2018年5月：再開発の手が伸びる前に。昔ながらの街並みを残す唐家灣古鎮へ［広東省：珠海市1］

2018/05/24 - 2018/05/24

珠海の唐家灣古鎮へ｡
都市の中心部はどこも再開発が進み，古い街並みが消えつつある。
郊外は古い街並みをリノベーションしようとしているように感じる｡
再開発される前に見学を｡
この場所での目玉，1910年から建て始めたという共楽園も見学｡

エリア 珠海(中国)

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

珠海市唐家湾古鎮。
TripAdvisorで珠海市165箇所の旅遊景点の第140番目だとか。
ガイドブックにも載ってないし，散歩がてらのんびり歩いてみることに｡
起点は拱北口岸前のバス停｡

K3のバス｡
非常に便利｡

唐家市場のバス停で下車｡

この辺りは比較的新しい商業施設でいっぱい｡
空き店舗も多いが…｡
市の中心部から離れると集客が厳しいという現実｡

バス停から共楽園へ｡
新しいマンション群を脇目に歩いて行き，ようやく到着｡
唐紹儀さんの私人園林だった場所｡

共楽園の裏口に着いてしまった｡

立派な池がお出迎え｡
蓮の時期｡

個人庭園とは思えないスケール｡
いかにも中華風庭園｡

ここから丘を上って行く｡
おそらく池を造った時の土を盛り上げて造られた丘｡

先ずは観星閣という建て物｡

その名の通り，星を観察するための建物｡
お金持ちはスケールが違う｡

早速入場｡

観察スペースは木々に覆われていた｡

向かいにはテニスコート｡

テニスコートの前には伝書鳩用の小屋｡
立派な石碑の説明書き｡

立派な鳩小屋｡

南国風の東屋｡

唐紹儀の生い立ちの展示もある｡
特に馴染みはないので，説明もそこそこに見て建て物の周りをウロウロと。

裏口にも展示物｡

彫刻も施されている｡
嶺南地方の造り｡

余った石材で造られた感のある藤棚｡
ここで休憩｡

入り口まで下りて来て，供楽園見学終了｡

ここから古い街並みを歩きバス停へ戻る｡
入り口の狛犬は結構風化していた｡
平べったい感じのお顔。

立派な門構え。
ここが正式な入り口だった｡

珍しい虫も観察｡

ここから唐家灣古鎮｡
古民家カフェ風な店が結構あった｡
週末はかなり賑わうのかも｡

年代物の廟。

石造りの古い町並みを楽しむ｡

ガラスで守られている土壁｡

マカオだったら世界遺産になるはず？

おそらくここが唐家湾古鎮の中心部｡
古い建物はレストランとして活用されている｡

ここからはレンガ造り建て物が続いている｡

唐紹儀の生家も古鎮の中に｡
本日は開放されてない｡
雰囲気だけ味わう｡

観光地化しようと頑張っている感がある｡
古い家を活用した店がたくさんある｡

下校途中の子どもたちは道草を食っている｡

壁と入り口がいい感じに｡

通りの名前も面白い｡
この一帯は診察所が集まっていたはず｡

意外に街歩きを楽しめた｡

バス停まで戻って来た｡
バス停前の広場では中国将棋を楽しむ人でいっぱい｡
この後はもう一つの古鎮へ｡