倉敷ロイヤルアートホテル【初夏の倉敷vol.1/倉敷美観地区/くらしき桃子/阿智神社/大原美術館】

2018/05/26 - 2018/05/27

1月/大阪2泊・神戸2泊
2月/名古屋1泊・北海道4泊（仕事）
3月/博多2泊（仕事）・博多1泊
4月/沖縄2泊・神戸1泊・京都2泊
5月/倉敷1泊

…全然どっこも行ってへん、働きすぎや、鬱病になる！…といいながら、こうして列挙してみると、「おい働いてんのんか？」と言われかねない状況に。なんだかんだ行ってるやないかッ。

でも足りないんです。とにかく近場でいいから、どこか行きたくなるんです。そういう病気なんです。

6月/神戸1泊
7月/広島1泊
8月/北海道2泊・神戸1泊・博多1泊・大阪1泊

もうとにかく、先々の予定まで決めておかないと気分がまったく乗らないの。9月以降、どこでリフレッシュをしようか迷い中です。インターコンチも行きたい、でも新規開拓もしたい…。ウーン、困った！

という現状のなか、とりあえず2月の時点で決めていた倉敷旅を敢行してまいりました。暑かったけれど、楽しかったです。20数年ぶりの倉敷、記憶にない店ばかりで新鮮でした。

エリア 倉敷(岡山)

車で行こうか迷ったのですが、「新幹線の快適さ」を選択。
7:13　新神戸発
8:13　岡山　着
こだま号で行きました。

JR5489からネット予約したチケットで、片道3600円です。正規かつ「のぞみ」や「さくら」だと5590円～5800円くらいするのですが、1時間で着くなら「こだま」でじゅうぶん。しかも席指定も出来るので、号車の先頭2席でゆっくり。2列シートなので快適でした。

はやく着いたので、とりあえず朝ごはんがわりの珈琲休憩。
『さんすて岡山』にある『little 岡山』で、新豆のホットコーヒーと、桃ジュースを。

在来線に乗り換えて、倉敷に向かいます。
思ったよりも人が多いです。

土日だから？
平日はもっと空いているのかな？

岡山駅を利用する機会がないので、あまりそこらへんがよく分かりません。

三原行きの普通電車に乗りこみます。
地元ではまず見かけない色の電車で、旅気分もUP♪

中はJRの快速電車とおなじようなBOX席になっていました。
倉敷まで15～20分程度。

駅に着いたら、えらい人です。
こんな朝早くから、こんなに人が来るの？倉敷って…！（失礼）

私のなかの倉敷のイメージは、チボリ公園があったころの倉敷。駅まえにはヤンキーがたむろしていて…っていう。

駅ナカはわりときれいになっているように感じます。
けれど1歩駅舎を出ると、漂う昭和感。
まあ、これもこれで味があるかな？

のんびり歩いて、先にホテルに荷物を預け、美観地区へ向かいます。
滞在先の『倉敷ロイヤルアートホテル』からは、徒歩2分か3分かといった距離。
たいしたホテルではありませんでしたが（言い方ｗ）、美観地区へのアクセスは抜群です。

橘香堂のむらすずめ。
体験も気になるけれど、人目が気になるのでやめました。笑

入らずにはいられない『倉敷の猫屋敷』。

ダヤンもたくさん。

ただ、どこのにゃんこショップにもあるようなグッズがほとんどで、結局なにも買いませんでした。でも楽しかった♪

さて、目的のひとつは『くらしき桃子』のフルーツパフェ♪

本店ではないほう、美観地区入口すぐのお店に入ります。

桃のパフェ。
この上に乗っている桃のプリンが個人的ヒットで、あとで店員さんに訊いて購入してしまいました。

桃もあまくて美味しい～♪
値段のわりに量はそれほど多くないのですが、多すぎても食べられないので、ちょうどいいです。

メロンパフェ。
これは高かった～。2000円弱したけれど、それでもやっぱりメロンが美味しくて、大正解。ま、観光先だし、それくらいは出してもいいかな。

お隣にはデニムショップ。
2階にもいろいろと売り物が置いてありました。

デニム生地の御朱印帳なんかも置いてあったりして、見るのが楽しいお店です。

いくつかお店を冷やかしたあとは、阿智神社へ向かいます。
とりあえず、まだ曇っているうちに行ってしまおうということで。

この土日は暑くなるという天気予報。
ほんとうはピーカン青空が嬉しいのだけれど、暑いのはちとツライ。
湿度も高いので、なるべく陽射しが出ていないうちに歩きまわってしまおうという計画です。

「林源十郎商店」へのちかみちだそうです。

こんな道を歩いていきます。
いいネ♪

もう林源十郎商店も中川政七商店も区別がつかへん。

ぱっと見「明治創業」かと思ったら、まさかの「明暦創業」でびっくりぎょうてん。えーっ、そんな古いお店なの？1657年ですってよ。

お洒落なお店がたくさんあります。
入らなかったけれど、この写真のお店はたしかジュエリーショップ。

カフェ。
こんなお店で珈琲を飲みたいけれど、もう新幹線のなかでも、さんすて岡山でも珈琲飲んで、おなかたぷたぷ。

こちらのヨモギというお店の服、けっこう気に入りました。

今回は買わなかったけれど、夏にむけてすずしげな、しかもちょっと変わったデザインの洋服がけっこう置いてあって、なかなか楽しいお店でした。

界隈に少なくとも3店舗ありました。

わりと店内の奥行きも広くて、品揃えも豊富です。

有名なパン屋さん。
でも寄らず。

こんなお洒落なパン屋さんが、家から徒歩5分くらいのところに出来たらいいのになあ。

カフェだったかな？
こういうお店がけっこう多くて…。

さあ、お店を冷やかしながら、商店街の入口手前に来たところで、阿智神社への階段をのぼります。

大きな岩に、注連縄が。

とくべつ蒸し暑い日だったけれど、やはり木陰はすずしく感じます。
そして少しずつ晴れてきました。

もう少しのぼれば神社です。

絵馬殿は、どことなくボロい…ような気が。
でも眺めがいいんでしょうねえ。

さああともう少し。

この階段をのぼれば、本殿があるはず。

この33段は厄除坂なんだそう。
そりゃあ登っておかなくては。

宗像三女神をお祀りしている神社のようです。
春先に宗像大社に行ったばかりなので、なんとなーくご縁を感じます。

御朱印もいただきましたが、若い男性の神職で、社務所内にいる別のスタッフと私語を交わしながら御朱印を書きます。それで達筆ならまだ許せるけれど、たぶん私が書いたほうが上手やで。

せめて私語は慎みましょう。おまえの御朱印に300円の価値はない。

天照大神をお祀りしている社や（ここがそうだったかは覚えていない）

お稲荷様のお社もありました。
やっぱりお稲荷様は雰囲気がありますよ。好きだなあ。

建物自体は非常に雰囲気もよく、美しいものです。
派手な装飾や色彩はありませんが、どっしりとした重厚感があります。

こちらにも注連縄が。
緑多く、この蒸し暑ささえなければ、相当気持ちよいのではないかと。

藤の季節なども見ごたえがありそうです。

先ほど下から見上げた絵馬殿からの眺め。
美観地区を一望できます。
（たぶん）有隣荘が見えています。

わたしはねずみ。（学年的にはいのしし）

神使として飼われているのか何なのか？
1羽だけ、動物園のような檻に入れられていました。

さて、阿智神社から美観地区へ下りてきました。
登ってきた階段とは逆の方向へ下りていくと、美観地区のまっただなかに出ます。

あ～、ここも一休に出ていたなあ…。吉井旅館。

晴れ間が出たと思ったのに、また曇ってきた？
たまたま写真には人がいませんが、実際には観光客であふれかえっています。

『平翠軒』の看板に惹かれて店内に入ってみました。
倉敷・岡山名物だけでなく、日本全国の珍味やお土産品などが所狭しと置いてあります。

ホテルなどで部屋飲みをするなら、ここでおつまみを買うのもありかも？
私は荷物を増やしたくなかったので、見るだけで何も買わず。

通路が狭く、オモシロイけれど見にくいです。

お洒落な看板。
でもよく見たら、結局じぶんところの系列店ばっかりなんやね。笑

鬼太郎がいるよ！笑

次来たときはじっくり見てみたいお店。
トルコ雑貨のお店です。

店内写真は1枚だけいいらしいですよ笑

とっても素敵～♪
もっかいじっくり見たい！

さあ朝から歩き通しで少し疲れてきました。
泊まりたかった『旅館くらしき』を通り過ぎ…

『珈琲館』も通り過ぎ…

あーっ、工事中！笑
工事中の観光案内所（これたぶん写真スポットだよね？）を横目にみながら、もう少し歩いていきます。

結婚式があったようで、おめかしした人たちがたくさんいました。
もっと晴れていたらよかったのにね。

あ～あ～。工事中…風情がないなあ。

川舟は今日も順調に運行中です。

美観地区のいちばん端っこの橋からぱちり。

あ、疲れてきて、ちょっとケースがレンズにかぶっている笑

川縁は多少風通しもよくて、なんとなし涼しいような気がします。
風が吹くと気持ちがいいなあ。

ここ、入りたかったけれど、人がいっぱいすぎて入れませんでした。
入ったら買ってしまうし、買ったら飲んでしまうからな。
これでよかったんや…。

そば屋とうどん屋が並んで建っています。
うどん屋は行列、じゃあそば屋は空いているのかと思いきや、覗いてみたらめちゃ混んでました。

空いていたカフェに入りましょう。
『カフェ　ビスキュイ』（　http://www.cafe-biscuit.jp/　）

『梶谷のシガーフライ』が有名なんだって。
ちょっとしたイートインスペースがあります。

中庭を挟んで奥には、また別の店舗があったりするようで。
テラス席も気持ちよさそうでした。

ビスケットとディップのセットもあるみたい。
桃のクリームとか、ちょっと目新しいタイプのディップがいろいろ。

まあ、目新しいといっても、「私にとっては」というだけで、他の人にはそうでもないのかも？笑

ホットサンドとビスケット、ドリンクのセットにしました。
こちらにディップはついていませんが、ビスケットはそのままで食べてもじゅうぶん美味しいです。（こういうカップに入っているので、ホテルにお持ち帰りしました）

ドリンクは、めったに外で頼むことのないアイスミルク。

右側に入っているのがシガーフライ。
あとはコンガリサクサクとバタークラッカーをチョイス。

好きなものを3種チョイスできるようになっています。

ホットサンドは、照り焼きチキン＆じゃがチーズというカロリー高そうなやつ。
でもあつあつで美味しかったです。

さて、お昼も食べて満足。
デニムストリートをちらりと冷やかして、結局おそろのデニム生地ショルダーバッグを買ってしまいました。

いつあかんくなってもええわ、というつもりで買った安物。1500円です。いつまで保つか分かりませんが、肩にかける部分が幅広で使いやすいので、愛用してこうと思います。

しかし1500円て。
メイドインどこやねん。（お察し…）

これが噂のデニムまん。
皆さん食べてます。

「美味しい～♪」て言うてはりました。
でもお腹いっぱい、今日は食べません。今度来たら、食べてみようかな？

デニムソフトのほうが美味しそうかも。
ミント味か何かですかね。

デニムバーガーもやばそう。色が…。

さらに奥へ進むと、星野仙一記念館があります。
見ようかなとも思ったけれど、まあべつにお金出して見ることもないか、と今回はヤメ。

ここは昼も夜も人が多いっ。
撮るタイミングがつかめません。

疲れているから、やっぱりケースがレンズにかぶっているのに気づいていません。

おなじくかぶっている…笑

でも撮らずにはいられなかったんでしょうねえ…。

日の丸証券。
案の定、本社？は鳥取なんですね。

そりゃーもう、他の店舗に比べるとダントツで風情のある建物になっています。

川を挟んで有隣荘。

そして、ホテルに行くまえに大原美術館に立ち寄ります。
さあ、どちらかといえば…というまでもなく博物館派のNAMMY！

美術の何たるかが分かるのか！

おうおう、これはよく見る外観だ。

カレーの市民でしたっけ。ロダンは知っているよ！かろうじて。

1300円払って、中に入ります。
イヤー、ほとんど分からない！みんな一生懸命になって食いつくように作品を眺めているけれど、なんだかもうそれを見ていたら、「何がそんなにいいんだろう？」「この絵画の価値はいったい？」「こんな一生懸命見てるけど何を見てるんだろう？」「なんで自分はこんなに作品の良さが分からないんだろう？」という思いが混じりあって、静かな美術館で思わず笑いがとまらなくなるという失態を演じました。（もちろん静かに笑いをこらえていたので、迷惑はかけていないと思います）

印象に残ったのはねえ。
・フレデリックの「死ぬけど甦る」的なタイトルの作品
・デ・キリコの「何とかかんとかの別れ」っていうやつ（たぶん）
・何とかっていう人の「人質」と「雨」っていう作品

もうこの書き方で、どれだけ私が美術鑑賞に向いていないか分かるでしょ？ほんとひどい、我ながらひどい。でもわかんないんだよ！！！（魂の叫び）

いちばん楽しかったのは、分館（東洋館）の、古代中国の展示物でした。博物館派だからね。

ガンダーラの仏像仏頭とか、3世紀の石彫仏とか、そういうの…。
良かった…。

エルグレコの『受胎告知』だけはちゃんと分かったし、好きな絵画だったので、ポストカードを買いました。以上。

やっぱり美術館はこわい。どきどきする。
無駄に謝りたくなる。
「分からなくてごめんなさい！」

喫茶店『エルグレコ』
覗いてみましたが、大テーブルの休憩室感あふれる感じだったし、人も多かったので、ここで休憩するのは断念。

ホテルに戻りましょう。

帰りがけに金賞コロッケを買い食い♪

普通＾＾
ちと味が濃いわ。

水野家のコロッケでじゅうぶん。

さ、今宵の宿『倉敷ロイヤルアートホテル』です。
平成初期のホテルの匂いがします。

スタッフも朴訥とした感じ。洗練されてはいないけれど、感じ悪くもないです。

ホテルの隣には、こんな素敵なスタンディングバーがありました。
今回は行かずでしたが、次来ることがあったら必ず寄りたい♪

それではvol.2に続きます。

この旅行記へのコメント （3）

• ぎっちゃんさん 2018/06/11 13:21:46

  今回は　倉敷ですね

  NAMMYさん　こんにちは～
  
  
  次々と　予定をいれなくちゃあ　がんばっていられないって気持ち
  よくわかりますよ～
  ちょこっと非日常を味わって　また　日常にもどれるんですよね。
  
  NAMMYさんは　美術館より　博物館派なんですね。
  美術館で　謝ってしまうって　なんて　正直な・・・(笑)
  
  ところで　「「美味しい～♪」て言うてはりました」」　　て書いてありますが
  この頃　神戸でも　「ゆうてはりました」っていうのでしょうか？
  私も　京都に来てからのほうが　長いので　もう「ゆうてはりました」に慣れましたが
  神戸にいるときは「ゆうとってでした」って言ってましたね。
  この頃　若い人は　「おってか？」「」きとってか？」とか　「とって」敬語は
  使わないのかな？

  NAMMYさん からの返信 2018/06/20 08:12:24

  久々の倉敷でした。

  コメントありがとうございました。
  非日常を味わって以降、なかなか日常に戻れないダメ人間です笑
  
  博物館派ですね。
  現代アートなんかは特にわけわかりません。
  ああいうのを「いいなあ」「素敵」「見る価値がある」と思えるのってとっても羨ましいです。羨ましいから、自分でも鑑賞できるかも…と希望を抱いて美術館に行ってみるんですけれど、いつも無理です。
  
  「ゆうてはりました」はちょくちょく使いますけどねえ。
  「ゆうとってでした」系は、どちらかというと年配の方で、かつ神戸のほうでも西にいくとそういう方が多いような気がします。しかも疑問系のほうがよく聞きますね。「ゆうとってですか？」「家おってですか？」等々…。

  ぎっちゃんさん からの返信 2018/06/20 09:44:56

  RE: 久々の倉敷でした。

  NAMYさん こんにちは〜
  
  > 「ゆうとってでした」系は、どちらかというと年配の方で、かつ神戸のほうでも西にいくとそういう方が多いような気がします。しかも疑問系のほうがよく聞きますね。「ゆうとってですか？」「家おってですか？」等々…。
  
  あはは なるほど〜
  私は どちらかというと 年配 そして 須磨区出身ですからね（笑)
  
  サンチカに お気に入りの店を見つけ セールのたびに 通うことになりそうです。
  そして 「蓮」にも また 行きたいので・・・