2018/04/28 - 2018/05/05
23位(同エリア58件中)
なかさん
「レバノン一周」のツアーに参加。
観光開始して5日目。今回のツアー最大の見所「バールベック遺跡」の見学。
4月28日(土)空路でアラブ首長国連邦のドバイへ。
4月29日(日)ドバイ到着後、乗り換えて、レバノンの首都ベイルートへ。着後、ブシャーレへ。途中、ハリッサ観光。
4月30日(月)レバノン杉の森、ビブロス遺跡の見学。
5月1日(火)シドン観光、ティール遺跡の見学。
5月2日(水)ベイルート近郊、アンジャール遺跡見学。
5月3日(木)バールベック遺跡見学。クサラのワイナリー訪問。
5月4日(金)ベイルート市内観光。その後、空路でドバイへ。
5月5日(土)ドバイ着後、乗り換えて帰国の途に。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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朝食後、昨夜シリア難民の子どもに金をたかられた通りをブラブラ。歩いている人は皆無だが、ベイルートとシリアのダマスカスを繋ぐ幹線道路なので車は頻繁に通っている。
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泊まったホテル「シュトゥーラパーク」外観。5つ星。
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9時に専用バスで出発。20分程で下車し、そこから徒歩。まずはローマ時代に造られた「ニハの神殿跡」の見学。
ニハは、昔のシリア語で「静かな所」という意味。標高1,300m程のニハ村はキリスト教徒の村。以前は麓にあったが、オスマントルコ帝国の迫害から逃れるため、当時イスラムの集落と土地を交換したそう。 -
また、昔は神殿が四つあったが、現在は二つしか残っていない。その二つを見学。
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入って正面の「ハダラン神殿」。
雨と雷の神様。上段にはハダラン神の像があった。岩は石灰岩。1950年代に修復。 -
左側には「アタルガテス神殿」がある。
写真の左の壁画は、当時の上級神官の像。右手には聖水の入った壺、左手には水を振りかける樹木を持っている。 -
門の高さは約20m。ワシが椰子の葉をつかんでいる彫刻がある。
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至聖所の右は、奉納されたものを置く部屋だそう。
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門の横のらせん状の階段を登って、上から撮影。
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移動中、車窓から。南部の街頭では、イスラム教シーア派の政党「アマル」の緑の旗をよく見かけたが、この辺りでは圧倒的に「ヒズボラ」の黄色の旗が増える。
バールベックも、南部同様シーア派住民が多い街。ヒズボラはテロ組織のイメージが強いが、国民議会で議席を獲得している政治組織である。日本の外務省ホームページではこの辺りから先は「渡航中止勧告」が出ている。 -
移動して、約45分。バールベック遺跡のすぐ近くの石切り場。
写真は、バールベックの神殿用に切り出されるはずだった巨石。通称「南方の石」や「妊婦の石」。長さ21.5m、幅4.8m、高さ4.2m。紀元前後の時代に切り出された石では世界最大と言われる。この巨石を神殿までどのように運んだのかは未だ不明。 -
ここは、元々、ゴミ捨て場だったが、入口にある土産物屋の店主が一人で清掃して現在の形にした。そのことが載っている新聞記事のコピーを店内で配布していた。
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11時半過ぎ、バールベックに到着。
中東三大遺跡の一つと言われるバールベックは、本来はフェニキア人の聖地で「バール」はフェニキアの豊穣の神を意味している。後にギリシャ、ローマ帝国に支配され、現在建造物の多くはローマ時代のもの。「天地創造の神ジュピター」「酒神バッカス」「愛と美の女神ヴィーナス」に捧げられた3つの神殿から成る。
下車して徒歩。面前には、列柱通りの名残が並ぶ。 -
まずは「ヴィーナス神殿」。右手は「ミューズ神殿」。
3世紀初めの創建と言われるが、大部分が崩壊している。ミューズはミュージックの語源。 -
「ヴィーナス神殿」の説明掲示板。女神の神殿は半円形で、男神は四角形とか。
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チケット売り場へ。ヴィーナス神殿は復旧が進んでいないせいか、無料だった。
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売り場にある全体像図。
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その裏に載っていた復元図。
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神殿入口。
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石柱は、エジプトのアスワンから運んだ花崗岩。
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階段を登ると「六角形の前庭」。
復元図。昔は杉の樹の屋根があった。 -
六角形の前庭。
バールベック遺跡は、4世紀前半にローマ帝国がキリスト教を国教に定めた後、一部が破壊され教会に改められる。7世紀には新興のイスラーム勢力に征服され、要塞に造り替えられる。写真は、前庭に入って左側。アラブ人が造った要塞跡。銃口用の細い窓がある。 -
逆の右側の要塞跡。
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ローマ人が造った屋根の装飾。
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六角形の前庭の次は「大庭園」。その奥は「ジュピター神殿」。修復中の有名な「6本大列柱」が見える。
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中央は、犠牲壇。
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寺院でお祈りした後、手前の水槽で生贄の動物を清めて、中央の犠牲壇に祀る。
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水槽の壁画。左が彫刻済みで、右が彫刻のないもの。
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大庭園にある寺院。オリンポス12神が祀られている。
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ジュピター神殿へ繋ぐ「記念階段」。一枚の岩を削って作られている。
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記念階段から、北西側。大庭園の大寺院。
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記念階段から、北東側。大庭園。奥は六角形の前庭。
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東側。
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階段を上がった高台にはジュピター神殿。
紀元60年頃、ネロ皇帝の時代に完成。長さ85m幅47mの基壇に、直径2.5m高さ20m程の柱が54本並んでいた。幾度かの大地震で神殿の大部分が崩壊し、現在では「6本大列柱」しか残っていない。 -
そこから南側を見下ろすと、「バッカス神殿」。
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6本大列柱。
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ガイドさんは、身長1.8m。
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直角に削られている。
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遠くに微かに見えるのは、レバノン山脈の最高峰「サウダ山」。標高3,083m。
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左の壁跡は、建築途中だとか。元々、もっと大きく造る予定だったが縮小したよう。
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神殿の土台に使われている組み石。真ん中の床石は、よく見ると継ぎ目がない一枚岩。
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坂道を下って、ジュピター神殿の南側の壁沿いに歩く。
そこから見えるバッカス神殿、柱廊。 -
柱を繋ぐ接続用の穴。
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神殿の右手は、アラブ要塞とモスク跡。
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6本大列柱を下から撮影。
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バッカス神殿に向かう途中には、屋根の雨どいと装飾がたくさん転がっている。
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雨どいは、屋根の水を集めてライオンの口から落ちる仕掛け。
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バッカス神殿、入口。
2世紀中頃に完成。屋根以外はほぼ原形をとどめており、現存する神殿の中で最も保存状態が良いと言われている。 -
入口の天井部分。ワシと天使の彫刻。
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柱の装飾。
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左が、玉子と矢じり(生と死を表す)、ブドウの葉と麦。右はケシの花。
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一番奥は、神像を安置する至聖所。間口約34m、奥行き約69m。巡礼に訪れた人達は、バッカスの酒神にちなんで中で麻薬や性行為に耽っていたとか。そういう彫刻も残っている。
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柱の右側の装飾。イナゴとバッタ、ブドウの葉、渡り鳥。
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神殿内部の右壁。上部の石板二枚は、ドイツとの記念のプレート。神殿はこの高さまで土中に埋まっていた。
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逆の左壁には、十字架跡。ビザンチンの時に教会として使用された形跡。
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壁の外側に、崩落したクレオパトラの彫刻が残っている。
腹に魚と蛇、胸に蛇に噛まれた痕があるので、クレオパトラだと分かったそう。 -
真上のこの天井から落ちたのか。
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この後、自由時間。
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天井に装飾されたワシの彫刻。
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バッカス神殿入口。
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ぐるっと一周。
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南門から、6本大列柱。右がバッカス神殿、左がアラブ要塞跡。
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入り口付近にある博物館は、遺跡からの発掘品を展示。
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その後、14時前にバールベック・ゲストハウスで昼食。
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前菜(メッゼ)。
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バールベックの地元料理「サフィーハ」。惣菜パンみたいな。
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メインは、マスのフライ。
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デザートは、トルコの伝統菓子ロクム。英語では、ターキッシュ・ディライトと呼ばれる。添乗員さんが、ビスケットで挟んで食べる方法を教えてくれた。
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レストラン近くの子ども。
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食後、1時間弱でクサラに到着。ここはレバノンを代表するワインの産地。
レバノンで一番古いワイナリー「シャトー・クサラ」を見学。150年前フランス人がレバノンで初めて作ったワイン工場。 -
まず、蔵の見学。
自然洞窟を利用した全長2キロに及ぶワイン蔵。フランスのボルドーから購入している樽が並べられている。 -
平均気温は、冬でも11度~13度に保たれている。毎年、320万本のワインを生産し、世界47か国に輸出しているそう。
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二階に上がり、試飲。
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その後、ホテル「シュトゥーラパーク」に戻り、連泊。
19時にホテルで夕食。写真は、野菜スープの後に出て来たギリシャ風サラダ。ビールはレバノンの「アルマザ」。五つ星ホテルなのでいつもより高くて、5USドル。 -
メインは、レバノン料理の「ムグラビーヤ」。マフトゥールと言うパスタを使ったレバノン風クスクス。
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デザートは「オスマリーエ」。クリームにカリカリの細い麺がのったアラブのお菓子。
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