radhuset(ロードヒューセット)(青10号.11号線)

エスカレーターと洞窟がなんとも不思議な組み合わせ。

Radhuset(ロードヒューセット)(青10号.11号線)

掘ったままのでこぼこの形を活かしたアートがなんともレトロ。

Radhuset(ロードヒューセット)(青10号.11号線)

地下鉄アート見学しようと電車に乗り込んだのはまだ朝の5時半。
途中で気が付いた。
電車の時間の間隔が日曜日のせいか、はたまた朝早いせいなのかすご～く長い。
最低でも20分間隔。

こんなんじゃ回り切れない。

ここから作戦変更して、まずは終点まで行って、そこから折り返し目に付いた駅で降りて見学する事にしました。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

移民が多く暮らすこのエリアには、世界各国からの新しい住人を歓迎したアートが施されてるんだって。
確かに、いっぱい移民らしき人達いたよ。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

アートの一部には世界各国の言語が描かれていて、国際都市のストックホルムを象徴する駅なんだって。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

この駅のアートは自分の中で一番気に入りました。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

先史時代の洞窟や動物の絵が多く描かれています。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

「団結」日本語もあった。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

地球上に住む全ての生物や植物を大切に、そして仲間って事かな。
（でも虫は嫌だな"(-""-)"）

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

この駅のアートは見ごたえあったので、結構時間を割いて写真撮りましたよ。

TENSTA(テンスタ)(青10号線)

これ、マンモスだよね？

Solna strand(ソルナ ストランド)(青10号線)

この駅を通過した時に、ホームにある青いサイコロみたいなのがすんごく目に入ったので降りてみました。

Solna strand(ソルナ ストランド)(青10号線)

スウェーデンのインスタグラマーに人気らしいよ。

Solna strand(ソルナ ストランド)(青10号線)

なんともフォトジェックなオブジェが印象的。

Solna strand(ソルナ ストランド)(青10号線)

ホームには自分以外誰もいなかったので気兼ねなく写真撮れました。

Solna strand(ソルナ ストランド)(青10号線)

こちらの駅のアートはスウェーデン在住の彫刻家 楢橋雍氏によるもの。つまり日本人なのです。

Solna strand(ソルナ ストランド)(青10号線)

日本人によるアートが評価されていると思うとなんとも誇らしい限りです。

他にもグリーンライン18番線のAlvik（アルヴィック）駅、レッドライン13番線のHallunda（ハルンダ）駅も日本人のデザインが採用されているそうです。

Fridhemsplan(フリードヘムスプラン)(青10号.11号線)

ブレブレになっちゃった。

Fridhemsplan(フリードヘムスプラン)(青10号.11号線)

この駅はブルーラインとグリーンラインが交差しています。

Fridhemsplan(フリードヘムスプラン)(青10号.11号線)

芸術に疎い私。
何を表しているのか想像が付きません。

Fridhemsplan(フリードヘムスプラン)(青10号.11号線)

想像力豊かな人には何が見えるのでしょう？

Thorildsplan(トーリッズプラン)(緑17号線. 18号線.19号線)

この駅は地上にありますよ。

Thorildsplan(トーリッズプラン)(緑17号線. 18号線.19号線)

懐かしいインベーダーゲームみたいな、ゲーム風のイラストがタイルで描かれています。

Thorildsplan(トーリッズプラン)(緑17号線. 18号線.19号線)

楽し気な音楽が聞こえて来そうな可愛いアートです。

Thorildsplan(トーリッズプラン)(緑17号線. 18号線.19号線)

ストックホルムの地下鉄アートの中でも、人気の高い駅の一つなんだって。
分かるような気がする。

これにて地下鉄アート巡りは終了です(^^;)
本当はもっと回りたかったけど、時間的に無理でした。
早朝は人は少ないけど、電車の時間の間隔が長すぎてダメだ、こりゃ～って感じ。失敗しました。

ガムラ・スタン

そして最後にまたガムラ・スタンにやって来ました。
日曜日の早朝なんで観光客もいなくてとっても静か。

ガムラ・スタン　鉄の広場　　

港から運ばれた鉄の保管場所だったそうです。広場の中央には計量器が据えられています。

鉄の広場 広場・公園

ガムラ・スタン　鉄の広場

こちらの眼鏡の男性はスウェーデンの代表的な詩人なのだそう。

「こんにちは、どこ見てるの？」
一応ご挨拶。

ガムラ・スタン　モーテン・トローツィグ・グレン

また、来ちゃった。幅90ｃｍの狭い道。
早朝だけあって観光客ゼロ。

ガムラ・スタン　モーテン・トローツィグ・グレン

どんな角度からでも人を気にせず写真を撮れます。
だけどね、この落書きは駄目だよね。

さてさて、そろそろホテルに戻って帰る準備をしなければ・・・ということで徒歩でホテルに帰ります。

リッダーホルム教会

1270年建築のサンフランシスコ会の修道院を改築した教会で、19世紀半ばに再建された尖塔が街のどこからでも眺める事ができます。
グスタフ・アドルフ2世をはじめ、国王一族の多くが眠っています。

ガムラ・スタンを湖沿いに歩いて行ったら、いつの間にかリッダーホルメン島に入り目に入って来た教会です。

リッダーホルム教会 寺院・教会

リッダーホルメン島

リッダーホルメン島から見る市庁舎。あの塔に上ってキキとジジの見た景色見れた事に再び感動。

リッダーホルメン島

夏の初めのストックホルムはず～っとまばゆいばかりの青でした。

リッダーホルメン島

美しすぎる水の都。
最初はさして興味のない国でしたが、行ってみたらその気持ちはどっか行ってしまうほど、魅力的な国でした。

リッダーホルメン島

物価が高いのが難点だけど、またいつの日か訪れる日が来る事を願うばかり。

ストックホルム中央駅

ヨーロッパの中央駅は旅ゴコロをくすぐる場所です。
鉄道、陸路でお隣の国へ旅ができる。島国に住んでいるとなんかピンと来ない感じですが、陸続きのヨーロッパでは当たり前なんですね。

ストックホルム中央駅

駅構内にはファーストフードやパン屋さん、雑貨屋さん、スーパーなんかが入っていて買い物には困りません。
ファーストフードは日曜でも早朝からやってました。

ストックホルム中央駅

このエスカレーターを上がって行くと、隣接するシティ・ターミナルに着きます。

ホテルに戻ってシャワーを浴び、荷物をまとめてチェックアウトしましょう。

ホテルのチェックアウトも自動で自分で行わないといけません。
自分ではちゃんと出来たつもりでホテルを後にしましたが、帰りのバスの中でふと「チェックアウトできていないかも」と思ってしまったのです。
その理由とは、チェックインの時に入力した名前はラストネーム。
チェックアウトの時に入力した名前はファーストネーム。そういえばなんかエラーが出たような・・・。つまり、最後に出るはずの「OK」が出なかった事を、帰りのバスの中で気が付いたのです。
ヤバい(◎_◎;)
今更ホテルに戻れないし・・・
そこで、慌ててホテルのメールアドレスを探し出し、グーグル先生を駆使してホテルにメールを入れました。

アーランダ空港で飛行機を待っている間にホテルから返事が来ていて「問題ないですよ」と言う返事を頂き、ようやく(´▽｀) ホッとしました。
やれやれだぜ。

ストックホルム、アーランダ空港

帰りはストックホルム、アーランダ空港～ヘルシンキ、ヴァンター空港～中部国際空港と飛行機を乗り継いで帰国します。（フィンエアーだよ）

帰りの便はチケット購入時に座席を指定する事ができず（コードシェアだからね）、36時間前にスマホでオンラインチェックインをし座席指定しています。（夜中だったので目覚ましセットして36時間前きっちりにオンラインチェックインしました）

ヘルシンキでの乗り継ぎ時間はたったの45分。
アーランダ空港からの便が遅れたら乗り継げない時間。（チケット買った後に乗り継ぎ時間の短さに気が付きました）

ヘルシンキで乗り継げない事も覚悟で臨みました。

アーランダ空港では、既にオンラインチェックインをし、更にシティーターミナルにある自動チェックイン機で搭乗券を出していたので、スーツケースを預けるのみ。荷物も自動預入機で自分でin。

セキュリティもすんなりと通り、65番ゲートで待機します。

ストックホルム アーランダ空港 (ARN) 空港

フィンエアー　搭乗券

ストックホルム、アーランダ空港～ヘルシンキ、ヴィンター空港
AY810便

ヘルシンキでの乗り継ぎ時間が短かったので、できる限り前の席を予約しています。
飛行機を降りるのに時間が掛かったらこれまたOUTなのです。

フィンエアー　搭乗券

ヘルシンキ、ヴィンター空港～中部国際空港
AY079便

座席は通路側を予約したつもりが、チケットを見たら窓側になっていたので、空港の自動チェックイン機で座席指定しなおしました。

結果的に座席指定しなくても良かったかも。空席目立っていたし、何より私の前に座ったクソおやじがうざかった。

ストックホルム、アーランダ空港

国際線なのに、飛行機がやって来たのは搭乗の30分前。
遅延覚悟しました。
たった30分で飛行機の整備と清掃、そして人と荷物を乗せる事なんで無理じゃん！！
wifiが繋がっている今を最大限利用し、職場の人にラインしました。だって、明後日は普通に仕事なんだもの。
「明後日、日勤で出勤できなかったら、飛行機が遅れて乗り継げなかったって事だから、よろしく」って。

なのに、あ～らびっくら。定刻に出発しましたわよ。
絶対何か手抜きしている。

フィンランド・ヘルシンキヴィンター空港

ヴィンター空港では自動出入国審査機を使用して出国。

★パスポートチェックで、EU、スカンジナビア、スイス、日本、または韓国の国籍を有し、バイオメトリック認証対応パスポートをお持ちの方は、時間がかからず便利な空港の自動出入国審査機を使用して、列に並ばずに入国することができます。

つまり、長い列が出来ている有人カウンターに並ぶことなく、機械の前に出てパスポートをかざし、自身の顔写真を自動で撮って、係りの人にパスポートにハンコだけ押してもらうだけで出入国できちゃうんです。
実際に有人カウンターは長蛇の列で（ほとんど大陸のお方達）、並んでいたら絶対間に合わなかったと思います。

そんでも、名古屋便のゲートは遠く、ゲートまで人をかき分けながら小走りしましたよ。当然、既に搭乗始まってました。
名古屋便は沖止めなので、ゲートから更にバスで移動しなければなりません。
もぅ疲れる～。
いくらヘルシンキの空港は動線が分かりやすいったって、広いんだから40分とかの乗り継ぎ時間の設定は止めて欲しい。
まじ、飛行機遅れたらOUTなんだから。

セントレアまでの飛行機はマリメッコ仕様でした。

フィンエアー

ここから私の毒舌炸裂します。お聞き苦しい点があったらご勘弁を_(_^_)_

座席は真ん中4列席の通路側。（3-4-3の配列です）

あらま！！　空席がいっぱい。私の隣2席も空いてました。
でもね、前に座った日本人のクソおやじが座席を思い切り倒して来たので、私、開いている隣の席に移りましたよ。

「倒しても良いですか」って一言声かけんかぃ"(-""-)"
ボケが！！
非常識じじぃ、同じ日本人として恥ずかしいわ"(-""-)"

フィンエアー

1回目の食事。牛肉のなんかだった。
味は前回乗った時の食事よりも食べられた。
前回は酷かった。見た目も酷かった。今回はそれに比べたらマシかな。

フィンエアー

2回目の食事

昨年10月にバルト三国に行った時も同じ便に乗りました。その時の食事よりは良かったけど、まだまだ勉強して欲しいかな。
トイレの清掃とかも、まだまだ日本（特にJAL）には及びません。トイレの紙がないってどうよ？

おまけ

ＪＡＬ搭乗券　行き

中部国際空港～羽田空港
JAL208便
あらかじめぺらっぺらのA4の搭乗券を印刷して行きましたが、カウンターでこっちのチケットに変えてもらいました。

おまけ

ＪＡＬ搭乗券　行き

羽田空港～ロンドン、ヒースロー空港
JAL041便

エコノミーでもサクララウンジが使える便です。

おまけ

ＪＡＬ搭乗券　行き

ロンドン、ヒースロー空港～ストックホルム、アーランダ空港
BA774便

この便の座席指定はできません。
適当に振り分けられた席は3列席のど真ん中"(-""-)"
しかも両隣はサラリーマンらしき男性。たぶんイギリス人。
右隣りの人は上の棚に入れていた荷物を取ってくれたり、とてもジェントルマンでした。

おまけのおまけ

中部国際空港

女性誌で紹介されていたので、絶対買いたいと思っていた「ひつまぶし巻き」
帰りに空港でゲットし家で食べました。

ありか、なしかで聞かれたら、まぁありかなと言ったところ。

おまけのおまけ

ひつまぶし巻き

名古屋駅の駅弁だけど空港店舗BLUE SKY（ブルースカイ）でも買えますよ。

おまけのおまけ

ひつまぶし巻き

中はこんな感じ。

おまけのおまけ

名古屋と言ったら「ういろう」

自分用に購入。もちもちした食べ物好きなのです。

職場用に購入したお土産。
ストックホルム・アーランダ空港で購入。

たぶん北欧のメジャーな空港ではどこでも買えそう。

だって、帰国してから気が付いた。昨年、バルト三国行った時もヘルシンキ・ヴィンター空港で同じもの職場用に買ったのよね(*^。^*)

これは職場用に購入したポテチ。
ニンニクと玉ねぎ味。まぁ普通に美味しかった。

ゴットランド島のスーパーで買ったカップのカレー。
本当はホテルで食べようと思ったんだけど、結局帰国後、職場でお昼ご飯として頂きました。

ストックホルムのスーパーで買ったドリンク。「ココアラテ」
かなり濃厚で、ドリンクなのにかえって喉渇いちゃった。

ストックホルム・アーランダ空港で買ったチョコレート菓子。

美味しそうだったので自分用に購入。

こうやって見るとろくなもん買ってないなと言うのが感想。

今回の旅行も大きなトラブルもなく、楽しく旅が出来た事、感謝です。
言葉のハンディがあるので、事前準備はしっかりして行ったつもりだけど、まぁ抜けはあるもんです。
スウェーデン、思った以上にきれいで行ったと良かったと思われる国でした。
特にゴットランド島はまた行きたいな。

終わり。