2015/07/19 - 2015/07/19
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jasminさん
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絶景に感動し、酷暑と疲れで熱中症になりかけ、ナポリの光と影のコントラストよろしく、アップダウンの激しい旅となりました。
ローマ滞在中の日帰り旅行の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.5
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朝9時台のローマ発Italoに乗り込み、ナポリへ出発!
1時間ちょっとの旅路です。
Italo含め、イタリア国鉄のチケットは全てオンライン購入できます。
早割価格あり、駅で購入するチケットと異なり刻印も不要なので、移動時間が決まっている方にはオススメです。
●イタリア国鉄(trenitalia)HP
http://www.trenitalia.com/tcom-en
10時過ぎにナポリ中央駅に到着。
事前の治安情報にびびり、人混みでの写真は撮れませんでした…振り返るとちょっと寂しい。。
写真は中央駅からカステル・ヌオーヴォ最寄り駅に着いた時の一枚。
暑い、とにかく暑い。
海沿いということもあり、湿気もすごいです。
何より、光と影のコントラスト。
地中海沿岸の日光の強さと、街中に張り巡らされた路地の暗さ。
このドラマチックな明暗(と、うだるような暑さ)がナポリの第一印象となりました。 -
カステル・ヌオーヴォ。
ここは素通りしました。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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歩いて王宮へ。
工事中で中に入れず、かなり残念な気分に。。
外では子どもたちが元気にサッカーやってました。
いやー、強いです。。ナポリ王宮 城・宮殿
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イタリア三大歌劇場の一つ、サンカルロ劇場へ。
催しの無い日はガイドツアーで場内を見学できます。
ナポリ到着から2時間、ひたすら歩いていたせいかすでにバテ気味…冷房ばっちり、フカフカな椅子で休憩もできて生き返りました。
(ガイドさんの説明はよく覚えてない…)サンカルロ劇場 劇場・ホール・ショー
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再び灼熱の屋外へ。
海沿いをひたすら歩き、卵城へ向かいます。卵城 城・宮殿
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ベスビオ山を借景にできる贅沢!
海風が入ってきてなんとも気持ちのよいひとときでした。 -
サンカルロ劇場のバールでカプチーノを飲んだ以外、飲まず食わずでここまで来ました。
この無茶が後の悲劇につながっていくのですが、この絶景に一瞬疲れが和らぎました。 -
卵城から再び歩いて歩いて…やっとランチタイム!
日曜日であまりお店が開いておらず、とりあえず良さげなお店に入ったのですが、適当に頼んだメカジキのトマト煮込みとナポリピザ、もう絶品でした…涙
ただ、嬉しくて一気に食べたせいか、このあたりからお腹の調子がおかしくなり。。 -
腹ごしらえ後、ヴォメロの丘を目指します。
ケーブルカー乗り場周辺が裏通りといった雰囲気で、オートバイに乗った若者が側を通るたびにびくっとなりました。
ケーブルカーを降りてしばらく歩くと、この日のハイライト、サンテルモ城が見えてきました。
もちろんテンションマックスです!
が、実はこの時、猛烈な腹痛と吐き気に襲われ、到着早々トイレに直行するハメに…炎天下の中、ろくに飲み食いせずに歩きまくったツケがきました。
今思えば熱中症になりかけてた気がします。。
当時、さらに南の暑い国に住んでいたのでイタリアの夏をなめてましたが、「南」イタリアは自分が住んでいた国とコンディションがほぼ一緒だったんですね。
(そして、いつもは近所のスーパーにも車移動していた自分…そりゃバテる)
真夏の南イタリアを旅される方は、ちゃんと飲み食いしてよく休んで、必要ならタクシーなど使って、とにかく「無理しない」を心がけていただいたほうがいいと思います。
当たり前すぎる教訓ですみません。。サン テルモ城 城・宮殿
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瀕死の体でたどり着いたサンテルモ城でしたが、この絶景を眺めているうちに不思議と元気になってきました。
「ナポリを見て死ね、って本当だったんだ…」と思わず呟くほど感動したからか、脳が体調悪いことを忘れてしまったようです。
真夏の昼下がり。
観光客もまばらで、日陰に腰掛け気持ちのよい海風を受けながら、しばらく絶景に見入ったのでした。 -
興奮覚めやらぬまま下界へ。
スパッカ・ナポリを進みます。
真っすぐ、光と影に真っ二つに分かれた路地、頭上にはためく洗濯物。
絵に描いたようなナポリの光景が広がっていました。
ただ、治安が悪いという噂なので写真は撮れず。
観光客もずいぶん増えたらしいですが、ひたすらジロジロ見られてました…一人だったら行けなかったかも。
アジア人がほぼいない国に住んでたのでジロジロ見られるのには慣れてましたが、スパッカ・ナポリはパレルモの下町と同じ、「よそ者が踏み入ってはいけない」空気が漂ってる気がします。
明るさの影にある闇の深さとか、街の中のムラ社会な雰囲気とか…
肌感覚の印象を得られるのが旅の醍醐味ですが、何かあってからでは遅いので、行かれる方はくれぐれもお気をつけて。
旅の最後は大聖堂。
年2回奇跡が起きるんだそうです。
とても豪華な内装でした。
既に18時近くですが、まだこの明るさ。
グラニータを食べながら中央駅に向かいました。
強烈な印象を残したナポリともお別れです。
20時過ぎ、ローマ着。
ナポリの街を体現したかのような、光と影のコントラストの激しい旅となりました。
日照時間の長い夏場であれば、日帰り旅行でも十分楽しめます。
(体調管理にはご留意を…)
一言で言い表せない、ナポリの魅力を肌で感じることができました、が、美術館・博物館にほとんど行けなかったので、次回この辺りを攻めつつ、一泊して有名な夜景も楽しみたいです。スパッカ ナポリ 旧市街・古い町並み
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